いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

ジャコウアゲハの完結編♪

2015年08月25日 | 自宅周辺の蝶

ジャコウアゲハの記事が続いてしまいましたが、いよいよ今回で完結です。

 

残り2頭の蛹の結末ですが、

 今朝、2頭とも無事に羽化しましたぁ~

 

それでは、蛹Cと蛹Dが羽化した様子をご覧いただきましょう・・・

(またもや羽化の瞬間は見逃しましたが…)

 

*************

まずは、『ものぐさC』の羽化です・・・

*************

810日の夕方蛹になった『ものぐさC』が、本日無事に羽化しました

 

それでは、前記事に倣って蛹の変化からご覧ください・・・

 

823()    →   昨日、824()    →   同(夕方)

  

 

蛹Bの経験から、たぶん今朝には羽化するだろうと心の準備をしてました。

朝6時変化なし、7時にも変化なしで、7時30分に行ってみると、

 

もうすでに羽化してましたぁ~

 

羽化直後らしく翅がくしゃくしゃの状態でしたから、

翅が伸びていく様子をご覧いただきましょう・・・

 

まだ翅がくしゃくしゃで、♂♀の区別もつかない♪・・・(7時30分)

 

前翅が伸びてきた! この子は♀のようですね♪・・・(7時34分)

 

後翅も伸びてきて、尾状突起がはっきりとわかります♪・・・(7時40分)

 

翅がきれいに伸びました♪・・・(7時55分)

 


23日に羽化したBは1時間20分程で翅を開いたのに、

今回のCは、お昼を過ぎても翅を開こうとはしなかった。

気温が低かったからなのか、

それとも、『ものぐさC』のことだから、

翅を開くのが面倒だったのでしょうか…って、そんなことはないですね!

 

7時間も経ってから、ようやく美しい開翅姿を見せてくれた♪・・・(14時33分)

 

この後、音を立てて雨が降ってきたから、心配になって見に行ってみたら、

もうそこにものぐさCはいなかった・・・

きっと、大きな木の枝の葉裏で雨宿りをしてるのでしょうね。

 

*************

次は、『お騒がせD』の羽化です・・・

*************

810日の夕方蛹になった『お騒がせD』も、

Cより1時間程遅れて無事に羽化しました

 

それでは、蛹の変化からご覧ください・・・

 

823(お昼前頃)   →   昨日、824()   →   同(夕方)

  

 

上のCと同じで、たぶん今朝には羽化するだろうと心の準備はできてました。

朝6時変化なし、7時にも変化なしで、7時30分にも変化なし。

 

羽化したCが翅を伸ばしている時、こちらはまだ蛹だった♪・・・(7時40分)

 

そして40分後に見た時には、蛹が空っぽ♪・・・(8時20分)

 

だけど、蛹の側に羽化したはずのジャコウアゲハがいない~!

 

ヒマラヤユキノシタの茎や葉裏を探したけれど、どこにも見当たらない・・・

…で、あちこち探して、

 

ようやくジャコウアゲハの♀を発見~!

 

蛹の抜け殻から離れた、こんな場所にぶら下がってた♪・・・(8時27分)

 

(踏まれなくて、よかったね…)

 

蛹化した場所では翅を伸ばすことができないと判断したから、

この場所まで移動してきて、翅を伸ばしていたのでしょうか・・・

 

蛹化の時といい、今回の羽化の時といい、

やっぱりこの子は『お騒がせD』だ!

 

ヒマラヤユキノシタの葉先に、器用につかまってます♪

 

どんな風にしてぶら下がっているのか、ズームインして見てみましょう・・・

 

足の先端の爪を使って、引っ掛けてるみたいです♪

 

先端がカギ状の爪になってるとは、蝶の足もなかなかよくできてますねぇ~

 

先きに羽化したCよりも、かなり早くに開翅です♪・・・(11時31分)

 

午後になって、雨が降り出してきました。

葉の先端では雨に濡れてしまうのに・・・

 

…と、思って心配して見に行ってみたら、

 

翅をバタバタさせながら移動して、飛ぶ練習を始めてた♪・・・(14時32分)

 

そして、土砂降りとなる前に、屋敷林の方へと向かって飛び立っていきました。

 

