(9月24日の朝、信州のアサギマダラ情報を追記しました…)
稲の刈り入れも始まり、我が家周辺の景色も少しずつ秋めいてまいりました。
空からも花からも蝶からも…と、色んな自然から季節の移ろいを感じます
今日は、秋を感じる話題ということで、
ここ三、四日ほどの間に庭で出会った蝶を中心に、お花もご覧いただきながら、
わたしが微かに感じる『秋』をご紹介しましょう・・・
リビング下の土手の外れ、その場所は砂利のような地面で傾斜地です。
…なので、上品なお花はここでは育ちません。
でも、雑草だけは元気に育っているのですよね
まずは、その土手のお話から・・・
この土手の外れには雑草対策として、友人宅から頂いてきた『イブキジャコウソウ』を植え、
そしてその周辺に『タイム』の種をばらまいたところ、
今小さな土手の斜面一帯は、イブキジャコウソウとタイムですっかり覆われてしまいました
(おかげで、所々にスギナが伸びてくる程度なので、草取りの手間が省けて大助かり♪…)
イブキジャコウソウとタイムは、そっくりさん♪
土手では二つの花が入り乱れて咲いていて、どっちがどっちだかわからない・・・
調べてみると、どうやら花で区別がつきそうです。
雌しべだけが飛び出している、こちらはタイムの花かなぁ?・・・
雌しべと雄しべも飛び出している、こちらがイブキジャコウソウかなぁ?・・・
二つの花が終盤となってきた今頃になって、斜面一面に咲くこの花には、
毎日小さなシジミチョウたちが群がってやってきます。
一昨日は、『ウラナミシジミ』がやってきた。今季初見♪
(「そろそろかなぁ…」って、心待ちにしていた蝶です…)
今季お初の、ウラナミシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
翌日もやってきた、ウラナミシジミ・・・(昨日、9月22日)
この蝶を見かけると、「あぁー、秋だなぁ…」って思う・・・
リビング下の土手からこの傾斜部一帯で、一番多く飛んでいるのが『ヤマトシジミ』。
季節の移ろいと共に、蝶も夏型の翅色から徐々に秋型の翅色へと変わっていくようですね。
ヤマトシジミ♀の真っ黒い翅にも、わずかに青い鱗粉がのってきて、
秋の始まりを感じさせます・・・
ほんのりと青い化粧をし始めた、ヤマトシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
こちらも負けずにオシャレを始めた、ヤマトシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
少々すれた個体のようにも見えるけど、青い化粧がきれいです♪
参考までにこちらは、
夏型の真っ黒いヤマトシジミ♀・・・(今年の夏、7月15日)
秋が深まってくると、ヤマトシジミの♀は青い翅を持つ♂と見間違えるほどに、
きれいな青化粧をしたものも現れるのでしょうね。
そんな青い翅の♀を『ヤマトシジミの青メス』と呼ぶらしいです。
この土手でも、美しい翅を持った青メスが見つかるといいなぁ♪
ついでにご紹介・・・
小雨の降っている今日、タイムの枯れ枝で休んでいるヤマトシジミがいました。
雨の降る中、お休みモードのヤマトシジミ・・・(今日、9月23日)
さてさて、秋は蝶たちも恋の季節?でもあるのですね。
この土手に植えてあるローズマリーには、『オオチャバネセセリ』のカップルがやってきた♪
ローズマリーに、オオチャバネセセリの交尾体・・・(一昨日、9月21日)
ブッドレアの葉に移動した、オオチャバネセセリたち・・・
セセリの交尾体を目撃したのは、この日が初めてでした・・・
秋風が吹くようになると、
