hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

バンクーバー・ダウンタウンの東部を歩く

2007年06月15日 | バンクーバー

3日ばかりビクトリアVictoriaへ行っていたので、更新できなかった。ビクトリアの報告はこの後で。

バンクーバー・ダウンタウンの東部を歩いた。まずはFalse CreekをまたぐBurrard Bridgeの真中まで行く。



橋の上から北側の右手ダウンタウン側にはSeawall Promenadeが見える。手前に小さなフェリーAqua Busと、乗場Aquatic Centreがある。さらに奥には、これから行くEnglish (Bay) Beachが見える。

     

対岸には、丸い屋根のVancouver Museumと、宇宙旅行が模擬体験できるMacMillian Space Centreがある。橋の真下をカヤックが通り過ぎる。

     

Sunset Beach Parkに降りて、Seawall Promenadeを進むと、昨年にはなかった木製の塀のようなものが立っている。金色の文字が書いてあると思い近づくと、抜き文字になっていて、向こう側の芝生が見えているのだった。Vancouver AIDS Memorialとあり、亡くなった人の名前が抜き文字でずらりと並んでいて、花を挿してある場所もある。ダウンタウンの歩道には前に帽子など置いて座り込んでいるホームレスが多いが、AIDSの人も多いようだ。あらためてこんなにも多くの人がと思い、またまだまだ余白があるのが哀しい。

     

去年もあったのだが、寄付したベンチに刻まれた愛犬の絵と名前のプレートだ。「MIRACLE OF JOY AND LOVE」などと言う言葉が並ぶと、犬を飼ったことない私から見ると、こちらはむしろほほえましい。



English Beachの入口にイヌイットinuitシンボルの大きな石組みが立っていた。



イヌイットinuitとはカナダ西岸のネイティブのことで、昔はエスキモーと呼ばれたが、肉を食べる人との意味で現在は使われないそうだ。この石組みは歓待と友情のシンボルでINUKSHUKと呼ばれる。といっても、とても発音できない。2010年オリンピックのシンボルになっているらしく、お土産屋でよく見かける。ここにあるものは、1986年のEXPOのために作られたものだそうだ。



と言っているうちにようやくEnglish Beachに着いた。まったく人影がない。7月1日のカナダデーには浜辺を人が埋め尽くすとは考えられない。海水浴のときに敷物がわりに使うのだろう、丸太がゴロゴロしているだけだ。

コメント (1)
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