記事中の、『ものぐさC』と『お騒がせD』については、

ジャコウアゲハの蛹編》をご覧くださいね。

 

*************

最後に、まとめです・・・

*************

我が家にやってきた5頭の終齢幼虫、

 1頭は早々に逃亡してしまい、蛹化の確認ができないまま、

 その後8月23日に庭で『♀の羽化』を確認

 8月23日に1頭の『♂が羽化』し、本日25日に2頭の『♀が羽化』

 1頭は蛹になる段階で★になってしまった

 

…ということで、

悲しい結末もありましたが、

♂1頭と♀3頭、4頭のジャコウアゲハが無事に羽化することができ、

4頭ともに羽化不全はなく、美しいジャコウアゲハとなって庭を舞いました♪

 

4回に渡って、ジャコウアゲハの観察にお付き合いをいただき、

ありがとうございました

これにて、ジャコウアゲハの観察日記は完結とします。

(今後またお庭訪問してくれた時には、登場するかもしれませんが…)

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ジャコウアゲハの羽化&再会♪

2015年08月23日 | 自宅周辺の蝶

前々記事、前記事に続いてジャコウアゲハのお話ですが、

今日は嬉しいご報告がふたつ・・・

(画像も多く少々長くなりますが、ご覚悟の程を…)

 

庭で観察中だったジャコウアゲハの蛹3頭のうちの1頭が、

今朝無事に羽化しました。いえ、羽化してましたぁ~

 

そして、我が家にやってきた翌々日、早々に逃亡(蛹になるための旅)した、

終齢幼虫Aの目映ゆいばかりの美しい姿を見ることができたという、

ダブルのオメデタ報告です。

 

*************

最初は、今朝羽化した『蛹B』です・・・

*************

8月10日に蛹になったBが、本日無事に羽化しました

まずは蛹の変化からご覧ください・・・

 

黄色い蛹が、昨日の朝には上半分が緑っぽくなり、

昨日の午後には全体が緑っぽくなってきた。

 

810日(830分)   →   昨日、822日(1000分)   →   同(1420分)

  

 

その後、昨日の夕方もそして今朝6時頃も同じ色のままだった。

 

羽化前日は、黒くなって翅が透けて見えるようになるはずだから、

羽化は明日の朝になるだろうと思っていたのだが、

今朝再び外に出てみた時には、もうちゃっかり羽化してましたぁ~

 

ジャコウアゲハの♂がぶら下がってた♪・・・(今日8月23日、7時46分)

 (無事に羽化できて、本当によかったね♪…)

 

何度もこんな格好をして、水のような物を排泄してた♪

 

ずっと翅を閉じたままじっとしてる♪・・・(8時16分)

 

そして、ようやく翅を開いた♪・・・・・・(9時07分)

 

羽化を確認してから翅を開くまでに、約1時間20分! 長かったぁ~

陽射しもなく、どんよりとした天気のせいでしょうか・・・

 

翅を開いたところを確認したら、今度は飛び立つのを確認したくなって、

今朝は羽化したジャコウアゲハを時々見上げながら、

この周辺の草取りに専念してました。お陰で庭がずいぶん綺麗になった♪

 

草取りに夢中になっていて、ふと見上げた時にはもうジャコウアゲハがいなかった

(少し前に見た時には、翅を開いたままの姿があったのに…)

 

しまった! ジャコウアゲハがいない♪・・・(10時50分)

 

3時間も経ってから、ようやく飛び立ったようです。

その後、ひらひらと中庭を飛んでいるのを見つけてホッとしました

 

ツゲの木に止まった、ジャコウアゲハ♂♪

 

 

羽化直後だから、翅がきれいです~♪

 

 

幼虫時代にウマノスズクサの葉を食べて、体内に毒を蓄積してきたジャコウアゲハ、

見るからに胴体の赤と黒が毒々しいですね。

毒を持っているお陰で、鳥などの餌食にはならないようだけど、

同じ昆虫の寄生蜂(寄生蠅)にはこれが通用しないというから、不思議なものですねぇ~

 

羽化の瞬間には立ち会えなかったけれど、無事に羽化した姿を見た瞬間は、

なんとも言えない喜びと安堵感でいっぱいでした。

明日も明後日もその次の日も、庭で元気な姿が見られるといいんだけど・・・

 

