カナダ最初の市立植物園のクイーン・エリザベス公園Queen Elizabeth Parkへ行った。
市バス15番に乗るが、ダウンタウンでのルートは複雑だ。我々はRobson St.とSeymour St.の角近くで乗った。タクシーでなく、市バスで行きたい方は、Translinkのルート案内 を利用した方が良い。
バスはCambie Bridgeを渡ったら南へまっすぐ進む。26th Ave.を横切ったら、左手に公園の緑が見える。33rd. Ave.で下車し左手のわずかな坂を2,3分登ると、Queen Elizabeth ParkのMap(看板)がある。入場無料なので特に入口はない。

丸い屋根のブローデル温室The Bloedel Conservatory を右に見て、小さな橋の上から見た庭園の景色は良く整っていて、バンクーバー島のブッチャート・ガーデンの小型版と思わせる。花々も良く手入れされている。



ブローデル温室The Bloedel Conservatoryは、大人$4.5だが、約500種の熱帯植物と100羽以上の鳥が放し飼いにされている。2度見るほどでもないので、ここはパスする。先へ進むと、昨年はなかった広場が整備されている。朗々とオペラを歌うおじいさんや、変化する噴水をじっと眺める子供たちがいる。広場を円形に囲むベンチが広々としてさわやかだ。

去年も同じ格好で並んでいた3人がいて、向かいには「右端の人もっと」と声をかけるカメラを持ったおじさんがいる。


Queen Elizabeth Parkは、標高167mの丘の上にあり、ここに展望台を作る計画もあるという。特にレストランSeasons’s Hilltop Bistro からの眺めはすばらしい。Seasonsは味も良いが、何と言っても眺めが売り物だ。

窓際の席は12時前か、1時をかなり回ってからでないと取れないだろう。中央の席から窓の外の景色をカメラで撮影していたら、ウエイトレスの人が、写真なら奥の部屋からが良いと教えてくれた。ランチでは使われていなかった奥へこっそり入って撮った写真が以下だ。



左の二こぶの山々がCypress Bowで、中央の雪が少ないのがGrouse Mountain。そして写真には写っていないがもっとも右にあるのがMount Seymourと、これはウエイターの人が教えてくれた。チップ制の良いところはこんなところか。簡単なもの(Prawn Cocktail, Fisherman Stew)と、サラダ、コーヒー、紅茶と、デザート1個で$54。チップ入れても$65足らずでご機嫌になった。もっとも今晩は冷蔵庫の残り物になりそうだが。
公園を出て、33th Ave. を700mほど西に、Oak St.を南に500mほどゆるい坂を登ると、Vandusen Botanical Gardenだ。歩いて行こう。