いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

お部屋の中は花盛り♪

2011年12月23日 | 我が家の花(2011)
もうじきクリスマス♪
外はクリスマス寒波…とやらの影響でしょうか、寒風が吹き荒れております
(こちら、今のところ雪はなく突風のみですが…)


お部屋の中はというと・・・
薪ストーブの赤い炎がゆ~らゆらと揺れていて、とっても温いです
陽当たりの良いリビングの窓辺では、色んな鉢花も咲きだして、
今が冬であることをつい忘れてしまいそう・・・
お花って、心までぬくぬくと温めてくれますねぇ~


今お部屋の中で花盛りの鉢花たちを、我が家にやってきた順にご紹介しましょう。
(毎年お馴染みの花の登場だけど、新顔もひとつ…)


『ストレプトカーパス・サクソルム』は一年中花が咲いてるけど、今もお部屋で花盛り♪


この花と初めて出会ったのは、もう18年位前のこと。数年間は育て続けたけど、その後消滅・・・
今から9年ほど前に、山ノ内町(志賀高原の近く)の山中にある花屋さんでこの花と嬉しい再会。
一鉢買い求めて、再び我が家のシンボル花のひとつになった。


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親株はもうないけれど、その株の子孫たちが今でもこうして咲き続けている・・・


『金の成る木』は、花が少なくてちょっとガッカリ


この花が我が家にやってきたのは8年ほど前のこと。
幹も随分太くなった今年は、花いっぱいになることを期待していたのだけれど、
花付きがあまり思わしくなくなかった。葉も少ないような気もする
この花、木の成長に全力を尽くし過ぎたのかなぁ~
(そんなに大きくならなくてもいいのにね…)


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来年は、たくさんの花を期待したいわぁ・・・


『セイロンベンケイソウ』は、今年も花盛り♪


2年前の春に裏のおばちゃんから、
「冬になったら部屋の中で、『おもしろい花』がいっぱい咲くから植えてみぃ…」って言われて、
小さな挿し芽を頂いて鉢に植えた。
今年も二つの鉢(それぞれに5株ずつ植えてある)が、『おもしろい花』をいっぱい咲かせたぁ


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この花の名前がセイロンベンケイソウで正しいのかどうか、未だにわからない・・・
(今までどおりに、この花をセイロンベンケイソウと呼んでいる…)


『チロリアンランプ』は、花がたくさんぶら下がって咲いている♪


2年前の夏に、5cm程の小さな挿し木で頂いたチロリアンランプ。
どんどん背丈を伸ばして、たくさんの花をぶら下げて楽しませてくれている。
あまり背が伸びすぎたから、今年の春にかなり強めに剪定したところ、
これが嬉しかったのか、花を次々と咲かせ続けてくれた。


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地植えができるのなら、地植えで咲かせたいチロリアンランプだけれど、
でも、信州の寒さには耐えられないようだ。
剪定しながら木を太らせて、このまま鉢植えで楽しませて貰おうと思っている・・・


小さな蘭の花『エドナ』が早々と花盛り♪


昨年の2月、出かけた帰りに沈み込んだ心を元気づけようと花屋さんに入って、
そこで出会ったのがこの真っ赤な蘭の花。
『ブイルステケアラ エドナ・スタンパーランド』という、なんとも長い名前が付けられていた。


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今年の新年早々に花が咲いて、淋しく迎えた我が家のお正月を、
この花が少しだけ華やかにしてくれたのでした。
間もなくやってくる新年も、この花と共に迎えられるのかと思っていたのだけれど、
新年を待たずに、今もう花盛り・・・


『ゼラニューム』が出窓で花盛り♪


昨年の春、近所の花屋さんからオマケのように頂いた、小さなピンクのゼラニューム。
このひと夏、外で太陽をいっぱい浴びて大きな株に成長した。
今は出窓で、可愛らしいピンクの花を咲かせ続けている。


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木々の葉も落ちて草花も枯れ、寒々しくなった外の景色を眺める時、
この花の優しい花色が目に入ると、なぜか温かな気持ちになれる・・・


