まだ10月が終わっていないのですが、10月のお庭訪問蝶の撮影は早々に締め切りました。
9月の記事とは少々趣向を変えて、今回は10月に咲いている花が主役の「花と蝶」です。
今が盛りの花も少しはあるけれど、もうこの時期になると「名残の花」が多くなりますね・・・
花が終盤の、フジバカマには・・・
《オオウラギンスジヒョウモンの♀かな?》(10月5日)
《モンキチョウ》(10月7日)
花ではないけれど、シャクナゲの葉には・・・
《ウラギンシジミ♀》(10月10日)
開花が進んできた、ホトトギスには・・・
《イチモンジセセリ》(10月13日)
《キタキチョウ》(10月16日)
(ホトトギスとキタキチョウの写真は、後半でたっぷりと載せます…)
まだたくさんの花を咲かせている、秋咲きコスモスには・・・
《ヒメアカタテハ》(10月15日、16日)
《イチモンジセセリ》(10月15日、23日)
《ツマグロヒョウモン♂》(10月16日)
《ツマグロヒョウモン♀》(10月16日)
このピッカピカのツマグロヒョウモン♀は、庭で羽化したかと思われます。
…というのも、真っ黒だった庭の蛹が気付いたら「もぬけの殻」でした・・・
抜け殻になっていた、ツマグロヒョウモンの蛹♪(10月15日に気付いて撮影)
《ベニシジミ》(10月23日)
ノコンギク(もしかしてヨメナかな?)には・・・・
《アカタテハ》(10月16日)
名前不明の赤い花には・・・
《ヒメアカタテハ》(10月16日)
コルチカムの最後の花には・・・
《ウラナミシジミ》(10月16日)
長い間花を咲かせている、マツバギクには・・・
《2頭のベニシジミ》(10月16日)
《ウラナミシジミ》(10月23日)
三尺バーベナの残り花には・・・
《モンシロチョウ》(10月16日)
玄関先でこぼれ種から咲いた、ナスタチウムには・・・・
蛾の《ホシホウジャク》(10月16日)
あちこちで咲いている、イモカタバミには・・・
《ヒメアカタテハ》(10月23日)
《モンシロチョウ》(10月23日)
《ウラナミシジミ》(10月23日)
名残り花がちらほら咲いてる、タイムには・・・
《ヤマトシジミ》(10月23日)
今が花盛りの、リュウノウギクには・・・
《ベニシジミ》(10月23日)
ようやく五分咲きになった、サワフジバカマには・・・
《キタテハ》(10月23日)
最後に、地面に止まっているのは・・・
《ルリタテハ》(10月16日)
こちらはルリタテハのシルエット♪
ここからは「キタキチョウ特集」ということで、写真枚数も少し多目です・・・
今庭で一番多く見かけるのがキタキチョウで、
天気の良い日にはホトトギスの花に群がっています。
イモカタバミで吸蜜中♪
こちらは、開き始めたキクで吸蜜です♪
もちろん、ホトトギスでも吸蜜~♪
ホトトギスの花のどこに蜜があるのか、ちゃんと分かっているのですね。
こちらはひとつの花で、2頭が仲良く吸蜜です♪
3頭がそれぞれの花で吸蜜してる♪
ここも3頭だけど、そのうちの1頭は飛翔です♪
4頭一緒で、3頭がそれぞれ違った飛翔姿を披露してる♪
キタキチョウは、花に止まっている時は翅を閉じた状態になります。
…なので、開翅姿は飛翔を撮影するしかないのです・・・
翅表は美しいイエローなので、アップで飛翔を撮りたいのですが、
これがなかなかねぇ~ いつの日かきっと!
今日の、お・ま・け
春の一化から三化まで、世代交代をしながら庭を舞っていたジャコウアゲハも、
今は三化からの幼虫たちが蛹となって、家のあちこちで越冬体制に入っています。
(羽化しなかった二化の蛹も少しあり、一緒に越冬をして春を待ちます…)
そんなジャコウアゲハの蛹(通称;お菊虫)の一部のご紹介です。
外壁で「前蛹」となって、数日後には「蛹」になった♪(前蛹の撮影は10月17日)
農機具小屋の波トタンで…♪
これ(↑)は、わたしの髪の毛を使ってくくりつけたのではありませんよ。
幼虫が「前蛹」になってから、体をクネクネさせながら、
自分で糸を出して、このようにしっかりと固定しながら「蛹」になります。
家の基礎コンクリート部で…♪
玄関横の鉄鍋の側面で…♪
選んだ蛹化場所の材質などによるのか、それとも個体差なのか、
体の固定の仕方もそれぞれ個性がありますね・・・
こちらは、仲良し蛹三兄弟~♪
キタキチョウは成虫での越冬ですが、ジャコウアゲハは蛹で冬を越します。
これらの蛹たちはこれから厳しい信州の冬を越し、春(5月中旬頃)になったら羽化して、
ジャコウアゲハの第一化となって庭を舞います・・・