*************

次は、行方不明だった『終齢幼虫A』との嬉しい再会です・・・

*************

我が家に連れてきた翌々日に行方不明になった終齢幼虫A、

今朝再会した姿は、なんとジャコウアゲハの成虫となってました

 

そして、羽化直後で未だ飛べないAに出会った場所は、

ウマノスズクサからは遥か遠く、カタクリの咲くあの屋敷林の下。

直線で測ってみれば、なんと 12.3m もの距離・・・

(前記事の終齢幼虫Dが蛹化したヒマラヤユキノシタまでの距離は、2.5mだったのに…)

 

それでは、Aとの再会の様子をご覧いただきましょう。

 

今にも泣き出しそうな空模様、陽射しがありません。

こんな天候だからでしょうか、ジャコウアゲハ♂のB(↑)がなかなか飛び立たないから、

結局草取り時間も長くなってしまい、かなり飽きてきちゃった

 

…で、ちょこっとだけこの場を離れて、

気分転換に、屋敷林の下で咲いたコバギボウシの花殻摘みでもしてこようかなぁ…ってことで、

少しの時間だけ屋敷林の下で花殻摘み作業をしました。

 

その帰り、通路横で翅を開いた大きな蝶を発見~

なんと、その蝶はジャコウアゲハの♀です!

(行く時には全く気付かなかったのに…)

動かないけど、生きてる! これって、羽化直後なのだぁ~

 

再会した終齢幼虫Aは、ジャコウアゲハの♀になっていた♪・・・(9時30分)

(慌ててカメラを持ってきて撮った一枚、心が踊り手も震えてピントが合わない…)

 

ほんの少し飛んで、キレンゲショウマの支柱に止まった♪

 

翅を閉じたり開いたり~♪

 

 

今度はすぐ横のシダの葉へ移って、美しい翅を広げて見せてくれた♪

(よし、今度は大丈夫! わたしもだいぶ落ち着いてきたみたい…)

 

この場所では今、

キレンゲショウマが最後の蕾を付け、ヤブランが咲き、シュンランには果実が…♪

 

その横では、

レンゲショウマの最後の花が数輪咲いてる♪

 (ここらでお花の画像も入れて、少し和んでいただきましょう…)

 

ジャコウアゲハA(♀)は、約1時間ほどシダで翅を開いたままじっとしていたけれど、

しばらくしてから行ってみると周辺を飛んでいて、

近くにある背の高いモチノキの枝の中に隠れてしまいました・・・

 

その後、ジャコウアゲハA(♀)の姿は見ていません。

明日は姿を見せてくれるかなぁ・・・

 

*************

 

終齢幼虫Eの無惨な姿を見たり、寄生蜂(寄生蠅)の存在を知って、

8割程の終齢幼虫がすでに寄生蜂の犠牲になっているということが分かり、

それ以来ものすご~く悲観的になってしまったわたしなのであります

 

ところが、今日は『羽化』と『再会』という嬉しいできごとがあって、

目の前がパッと明るくなった気がしました。

 

神様って、本当にいるのですねぇ~

 

しかも、♂と♀がほぼ同時刻に羽化したのですから、

そのうちに庭のウマノスズクサに小さな幼虫がいっぱい!

な~んてことも夢ではないかもしれませんね・・・

 

残り2頭の蛹の羽化も気になるけれど、

羽化した2頭(♀と♂)の恋の行方も、かなり気になるところです・・・

 

最後に、ジャコウアゲハの♀と♂を並べて見ていただきましょう!

 

♀(行方不明だった終齢幼虫A)    と    ♂(蛹B)

 

(それぞれ、上の開翅写真と同じものですが…)

 

どうか、AとBが素敵なカップルになれますように…


ついでにもうひとつ、

どうか、残りの2頭の蛹が無事に羽化できますように…



 追記です・・・(8月24日)

 

今朝9時頃、ジャコウアゲハの♀と♂がお庭訪問してくれました。

昨日羽化したAとBです♪

 

シュウメイギクに止まってるのは、ジャコウアゲハ♀のAです♪

 

こちらのクレオメで吸蜜してるのは、ジャコウアゲハ♂のBです♪

 