へメロカリス アルストロメリア』が仲間入り♪


訂正です(12月25日、10時20分)
まぁ、わたくしとしたことが・・・とんでもない勘違いをしてましたっ!!!
アルストロメリアという花の名前とへメロカリスが、頭の中で入れ替わってたようです。
自分ではアルストロメリアのつもりで記事を書いていたのですが・・・
今、ブログ友のすみれさんからのコメントで、初めてその勘違いに気付かされました。
たぶん、今までコメントくださった方々(特にtakeさん)も、きっとアルストロメリアとしてのコメントだったかと思います。
そそっかしくて、本当にごめんなさい
そしてすみれさん、ご指摘ありがとうございました
(本文中は訂正を入れましたが、コメント内はそのままですので悪しからず…)


先日、旦那さんの実家へ行った時に、鉢植えのへメロカリスアルストロメリアが部屋の中で咲いているのを見た。
へメロカリスアルストロメリアは、切り花を買ってきて飾る花。
我が家でも、カーネーションに次いで頻繁に花瓶に挿して飾る花だ。
その花が、こんな時期に咲いている・・・


「今頃へメロカリスアルストロメリアが咲くの?」と驚くわたしに、
「この鉢花は、夏の間も外で長いことずっと花を咲かせていたよ…」と言う。
そして、玄関に置かれていたこの鉢を持たせてくれた。


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この場所が気に入ってくれたのか、小さかった蕾も次々と膨らんできた。
夏になったら、外で元気いっぱいに咲いてくれるだろうか・・・
(春になったら、まず株分けして貰おう! 旦那さんに…)


部屋の中で今が花盛りの鉢花を、ご覧いただきました。


本日登場できなかった他の鉢花たちも、それぞれの場所で花を咲かせる準備をしています。


小型シンビジュームや胡蝶蘭は
ただいま部屋の中で一生懸命に蕾を付けています。
年が明けて、しばらくしてから花を咲かせてくれるでしょう・・・


クンシランは
今は暖房の届かない玄関で花芽を出そうと必死に頑張ってます。
花芽が顔を出して花茎が伸びてきたら、暖かいお部屋に入れてあげて、
花を咲かせてあげましょう・・・


クリスマスローズたちは
株元にぷっくらと花芽を出してきて、今もまだ元気よく外で過ごしてます。
信州の冬は寒いから、そろそろ玄関内に取り込んであげなくてはいけないですね。
地植えのクリスマスローズよりも一足早く、
2月末頃から3月初旬には、玄関内できれいな花を咲かせてくれるでしょう・・・


春も夏も秋も冬も、花のある暮らしには心が癒されます

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今年の朝顔事情・・・

2011年12月04日 | 我が家の花(2011)
毎年庭に朝顔(主に西洋朝顔)を咲かせて、もう二十数年にもなる我が家ですが、
こちらに引っ越してきてからというもの、思うように花が咲いてくれず、少々いじけてます


特に今年は、なかなか種が実らずにポロポロと落ちてしまい、
種類によっては種の採取を諦めていました。
ところが、
今頃になって完熟種が少しずつ採れだして、最後の種採取がようやく三日前に完了し、
今年の朝顔の季節が静かに幕を閉じました・・・


?今年庭に咲いた朝顔も例年と変わらぬ顔ぶれで、
 朝顔の原種といわれる『北京天壇』、
 西洋朝顔の中でマルバアサガオに分類される『ミルキーウェイ』、
 同じく西洋朝顔の中でソライロアサガオに分類される『ヘブンリーブルー』と
 『ブルースター』と『ウエディングベル』、
以上の5種類の朝顔です。


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小さな花を咲かせる、可愛らしい朝顔ふたつ・・・
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まずは、
朝顔の原種といわれる、《北京天壇》


今年の北京天壇は、すべてこぼれ種任せ。自由気ままに庭のあちこちで発芽していただきまして、
好き勝手に咲いてもらいました


丈夫な花です、北京天壇は・・・
通路の砂利の中や土手の草むらの中からも発芽してきて、ポツリポツリと花を咲かせてました。


こんなとこにも、あんなとこにも、北京天壇・・・(9月15日)

