火曜日の10時半、七井橋から池の東を見るもボートはほとんど見えず、緑はいっそう濃くなっていた。
池の西のマンションは相変わらずだが、水草が伸び伸び。
南側には背の高いハンノキが並ぶ。
池の北側から見るとハンノキはまさに屏風。
池の北西の地にハンノキ再生の取組を説明した看板がある。
「都内で絶滅のおそれがあるハンノキ林が井の頭公園には残されているが、乾燥化や台風で倒れてしまい、再生計画実行中」とある。
小さな池、水たまりのまわりにハンノキの子供を育成中。
私は絶対反対で、ハンノキ絶滅作戦を遂行したい。
実は私、花粉症で、検査したところ、スギ・アレルギーがもっとも強いが、第二位がハンノキなのだ。医者からも「ハンノキは背が高く、遠くまで花粉が飛びますからね」と言われている。ようやく最近治まりつつあると思ったら、関東では1月から5月末頃まで花粉をばらまくらしい。
井の頭池の南側は、池のすぐ端を散歩できるようになっている。数年ぶりに歩いてみた。
ところが、ところどころ道がふさがっている。桜の木が老朽化して道を塞いでいるのだ。
確かに、桜の木は先端部が水中に没するほど池に傾いて、倒れ込んでいる。
ひょうたん橋のたもとの定点観測地点。明るい緑一色。
これがひょうたん橋。写真の左にある水門橋との間の小さな池が、ひょうたんの形をしていることからの名前だと思う。
井の頭線のガードをくぐり、三角広場へ向かう途中で、木の伐採作業を見かけた。赤丸のところに人がいて、枝下ろしをしていた。
左下に見える井の頭線のガードは「爽健美茶」のTVコマーシャルに登場するもの。
これだけの広さの公園を常にきれいに安全に保っていただきありがとございます。末尾ながらお礼申し上げます。
カナダを旅行したとき、あちらの庭師(Gardener)は非常に尊敬される職業だと聞きました。