いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

今日も、白い花ふたつ・・・

2009年05月31日 | 我が家の花(2009)

追記です・・・(2017年5月15日)
我が家でフタマタイチゲと呼んでいた花は、
どうやら『アネモネ・カナデンシス(和名はカナダ・アネモネ)』ではないかと思われます。
フタマタイチゲは北海道に自生している花で、レッドデータリストに載るような希少種のようです。
フタマタイチゲと呼んでいた花はというと、その辺の雑草に負けないほど繁殖力旺盛なので、
希少種のはずもなく、やはりフタマタイチゲとは違う花なのですね・・・
本文中の記事やタイトル、そして他のブログ記事内の花の名前は変更せずに、
フタマタイチゲのままにしてありますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 

よく似た白い花が、ふたつ咲いています。


『アネモネ・シルベストリス』、和名は『バイカイチゲ(梅花一華)』
 と
『フタマタイチゲ(二股一華)』


バイカイチゲとフタマタイチゲ。
名前を聞いただけでも、なんとなく似ている花って感じはしますね。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


ひとつ目は、アネモネ・シルベストリスです。
アネモネの原種のひとつで、和名はバイカイチゲ(梅花一華)。


この花は、昨年6月に知人から頂いた花のひとつです。
頂いたときには花はすっかり終わっていて、綿のようなものが頭にたくさん付いているだけで、
花の形など想像すらつかない状態でした。
ところが、昨年の9月になって突然白い可愛らしい花を咲かせ、とても驚かされました。
二番咲きだったのでしょうか。


そのアネモネ・シルベストリス、今年は人並み(花並?)にこの時期美しい花を咲かせてくれました。


今年は春に咲いた、アネモネ・シルベストリス・・・

P1100942

 ↑ 美しい花は、いつの季節に咲いても美しいね…


この花には花弁はなくて、花弁のように見える部分は萼片(がくへん)だそうです。
この萼片が、6枚のものも咲いています。


6枚花弁(萼片)のアネモネ・シルベストリス・・・

P1100992

 ↑ 華やかさがちょっと増して、これもまた美しい…


アネモネ・シルベストリスの蕾の様子は、秋に咲く秋明菊によく似ています。


アネモネ・シルベストリスの蕾たち・・・

P1100648

 ↑ 毛に覆われた蕾がうなだれて、秋明菊の赤ちゃんみたい…


株も増えているようです。昨秋咲いたときに比べると、今年は随分賑やかに咲いています。


首を長く伸ばして咲いている、アネモネ・シルベストリス・・・

P1100946

 ↑ 花が賑やかに咲いて、美しさも倍増だね…


こうして見ると、首を長く伸ばして咲いている姿もまた秋明菊に似ていますね。


大きな株の近くには、小さな株もあちこちにいっぱい出ています。
この小さな株も、来年にはきっと大きくなって花を咲かせてくれるでしょう。
そう思ったので、先日友人に花がたくさん咲いている大きな株を一株抜いて差し上げちゃいましたぁ。
なんて気前のいい、わたし・・・いえいえ、これも花を育てる私の法則のひとつです。


アネモネ・シルベストリスは、花が散ってしまうと丸坊主になってしだいに綿毛へと変貌して、
やがてその綿毛は風にのって旅立ちます。
昨年11月には綿毛の様子を見守りましたが、今咲いている花たちもやがては綿毛となって旅立っていくのでしょうね。


そういえば、昨年の綿毛たちはどこに行ってしまったのでしょうか。
きっとどこかで、小さな花の命が芽生えているのでしょう・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


もうひとつの白い花は、フタマタイチゲ(二股一華)です。


ご近所さんから頂いたときの名前は『ニリンソウ』・・・
昨年はこの名前に疑問を抱きながらも、ご近所さんたちと呼び合っている、通称『ニリンソウ』ということでブログにアップしました。


ところが、こちらに転居してお向かいさんの庭で『本物のニリンソウ』に出会いまして、
この花がニリンソウではないことが判明。
そこで、早速ネット検索です。
今回はこの花の名前に辿り着くまでに、大変苦労いたしましたぁ・・・ふぅー、くたびれたぁ~


でも、フタマタイチゲが自生するのは北海道だとか・・・
しかも、北海道に咲くフタマタイチゲはもう少しか弱そう・・・
…ってことは、これはフタマタイチゲの園芸種かなぁ?