土手のブッドレアやフジバカマ、そして畑花壇には色んなタテハチョウがやってきます。
ブッドレアにきたのは、ウラギンヒョウモン♀(かなぁ?)・・・(一昨日、9月21日)
遅くに種を蒔いた畑花壇のヒャクニチソウが、今もまだ花盛りです。
わたしも夏のなごり花を楽しませて貰っているけれど、蝶たちも嬉しいみたい♪
畑花壇のヒャクニチソウで吸蜜中の、こちらもウラギンヒョウモン・・・(昨日、9月22日)
フジバカマが満開になってくると、ここにもタテハチョウたちが集まり始めました。
フジバカマで吸蜜してる、ツマグロヒョウモン♂・・・(昨日、9月22日)
こちらは、上画像(↑)のツマグロヒョウモンとキタテハのツーショット・・・
そしてこちらは、キタテハ・・・(昨日、9月22日)
フジバカマと言ったら、渡り蝶の『アサギマダラ』・・・
ここのフジバカマには、一昨日アサギマダラが1頭だけやってきた♪
でもサーッと飛んで来て、一瞬花にとまったと思ったらすぐにどこかへ飛び立ってしまった
もう来てはくれないのだろうか・・・
ここで《アサギマダラ情報》の追記です・・・(9月24日、9時30分頃)
今朝(9月24日)、のっぺ山荘さんの奥さまからアサギマダラの飛来状況をお伺いしましたので、
ここに追記します。
どうやら、今年の我が地域へのアサギマダラ南下時の飛来は、
そろそろ終盤を迎えているようです。
のっぺ山荘さんの飛来状況は、
9月10日頃から2~3頭、たまに10頭くらいずつ毎日飛来してたそうです。
そして一昨昨日頃、200~300頭が飛来したということです。
(この日に、我が家のフジバカマにも1頭だけやってきてくれたのですね…)
今朝は霧雨が降っているので、林の中にいるようです。
フジバカマにやってくるのは、そのほとんどが♂(雄)ですが、今回飛来した中には♀(雌)がたくさんいたそうで、
『雌が一緒に飛来してくるようになると、渡りの終盤』ということなのだそうです。
…なので、たぶん大群での渡りはこれでおしまいなのでは…と、おっしゃってました。
(もちろん、数十頭くらいはまだ見られるだろうということですが…)
今年の、のっぺさんちへのアサギマダラ飛来数は、300~500頭ほどだとか・・・
今年はあまりにも暑かったことと、ここ数日の強い雨でフジバカマの花がすでに黒くなってしまったこと等々、色々事情はあるらしいのですが・・・
昨年のような数千頭の乱舞というのは、15年ほどのうちで2回目だったそうです。
(昨年、2千頭もの乱舞に出会えたのは、本当にラッキーだったってことですね…)
今年のような少ない飛来状況だった年も、何年もあるそうです・・・
我が地域は終盤のようですが、南信地方はこれから(9月末~10月初旬)がアサギ飛来のシーズンなのだそうです。
先日、南信地方の方々がのっぺさん宅にお見えになり、
飯田方面などでは、29日頃に『アサギマダラ祭り』をやるのだとおっしゃっていたとか・・・
南信地方にも、のっぺ印のフジバカマがたくさん嫁いでいるようです。
「うちよりもたくさん植えられているのよ…」と、のっぺの奥さまがおっしゃってました。
(以上、先ほど入手したアサギマダラ情報でした…)
お話を土手の花に戻しまして・・・
土手に咲く西洋朝顔では、『ホウジャク』の訪問もありました。
(ホウジャクは蝶ではなくて蛾です。でも好きな蛾なので、ここに登場♪…)
ウエディングベルで花筒潜りを楽しんでいる、ホウジャク・・・(一昨昨日、9月20日)
ホウジャクと呼ばれる蛾は、数種類あるようでして、
毎年庭で見かけるのは、ホシホウジャク・・・
昨年浴室に不法侵入してきたのは、ホシヒメホウジャク・・・
さて、このホウジャクさんは何ホウジャクでしょう? もしかして、ヒメクロホウジャク?
