ここ数日秋晴れの暖かな日が続いていましたが、今日は朝から雨
二日まえのことです・・・
暖かな陽射しに誘われてか、しばらく見かけなかった蝶たちが、
庭のあちこちで嬉しそうに飛び廻って、秋の一日を楽しんでいるようでした。
目の前をベニシジミらしき小さな蝶が2頭、追いかけっこをしています。
片方の蝶が白っぽい蝶だったので、
「おやおや? これはまた誤認求愛というやつかなぁ?…」と思いながら、
2頭の様子を見てました。
(以前、『ツマグロヒョウモンへの誤認求愛』事件を目撃したことがあったので…)
白っぽい蝶が足元にとまった瞬間、
「ナニコレ! こんな蝶、今まで見たことない!」
…というわけで、今日は『ちょっと変わったベニシジミ』のお話です・・・
その前に、可愛らしいベニシジミをご覧いただきましょう。
(一昨日と昨日、庭で撮影したベニシジミたちです…)
赤い小菊に、ベニシジミ・・・
翅の色が紅色をしているシジミチョウなので、その名もベニシジミ。
(オレンジシジミとかダイダイシジミとか呼びたくなるけど…)
どこでも普通に見かける、小さくて可愛らしい蝶ですね。
このベニシジミは、季節によって翅の色合いが変わる蝶なのですよ。
春・秋型(低温期型)は、前翅のオレンジ色が鮮やかになり、
夏型(高温期型)は、前翅に茶色が混じって黒っぽくなる。
今の時期に見られる新鮮な蝶は、春・秋型(低温期型)のベニシジミのようです。
色鮮やかなオレンジの翅を持つベニシジミ2頭、春・秋型(低温期型)・・・
少し前に羽化したであろうこちら(↓)のベニシジミは、翅が少し傷んでいて、
翅の色も黒っぽい色が少しだけ入ったオレンジ色でした。
少し黒が入ってるけど、これも春・秋型(低温期型)かな?・・・
春・秋型(低温期型)のベニシジミは、オレンジ色が本当にきれいですね。
上の写真は全部、一昨日と昨日の撮影でした・・・
ここで、夏型(高温期型)のベニシジミも見てみましょう。
今年の夏に出会ったベニシジミは、かなり黒化した個体でした。
(黒っぽいというよりも、これはちょっと黒すぎ?…)
こちら黒化している、夏型(高温期型)・・・(7月8日)
それでも、後翅外縁沿いのオレンジ色がとってもきれい!
個体差というのも当然あるけれど、季節によってこんなにも翅の色合いが変わるものなのですね。
それでは、ここでようやく本日の主役、
『ちょっと変わったベニシジミ』の登場です
一昨日見かけたベニシジミの翅の色も変わっているけど、
『春・秋型』でも『夏型』でもなく、『異常型』?
その中でも、『白化型』と呼ばれるものではないかなぁ…って思うのですが・・・
見た瞬間、あまりにも驚きが大きすぎて・・・
とにかく逃げないうちに…と、動揺したままシャッターを押しました
(似たような写真ですが、みんな載せます…)
「あの鮮やかなオレンジ色が、どこにもない!」
後翅外縁沿いのオレンジ色が明らかに色が抜けてるようなので、これはやっぱり『白化型』?
でも、翅がずいぶん傷んでいて色褪せていますねぇ~
だったらこれは白化型ではなく、単にオレンジ色部が退色しただけなのか?
実のところ、わたしにはよくわからない
この蝶が目の前を飛んでるときは、白い蝶に見えた・・・
足元にとまったのを見たときも、この蝶がベニシジミとは思えなかった・・・
そこで、某サイトでお尋ねしてみたところ、
「異常型の範疇に入るのかどうかは専門家に任せるとして、とりあえずベニシジミで問題ない…」
というお返事をいただきました。
…ということで、
ベニシジミには間違いないのだけれど、異常型の『白化型』かどうかは未だにわからないのです。
(後日、はっきりしたことがわかり次第追記しますけど…)
追記です・・・(11月3日)
やはりこの蝶は、色褪せベニシジミというわけではなく、
ベニシジミの『白化型』のようですね。
1. 翅の輪郭が痛んでしまっているが、黒紋や青紋が残っている。
ということは、色があまり褪せていないのでは?と考えられる。
橙色部分だけが褪せるというのも考えられないのではないか。
2. 翅の痛みで抜けた色ではなく、翅のすべての橙赤部が白色に置き替わっている。
上記2点のご意見をいただきましたので、
ベニシジミの『白化型』ということで、追記しました。
H.A.さん、ikedanochohchoさん、ありがとうございました。
2頭仲良く飛んでいたもう一方の蝶も、かなり色褪せたベニシジミでした。
こちら、もう片方の色褪せたベニシジミ・・・
色褪せると、このような翅になるわけだから・・・
やっぱりもう片方のベニシジミは色褪せたわけじゃあなくて、
最初からオレンジ色が抜けてた『白化型』と呼んでもいいのかなぁ~
…と、いつまでも、もやもやしたままです。
昨日は、庭でたくさんのベニシジミたちが遊んでいました。
ピチピチさんもよれよれさんも、仲良く・・・