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原種に近いと言われている朝顔なので、今年は自然体で咲いていただいたというわけです。
まぁ早い話が、手抜き栽培だったってことかなぁ


北京天壇は、一度花が咲けば翌年からはこのようにこぼれ種からの発芽で、
可愛らしい花を咲かせてくれます。
…とはいえ、市販もされていないであろう貴重なこの花を、
こんな風に粗末に咲かせていてはバチが当たりそう・・・


来年は心を入れ替えて、きちんとタワー型の支柱を立ててあげて、
思いっきり素敵に咲かせてあげましょう・・・
そう思って、今年は一応種の採取をしておきました。


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次は、
色の変化も楽しめる、《ミルキーウェイ》


ミルキーウェイは西洋朝顔だけど、ヘブンリーブルーのような朝顔とは随分違う。
花の大きさも咲き方も、葉も、種もまるで違う・・・
西洋朝顔というよりも、どちらかというと日本の野生種の朝顔によく似た朝顔です。


可愛らしい花の、ミルキーウェイ・・・(8月21日)

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この花、星形のラインの色が咲き始めの青紫色から、時間の経過とともに次第に赤紫色へと変化する朝顔です。
これをわたしは、ミルキーウェイの七変化と呼んでます
そんな様子は、《こちら》をご覧くださいませ・・・


青紫色(6時41分)の花 と 赤紫色(9時02分)になった花・・・(8月15、16日)

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この比較写真(↑)は、同じ日の同一の花の変化ではないけれど、
まぁこんな具合に色が変わります…ってことで、ご勘弁願います・・・


そう言えば、今年はミルキーウェイもすべてこぼれ種任せだった。
ちゃんと定位置で『お決まりの物体』に絡まって咲いたものだから、
てっきり種を播いたかと思っていたのだけれど・・・
この朝顔もまた、手抜き栽培でしたぁ


お決まりの場所で、咲いてます・・・(8月21日)

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『朝顔に つるべとられて 貰い水』 …みたいな感じで咲いてる、ミルキーウェイです。


農機具小屋に立て掛けられている古びて使わなくなった脚立と、
そして近い将来巨峰が鈴生りに生るはずのぶどう棚の足。
昨年もこの場所でたくさんの花を咲かせ、
そのこぼれ種からのミルキーウェイが、今年のこの花たちです。


ミルキーウェイの葉は、その年によって(気候によってかな?)は、大きなイモムシ君の餌となったりします。
「この朝顔にいる大きなイモムシが嫌だ!」って、
今年裏のおじさんに言われちゃったから、
(わたしだって、大きなイモムシは好きじゃあないけどさ…)
来春この場所に発芽したミルキーウェイの苗は全部抜き取って、
他の場所に移植しなくてはいけない。


どこへ植えたらいいんだろうか・・・
我が家の敷地内で、おじさんが通りそうもない場所ってあるのかなぁ~ 
(田舎って、ここもあそこも『誰でもどこでも通路』みたいな感じなので…)


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西洋朝顔の、ソライロアサガオ三姉妹・・・
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まずは、
みなさんお馴染みの、《ヘブンリーブルー》


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ヘブンリーブルーは、今年も『緑のカーテン』として娘の家の和室前に咲かせました。
咲いた場所は娘んちだけど、種を播いてお世話し、そして花を楽しんだのはわたし・・・
(そこは、我が家の出窓からよく見える場所♪…)


日を追ってご覧いただきましょう・・・


ようやく花が咲き出した・・・(8月14日)

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中程まで花が咲いてきた・・・(8月28日)

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きれいなブルーだ・・・(9月1日)

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二階のベランダ辺りが花盛り・・・(9月12日)

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そろそろ終盤、お疲れさま・・・(11月7日)

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花が二階まで届く頃には、咲き終わった花が結実して種の採取が始まりました。
西洋朝顔は同じ日に種蒔きをするのだけれど、
毎年ヘブンリーブルーだけは、種が充分過ぎるほどに採取できるのはなぜだろうか・・・
今年もたくさんの種が採取でき、ホッとしています。


