いつもiらしく

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そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

雨の日、西洋朝顔たちの素敵な変貌

2008年08月30日 | 我が家の花(2008)
ここのところ毎日雨ばかりで、心が晴れない日が続いていますね。
少しずつ秋めいてきて、夏の暑さにくたびれていた西洋朝顔たちもようやく元気を取り戻す季節がやってきたというのに・・・雨に濡れて花びらが痛んだり、どことなく悲しそうに咲いています。


そんな西洋朝顔たちですが、今日はちょっとした嬉しい発見があったのです。今更そんなことを…と思われるかもしれませんが、私にとっては感動の瞬間でした。


雨の合間に庭に出てブルースターの咲いている様子を見てみると、素敵な光景が目に飛び込んできました。
雨に打たれながら咲いていた前日の花がしっかりしぼみきらずにそのまま残ってピンク色に染まり、今朝開いた水色の花たちや間もなく咲こうとしている蕾と一緒に美しい色のハーモニーを奏でていたのです。






昨日と今朝の花たちの、素敵なハーモニー

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ハッと目を見張るほどの、なんと美しい色合いでしょう。今までこのような咲き方は見てきているはずなのに、全く気付かなかったんでしょうか。それとも、雨や気温の状態などがちょうど良い具合になったからでしょうか。
それにしてもブルースターのあの水色の花が、しぼんでこのような美しいピンク色になっていようとは・・・
晴れた日にしぼんだ花たちはこんな美しい表情は見せてくれずに、いつのまにかポロリと落ちてしまいます。






咲いてる花も美しいけれど、しぼんだ花の色もまた美しい・・・

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早速他の西洋朝顔たちも見てみると、それぞれに美しい色をしてしぼんでいました。そして、やはり素敵な競演をしています。






『ソライロアサガオ』たちの、美しい変貌・・・


《淡いピンク色に変わるブルースター》

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《濃いピンク色に変わるウエディングベル》

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→ P1050059






《赤紫色に変わるヘブンリーブルー》

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→ P1050081




雨の日には、他にも色々な姿や表情の花たちに出会うことができます。






花びらがちぎれてしまった、悲惨なミルキーウェイ・・・

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風雨のいたずらでしょうか、こんな姿のブルースターが・・・

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このように、小さな花たちがめげずに精一杯咲いている姿にも感動させられました。


憂鬱な雨の日でも、自然は素敵な出会いや感動を与えてくれるのですね。

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高瀬渓谷に湧く秘湯へ・・・

2008年08月29日 | 美味しいお店

今日は我が家の静養日。近頃は近隣の温泉で間に合わせていたので、久しぶりに『葛温泉』へ行ってきました。…といっても、日帰りなのですが・・・


葛温泉は北アルプスの中部山岳国立公園内にあって、高瀬川の渓谷沿いに湧く秘湯。ここには『仙人閣』、『かじか』、『高瀬館』の3軒の温泉宿があります。
3軒とも趣のある温泉宿なのですが、私のお気に入りはなんといっても自然に溶け込むような露天風呂が魅力のお宿。ここは、温泉大好き人間のわたくしお薦めベストスリーに入る温泉です。


そこの温泉は内湯も露天風呂もそれぞれに雰囲気があり、そして館内に生けられている花も飾られている額も全てに和まされ、癒される思いがします。


内湯と露天風呂は源泉が違うということで、二種類のお湯が楽しめるのです。
内湯は無色透明の柔らかい優しいお湯。そして、露天風呂は身体を浸かると浴槽内に湯の花が舞って、硫黄の臭いがかすかに漂ってきます。


もちろん、内湯と露天風呂ともに『源泉掛け流し』であることは言うまでもありません。もったいないくらいにお湯が湯船から溢れ出しています。


では、わたくしお気に入りの温泉をご紹介しましょう。


美しい高瀬渓谷を眺めながら車を走らせ、トンネルを抜けてしばらくすると秘湯ムード漂う山間にその温泉宿が見えてきます。






高瀬川の向こうに見える、ちょっとオシャレな温泉宿・・・

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橋を渡って正面に回ると、また違った趣が・・・

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館内には、野趣あふれるお花が素敵に生けられて・・・

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少し薄暗い内湯の浴槽は、木の香漂うコウヤマキ造りで心が落ち着きます・・・

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湯船に浸かって眺める窓からの景色は、心が和みます・・・

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湯の花が舞う露天風呂は、自然林で囲まれて開放感たっぷり・・・

