いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

ベニシジミの白化型?

2011年10月30日 | 自宅周辺の蝶
ここ数日秋晴れの暖かな日が続いていましたが、今日は朝から雨


二日まえのことです・・・
暖かな陽射しに誘われてか、しばらく見かけなかった蝶たちが、
庭のあちこちで嬉しそうに飛び廻って、秋の一日を楽しんでいるようでした。


目の前をベニシジミらしき小さな蝶が2頭、追いかけっこをしています。
片方の蝶が白っぽい蝶だったので、
「おやおや? これはまた誤認求愛というやつかなぁ?…」と思いながら、
2頭の様子を見てました。
(以前、『ツマグロヒョウモンへの誤認求愛』事件を目撃したことがあったので…)


白っぽい蝶が足元にとまった瞬間、
「ナニコレ! こんな蝶、今まで見たことない!」


…というわけで、今日は『ちょっと変わったベニシジミ』のお話です・・・


その前に、可愛らしいベニシジミをご覧いただきましょう。
(一昨日と昨日、庭で撮影したベニシジミたちです…)


赤い小菊に、ベニシジミ・・・

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翅の色が紅色をしているシジミチョウなので、その名もベニシジミ。
(オレンジシジミとかダイダイシジミとか呼びたくなるけど…)
どこでも普通に見かける、小さくて可愛らしい蝶ですね。


このベニシジミは、季節によって翅の色合いが変わる蝶なのですよ。
 春・秋型(低温期型)は、前翅のオレンジ色が鮮やかになり、
 夏型(高温期型)は、前翅に茶色が混じって黒っぽくなる。


今の時期に見られる新鮮な蝶は、春・秋型(低温期型)のベニシジミのようです


色鮮やかなオレンジの翅を持つベニシジミ2頭、春・秋型(低温期型)・・・

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少し前に羽化したであろうこちら(↓)のベニシジミは、翅が少し傷んでいて、
翅の色も黒っぽい色が少しだけ入ったオレンジ色でした。


少し黒が入ってるけど、これも春・秋型(低温期型)かな?・・・

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春・秋型(低温期型)のベニシジミは、オレンジ色が本当にきれいですね。
上の写真は全部、一昨日と昨日の撮影でした・・・


ここで、夏型(高温期型)のベニシジミも見てみましょう


今年の夏に出会ったベニシジミは、かなり黒化した個体でした。
(黒っぽいというよりも、これはちょっと黒すぎ?…)


こちら黒化している、夏型(高温期型)・・・(7月8日)

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それでも、後翅外縁沿いのオレンジ色がとってもきれい!


個体差というのも当然あるけれど、季節によってこんなにも翅の色合いが変わるものなのですね。


それでは、ここでようやく本日の主役、
『ちょっと変わったベニシジミ』の登場です


一昨日見かけたベニシジミの翅の色も変わっているけど、
『春・秋型』でも『夏型』でもなく、『異常型』?
その中でも、『白化型』と呼ばれるものではないかなぁ…って思うのですが・・・


見た瞬間、あまりにも驚きが大きすぎて・・・
とにかく逃げないうちに…と、動揺したままシャッターを押しました
(似たような写真ですが、みんな載せます…)


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あの鮮やかなオレンジ色が、どこにもない!


後翅外縁沿いのオレンジ色が明らかに色が抜けてるようなので、これはやっぱり『白化型』?
でも、翅がずいぶん傷んでいて色褪せていますねぇ~
だったらこれは白化型ではなく、単にオレンジ色部が退色しただけなのか?


実のところ、わたしにはよくわからない
この蝶が目の前を飛んでるときは、白い蝶に見えた・・・
足元にとまったのを見たときも、この蝶がベニシジミとは思えなかった・・・


そこで、某サイトでお尋ねしてみたところ、
「異常型の範疇に入るのかどうかは専門家に任せるとして、とりあえずベニシジミで問題ない…」
というお返事をいただきました。


…ということで、
ベニシジミには間違いないのだけれど、異常型の『白化型』かどうかは未だにわからないのです。
(後日、はっきりしたことがわかり次第追記しますけど…)


追記です・・・(11月3日)

 やはりこの蝶は、色褪せベニシジミというわけではなく、
 ベニシジミの『白化型』のようですね。

  1. 翅の輪郭が痛んでしまっているが、黒紋や青紋が残っている。
    ということは、色があまり褪せていないのでは?と考えられる。
    橙色部分だけが褪せるというのも考えられないのではないか。
  2. 翅の痛みで抜けた色ではなく、翅のすべての橙赤部が白色に置き替わっている。