またまた今年も疑問符が付いてしまいましたが、フタマタイチゲには間違いなさそうですね。


白い花が美しいフタマタイチゲ・・・

P1110638

 ↑ 品良く咲いて、ホントにお美しいそのお姿…


花も葉も、上のアネモネ・シルベストリスとよく似ていますよねぇ~
でも、花の咲いている姿や株の様子をみると、まったく違っていることがわかります。


フタマタイチゲの咲いている様子・・・

P1110636

 ↑ たくさん花が咲いて、きれいだね…


蕾も、アネモネ・シルベストリスとは違いますね。
ほころびかけている蕾が小さな口を開けて、なんとも可愛らしいこと。


この花を、今までニリンソウと呼んでいたのですが・・・
実際のニリンソウは、『スプリングエフェメラル(春の儚い花)』のひとつで、夏には葉も何もかもが地上からなくなってしまいます。
(キクザキイチゲの青い花をUPしたときに、スプリングエフェメラルのことを学びました…)


フタマタイチゲは、そんな儚いニリンソウとは大違い。
この花は葉がこんもりと生い茂って、そのまま夏も秋もずっと元気に過ごします。
そのうえ、大変繁殖力旺盛でありまして、数株植えてもあっという間(一応年月かかりますが…)に群生してしまう。
おかげで、わたくしはこの花にも雑草対策という重大な任務を押しつけているのでございます。


昨年に前の家から連れてきた株は、まず畑と庭の数ヶ所に植えておきました。
今年になって畑の株が広がっているので、早速花が咲く前に他の場所で任務に就いていただきます。
思惑通りに、今あちこちでこのフタマタイチゲが雑草より我先にと増殖中。
しかも可愛い花をたくさん咲かせているのだから、もう言うことありませんよね。


群生している周辺にも、小さな株が・・・

P1110818

 ↑ ウエルカムです、小さな株たちよ…


この小さな株たちが、来年には親株となって我が家の戦力になってくれるのですね。


我が家には、『ネコの手』以上にわたくしを手助けしてくれる頼もしい花たちがいっぱい。
その花たちに感謝しながら、日々過ごしているのであります・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


昨日に続いて、今日のブログも白いお花です・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い花でお別れを・・・

2009年05月30日 | 我が家の花(2009)
スズランとオーニソガラム、ふたつとも小さな白い花です。


今日は白い可憐な花をふたつ・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


最初の白い花は、スズランです。


前の家から連れてきたのがドイツスズラン。
そして、娘の家で咲いているのは日本のスズラン。
今年の庭は、国際色豊かな白くて可愛いスズランの花が咲き乱れています。
…といっても、そろそろ真っ白い花が少し黄ばんできてしまいましたが・・・


さて、日本のスズランとドイツスズランの違いはというと・・・
ひとくちに言って、
  日本のスズランは、か細くてしなやかで頼りなげ。
  ドイツスズランは、太くて頑丈そうでどっしりとしている。
まぁ、そんなところですね。


では、花を比べて見ましょう。
花の形はよく似ています。


ドイツと日本の花比べ・・・

P1110164_3

P1110209


次に、花の咲いてる様子を見てみましょう。
ドイツスズランは、太い花茎が葉の先端までまっすぐに伸びて咲きます。
日本のスズランは、葉に隠れるようにして下の方でそっとうなだれて咲きます。


ドイツと日本の咲き方比べ・・・

P1110169

P1110206_3


咲く場所はどうでしょうか。
ドイツスズランは、炎天下でもどんどん増えて花もたくさん咲きます。
日本のスズランは、木陰で木漏れ日を浴びながら気ままに咲いています。


ドイツと日本の咲く場所は・・・

P1110168_2

P1110208_2


同じスズランでも、日本とドイツとでは随分雰囲気が違いますね。
繊細な日本のスズランと違い、ドイツスズランはホント逞しい。
ドイツスズランは炎天下でも日陰でも、多少砂利のような土でもどこでもよく育ちます。