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次は、
淡いブルーに濃いスターが魅力的な、《ブルースター》


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ブルースターは昨年同様、畑の花壇にタワー型に仕立てて咲かせました。


今年は開花時期が遅くてハラハラさせられたけれど、
9月中旬頃になるとたくさんの花を咲かせてくれたブルースターです。
(これもまた、日を追ってご覧ください…)


ようやく下の方から開花し始めた・・・(8月14日)

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悪天候続きで、花の数が非常に少ない・・・(8月22日)

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ようやくタワーの上部まで開花してきた・・・(9月14日)

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この時期には、前日の花(ピンクに変色)との共演が楽しめる・・・(10月10日)

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寒くなってくると花色も薄くなって、寒そうに咲いてる・・・(10月18日)

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今年は、種採取にも苦労しました。
花後に果実はできるのだけれど、そのまま黒くなって萎んでしまう。
採取できる状態まで成熟したかのように見える果実も、
つまむと潰れてしまって中の種が完熟していない。
理由は色々あると思うのだけど、それは後ほど・・・


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最後は、
わたしの大好きな花で大切な花、《ウエディングベル》


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朝顔の研究をされている方から種を送っていただき、我が家で初めてこの花が咲いたのが、
今から8年前のことでした。
それからというもの、種を絶やすことのないようにと、毎年種の採取に奮闘してきました。
(採取できた種は、種の採取ができなかったときのために冷蔵保存してあるけど…)


さて、この大好きなウエディングベルがまたくせ者でして・・・


成長はすれども、なかなか花を咲かせてくれない!
下のほうの葉が黄色くなってきた頃に、高い場所でようやく一番花が咲きました。
…なので、結局今年は上半分しか花が咲かなかった


こんな状態になって、ようやく一番花が咲いた・・・(8月14日)

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涼しい日は夕方まで花が咲いたまま・・・(8月19日、17時10分)

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やがて次々と花が咲き出して、上だけ花いっぱいに・・・(9月1日、12日)

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下に垂れ下がって、のれんのようになってまだ咲いてる・・・(10月26日)

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種の採取中なので、まだ片付けられない・・・(11月27日)

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番外編として、
こちらは、アイリスの丘で咲くウエディングベル・・・(9月9日、12日)

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来年こそは緑のカーテンではなくて、
下から花がいっぱい咲く『花模様のカーテン』にしたいと思っているのですが、
さぁ、どうなることやら・・・


このウエディングベルも種の結実ができずに、
花後にできた果実がポロポロと落ちてしまったり、黒くなって消滅してしまったりで、
散々でした。
それでも、今年は一気に強い霜がこなかったので、
晩秋になってからようやく少しずつ種の採取ができるようになって、
来春用の種確保ができ、ホッとしています。


 今日の、お・ま・け 


さてさて、朝顔の種採取についてですが・・・
ここ数年、思うように種の採取ができず、これが悩みの『種』なのです


朝顔はほとんどが『自家受粉』で、しかも開花前に(蕾の状態のとき)に受粉するのだそうです。
(自家受粉とは、自分の雄しべについた花粉が自分の雌しべについて受粉し結実すること…)


 朝顔は、咲く前日までは蕾の中で 雌しべが長い状態になっていて、
 開花に向けて徐々に短い雄しべが伸びだしてきて、雌しべを追い越します。
 この時に雌しべと雄しべがぶつかるため、花粉が雌しべについて受粉するのだそうです。



朝になって花が開く時には、すでに自家受粉を済ませているというわけなのですね。
…なので、昆虫による受粉を頼りにする必要がないから、朝のうちに花を開いて、
さっさと花を閉じてしまうということなのでしょう・・・


