この時期ですから、冬鳥の写真をブログアップしたいのですが、
柿の実がなくなった柿の木にも、設置した餌台にも、
野鳥の姿はほとんどなく、時々姿を見せるのはモズの♀くらいです。
モズの速贄(はやにえ)を目撃・・・
今季我が家の庭を縄張りにしているのはモズの♀なので、
いつも可愛らしい姿を見ていました。
以前撮った写真ですが…♪
小さな猛禽と呼ばれる割には、♀は色合いも顔つきも優しい〜
愛くるしいその姿に癒されてもいました。
ところが、ついにモズ♀の「はやにえ」を目撃した!
「モズは捕えた獲物をその場で食べないで、
縄張り内の枝に突き刺しておく習性がある。」
と言われています。
いつものように、モズ♀が梅の木にやってきて、
何か口に咥えているように見えたので様子を見ていたら、
口に咥えた物体を梅の枝に刺した!
こちらが梅の枝に刺した「はやにえ」♪
(はやにえの正体は分かりませんが…)
その直後、何事もなかったかのような顔をしているけれど、
嘴をよく見れば何やら赤い物がくっついてます。
はやにえを刺した直後のモズ嬢です♪
小さな生き物が生き抜くためには、様々な習性があるのでしょうね。
「はやにえの位置は冬季の積雪量を占うことができる」
という風説もあるそうで、
冬の食糧確保という点から、本能的に積雪量を感知して、
はやにえを雪に隠れない位置に造る。
その位置が低ければ、その冬は積雪量が少ないとされるけれど、
この積雪量を予測する仕組みは、未検証なのだそうです。
「カマキリが高い所に産卵すると大雪」
という言い伝えには、
十分信憑性があるということなのですが、モズの場合はどうなんでしょうね。
さて次は、今季のキツネ事情です・・・
野鳥の代わりに、この冬はキツネを見かけることが多くて、
すでに昨年の12月、一度ブログにも登場させています。
今日は、その後に撮影したキツネをご覧いただきましょう・・・
(部屋の中から目撃して、ウッドデッキに出ての撮影です…)
(12月31日、朝8時04分)
こちらへ向かって歩いてきて…♪
電柱の横で向きを変えたと思ったら、こっちを見た♪
(1月2日、朝7時51分)
蕎麦畑の土手を上っているキツネさん♪
おやっ、何か見つけたのかなぁ♪
雪の中で何やら探してるようです♪
何も見つからず、残念そうにこちらを見てた♪
2日とも同じような時間に、林の中へと帰って行きました。
キツネは夜行性なので、今までは見る機会が少なかったのですが、
なぜか今季は姿をよく見かけます・・・