 上記2点のご意見をいただきましたので、
 ベニシジミの『白化型』ということで、追記しました。
 H.A.さん、ikedanochohchoさん、ありがとうございました。


2頭仲良く飛んでいたもう一方の蝶も、かなり色褪せたベニシジミでした。


こちら、もう片方の色褪せたベニシジミ・・・

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色褪せると、このような翅になるわけだから・・・
やっぱりもう片方のベニシジミは色褪せたわけじゃあなくて、
最初からオレンジ色が抜けてた『白化型』と呼んでもいいのかなぁ~
…と、いつまでも、もやもやしたままです。


昨日は、庭でたくさんのベニシジミたちが遊んでいました。


ピチピチさんもよれよれさんも、仲良く・・・

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秋晴れの日は、人も花も蝶も嬉しいね・・・

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秋の花、色々・・・

2011年10月25日 | 我が家の花(2011)
周辺の木々もだいぶ色付き、信州の里も少しずつ秋の装いとなってまいりました。
我が家の庭を賑わしてくれた秋の花たちも、そろそろ終盤を迎えようとしています。


初秋の花は、今となってはもうすでに季節外れの感もありますが、
でもせっかくお庭に咲いた花、記録のためにも登場させておかねばなりません。


…ということで、すでに色褪せてなってしまった花も、今盛んに咲いている花も、
本日まとめて、撮影日順に並べてみました
(今年庭で初めて咲いてブログ初登場という、嬉しいお花もあるのです♪…)


マルバアイ(丸葉藍)》・・・(9月12日撮影)

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マルバアイが主役としてこのブログに登場するのは、今回が初めて。
(昨年ウラナミシジミが吸蜜してた花として、脇役での登場だった…)
イヌタデによく似たこの花は、藍染めの染料の原料となる『藍の花』。
以前住んでいた所のお隣のおばちゃんから、
「昔、おままごとで遊んだでしょ。これ赤まんまよ…」と言って頂いた花だったけど、
赤まんまとは、イヌタデのことではないのかなぁ?
今度おばちゃんに会ったら、
これは道端に咲く赤まんまじゃあなくて、『藍の花』だと教えてあげよう・・・


アサギマダラが飛来するのっぺ山荘さんのお庭でも、
たくさんのマルバアイがマツムシソウなどと一緒に家の周辺に植えられていて、
この花も、のっぺさんちの野趣溢れる素敵なお庭の装いに、一役かっていたっけ・・・
わたし、「この花はうちの庭でも、あちこちに咲いてます!」って、自慢げにお話してきた。
花の時期が長くて、マルバアイの花は今もまだ細々と咲き続けている。
強い霜がくるまで、頑張って咲いているのだろう・・・


シオン(紫苑)》・・・(9月12日)

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これは、アイリスの丘で咲いてるシオン。庭のシオンも今年はきれいに咲いた。
この花には色んな蝶たちが集まる。
丘のシオンにはこの日、クジャクチョウがきていた。
そういえば、庭のシオンにはアサギマダラもきてたっけ・・・


シュウカイドウ(秋海棠)》・・・(9月14日)

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昔懐かしいこの花、小さな苗で頂いてから三度目の花を咲かせた。
こぼれ種からの株も大きくなり、雌花・雄花が入り乱れて咲いて今年は賑やかだ。


アキノキリンソウ(秋の麒麟草)》・・・(9月19日)

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アキノキリンソウは、散歩をしていればこの時期に田んぼの土手や道端に、
イヤというほど咲いている野の花。
でも我が家の庭では、秋に咲く黄色い花として貴重な存在なのだ・・・


シロバナホトトギス(白花杜鵑草)》・・・(9月19日)

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このシロバナホトトギスは、今年初めて咲いた花。もちろん、ブログ初登場!
一昨年に友人宅から小さな苗を頂いてきて、庭に植えた。
白花は珍種だということだったので、花が咲いたときに目立つ場所を選んで植えたのだが、
どうしても花を咲かせてはくれなかった。