この自家受粉がうまくいかないと、ちゃんとした種にならずに未熟種子で終わってしまうのですね。


それでは、ウエディングベルとブルースターの花が開いた状態を見てみましょう・・・


開いた花による、雄しべと雌しべの伸び方チェック・・・

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あれあれ? 花が開いているのに、雄しべは雌しべを追い越してないぞ!
…ということは、
雌しべと雄しべがぶつかっていないから、花粉が雌しべに付着してないってことですよね。
…だから、
開花前に自家受粉ができてない! 故に、種が結実しないということでしょうか。


あらあら・・・正常に自家受粉ができたと思われる写真がない!
これじゃあ、比較ができませんねぇ~
これを、世間では『片手落ち』と呼ぶのでしょう・・・
相変わらず詰めが甘い、みさとさんでしたぁ


追記です・・・


一晩寝て起きたら、ひらめいたぁ!
上(↑)のミルキーウェイの写真を大きくトリミングして、再びここへ貼り付けてみよう・・・


ここで再び、雄しべと雌しべの伸び方チェック・・・(拡大してご覧ください…)

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ね、雄しべが雌しべを追い抜きながら、自分の花粉を雌しべにくっつけているでしょ!
これが、『自家受粉できた花』ということかもしれないね。
でも、上のふたつの写真の雄しべの先端には花粉もついてないけど、この花を見てみると、
雄しべにも花粉がいっぱいついている。この違いはいったいなんだろう? まだ疑問が残ってる。
自家受粉できたのかどうなのか、本当のところはこの花に聞いてみないとわからないけど・・・
(以上、追記でした…)


たくさんの花が咲いても種ができないということは、
やはり未明の『気温』が、種の結実(自家受粉)の鍵を握っているのでしょうか。
実際のところはよくわからないけど、なんとなく納得できたようなできなかったような・・・


自家採取した種を数年使い続けていることにも問題があるのかも・・・
自家受粉した朝顔の種というのは、ひとつの性質しか受け継げないために、
病気や環境の変化などに弱いものになりやすいといわれているのだそうです。


種も、たまには更新させてあげないと弱い子になってしまうのですねぇ~
でも、市販されている種はいいけれど、市販されていない種はなんとか自家採取し続けねば・・・


来年の課題をいっぱい残したまま、朝顔の季節がおわった我が家です。

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秋の花、色々・・・

2011年10月25日 | 我が家の花(2011)
周辺の木々もだいぶ色付き、信州の里も少しずつ秋の装いとなってまいりました。
我が家の庭を賑わしてくれた秋の花たちも、そろそろ終盤を迎えようとしています。


初秋の花は、今となってはもうすでに季節外れの感もありますが、
でもせっかくお庭に咲いた花、記録のためにも登場させておかねばなりません。


…ということで、すでに色褪せてなってしまった花も、今盛んに咲いている花も、
本日まとめて、撮影日順に並べてみました
(今年庭で初めて咲いてブログ初登場という、嬉しいお花もあるのです♪…)


マルバアイ(丸葉藍)》・・・(9月12日撮影)

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マルバアイが主役としてこのブログに登場するのは、今回が初めて。
(昨年ウラナミシジミが吸蜜してた花として、脇役での登場だった…)
イヌタデによく似たこの花は、藍染めの染料の原料となる『藍の花』。
以前住んでいた所のお隣のおばちゃんから、
「昔、おままごとで遊んだでしょ。これ赤まんまよ…」と言って頂いた花だったけど、
赤まんまとは、イヌタデのことではないのかなぁ?
今度おばちゃんに会ったら、
これは道端に咲く赤まんまじゃあなくて、『藍の花』だと教えてあげよう・・・


アサギマダラが飛来するのっぺ山荘さんのお庭でも、
たくさんのマルバアイがマツムシソウなどと一緒に家の周辺に植えられていて、
この花も、のっぺさんちの野趣溢れる素敵なお庭の装いに、一役かっていたっけ・・・
わたし、「この花はうちの庭でも、あちこちに咲いてます!」って、自慢げにお話してきた。
花の時期が長くて、マルバアイの花は今もまだ細々と咲き続けている。
強い霜がくるまで、頑張って咲いているのだろう・・・


シオン(紫苑)》・・・(9月12日)

