ロングステイでは雨の日は部屋でのんびりするのが普通なのだが、バンクーバーはこのところ雨が多い。北の方では洪水もあり、やはり異常気象のようだ。
日本の花粉症と、梅雨を避けてバンクーバーに来たつもりなのに、両方とも大当たりとは!こちらに来ても花粉症が治らない。名前がhay feverに変わっただけだ。日本と比べて結構高いティッシュの箱をいくつ買ったことだろう。
明日の日曜日はどこにも出かけないつもりなので、ダウンタウンの南端のイエールタウンYaletownに出かけた。天気予報ではLight rainといっていたが、結構強い雨だ。
イエールタウンは鉄道の倉庫街を改装した新しい町並みで、レンガ造り建物に洗練されたカフェや店が並ぶ。老舗のパブ、最先端のクラブがそろうトレンディな街だ。

北側の2本の通りはしゃれた家具の店が多い。一番南のMainland St.に面白く、すっきりしたデザインの製品が並ぶ店が多い。父の日の贈り物と書いてあるコーナーがあったが、5種類ほどの道具を収めたこじゃれた箱のバーベキューセットだった。これ贈られて嬉しいのだろうか。どれ服も高価な店の奥の試着室はアラビア風(?)だった。

「Coastal Peoples」というカナダ北西海岸のネイティブのアートを並べたギャラリーがお勧めだ。でも、気に入っても「これください」などとは口走らない方がよい。値段の桁をもう一度ご確認願います。数万円から何百万円もするものなので、見るだけが無難です。旅行先でマスクを買うのが恒例なのだが、数十万円では手が出ない。
トーテムポールや、奇妙な顔の石の彫刻も面白いが、ヒマラヤスギで編んだ帽子も約32万円の価格を見ると、すばらしい??
False Creekまで10分程度歩いて、小さなポンポン蒸気のようなフェリー、アクアバスAquabusでGranville Bridgeの下にあるグランビル島Granville Islandへ行く。片道$3.5だ。
Granville IslandはGranville Bridgeの下にある島で、工場跡地、倉庫街を州政府が、芸術家に店を持たせるなど再開発した。デザイン学校、ガラス工房、皮専門店など小さいがオリジナルな店、マーケット、ビール工場、セメント工場などいくつもの建物が並んでいる。


変わったものが鈴なりになっていた。「Banana Guard $6.99」とあった。バナナを入れて持ち運ぶものらしい。
Public Marketには、野菜、果物、魚、ロブスター、パンなどの店が並び、客も多い。野菜や果物を買う。地元の人はここは高いから買わないというが、街中では見かけないおいしそうなスイーツの店や、パン屋には行列ができていた。

マーケットの東端の日本人の魚屋さんで、昨年は大きなカニ、ダンジネス・クラブを買った。今年は、いけすの中を動きまわるエビを買った。結構大きなエビ15匹ほどで$14.

帰ってすぐ、暴れるエビを熱湯に放り込んで塩茹でにしたのが、この写真。美味い!
エビは死にたてのピチピチに限る。