その逞しさを見込んで、ドイツスズランには雑草対策として色々な場所で活躍してもらっています。


玄関前には大きな栗の木が1本あります。
右側には車が2台。そして左側を大型農機具が出入りします。
砂利で固められたこの殺風景な光景を、スズランでカバーしてもらうことに・・・


朝日が少しあたるだけの木の根元。これからの季節はほぼ日陰です。
そんな日陰の栗の木の根元でも、スズランだったら育ってくれます。多少車に踏まれても大丈夫!
花が終わっても、夏の間は緑の葉が涼を与えてくれます。
早速、混み合っているところから抜いてきて移植しました。
根元の砂利をどけて、そこだけ土を少しだけ盛ってありますが・・・


栗の木の根元にスズランを・・・

P1110831


同じ白い色のインパチェンスも添えて、ちょっと華やかさを加えます。
(なぜ4つ? 実は右にもう1株うえたのですが、木の上部に『ウェルカム』用に木の看板が紐で下げてあり、そこには小さな鉢花が・・・そこから水が落ちてきて白い花を汚すので、1株だけ他の場所に移動…)
このインパチェンスも日陰で大丈夫。
やがては大きく広がって、霜がくるまでずっと咲き続けるでしょう。


来春にはこのスズランも木の周りを、白い可愛い花で埋め尽くしてくれるはず。


ここでひとつ気を付けなければいけないことが・・・
スズランは地下茎が横にどんどん伸びていって増殖してしまうので、大事な花の近くには植えないことですね。
それさえ気を付ければ、強い味方になると思います。


スズランの花は、香りもいいですね。(ドイツスズランはちょっと香りが強すぎるかも…)


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


もうひとつの白い花は、オーニソガラムです。


数年前までは、タマスダレだと思っていたこの花。昨年オーニソガラムと判明しました。
でも、カタカナの名前は覚えにくいので、未だに「タマスダレ」と呼んでしまいますが、実際のタマスダレは秋に咲く別の花。
せめて、『春咲きタマスダレ』とでも呼ばなきゃいけないのでしょうね。


星形の白い花が可愛らしい・・・

P1110138


オーニソガラムの葉は、クロッカスの葉を少し大きくしたような葉。
その葉の中から、花茎が伸びてきて数個の花が付きます。


星形の花は真っ白だけど、蕾は緑と白の縞模様。
花が開きかけているところを見ると、花びらの裏側にも緑と白の縞模様が見えます。


真っ白い花なのに、緑と白のストライプが綺麗・・・

P1110137


このオーニソガラムは、真上を向いて花を咲かせます。
一斉に咲いている様子は、まるで星を散りばめたみたいで素敵!


お日様に向かって咲く、白い星の花・・・

P1110391


この花も逞しい花。どんな場所でも結構平気で育ってくれます。
気が付けば、あっちで咲いていたりこっちで咲いていたり・・・


まだ整地されていない石ころだらけの場所にも、大きな株がひとつふたつ・・・
たぶん工事のときに、土の中に球根が埋もれていたのでしょうね。


小さな球根だけど、寄り集まってこんなに素敵に花を咲かせるオーニソガラム。
裏のおばさんが、邪魔だと言ってホイホイ捨ててた花だけど・・・
スズランのように他の花たちの中まで進入して脅かす心配がない花なので、我が家では好き勝手に咲いてもらっています。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今朝、外で飼っている柴雑種犬の『ペス』が亡くなってしまいました。
フィラリアにかかっていて、ここ数日辛い日々を過ごしていたのですが・・・
昨夜もPCに向かっていると、痛いのか呼んでいるのか泣き声が聞こえていました。
そして、12時頃にはその声も聞こえなくなり・・・
今朝、4時頃娘が亡くなっているペスを確認。


呼ばれて駆け付けると、そこにはフランス菊とジャーマンアイリスの花が添えられていました。
「ペスは女の子だから、綺麗な色のアイリスを選んだよ…」と、目を赤くした娘・・・


今日はペスへのお別れの気持ちも込めて、白い花のブログです。
私の好きなスズランと、星のようなオーニソガラム・・・


星になったペスへの贈り物です。


     「ペス、安らかに眠ってね!」




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘れた頃に、母の日のプレゼント?