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これは、アイリスの丘で咲いてるシオン。庭のシオンも今年はきれいに咲いた。
この花には色んな蝶たちが集まる。
丘のシオンにはこの日、クジャクチョウがきていた。
そういえば、庭のシオンにはアサギマダラもきてたっけ・・・


シュウカイドウ(秋海棠)》・・・(9月14日)

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昔懐かしいこの花、小さな苗で頂いてから三度目の花を咲かせた。
こぼれ種からの株も大きくなり、雌花・雄花が入り乱れて咲いて今年は賑やかだ。


アキノキリンソウ(秋の麒麟草)》・・・(9月19日)

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アキノキリンソウは、散歩をしていればこの時期に田んぼの土手や道端に、
イヤというほど咲いている野の花。
でも我が家の庭では、秋に咲く黄色い花として貴重な存在なのだ・・・


シロバナホトトギス(白花杜鵑草)》・・・(9月19日)

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このシロバナホトトギスは、今年初めて咲いた花。もちろん、ブログ初登場!
一昨年に友人宅から小さな苗を頂いてきて、庭に植えた。
白花は珍種だということだったので、花が咲いたときに目立つ場所を選んで植えたのだが、
どうしても花を咲かせてはくれなかった。


昨年はというと、ほんの数センチしか伸びてはくれず、あわやの瀕死状態・・・
…で、昨年の秋に思い切って奥まった場所へ移してみたら、ようやく花を咲かせてくれた。
この花は、木陰でひっそりと身を隠して咲きたかったのだろうか・・・
初めて蕾を見つけた時は、本当に嬉しかった


オケラ(朮)》・・・(9月27日)

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今年は株が大きく(増えた?)なり、8本もの茎を伸ばして次々とたくさんの花が咲いた。
友人宅から頂いてきて植えた年も、その翌年も貧弱な姿だったこのオケラ、
他の場所への移植も考えたが、この場所になんとか馴染んでくれたようだ。
この花は、どうやらイチモンジセセリのお気に入りらしく、盛んに吸蜜にくる。


コルチカム(別名:イヌサフラン)、二種類》・・・(9月27日)


 〈こちら、優しく咲くコルチカム

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 〈こちらは、ゴージャスな花のコルチカム

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今年も二種類のコルチカムが、それぞれに違った雰囲気で庭を彩ってくれた。


ほっそりと優しく咲くコルチカムの花を見て、ご近所さんたちが珍しい花だと言う。
我が家では二十数年前から、ずっとほったらかしで咲かせてきた花。
引っ越してくるときに球根を掘り上げようとしたら、地中深く潜っていてホント苦労した。


サフランに似ているけどサフランではないから、『犬』が付いてイヌサフランだそうだ。
そういえば昨年、『イヌゴマ』という花について調べたことがあった。
 ゴマに実が似ているが、役に立たない(食べられない)からイヌゴマ。
 カラシナに似ていて、食べられないからイヌガラシ。
 ナズナに似ているが、食べられないからイヌナズナ等々・・・
(人の役に立つ犬も、植物の名前に付くときには役にたたないという意味で使われる…)


ダンギク(段菊)》・・・(9月29日)

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ダンギクは『菊』と名は付いてるけどキク科ではなく、
ムラサキシキブ(紫式部)やツリガネソウ(釣鐘草)と同じ仲間で、
クマツヅラ科なのだそうだ。
青紫の花色も美しいけど、飛び出した雄しべの先端のターコイズブルーが素敵!


シュウメイギク(秋明菊)、三種類》・・・(10月4日)


 〈清楚な白花のシュウメイギク

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 〈ラブリーなピンクのシュウメイギク

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 〈赤紫色の八重咲きシュウメイギク

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清楚な白花、ラブリーなピンクの花、そして赤紫色の八重咲き…と、
三種類のシュウメイギクが、真っ青な秋の空に映えて咲いている。
白花やピンク色の花は品種改良された園芸種で、
赤紫色の八重咲きシュウメイギクは、原種に近い種類だとか・・・


庭では今もまだ、それぞれのシュウメイギクたちが花をたくさん咲かせている。


リュウノウギク(竜脳菊)》・・・(10月17日)