よくわからないから、『ホウジャク』と呼んでおこう…
ここ信州では、
西洋朝顔は今の時期になると、夕方まで花を咲かせて楽しませてくれるのですよ
(種をまく時期にもよるけれど…)
緑のカーテンの『ウエディングベル』と、ガラス戸に映る夕焼け雲・・・(一昨日、午後5時22分)
畑花壇で咲く『ブルースター』と、上を飛ぶモンシロチョウ・・・(一昨日、午後5時20分)
こうして西洋朝顔が夕暮れ時まで咲くようになると、
「秋だなぁ…」って思う・・・
稲の刈り入れも始まり、我が家周辺の景色も少しずつ秋めいてまいりました。
空からも花からも蝶からも…と、色んな自然から季節の移ろいを感じます
今日は、秋を感じる話題ということで、
ここ三、四日ほどの間に庭で出会った蝶を中心に、お花もご覧いただきながら、
わたしが微かに感じる『秋』をご紹介しましょう・・・
リビング下の土手の外れ、その場所は砂利のような地面で傾斜地です。
…なので、上品なお花はここでは育ちません。
でも、雑草だけは元気に育っているのですよね
まずは、その土手のお話から・・・
この土手の外れには雑草対策として、友人宅から頂いてきた『イブキジャコウソウ』を植え、
そしてその周辺に『タイム』の種をばらまいたところ、
今小さな土手の斜面一帯は、イブキジャコウソウとタイムですっかり覆われてしまいました
(おかげで、所々にスギナが伸びてくる程度なので、草取りの手間が省けて大助かり♪…)
イブキジャコウソウとタイムは、そっくりさん♪
土手では二つの花が入り乱れて咲いていて、どっちがどっちだかわからない・・・
調べてみると、どうやら花で区別がつきそうです。
雌しべだけが飛び出している、こちらはタイムの花かなぁ?・・・
雌しべと雄しべも飛び出している、こちらがイブキジャコウソウかなぁ?・・・
二つの花が終盤となってきた今頃になって、斜面一面に咲くこの花には、
毎日小さなシジミチョウたちが群がってやってきます。
一昨日は、『ウラナミシジミ』がやってきた。今季初見♪
(「そろそろかなぁ…」って、心待ちにしていた蝶です…)
今季お初の、ウラナミシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
翌日もやってきた、ウラナミシジミ・・・(昨日、9月22日)
この蝶を見かけると、「あぁー、秋だなぁ…」って思う・・・
リビング下の土手からこの傾斜部一帯で、一番多く飛んでいるのが『ヤマトシジミ』。
季節の移ろいと共に、蝶も夏型の翅色から徐々に秋型の翅色へと変わっていくようですね。
ヤマトシジミ♀の真っ黒い翅にも、わずかに青い鱗粉がのってきて、
秋の始まりを感じさせます・・・
ほんのりと青い化粧をし始めた、ヤマトシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
こちらも負けずにオシャレを始めた、ヤマトシジミ♀・・・(一昨日、9月21日)
少々すれた個体のようにも見えるけど、青い化粧がきれいです♪
参考までにこちらは、
夏型の真っ黒いヤマトシジミ♀・・・(今年の夏、7月15日)
秋が深まってくると、ヤマトシジミの♀は青い翅を持つ♂と見間違えるほどに、
きれいな青化粧をしたものも現れるのでしょうね。
そんな青い翅の♀を『ヤマトシジミの青メス』と呼ぶらしいです。
この土手でも、美しい翅を持った青メスが見つかるといいなぁ♪
ついでにご紹介・・・
小雨の降っている今日、タイムの枯れ枝で休んでいるヤマトシジミがいました。
雨の降る中、お休みモードのヤマトシジミ・・・(今日、9月23日)
さてさて、秋は蝶たちも恋の季節?でもあるのですね。
この土手に植えてあるローズマリーには、『オオチャバネセセリ』のカップルがやってきた♪
ローズマリーに、オオチャバネセセリの交尾体・・・(一昨日、9月21日)
ブッドレアの葉に移動した、オオチャバネセセリたち・・・
セセリの交尾体を目撃したのは、この日が初めてでした・・・
秋風が吹くようになると、
土手のブッドレアやフジバカマ、そして畑花壇には色んなタテハチョウがやってきます。