昨年はというと、ほんの数センチしか伸びてはくれず、あわやの瀕死状態・・・
…で、昨年の秋に思い切って奥まった場所へ移してみたら、ようやく花を咲かせてくれた。
この花は、木陰でひっそりと身を隠して咲きたかったのだろうか・・・
初めて蕾を見つけた時は、本当に嬉しかった


オケラ(朮)》・・・(9月27日)

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今年は株が大きく(増えた?)なり、8本もの茎を伸ばして次々とたくさんの花が咲いた。
友人宅から頂いてきて植えた年も、その翌年も貧弱な姿だったこのオケラ、
他の場所への移植も考えたが、この場所になんとか馴染んでくれたようだ。
この花は、どうやらイチモンジセセリのお気に入りらしく、盛んに吸蜜にくる。


コルチカム(別名:イヌサフラン)、二種類》・・・(9月27日)


 〈こちら、優しく咲くコルチカム

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 〈こちらは、ゴージャスな花のコルチカム

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今年も二種類のコルチカムが、それぞれに違った雰囲気で庭を彩ってくれた。


ほっそりと優しく咲くコルチカムの花を見て、ご近所さんたちが珍しい花だと言う。
我が家では二十数年前から、ずっとほったらかしで咲かせてきた花。
引っ越してくるときに球根を掘り上げようとしたら、地中深く潜っていてホント苦労した。


サフランに似ているけどサフランではないから、『犬』が付いてイヌサフランだそうだ。
そういえば昨年、『イヌゴマ』という花について調べたことがあった。
 ゴマに実が似ているが、役に立たない(食べられない)からイヌゴマ。
 カラシナに似ていて、食べられないからイヌガラシ。
 ナズナに似ているが、食べられないからイヌナズナ等々・・・
(人の役に立つ犬も、植物の名前に付くときには役にたたないという意味で使われる…)


ダンギク(段菊)》・・・(9月29日)

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ダンギクは『菊』と名は付いてるけどキク科ではなく、
ムラサキシキブ(紫式部)やツリガネソウ(釣鐘草)と同じ仲間で、
クマツヅラ科なのだそうだ。
青紫の花色も美しいけど、飛び出した雄しべの先端のターコイズブルーが素敵!


シュウメイギク(秋明菊)、三種類》・・・(10月4日)


 〈清楚な白花のシュウメイギク

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 〈ラブリーなピンクのシュウメイギク

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 〈赤紫色の八重咲きシュウメイギク

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清楚な白花、ラブリーなピンクの花、そして赤紫色の八重咲き…と、
三種類のシュウメイギクが、真っ青な秋の空に映えて咲いている。
白花やピンク色の花は品種改良された園芸種で、
赤紫色の八重咲きシュウメイギクは、原種に近い種類だとか・・・


庭では今もまだ、それぞれのシュウメイギクたちが花をたくさん咲かせている。


リュウノウギク(竜脳菊)》・・・(10月17日)

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リュウノウギクは日本固有の種。絶やすことなく、いつまでも咲かせたい花。
茎が細いから、石垣などで垂れ下がって咲くのがこの花の特長だそうだ。
風情ある姿を見たくて昨年株分けし、縁側の真下にある土手の最上段に移植したのだけれど、
株が小さすぎるのか、垂れ下がって咲く姿はまだ見られない。


いつの日か、この土手の上からたくさんの枝が重たそうに垂れ下がって、
花が滝のように咲き乱れる姿を夢見てる。(果てしなく遠い夢だ…)


最後に、番外編として二つのお花をご紹介・・・


ダイモンジソウ(大文字草)》・・・(10月7日)

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これは鉢花で育てている花だから、番外編として登場。
(鉢花なので、この花のお世話係は旦那さん…)
『大』という字を描きながら咲いてる、その名もダイモンジソウ。
『人』の字を描く『ジンジソウ(人字草)』という花もあるらしいが、
残念ながら我が家にはない・・・


ツルリンドウ(蔓竜胆)の赤い実》・・・(10月10日)

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これも、庭で咲いた花ではないから番外編ということで・・・
庭に咲いたツルリンドウの赤い実を、本編で紹介したかったのだが、
蔓の途中から切れてしまって、赤い実が付かなかった


これは、散歩の途中に林の中で見つけたツルリンドウの赤い実。
(周辺にはツルリンドウがたくさん生えている。花の時期にも見たかった…)
赤い実は、咲き終わった花殻の中から顔を出してくるんだね。