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リュウノウギクは日本固有の種。絶やすことなく、いつまでも咲かせたい花。
茎が細いから、石垣などで垂れ下がって咲くのがこの花の特長だそうだ。
風情ある姿を見たくて昨年株分けし、縁側の真下にある土手の最上段に移植したのだけれど、
株が小さすぎるのか、垂れ下がって咲く姿はまだ見られない。


いつの日か、この土手の上からたくさんの枝が重たそうに垂れ下がって、
花が滝のように咲き乱れる姿を夢見てる。(果てしなく遠い夢だ…)


最後に、番外編として二つのお花をご紹介・・・


ダイモンジソウ(大文字草)》・・・(10月7日)

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これは鉢花で育てている花だから、番外編として登場。
(鉢花なので、この花のお世話係は旦那さん…)
『大』という字を描きながら咲いてる、その名もダイモンジソウ。
『人』の字を描く『ジンジソウ(人字草)』という花もあるらしいが、
残念ながら我が家にはない・・・


ツルリンドウ(蔓竜胆)の赤い実》・・・(10月10日)

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これも、庭で咲いた花ではないから番外編ということで・・・
庭に咲いたツルリンドウの赤い実を、本編で紹介したかったのだが、
蔓の途中から切れてしまって、赤い実が付かなかった


これは、散歩の途中に林の中で見つけたツルリンドウの赤い実。
(周辺にはツルリンドウがたくさん生えている。花の時期にも見たかった…)
赤い実は、咲き終わった花殻の中から顔を出してくるんだね。


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今日は、秋の花特集でした。


畑の花壇では、サワフジバカマの花がようやく蕾を開き始めたところです。
数少ない晩秋の花は、また後日のご紹介ということで・・・


秋の花々に負けまいと、オレンジ色のハナビシソウや真っ白なアリッサム、
そしてピンクの毎日草(イモカタバミ)や黄色いマリーゴールドなどの花が、
庭のあちこちで、夏の忘れ物みたいに咲いています。
今年のこぼれ種から発芽したカモミールも、小さな白い花をけなげに咲かせてる。


春や夏ほどの華やかさはないけれど、秋の庭も結構賑やかなものです・・・

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花苗がどっさり♪

2011年10月22日 | 我が家の花(2011)
今日は朝から冷たい雨が降っていました
でも、この雨にちょっとだけホットしてる、わ・た・し。


なぜなら・・・
昨日、クリスマスローズの苗をいっぱい地植えしたからね


昨年種を播いて発芽させたクリスマスローズの『赤ちゃん苗』は、ずっと前に裏庭に地植えして、
日々少しずつ成長しています。


…で、昨日植えたのはクリスマスローズの『一年生苗』。
昨日段ボール箱に入れられて、遠路遙々三重県からやってきましたぁ


実は、その二日前にジャーマンアイリスの球根などを少々お送りしたのですが、
その箱にたくさんの花苗が詰め込まれて、再び我が家へと段ボール箱が戻ってまいりました。


球根を取り出したその日のうちに、球根が入っていたその箱で、
たくさんの花苗を送ってくださったというわけです。
(球根の植え付け作業などで、お忙しかったはずなのに…)


mcnjさん、ありがとうございました


戻って来た段ボール箱を開けてビックリ!


クリスマスローズの苗が、いっぱいだぁ・・・

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たくさんのクリスマスローズの苗がびっしりと詰め込まれていました。


クリスマスローズの苗を取り出すと、


あれ? もう一段下に何かある?・・・

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そこに見えたのは、そこ(底)ではなく仕切り段ボールでした


仕切り段ボールを取り外すと、


ノースポールの苗が、いっぱいだぁ・・・

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そこには、発芽したばかりの赤ちゃん苗が植えられたポットが、びっしりと詰められていました。


箱から取りだした花苗を旦那さんの作業台の上に並べてみると、


元気そうな一年生苗が、18個も・・・

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やわらかな緑色の新葉がたくさん出て、しっかりとしたクリスマスローズの苗です。