2009年05月28日 | 美味しいお店
母の日のプレゼント・・・来年のことではありません。


先日、『母の日のプレゼントらしきもの』を頂きました。
ん? 母の日っていつだっけ??? もうずっと前に終わってるんじゃなかったかしら・・・


ここ数年、我が家には母の日というものが存在しておりません。
「母がいないのでは?」・・・
いえいえ、一応母という肩書きを持ったわたくしがここにおりますが、
母の日にカーネーションなどというものが届かないのです。


今年も母の日には、他の方々のブログで『母の日特集』のような心温まる情景や、カーネーションの花などを拝見しながら、何にもお届け物なしのわたくしは一人悲しみに暮れて涙しておりました。
(涙というよりも、羨ましくてヨダレが出てましたぁ…)


それが、先日突然『母の日のプレゼントらしきもの』が私の元にも届きました。


娘が鎌倉へ行ってきてお土産を届けてくれたのですが、
なんと、その手には『Dior』と書かれた小さな白い紙袋が・・・


中には、マニキュアが1本入っていました。


Diorのマニキュア・・・

P1110518

 ↑ ディオールですよ。あの有名ブランドの、ディオール…


近頃草むしりばかりやってる私に、
「最近手も爪も汚れちゃってるでしょう。たまにはマニキュアでも塗ってオシャレをしたら?」
ということらしいです。


そういえば、会社に勤めている頃は爪にはいつもマニキュアを塗って、ついでにまつげにもマスカラ塗って・・・
それなりにオシャレを楽しんでいました。
なんだか遠い昔のことのようです。


今はというと・・・紫外線対策で一応メイクはするけれど、いたって簡単に・・・
マニキュアなんて、最後に塗ったのはいつかしら…って感じです。


それで、Diorのマニキュアを私にプレゼントですって。
かなり遅れての母の日のプレゼントですけど、嬉しい嬉しいプレゼントでした。


これからお出かけのときには、マニキュア塗ってオシャレしてでかけることにしましょう。


鎌倉のお土産は、ほかにもありました。


鎌倉のお土産といえば・・・

P1110504

P1110512_2




 ↑ でも、私は知らなかったぁ…


そして、綺麗な干菓子も・・・

P1110524_2

P1110529_2




 ↑ 間もなく紫陽花の季節ですねぇ…


スイートポテトもお忘れなく・・・

P1110523

 ↑ 美味しかったです…


お土産も嬉しかったけれど、今度は一緒に連れていってくれると、もっと嬉しい・・・


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


そして、昨日久々にお出かけすることになりました。
早速Diorのマニキュアを塗りたかったのですが、朝からバタバタしてまして・・・
結局、メイクは念入りにしたのですが、爪は素っぴんのまま。


ランチは、
「信州、安曇野の気軽であたたかい小さなフレンチレストラン」という、
ラヴニール』さんでいただきました。


前菜は、
『自家製スモークサーモンのサラダ』・・・

P1110731


そして、
『サツマイモのスープ』・・・

P1110732


メインディッシュは、
『渡りガニのトマトパスタ』か・・・

P1110740


または『国産牛赤ワイン煮』『牛フィレ肉のポワレ』・・・(間違えちゃったぁ

P1110736


デザートは、
『洋なしのタルト』か・・・

P1110741


または『ガトーショコラ』・・・

P1110744


最後は、
コーヒーで・・・

P1110748


自家製スモークサーモンがとても美味しかった。
サツマイモのスープは初めてでしたが、美味しいものですねぇ~


『ラヴニール』さん・・・

P1110752


美味しいランチを、ごちそうさまでした!


昨日は久々にゆっくりと美味しいランチを食べたり買い物を楽しんだり、日頃の生活から抜け出して心の洗濯をしてきました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと遅れて、シラー・カンパニュラータ♪

2009年05月27日 | 我が家の花(2009)
いつも思うことだけど・・・花の名前は非常にややこしい!
このシラー・カンパニュラータ、学名は『シラー・ヒスパニカ』。
そして和名では、水仙に似た葉と釣鐘状に花を咲かせるところから『釣り鐘水仙』。


シラーと名の付く花は、特にややこしい。
シラーには、他にも星型の花を咲かせるシラー・ベルビアナなどもあります。
そして、全く違う花で早春に咲くこれまた可愛い星型の、『シラー・チューベルゲニアナ』もシラーと呼びます。