秋晴れの日は、人も花も蝶も嬉しいね・・・
二日まえのことです・・・
暖かな陽射しに誘われてか、しばらく見かけなかった蝶たちが、
庭のあちこちで嬉しそうに飛び廻って、秋の一日を楽しんでいるようでした。
目の前をベニシジミらしき小さな蝶が2頭、追いかけっこをしています。
片方の蝶が白っぽい蝶だったので、
「おやおや? これはまた誤認求愛というやつかなぁ?…」と思いながら、
2頭の様子を見てました。
(以前、『ツマグロヒョウモンへの誤認求愛』事件を目撃したことがあったので…)
白っぽい蝶が足元にとまった瞬間、
「ナニコレ! こんな蝶、今まで見たことない!」
…というわけで、今日は『ちょっと変わったベニシジミ』のお話です・・・
その前に、可愛らしいベニシジミをご覧いただきましょう。
(一昨日と昨日、庭で撮影したベニシジミたちです…)
赤い小菊に、ベニシジミ・・・
翅の色が紅色をしているシジミチョウなので、その名もベニシジミ。
(オレンジシジミとかダイダイシジミとか呼びたくなるけど…)
どこでも普通に見かける、小さくて可愛らしい蝶ですね。
このベニシジミは、季節によって翅の色合いが変わる蝶なのですよ。
春・秋型(低温期型)は、前翅のオレンジ色が鮮やかになり、
夏型(高温期型)は、前翅に茶色が混じって黒っぽくなる。
今の時期に見られる新鮮な蝶は、春・秋型(低温期型)のベニシジミのようです。
色鮮やかなオレンジの翅を持つベニシジミ2頭、春・秋型(低温期型)・・・
少し前に羽化したであろうこちら(↓)のベニシジミは、翅が少し傷んでいて、
翅の色も黒っぽい色が少しだけ入ったオレンジ色でした。
少し黒が入ってるけど、これも春・秋型(低温期型)かな?・・・
春・秋型(低温期型)のベニシジミは、オレンジ色が本当にきれいですね。
上の写真は全部、一昨日と昨日の撮影でした・・・
ここで、夏型(高温期型)のベニシジミも見てみましょう。
今年の夏に出会ったベニシジミは、かなり黒化した個体でした。
(黒っぽいというよりも、これはちょっと黒すぎ?…)
こちら黒化している、夏型(高温期型)・・・(7月8日)
それでも、後翅外縁沿いのオレンジ色がとってもきれい!
個体差というのも当然あるけれど、季節によってこんなにも翅の色合いが変わるものなのですね。
それでは、ここでようやく本日の主役、
『ちょっと変わったベニシジミ』の登場です
一昨日見かけたベニシジミの翅の色も変わっているけど、
『春・秋型』でも『夏型』でもなく、『異常型』?
その中でも、『白化型』と呼ばれるものではないかなぁ…って思うのですが・・・
見た瞬間、あまりにも驚きが大きすぎて・・・
とにかく逃げないうちに…と、動揺したままシャッターを押しました
(似たような写真ですが、みんな載せます…)
「あの鮮やかなオレンジ色が、どこにもない!」
後翅外縁沿いのオレンジ色が明らかに色が抜けてるようなので、これはやっぱり『白化型』?
でも、翅がずいぶん傷んでいて色褪せていますねぇ~
だったらこれは白化型ではなく、単にオレンジ色部が退色しただけなのか?
実のところ、わたしにはよくわからない
この蝶が目の前を飛んでるときは、白い蝶に見えた・・・
足元にとまったのを見たときも、この蝶がベニシジミとは思えなかった・・・
そこで、某サイトでお尋ねしてみたところ、
「異常型の範疇に入るのかどうかは専門家に任せるとして、とりあえずベニシジミで問題ない…」
というお返事をいただきました。
…ということで、
ベニシジミには間違いないのだけれど、異常型の『白化型』かどうかは未だにわからないのです。
(後日、はっきりしたことがわかり次第追記しますけど…)
追記です・・・(11月3日)
やはりこの蝶は、色褪せベニシジミというわけではなく、
ベニシジミの『白化型』のようですね。
1. 翅の輪郭が痛んでしまっているが、黒紋や青紋が残っている。
ということは、色があまり褪せていないのでは?と考えられる。
橙色部分だけが褪せるというのも考えられないのではないか。
2. 翅の痛みで抜けた色ではなく、翅のすべての橙赤部が白色に置き替わっている。
上記2点のご意見をいただきましたので、
ベニシジミの『白化型』ということで、追記しました。
H.A.さん、ikedanochohchoさん、ありがとうございました。
2頭仲良く飛んでいたもう一方の蝶も、かなり色褪せたベニシジミでした。
こちら、もう片方の色褪せたベニシジミ・・・
色褪せると、このような翅になるわけだから・・・
やっぱりもう片方のベニシジミは色褪せたわけじゃあなくて、
最初からオレンジ色が抜けてた『白化型』と呼んでもいいのかなぁ~
…と、いつまでも、もやもやしたままです。
昨日は、庭でたくさんのベニシジミたちが遊んでいました。
ピチピチさんもよれよれさんも、仲良く・・・
秋晴れの日は、人も花も蝶も嬉しいね・・・