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露天風呂に浸かると、目の前にはミズヒキの群生が・・・

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昨日のブログで我が家のミズヒキをご紹介しましたが、今日この自然林の中で咲くミズヒキを見て感動してしまいました。
やっぱりミズヒキは、このような自然の中に咲いているのが一番素敵ですね。


この季節だけではなく、ここは四季折々の自然を楽しめる最高の温泉です。


里で桜が終わる頃の少し遅い春に訪れると、ここでは山桜が出迎えてくれます。夏には木々の緑と涼風が心地よく、秋には目を奪われるほどの素晴らしい紅葉。そして冬はまた格別。露天風呂の屋根からは大きなツララがぶら下がり、一面真っ白な雪景色の中には動物たちの足跡が・・・


こんな素敵な四季を露天風呂に浸かりながら味わえるなんて、本当に贅沢な温泉だと思います。
春に来れば今度は夏にまた来たいと思い、夏に来れば秋、秋に来れば冬、冬に来ればまた春にも来たいと・・・
どの季節に訪れても心が和み心癒される、わたくしお気に入りの温泉なのです。
一度は泊まってみたいと思いながらも、まだ宿泊はしていません。客室数わずか6室の小さなお宿。きっと素敵なおもてなしが待っていることでしょうね。


近頃ちょっと悲しいことに・・・
ここ数年はこの温泉も日帰り入浴の方々が増えて、大型連休などは入浴できないこともしばしば。普段の休日でも、色々の県ナンバーの車がたくさん並んでいます。
今日のように、貸し切り状態でのんびりと温泉に入れたのは何年ぶりでしょうか・・・


そう言えば、野生の猿に初めて出会ったのはこの葛温泉に初めて来たときでした。それ以来、必ず猿たちにお目にかかっています。親子で道路を横切っていたり、ガードレールに乗っていたり、林の中の木々の上をたくさんの群れで遊んでいたり・・・
一度だけですが、ニホンカモシカにも遭遇しました。


やっぱり、葛温泉は素敵な『秘湯』なのですね。

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ミズヒキは木陰がお似合い

2008年08月28日 | 我が家の花(2008)
庭のあちらこちらにミズヒキの小さな花が咲いています。


ミズヒキという花は昔から林の中や庭の隅でよく見かける花。派手さはないけれど、なんとなく懐かしい感じがして好きな花です。
でもこの花、丈夫で繁殖力旺盛で放っておくと雑草のように庭に生い茂ってしまいます。そうなると、しっかりと根を張ってしまうので、抜くときはまだ小さなうちに抜かないと大変です。


春に、新天地に1株だけ移したのですが、この花は日陰を好むようですね。日向で育っている新天地のミズヒキは、葉の色が黄色っぽくてなかなか元気な緑色になってくれません。それでも株は大きく育って花穂もたくさん出てくれたので、まずはひと安心といったところです。






小花も可愛らしいけど、赤い蕾も愛らしい・・・

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炎天下では、ちょっと可哀想だったかも・・・

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派手やかな花が咲く花壇のようなこの場所には、やっぱりミズヒキは似合いませんねぇ~
この花は『和』の雰囲気がきっとお似合いでしょう。
来年の春には、木陰があってもう少し落ち着いた場所に移してあげたほうがよさそうですね。

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黄花コスモス、黄色も咲いた♪

2008年08月25日 | 我が家の花(2008)
オレンジ色のキバナコスモスより一足遅れて、黄色のキバナコスモスが咲き出しました。


オレンジ色に咲く花は以前から庭でたくさん咲いていたのですが、この黄色の花は昨年ようやく仲間入りしました。数年前からずっと欲しかった花だったので嬉しかったです。


通勤途中の踏切脇にこの黄色の花は毎年涼しげに咲いていました。電車が通り過ぎるのを待ちながら「なんて爽やかな色なんだろう」と、ぼんやりとこの花を眺めては心癒されていたものです。
そして、昨年近所の方から種を頂くことができ、念願の黄色いコスモスが庭にたくさん咲きました。昨年は今年と違って残暑が続いたので、その花の写真でポストカードを作って、種のお礼と花の咲いた報告を兼ねた残暑見舞い状を差し上げることができました。


昨年採取した種で、今年もたくさんの黄色のキバナコスモスが咲いて本当に嬉しいです。






爽やかに咲く、黄色のキバナコスモス

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ところが・・・
今年咲いた黄色のキバナコスモスを見てビックリ! なんと、その中にオレンジ色がかった花も咲いています。
昨年、間違いなく黄色の花だけ植えてある場所から種を採取したはずなのに・・・
そして、ここには黄色い花の種だけ蒔いたはずなのに・・・
庭にはあちこちにオレンジ色のキバナコスモスがこぼれ種で咲いていたのですが、これはもしかして蜜蜂など虫さん達のいたずらでしょうか。






黄色い花の中にオレンジ色が・・・

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オレンジ色がかった花をよくみると、オレンジ色のキバナコスモスより少し淡いオレンジで、咲き方も優しい一重咲きばかり。
…ということは、やはりこの花も黄色いキバナコスモスなんでしょうね。


お花は本当に不思議がいっぱい。自然っておもしろいですね。


西洋朝顔も、ピンク色の『ウエディングベル』の種を採取して蒔いても、その中からは空色の『ヘブンリーブルー』が咲くものも出てきます。そのため、今では大切な花は庭の裏の方にも隔離して、種採取用に少しだけ咲かせています。


今年ミックスして咲いてしまった黄色のキバナコスモスですが、さてどうしたもんでしょう。このまま種を採取してもちょっと心配。昨年頂いた方に、もう一度お願いして『生粋の黄色いキバナコスモス』の種を頂くしかないでしょうかね。

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西洋朝顔『ブルースター』は・・・

2008年08月23日 | 我が家の花(2008)
そういえば、西洋朝顔『ブルースター』についてのお話はまだブログでしてなかったでしょうか・・・いよいよ花も咲きそろってきましたので、そろそろブルースターにもこのブログで主役になって頂かなくては失礼ですよね。


まずはブルースターの、その美しい色合いを見ていただきましょう。






まさに『ブルースター』ですね・・・

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花弁の水色に青いラインが星のように輝いて、中央が白く、そして花筒が黄色に眩しく光って・・・
本当に素敵な色合いですよね。ヘブンリーブルーより優しい感じの花です。


ブルースターは、ずっと以前から咲かせたいと思っていた花です。
2003年に『ウエディングベル』の種を頂いたときに、お願いして『ブルースター』の種も一緒に送って頂きました。ウエディングベルはその年に1本だけ発芽してなんとか花を咲かせたのですが、ブルースターは全く発芽させることができませんでした。
翌年ウエディングベルと一緒に再び貴重なブルースターの種も5粒送って頂いたのですが、やはりブルースターだけはどうしても発芽しなかったのです。もうこれ以上その方に甘えるわけにもいかず、結局ブルースターは諦めることにしました。
そして昨年ようやくブルースターの種を入手でき、晴れて『ブルースターの我が家の庭デビュー』ができたという訳です。昨年咲いた花の種も順調に自家採取でき、今年は庭の数カ所にブルースターを咲かせることができました。


まだまだ花の最盛期とまではいかないのですが、今年我が家で咲いているブルースターたちの様々な表情をご覧ください。






花の形がちょっと可愛らしく、控え目に咲いて・・・

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こんな風に咲いている姿も素敵・・・

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雨上がりには、星形の青いラインの色も濃くて奇麗・・・

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けっして豪華ではないけれど、星を散りばめたみたいな花が好き・・・

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秋の気配に誘われ、花も次々と咲いてきて・・・

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こちらでは宙を舞って・・・

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そしてこちらは、ウエディングベルとの競演・・・

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この競演は、意図してそうさせた訳ではないのです。
実は・・・以前ウエディングベルのお話でモグラ事件のことを書きましたが、そのときに一部ウエディングベルの苗と間違えてブルースターを移植した所があったのです。

でも、こんな競演もよろしいのでは・・・

もちろん、種の採取用としてはそれぞれ別の場所に咲かせてあります。でも万が一種が混ざってしまっても、このブルースターの種だけは区別がつきますからご安心を。ブルースターの種は『白種子』です。以前のブログ『西洋朝顔たちのタネは・・・』で詳しくご紹介済みですが。


余談ですが・・・
昔、2002年頃でしょうか『フライングソーサー』をたくさん咲かせていた時期がありました。フライングソーサーは様々な色合いの花を咲かせます。その中に、ブルースターと同じ花や、白色のパーリーゲートと同じ花が咲いて驚いたことがありました。でもこれはブルースターではなく、単に花の色がブルースターと同じ色合いで出てしまった、れっきとしたフライングソーサーだった訳ですね。種の色が白くなかったですから。


あと、茎の色でも多少は区別がつきます。ヘブンリーブルーのような濃い花色の茎は赤っぽく、ブルースターのような淡い花色の茎は黄緑色っぽい。ウエディングベルはその中間のほんのり赤っぽい茎の色。
そんな感じで、花が咲くのを待たなくても茎の色を見てだいたいの区別はできます。


まだまだ西洋朝顔のピークはこれからです。種の採取も怠らずに花を楽しまなければ・・・

コメント (2)
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