ひとくちにシラーといっても、どの花を指しているのかホントわかりませんよねぇ~


今日はシラー・カンパニュラータです。


ピンクと青紫色、二色のシラー・カンパニュラータ(面倒だから、以下シラーと呼びましょう…)を前の家から連れてきて、昨年畑に植えておきました。
球根なので、もちろんネームプレートも添えて・・・
少ししかない球根でしたが、春になって芽を出してきたときには、ホッ です。


こちら、大好きなピンクのシラー・・・

P1100999

 ↑ この淡いピンク色に心惹かれます…


二株になって咲きましたぁ・・・

P1110002

 ↑ あらっ、もしかして増えてくれたのかなぁ…


ピンクのシラーは二株もあったので、先日思い切って(?)友人に一株差し上げちゃいました。
残りの一株を掘り上げて球根を分ければいいんだけど、今年はこのままにして来春の成長を楽しみに待とうと思っています。


こちらは、紫色のシラー・・・

P1110069

 ↑ 花びらの青いラインがいいですねぇ…


淋しく一株で咲いています・・・

P1110071

 ↑ なんとなく孤独感も漂うけど…


畑のこの場所には、夏の花が準備中で他にあまり花が咲いていないので、紫色が一株でも充分に存在感があります。


水仙やチューリップの近くには、青紫色のシラー・カンパニュラータも植えられていました。


そして、こちらは青紫色のシラー・・・

P1100987

 ↑ 我が家から連れてきた花より優しい感じ…


大きな株になって咲いています・・・

P1100928

 ↑ うわぁ-、たくさん…


この青紫色のシラーは、数年畑に植えっぱなしだったらしく大きな株になって咲いています。
あまりたくさんあるので、三分の一ほどをピンクのシラーと一緒に友人に持ち帰って頂き、残りは少し株分けして土手にも植えてしまいました。


この青紫色のシラー、本当のところは上の紫色のシラーと同じ色なのかもしれません。
球根が混み合っているので、か細くて色も淡いのかも・・・
いやいや、やっぱり違う色なんじゃないかなぁ・・・


よく分かりませんが、まぁ、私には違う表情を見せてくれているので色違いということにしておきましょう。
それに、前の家から連れてきた花とはそれなりに区別もしておきたいしね。


たしか昨年の春には、庭のどこかで白いシラーも見かけたはずなんだけど・・・
あれー? どうしちゃったんでしょうねぇ~
白い花がそのうちに咲いてくるかと思って、今までずっと待っていたのですが・・・
出てこないです。
もしかして、昨秋水仙の球根を掘り上げたときにどこかにいってしまったとか・・・
でも、水仙の中にもそれらしき株は見あたりません。
白花のシラーは珍しかったので、ちょっとショックです!


我が家のシラー・カンパニュラータたちも、今はもう花が少々くたびれてきました。
一番素敵に咲いている状態を写真におさめようとしているのですが、これがなかなか難しい。
昨年とは違った場所で違った姿をして違った表情で咲いている花たちを、こうして記憶に残しておこうとしているのですが・・・


今年の春は次々と一斉に花が咲いてくるので、いつも遅れ気味でのUPです。
花たちには申し訳ないと思っているのですが・・・

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『エビネとマイヅルソウ』山野草がふたつ・・・

2009年05月25日 | 我が家の花(2009)
松の木の下で、エビネの花が咲き揃いました。
そして屋敷林の薄暗い木陰では、マイヅルソウが可憐な白い花を咲かせています。


今日はエビネとマイヅルソウ、ふたつの山野草のお話。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


まずは、『エビネ』です。


こんなに地味な花なのに、みんなに愛されているこのエビネ。
どんな魅力が潜んでいるのでしょうね・・・


花の名前は、
根茎が球状で横に連なり、その形がエビの腹部に似ていることから『海老根』の和名が付けられたということですが・・・
これでは、花の形やら咲いている姿からは、『エビネ』の名は想像もつきませんよねぇ~
今日はエビネの移植をしたので、はっきりと『海老根』確認しました。
根茎が球状で横に連なってました。確かに海老根と呼ぶような根でした。間違いありません。