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


今日は、秋の花特集でした。


畑の花壇では、サワフジバカマの花がようやく蕾を開き始めたところです。
数少ない晩秋の花は、また後日のご紹介ということで・・・


秋の花々に負けまいと、オレンジ色のハナビシソウや真っ白なアリッサム、
そしてピンクの毎日草(イモカタバミ)や黄色いマリーゴールドなどの花が、
庭のあちこちで、夏の忘れ物みたいに咲いています。
今年のこぼれ種から発芽したカモミールも、小さな白い花をけなげに咲かせてる。


春や夏ほどの華やかさはないけれど、秋の庭も結構賑やかなものです・・・

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花苗がどっさり♪

2011年10月22日 | 我が家の花(2011)
今日は朝から冷たい雨が降っていました
でも、この雨にちょっとだけホットしてる、わ・た・し。


なぜなら・・・
昨日、クリスマスローズの苗をいっぱい地植えしたからね


昨年種を播いて発芽させたクリスマスローズの『赤ちゃん苗』は、ずっと前に裏庭に地植えして、
日々少しずつ成長しています。


…で、昨日植えたのはクリスマスローズの『一年生苗』。
昨日段ボール箱に入れられて、遠路遙々三重県からやってきましたぁ


実は、その二日前にジャーマンアイリスの球根などを少々お送りしたのですが、
その箱にたくさんの花苗が詰め込まれて、再び我が家へと段ボール箱が戻ってまいりました。


球根を取り出したその日のうちに、球根が入っていたその箱で、
たくさんの花苗を送ってくださったというわけです。
(球根の植え付け作業などで、お忙しかったはずなのに…)


mcnjさん、ありがとうございました


戻って来た段ボール箱を開けてビックリ!


クリスマスローズの苗が、いっぱいだぁ・・・

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たくさんのクリスマスローズの苗がびっしりと詰め込まれていました。


クリスマスローズの苗を取り出すと、


あれ? もう一段下に何かある?・・・

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そこに見えたのは、そこ(底)ではなく仕切り段ボールでした


仕切り段ボールを取り外すと、


ノースポールの苗が、いっぱいだぁ・・・

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そこには、発芽したばかりの赤ちゃん苗が植えられたポットが、びっしりと詰められていました。


箱から取りだした花苗を旦那さんの作業台の上に並べてみると、


元気そうな一年生苗が、18個も・・・

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やわらかな緑色の新葉がたくさん出て、しっかりとしたクリスマスローズの苗です。


そしてこちらは、


ノースポールの赤ちゃん苗ポットが、21個も・・・

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ところで、ノースポールってどんな花? …そう思われている方のために・・・


こちら、冬に頂いて早春にリビングで咲いたノースポール・・・(今年、3月6日撮影)

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その時のブログで、

 「ノースポールは大好きな花で、我が家では玄関前の鉢花としては毎年欠かすことのないお花。
  寒い信州での地植えは無理なので、毎年春になってから園芸店で苗を購入して、
  鉢植えで楽しんでいるお花です。」

こんなことを綴っていたのですが、きっとそれを覚えていてくださったのでしょうね。
それで、今年もまたノースポールの苗を送ってくださったのでしょう・・・


ノースポールは寒さに弱い花なので、信州では地植えにはできません。
…なので、もう少し大きく成長してから、旦那さんが鉢植えにしてくれると言ってます。
来春早々には、部屋の中で可愛らしい白いお花がいっぱい咲くことでしょう。楽しみ♪


クリスマスローズの一年生苗は、昨日玄関先の花壇コーナーへ全部植え付けました。
この苗がしっかりと根付いて、我が家の玄関先をクリスマスローズの花で飾ってくれるのは、
来年か再来年になるでしょうけど、今からすっごく楽しみです♪

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七色大カエデ♪

2011年10月15日 | 自然・風景
お隣の池田町、大峰高原には1本の大きなカエデの木があります。
(樹齢250年にもなるのだとか…)


この大カエデは、紅葉の季節になると、葉が緑・黄・赤と移り変わって、
様々な色が入り混じったグラデーションになり、最後は全体が赤く紅葉するという、
七色大カエデ』と呼ばれている大きな木です。


1本の木でありながら、様々な彩りを見せてくれる七色大カエデ・・・


そろそろ大カエデの紅葉も見頃となってきたということで、
昨日、午前中の天気の良いうちに…と、出かけてきました。
(近くに住んでいながら、大峰高原の大カエデを見るのは初めて…)