そしてこちらは、


ノースポールの赤ちゃん苗ポットが、21個も・・・

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ところで、ノースポールってどんな花? …そう思われている方のために・・・


こちら、冬に頂いて早春にリビングで咲いたノースポール・・・(今年、3月6日撮影)

P1340852


その時のブログで、

 「ノースポールは大好きな花で、我が家では玄関前の鉢花としては毎年欠かすことのないお花。
  寒い信州での地植えは無理なので、毎年春になってから園芸店で苗を購入して、
  鉢植えで楽しんでいるお花です。」

こんなことを綴っていたのですが、きっとそれを覚えていてくださったのでしょうね。
それで、今年もまたノースポールの苗を送ってくださったのでしょう・・・


ノースポールは寒さに弱い花なので、信州では地植えにはできません。
…なので、もう少し大きく成長してから、旦那さんが鉢植えにしてくれると言ってます。
来春早々には、部屋の中で可愛らしい白いお花がいっぱい咲くことでしょう。楽しみ♪


クリスマスローズの一年生苗は、昨日玄関先の花壇コーナーへ全部植え付けました。
この苗がしっかりと根付いて、我が家の玄関先をクリスマスローズの花で飾ってくれるのは、
来年か再来年になるでしょうけど、今からすっごく楽しみです♪

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ダラヒーみたび、よたび開花♪

2011年10月06日 | 我が家の花(2011)
昨夜から頻繁に揺れている我が家です。
震度2~3程度だけど、それでもかなりの揺れを感じて、
その度にテーブルの下に潜ってしまいます
大きな地震がこなければいいけど・・・


さてさて、久々の更新はお花の話題です
(蝶の話題が続いたからね…)


株を頂いてきた翌年、昨年の11月に我が家で初めて咲いた『エピフィルム ・ダラヒー』。?
流通名では白眉孔雀(はくびくじゃく)とも呼ばれ、有角系月下美人の仲間というこの花。
(その時の様子は、こちらからどうぞ…)


その後再び咲いたのが、今年の6月。突然一輪の花を咲かせて、驚かされました。
(その時の様子は、こちらからどうぞ…)


そして、みたび開花したのは、7月10日のこと・・・
夏に三輪の花を咲かせて、またまたビックリ!


みたび咲いた、ダラヒー・・・(7月9日、10日の撮影です)

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月下美人の仲間が夏に咲くというのは、季節外れの開花なのでしょうか・・・


でも、友人からこの花を頂いた時に、
「条件さえよければ、何度でも花が咲くかもしれないよ…」
って、たしか聞いたような聞かなかったような・・・


やっぱり、条件が良かったと言うことなのでしょうか、


なんとなんと、只今ダラヒーよたびの開花です♪


みたび(三度)とは、何度もという意味もあるようなので、
よたびという言葉は本来は使うべきではないかもしれないけど、あえて使います


それでは、よたび花を咲かせたダラヒーの様子をご覧いただきましょう・・・


気付けば、10コの蕾を付けていたダラヒー・・・(9月25日)

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一つ目の花が咲いた・・・(9月28日)

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その翌日には花が二つ増えて、三つの花が咲いてる・・・(9月29日)

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土砂降りの中、一輪だけまだ元気・・・(9月30日)

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その後、また一輪咲いて、


雨の日に、またまた三つの花が咲いた・・・(昨日、10月5日)

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今日も雨の中、新たに一輪の花が開いて、これで7コの花が咲きました。
残るはあと3つ・・・
まもなく、10コ全部の蕾が開花するでしょう。


そうなると、今年は寒くなってきてからの玄関内での開花はもうないのか?
それもちょっと寂しいような気もするけれど、
まぁ、これだけ楽しませて貰ったのだから、よしとしましょう・・・


月下美人の仲間が夏に咲いたり、土砂降りの中で咲く姿など、想像もつきませんでした。
こういった鉢花は、家の中で深夜にこっそりと咲くものだとばかり思っていたから・・・


思いがけないこんなサプライズも、また嬉しいものですね。

コメント (12)
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