ブッドレアにきたのは、ウラギンヒョウモン♀(かなぁ?)・・・(一昨日、9月21日)
遅くに種を蒔いた畑花壇のヒャクニチソウが、今もまだ花盛りです。
わたしも夏のなごり花を楽しませて貰っているけれど、蝶たちも嬉しいみたい♪
畑花壇のヒャクニチソウで吸蜜中の、こちらもウラギンヒョウモン・・・(昨日、9月22日)
フジバカマが満開になってくると、ここにもタテハチョウたちが集まり始めました。
フジバカマで吸蜜してる、ツマグロヒョウモン♂・・・(昨日、9月22日)
こちらは、上画像(↑)のツマグロヒョウモンとキタテハのツーショット・・・
そしてこちらは、キタテハ・・・(昨日、9月22日)
フジバカマと言ったら、渡り蝶の『アサギマダラ』・・・
ここのフジバカマには、一昨日アサギマダラが1頭だけやってきた♪
でもサーッと飛んで来て、一瞬花にとまったと思ったらすぐにどこかへ飛び立ってしまった
もう来てはくれないのだろうか・・・
ここで《アサギマダラ情報》の追記です・・・(9月24日、9時30分頃)
今朝(9月24日)、のっぺ山荘さんの奥さまからアサギマダラの飛来状況をお伺いしましたので、
ここに追記します。
どうやら、今年の我が地域へのアサギマダラ南下時の飛来は、
そろそろ終盤を迎えているようです。
のっぺ山荘さんの飛来状況は、
9月10日頃から2~3頭、たまに10頭くらいずつ毎日飛来してたそうです。
そして一昨昨日頃、200~300頭が飛来したということです。
(この日に、我が家のフジバカマにも1頭だけやってきてくれたのですね…)
今朝は霧雨が降っているので、林の中にいるようです。
フジバカマにやってくるのは、そのほとんどが♂(雄)ですが、今回飛来した中には♀(雌)がたくさんいたそうで、
『雌が一緒に飛来してくるようになると、渡りの終盤』ということなのだそうです。
…なので、たぶん大群での渡りはこれでおしまいなのでは…と、おっしゃってました。
(もちろん、数十頭くらいはまだ見られるだろうということですが…)
今年の、のっぺさんちへのアサギマダラ飛来数は、300~500頭ほどだとか・・・
今年はあまりにも暑かったことと、ここ数日の強い雨でフジバカマの花がすでに黒くなってしまったこと等々、色々事情はあるらしいのですが・・・
昨年のような数千頭の乱舞というのは、15年ほどのうちで2回目だったそうです。
(昨年、2千頭もの乱舞に出会えたのは、本当にラッキーだったってことですね…)
今年のような少ない飛来状況だった年も、何年もあるそうです・・・
我が地域は終盤のようですが、南信地方はこれから(9月末~10月初旬)がアサギ飛来のシーズンなのだそうです。
先日、南信地方の方々がのっぺさん宅にお見えになり、
飯田方面などでは、29日頃に『アサギマダラ祭り』をやるのだとおっしゃっていたとか・・・
南信地方にも、のっぺ印のフジバカマがたくさん嫁いでいるようです。
「うちよりもたくさん植えられているのよ…」と、のっぺの奥さまがおっしゃってました。
(以上、先ほど入手したアサギマダラ情報でした…)
お話を土手の花に戻しまして・・・
土手に咲く西洋朝顔では、『ホウジャク』の訪問もありました。
(ホウジャクは蝶ではなくて蛾です。でも好きな蛾なので、ここに登場♪…)
ウエディングベルで花筒潜りを楽しんでいる、ホウジャク・・・(一昨昨日、9月20日)
ホウジャクと呼ばれる蛾は、数種類あるようでして、
毎年庭で見かけるのは、ホシホウジャク・・・
昨年浴室に不法侵入してきたのは、ホシヒメホウジャク・・・
さて、このホウジャクさんは何ホウジャクでしょう? もしかして、ヒメクロホウジャク?
よくわからないから、『ホウジャク』と呼んでおこう…
ここ信州では、
西洋朝顔は今の時期になると、夕方まで花を咲かせて楽しませてくれるのですよ
(種をまく時期にもよるけれど…)
緑のカーテンの『ウエディングベル』と、ガラス戸に映る夕焼け雲・・・(一昨日、午後5時22分)
畑花壇で咲く『ブルースター』と、上を飛ぶモンシロチョウ・・・(一昨日、午後5時20分)
こうして西洋朝顔が夕暮れ時まで咲くようになると、
「秋だなぁ…」って思う・・・