2頭揃って、朝のご挨拶にきてくれたのでしょうね・・・

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ジャコウアゲハの蛹編♪

2015年08月20日 | 自宅周辺の蝶

ジャコウアゲハ終齢幼虫のその後、前記事の続編です。

 

5頭の終齢幼虫が我が家にやってきたのですが、

 1頭は早々に逃亡してしまい、

 1頭は蛹になる段階で★になり、

 3頭の蛹を只今観察中です。

 

それでは、5頭の終齢幼虫(A君~E君)の様子をご覧いただきましょう・・・

 

早々に逃亡したA君

我が家にやってきた翌々日には逃亡してしまったA君、

記念写真を撮ろうとした時には、すでに姿を消していたので、写真はありません・・・

どこかで蛹になって、無事に羽化してくれることを祈るのみです…

そして、お庭訪問をしてくれたら嬉しいなぁ~♪

 

横着者のB君

蛹になるための場所探しの旅に出ることなく、

ウマノスズクサの高い所で、ちゃっかり蛹になってしまった横着者のB君です。

 

気付いた時にはもう『前蛹』でした♪・・・(8月9日、8時00分)

 

 

そして翌朝には『蛹』になってた♪・・・(8月10日、8時30分)

(ジャコウアゲハの蛹は、怪談『皿屋敷』のお菊に由来してお菊虫と呼ばれる…)

どうか、B君が無事に羽化できますように…

 

ものぐさC君

蛹になるための場所探しの旅に出ようと、一応は低い位置まで降りてきたようだけど、

それ以上動くのが面倒になってしまったのでしょうね。そんなものぐさC君です。

 

あれっ? こんなところで固まってる♪・・・(8月9日、10時15分)

 

 

やっぱりここで『前蛹』になったんだね♪・・・(8月10日、8時30分)

 

そして夕方には『蛹』になってた♪・・・(17時30分)

どうか、C君も無事に羽化できますように…

 

お騒がせD君

今回里子に来た5頭の中で、唯一黒っぽい色の終齢幼虫のD君です。

D君はプチ遠征に出かけて蛹になる場所を決めたかに見えたけれど、

実はこれがフェイントでした・・・

一時は行方不明になってしまい、わたしを心配させ、

消えてから6日後に見つかったという、なんともお騒がせD君です。

 

地面を歩いてるD君発見~!・・・(8月9日、7時43分)

(踏みつけなくてよかったぁ~)

 

小さな体でどこまで歩いて行くのでしょう~♪

 

すぐ近くにあるヒマラヤユキノシタを目指してるようです♪

 

一生懸命に歩いて…♪

 

障害物も乗り越えて…♪

 

途中1時間程休憩してから、茎をよじ登って…♪

(その間わたしも休憩…)

 

どうやら葉裏で『前蛹』になるみたい~♪・・・(歩き始めてから2時間後、9時43分)

 

そしてこのまま、夕方も同じ状態でじっとしてました。

 

ところが翌日・・・

葉裏で前蛹になっているはずのD君が見当たりませ~ん

 

ヒマラヤユキノシタの葉を全部裏返してみたけど、見つからない・・・

その後周辺をあちこち探したけれど、どこにもいなかった。

 

そして8月15日、黄色い蛹を見つけましたぁ~

(あの時、茎だって何度も見たのにね・・・やっぱり黄色い蛹は目立つ!…)

 

ヒマラヤユキノシタの茎で、『蛹』になってた♪・・・(8月15日、9時22分発見)

(D君もたぶん翌日の10日に蛹化したのでしょう…)

どうか、D君も無事に羽化できますように…

 

★になってしまったE君

さぁー、E君の旅が始まった! 追跡劇をお楽しみいただきましょう♪

…ってことで、わたくしも張り切って追跡を始めて、

前蛹になるところまで見届けたのですが・・・

悲しいかな、蛹化の途中で力尽きたようで、E君は★になってしまいました。

(蛹化とは、幼虫から蛹へと最後の脱皮をすること…)

 

朝のうちはまだ高い位置でのんびりとしてる♪・・・(8月9日、8時03分)

 

いよいよ旅に出かけるらしく、下の方へ降りてきた♪・・・(9時54分)

 

 

チシマタンポポの間をぬって歩き、どこまで行くのでしょう♪・・・(10時16分)

 

あれっ? 戻っちゃった♪・・・(10時17分)

 

支柱で蛹になりたいのかなぁ♪・・・(11時15分)

 

やっぱりここで『前蛹』になってた♪・・・(8月10日、8時28分)

 

この日の夕方か翌朝には蛹になっているはずのE君だけど、

ずっと前蛹のままで、とうとう二日後の朝には★になっていました

 

蛹になれなかった、可哀想なE君・・・・・・(8月12日、7時16分)

 (小さな画像ですが…)

 

寄生蜂にやられてしまっていたのか? それとも体力が尽きてしまったのか?