エビネが咲きました・・・

P1110033

 ↑ 地味な花だけど、なぜか心惹かれるわぁ…


エビネランともいわれる野生ランで、花色変化が豊富なところも魅力のようです。


花はやっぱり、『ラン』ですね・・・

P1100961

 ↑ ドキッとするような、素敵なこの花の色…


こうして花が咲いてみると、その魅力が少しわかってきたような気がします。


エビネは蕾が顔を覗かせた頃も可愛らしく、そして花が開くまでの表情も素敵です。


母の腕の中から、蕾がそ~っと顔を出してきました・・・

P1100718

 ↑ おやっ、まだまだ甘えていたいのかなぁ…


やがて、兄弟たちと共に母の腕から飛び立とうとしています・・・

P1100720

 ↑ さぁー、みんな出ておいでよ…


どうやら、親離れができて1本立ちしたようですね・・・

P1100716

 ↑ ほらね、目を開けると色んな世界が見えるでしょ…


それぞれみんな、美しく花開いています・・・

P1110036

 ↑ 色は地味だけど、華やかに咲いてるね…


松の木の下には、7本のエビネが芽を出して花を咲かせました。
「ここには、もっとたくさんのエビネが出るはずなんだがなぁ…」と、娘のお舅さん。


あららら・・・
もしかして、旦那さまが松の枝を剪定しすぎちゃって、木陰が少なくなったせいかしら?
それとも、昨秋水仙の球根を植えるときに、エビネの根を掘り起こしちゃったのかなぁ?
(ここにはエビネが出るよ!という、『掘り起こし禁止区域』は守ったはずだけど…)


エビネたちは、雨が降ると泥はねで汚され、そして晴れると強烈なお日様の光がちょっと辛そう・・・


そこで、今日は思い切ってエビネの移植をやってしまいました。
本当は今の時期の移植は、少々無謀だったかもしれないけれど・・・


春蘭やカタクリの咲いている山野草コーナーに、エンレイソウと一緒に移動しちゃいました。
ここなら落ち葉の中だから泥はねはないし、木陰が涼しくて過ごしやすいでしょう。


来春は、もっと元気になって顔を見せてくれることを祈りつつ・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


次は、『マイヅルソウ』です。


セリバオウレンや春蘭の咲いた場所で、先日またまた白い小さな花を発見!
娘のお舅さんに聞くと、「これも山に咲く花だよ…」とだけ・・・


そこで早速ネット検索してみると、可愛らしい白い花を咲かせているこの山野草は
『マイヅルソウ(舞鶴草)』だと判明。
葉の形と葉脈の曲がり方を、鶴が羽を広げた形に見立てて『舞鶴草』と呼ばれるのだそうです。


木陰に咲いているマイヅルソウ・・・

P1110248

 ↑ ふ~ん、これが舞鶴草ねぇ…


鶴が舞うように咲いている…なんていう、ちょうど良い花の写真は撮れなかったけれど、
まぁ、見方によってはそう見えないでもないですね。


小さな花をよく見ると、白い花びらが反り返っているから黄色い雌しべ(たぶん)や雄しべがよく目立ちますね。
雄しべは、まるでバチを振り上げて太鼓を叩きながら踊っているかのように見えます。


可憐な白い花が可愛い・・・

P1110242

 ↑ わんぱく坊主がはしゃいでいるみたいだね…


木漏れ日を浴びて、嬉しそうに咲いているマイヅルソウがありました。
木陰の花とまた違った雰囲気で、ゆったりと優雅に舞っている鶴を見ているようです。


木漏れ日を浴びて咲いてる、マイヅルソウ・・・

P1110383

 ↑ 葉に花の影なんか写っちゃってるのが、またいいよね…


傾斜している場所から上の通路に出てみると、なんとそこにはマイヅルソウが群生していました。
マイヅルソウは、繁殖力が強いとか・・・なるほど、納得です。


群生して咲いてるマイヅルソウ・・・

P1110387

 ↑ 花の少ないのが、ちょっと気がかりだけど…


白い可憐なマイヅルソウ。よく見かける花のようですが、こちらに来て初めて出会いました。


この花が群生している横では、2本のササユリが間もなく蕾をつけようとしています。
ピンクのササユリの花には昨年出会いましたが、再開するのがとても楽しみ・・・

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする