8月もまもなくおしまい、庭も畑花壇も夏の花が終盤を迎えています。
《オイランソウにやってきた、黒いアゲハたち》
オイランソウの花もだいぶ散って、姿も乱れているけれど、
「もしかして黒いアゲハの訪問があるやもしれない」と思って、
切らずに残しておいたところ・・・
やってきました、これは「クロアゲハ」っぽい(8月24日)
(たった1枚しか撮らせてもらえず、どう見ても証拠写真ですが…)
こちらは「クロアゲハの♂」です(8月26日、午前)
(飛んでいる時に、表後翅の付け根に白紋が見えたから♂と判明…)
そして同じ日の午後、「ミヤマカラスアゲハの♂」でしょうか(8月26日、午後)
(開翅姿を見れば前翅に大きな黒い性標があるから、これも♂と判明…)
最後の黒いアゲハは白とブルーのラインから、一応ミヤマと同定はしたものの、
カラスかな?と思ったりして・・・自信がないから写真を3枚載せました。
《ブッドレアに、タテハが2種とジャノメが2種》
ブッドレアも花盛りを過ぎ、茶色くなった花房が目立つようになってきました。
それでもバタフライブッシュと呼ばれるだけあって、咲き残りの花が蝶を呼んでくれてます。
ブッドレアで吸蜜中の、ヒメアカタテハ(8月26日)
こちらは、キタテハ(8月29日)
そしてこちらは、ジャノメチョウ(8月29日)
ブッドレアの葉には、ヒメジャノメ(8月29日)
《フェンネルには、ミスジチョウの仲間が2種》
我が家ではフェンネルと言ったらキアゲハなのですが・・・
なぜか今年はキアゲハが姿を見せず、その代わりにミスジチョウの仲間がやってきました。
こちらはお馴染みの、「ホシミスジ」(8月24日)
(蝶はくたびれているけれど、花火のように花咲くフェンネルがキレイ…)
こちら、我が家の庭ではお初の「ミスジチョウ」(8月26日)
(コミスジにしては大きいと思ったら、なんとミスジチョウだった…)
ミスジチョウには、上の公園脇の林道で一度だけ出会ったことがあるけれど、
お庭訪問は初めてで、思いがけない嬉しい出会いでした・・・
《庭の花で吸蜜を楽しむ、ジャコウアゲハの♀特集》
庭では今、二化のジャコウアゲハがたくさん舞っています。
♂は嫁探しに忙しく飛び回り、♀はそんな♂から逃れようと必死で逃げ回ってる。
交尾を終えた♀は食草を探しては産卵に勤しんでます。
♀はいつも忙しく飛び回っていて、なかなか吸蜜シーンは見られません。
今回は、そんな♀たちの吸蜜シーンを集めてみました・・・
宿根バーベナで吸蜜です(8月23日)
ヒャクニチソウで吸蜜中です(8月24日、29日)
ブッドレアで吸蜜です(8月25日)
このような♀の吸蜜シーンを見かけると、なんだかホッとします。
こちらは羽化したばかりで、まだ飛べない♀です(本日、11時12分)
(小雨降る中、ニホンハッカの葉にしがみついている…)
あれまぁ、もう交尾カップル誕生とは…(12時42分)
(蝶は羽化して世に出た時には、すでに立派な成虫になっているんだって…)
《最後は蝶なしですが、屋敷林に咲くレンゲショウマ》
年々草丈が低くなり、花も小さくなっているような気がします。
そろそろ他の場所への植え替えも考えなくてはいけないのかも・・・
漏れ日の中で咲くレンゲショウマ♪
このすぐ側にキレンゲショウマも植えてあるのですが、
そちらは葉は茂ってくるものの、ここ数年花を咲かせてくれません。
これもまた、移植を考えなくてはいけないかと・・・