旦那さんに確認してもらったところ、どうやら寄生蜂(蠅かも?)の仕業だったようです

幼虫時代に寄生蜂にチクリと刺されて、体内に卵を産みつけられたってことですね。

(体内で孵化した寄生蜂の幼虫たちに、栄養を横取りされてしまったのでしょう…)

一枚目の写真を見ればとっても元気そうなのに、ホント信じられません!

無惨なE君の姿・・・でも、これも自然の摂理というものなのでしょうね。

 

以上、5頭の終齢幼虫A君~E君の様子でした・・・

 

今のところ『3頭の蛹』が確認できています。

ジャコウアゲハは、蛹になってから2週間程で羽化するらしい・・・

蛹になってから今日で10日が経ちました! 羽化まであと数日でしょうか~♪

 

見やすい場所で蛹になってくれているから、毎日何度も蛹の様子を見ています。

羽化の目安は、黄色い蛹の色が前日あたりになると黒っぽくなるはず・・・

今のところ、3頭ともまだ蛹の色に変化は全くありません。

どうか、3頭がみな無事に羽化できますように…

 

羽化の瞬間に立ち会えなくてもいいから、

せめて羽化できた姿だけは見せてほしいなぁ…

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ジャコウアゲハの終齢幼虫と食草♪

2015年08月17日 | 自宅周辺の蝶

昨年頂いてきて庭に植えたジャコウアゲハの食草『ウマノスズクサ』が充分に育ったので、

知人宅の庭で孵化したジャコウアゲハの幼虫を、我が家へ里子に出してもらいました

 

数年前のキアゲハの観察を思い出しながら、

今年はジャコウアゲハの観察を楽しんでいます。

…と言っても、我が家にやってきたのはすでに大きくなった終齢幼虫ですから、

やっぱり一番のお楽しみは、ジャコウアゲハが羽化してくれることでしょうね。

 

まずは、ジャコウアゲハの食草『ウマノスズクサ』からご覧いただきましょう・・・

(その昔は土手などにたくさん自生していたというウマノスズクサ…)

 

昨年の6月に10cm程の小さな苗を4本頂いてきて、

ぶどう棚の支柱の角付近に植えたウマノスズクサ、

4本とも無事に根付いて越冬し、今年の春にツンツンと芽を出してくれました。

そして今は、

ぶどう棚を追い越す勢いで伸びて、葉もたくさん茂らせて花もいっぱい咲かせています。

 

ぶどう棚を利用して絡ませている、ウマノスズクサ♪

 

手前の角にウマノスズクサ、向こうの角には朝顔の北京天壇、その左角にもウマノスズクサ♪

 

株の根元や少し離れた場所にも、小さな株が生えてきた♪

(ウマノスズクサは地下茎で増えるんだって…)

 

蔓生のウマノスズクサなんだから「ぶどう棚に絡ませれば手っ取り早い…」などと、

安易に考えて、ブドウ棚の支柱の足元へ植え付けてしまった。

そして今年の春に頂いてきた株も、向こう側の支柱の足元へ植えてしまった。

ところが、

今年はブドウに殺菌剤を散布する…と旦那さんが言い出したから、さぁー大変

(その頃は幼虫もいなかったが、ウマノスズクサをしっかりと覆って散布してました…)

 

この秋には、ウマノスズクサすべての株を他の場所へと退避させねばなりません。

さてさてどこへ移植して、どんな風にして蔓をからませればいいのやら…

 

こちらがウマノスズクサの花、かなり地味ですよねぇ~♪

 

 

8月5日、我が家にやってきた終齢幼虫は全部で5頭。

(蝶の成虫は1頭、2頭と数えているから、幼虫も1頭、2頭でいいのかなぁ?…)

