YUKIさんの3月26日の「パース好日」(http://homepage2.nifty.com/oneyearinperth/)に、「オーストラリアは、野菜は大きいが、なぜかリンゴや洋なしは小さい。パイナップルも小さい」とある。
私の推測だけだが、オーストラリアでは、リンゴや洋なしの間引きをやらないで、そのまま全部実らせるので、数は多いが、一つ一つは小さいのではないかと思う。日本では、これも推測だが、間引いて大きく育て、袋までかぶせたりして高く売るため手間隙かけるのではないか。
だいぶ前なので記憶が定かではないが、同じ「パース好日」に牧羊について以下のような記述があったと思う。 羊を餌の少ない冬の間もとくに羊小屋などに入れず、そのまま野外に出したままにしておくので、すっかりやせてしまう。しかし、このような飼育方法がオーストラリアの羊を安く供給できることにつながる。
オーストラリアの牛の飼育に関する日本のTV放送があった。米国のような穀物飼料、人工飼料はやらず、牧草地を4つ(2つだったかも)に分け、1つを食べ終わったら次に移す方法で1年を自然の牧草だけを食料にして過ごすとの趣旨であった。ビールまで飲ませる日本の飼育方法とは大違いである。ただし、パース在住の日本の方に聞いた話では、オーストラリアでも日本向けの牛肉は、国内向けとは別に日本人好み(霜降り?)になるように、飼育方法を分けているとの話だった。
豊かな国土のない日本ではあるが、農作物、牛・豚・鳥などに付加価値を付けたり、大量生産してどんどん自然から離れて育てていくのはどうかと思う。鶏舎でほとんど動くことも無く一生を終える鶏、初めて日の光を見たときが、終末のときとなる牛。
動物愛護と言われると、アフリカの飢えた人は?、と反論したくなる私ではあるが、捕鯨なんかより、こちらが問題ではないか。
日本では有機農法か、そうでないかがようやく選択できるようになってきたが、小さくて安いリンゴと大きくて高いリンゴ、安くて柔らかい鶏肉と歯ごたえがある鶏肉など、消費者の選択の余地が今後広がってくることを期待したい。
特に今回偉そうなことを書いた割りに、推測、ぼけ記憶ばかりで申し訳なし。なにしろ当方3.1Kb/sのダイヤルアップ環境なので正確な情報えを調べる気になれません。