ポツンと1本、こちらが七色大カエデ・・・

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紅葉真っ盛りというには、まだ少し早かったせいでしょうか、
緑と赤の『二色大カエデ』のように見えてしまいますねぇ~


でもちょっとだけ近付いてみると
色とりどりの紅葉を楽しむことができました。


色のグラデーションがきれいな紅葉・・・

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もう少し近付いてみると
黄色やオレンジの葉もあり、様々に色付いた葉が秋の優しい陽射しに照らされて、
錦織りなす1本の木の紅葉です。


1本なのに豪華な紅葉・・・

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少し高い位置から角度を変えて眺めてみると
やっぱりこの木は、色とりどりに紅葉する『七色大カエデ』でした。


色とりどりに紅葉している、七色大カエデ・・・

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数日後には紅葉も真っ盛りとなり、もっともっと色鮮やかな七色大カエデとなるでしょうね。


余談になりますが・・・
この大カエデ、どこかで見たような…と思われている方もいらっしゃるのでは?


NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」第2話で、
小学生の陽子たちが、夏子先生と遠足に出かけた場所がここだったのですね。
陽子がユキちゃんにお弁当を分けてあげるシーンなどがありました。


 今日の、お・ま・け 


今日のオマケは、七色大カエデ周辺の秋です。


ここの駐車場脇のコスモス畑では、花の盛りを過ぎた『おひさまコスモス』が、
まだきれいに花を咲かせていました。
(なにゆえ『おひさまコスモス』と呼ばれるのか、もうおわかりですよね


まだきれいに咲いてる、おひさまコスモス・・・

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駐車場から眺めると、林の中の小さな木々の紅葉がとってもきれいでした。


…なので、周辺をちょっと散策をしてみることに・・・


林の中は、赤や黄色の紅葉がきれい・・・

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木漏れ日に照らされた、黄色い葉もきれい・・・

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こっちの黄色い葉っぱには、何かとまっています。


「わぁー、テングチョウだ!」


天狗のように顔の先が尖っている蝶、その名も『テングチョウ』です。


初見のテングチョウ・・・

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葉脈までちゃんと付けた枯れ葉模様の翅裏だけど、黄色い葉っぱにとまってたんじゃあ、
すぐに見つかっちゃうね


一瞬止まってすぐに飛び立ってしまったものだから、この写真1枚しか撮れなかった
自宅周辺の林にもいるんだとは思うけど、でもまだ一度もお目にかかったことがなかった蝶。
昨日は初見&初撮りという、テングチョウとの嬉しい出会いもありました。


林の中には、あちこちに小さな赤い実が生っていました。


可愛らしいふたつの赤い実・・・

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片方は、『ヤマガマズミ』の実かなぁ? …で、もう一方は何だろう・・・


ここには、『ヤマウルシ』の実もたくさん生ってました。
ヤマウルシは雌雄異株だということなので、これは雌株ですね。


ヤマウルシの実もいっぱい・・・

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実が弾けてる・・・

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駐車場周辺を散策しながら見つけた小さな秋も、とってもきれいで楽しかった♪

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我が家のアサギ来訪日記《総集編》・・・

2011年10月11日 | 自宅周辺の蝶
本日のブログ、いきなりアサギマダラ来訪日記の《総集編》となります
(日記として毎日アップできなかったから、ここにまとめてみましたぁ…)


まずは、お気に入りの写真からご覧ください・・・


アサギマダラの♀(メス)・・・(秋晴れの日に、我が家のフジバカマで…)

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信州では、今年のアサギマダラの季節もそろそろ終わりでしょうか。
(数日前には、京都のブログ友さんの所に現れたということですし…)


最後に庭で見かけたのは、一昨日の10月9日。
その時は写真に撮ることもできなかったので、目撃情報だけなのですが・・・


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


今年初めて咲いたフジバカマに、アサギマダラがやってきてくれたのは9月6日のこと・・・
今年の、嬉しい嬉しい『アサギの季節幕開け』となった。
(たった4頭だったけど、我が家に初来訪の様子は《こちら》からどうぞ…)


これから毎日アサギマダラがやってきて、そのうちにドーンと大群で来るかもしれない・・・
そんな期待を抱きながら、毎日部屋の中からフジバカマの咲く畑を眺めたり、
フジバカマの周辺を見回りしたりと、わくわくする日々だった。


ところが、
待てど暮らせどアサギマダラは来ない・・・


そして、9月12日にようやく1頭のアサギマダラがやってきて、
それからは、毎日数頭が我が家のフジバカマの花に来るようになった。
(9月12日の様子は、すでにブログにアップ済みなので、ここでは省略…)


9月13日、15時30分頃》・・・翅が汚れた個体と新鮮な個体、2頭来訪

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9月14日、16時頃》・・・1頭来たが、写真は撮らせて貰えず。
(写真なし…)


9月15日、8時45分頃》・・・ほんの少し翅の先端が傷んでるアサギマダラが1頭

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9月16日、8時30分頃と14時頃》・・・新鮮で小さな個体が1頭。そのせいか結構素早い。
午後は暑かったからかフジバカマの日蔭にいたが、
そのうちに蝶を呼ぶ土手(日陰)に咲いているフジバカマへ移動して、そこに長時間ずっといた。

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9月17日》・・・朝から雨、そして曇りのち雨。アサギマダラの姿は見えなかった。


9月18日、9時30分頃》・・・一日良い天気。1頭のアサギマダラが日陰を探して吸蜜。

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9月19日、11時30分頃》・・・2頭が、土手と畑のフジバカマを行ったり来たり。

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9月20、21日》・・・台風。


9月22日、13時頃》・・・雨の合間に、9頭のアサギマダラ。
いっぱい来たぁ~
遠くからやってきたのか? 翅がボロボロの個体も・・・

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9月23日、13時頃》・・・午前中7頭、3時頃には30頭ほどになっていた。
すごくいっぱいだぁ
前翅が半分ちぎれた個体もいるけど、この先遠くまで旅を続けることができるのだろうか・・・
マーキング個体もいたし、♀もいた。

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同9月23日、13時30分頃》・・・この日は、アイリスの丘でも6頭確認。
ここにも、やはり翅が傷んでいる個体があっちにもこっちにも。
このまま海を越えて南の島へ渡って行けるのだろうか・・・

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9月24日、16時頃》・・・午前中4頭で、午後は6頭に。午後には♀のアサギマダラも来た。

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9月25日、13時30分頃》・・・午後、3頭いるのに気付いた。

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9月27日》・・・午後1頭だけ見かけたが、写真は撮れず。キタテハが多いこと・・・
(写真なし…)


9月28~29日》・・・この二日間、アサギマダラは見かけなかった。


9月30日、14時頃》・・・午後雨が降っている中、1頭だけ来たけど、すぐに飛び去った。

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この後、アサギマダラはさっぱりと姿を見せなくなった。
今年はもうこれでアサギの季節が終わったかと思っていると・・・


10月7日に、中庭に咲いている秋の花々で吸蜜しているアサギマダラを発見!
まだいたのですねぇ~
初夏の北上の時、ヨツバヒヨドリで吸蜜してる姿は見たけれど、
他の花での吸蜜シーンは初めてだ。


10月7日、10時頃》・・・中庭に咲く秋の花々で吸蜜してる、1頭のアサギマダラ。

 キバナコスモス(黄花秋桜)で吸蜜・・・

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 キタテハやベニシジミと一緒に、シオン(紫苑)で吸蜜・・・

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 この日フジバカマの花は、まだこんなにきれいに咲いてた・・・

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すぐ近くの畑の隅では、フジバカマの花がまだたくさん咲いてるというのに、
なぜかフジバカマの花には行くことなく、この日は中庭で長時間遊んで、
そのままどこかへ飛び立って行った。


そして最後にアサギマダラを見かけたのが、一昨日の10月9日。
1頭のアサギマダラが、玄関先で飛び廻っていた。
お別れのご挨拶にでもきてくれたのだろうか・・・


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


信州も紅葉が始まり、季節はもう秋です。
アサギマダラも南下して、今どの辺まで行ったでしょうね。


今年は、思いがけずにのっぺ山荘さんで1,000頭以上ものアサギマダラに出会うことができ、
たくさんのアサギマダラが乱舞する姿を、初めて目にすることができました。
(その時の様子は、《こちら》からどうぞ…)


我が家では、一番多い時でも30頭のアサギマダラの来訪。のっぺさんとは、規模が違います。
それでも、初めて咲いたフジバカマに来てくれたアサギマダラご一行様。
本当に嬉しい嬉しい、我が家のアサギ来訪でした・・・

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