 

連れてきたその日はそっとしておいて、翌日様子を確認してみると、

それぞれのお気に入りの場所を見つけたようで、ひと安心・・・

 

そして翌々日(8月7日)、終齢幼虫の記念撮影をすることにしました

(ここから先きは芋虫みたいなのが登場しますから、虫嫌いな方はスルーしてくださいね…)

     …

     …

     …

     …

     …

心の準備ができた方は、この先もご覧くださいませ~

     …

     …

     …

     …

 

我が家のウマノスズクサで暮すことになった、ジャコウアゲハの終齢幼虫たち♪

 

 

 

あれっ! 4頭だけ・・・

 

そうなんです、早々に1頭いなくなっちゃいました

2日後のこの日、どんなに探しても終齢幼虫は4頭しか見つかりません。

たぶん、蛹になるための旅に出かけたのかと・・・

(絶対に考えたくはないけれど、もしかして天敵にやられちゃったのか?…)

 

キアゲハの終齢幼虫は10~15mも遠征をして、遥か遠くで蛹になっていたけど、

ジャコウアゲハもそんなに遠くまで旅に出るのでしょうか・・・

 

春に頂いてきたウマノスズクサの葉にジャコウアゲハの卵が付着していて、

そこから孵化して終齢幼虫になったそのときの子も、いつの間にかいなくなって、

その後ジャコウアゲハの♀が1頭この中庭にやってきたのでした・・・

(そのときの証拠写真は《こちら》の記事のオマケでご覧ください…)

そのときも、あちこち探したけれど蛹は見つからなかった!

 

今回脱走(?)した1頭も、どこかで蛹になって無事に羽化して、

そのうちにひょっこり現れてくれるといいんだけど・・・

 

そうそう、そのときの終齢幼虫は地肌が黒かったのに、

今回の終齢幼虫はほとんどが茶色です。

ジャコウアゲハの幼虫は体色に個体差が大きいそうだけど、揃って茶色とは…

 

ジャコウアゲハの終齢幼虫は茎を噛み切って、その先の葉を枯らしてしまい、

他の幼虫が食べられないようにするというのです。

なんとも意地悪なことを・・・それって本当なのでしょうか?

 

本当でした! 茎を噛み切ってしまった終齢幼虫♪・・・(8月8日の朝)

 

他の幼虫たちも、あちこちで同じことをやらかしてました。

…なので、ウマノスズクサが大きく成長してたくさん生い茂っていないと、

多くの幼虫は育てられないってことなのですね・・・せっせと株を増やさねば!

 

さて、この終齢幼虫たちが蛹となってやがて無事に羽化して、

美しいジャコウアゲハが我が家の庭をヒラヒラと舞っている・・・

そんな日が来るのだろうか! 来てくれるといいなぁ…

 

今日はここまでにしておきましょう。

この続き(蛹化編)は、また次回のお楽しみってことで・・・

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旬のアーティチョーク de おもてなし♪

2015年08月10日 | 男子厨房に入る

前記事に続いて今回もだいぶ前、7月23日のことになります。

旦那さん実家の家族がブルーベリー狩りに来ました。

庭のブルーベリーは既に終わってしまったので、

近所のお宅のブルーベリー畑での摘みとりです。

 

その畑には大きなブルーベリーの木がたくさん植えられていて、

蜂さんや鳥さんが食べてしまうから…ということでなので、

遠慮なく、大量に摘ませていただきましたぁ~♪

(しまった! ブルーベリー畑での様子や収穫したブルーベリーの写真を撮ってなかった…)

 

そして、ランチは我が家で召し上がっていただくことに・・・

 

旦那さん実家の家族3人とわたし、4名でのランチタイムです。

もちろんシェフは、うちの旦那さん♪

 

それでは、旬の「アーティチョーク」を食材にしたランチの始まり~

(毎度のことですが、料理名と料理説明文はシェフとの合作ということで…)

 

サラダは、

《夏野菜と葉物サラダにタコを添えて…》

 レタス・サラダ菜・とんがりキャベツ、ズッキーニ

 藤木ドレッシングと炒りシラスをかけてカルシウム補給に…

 

前菜の一品目は夏らしく爽やか~に、

《トマトのマリネ…》

 ミニトマトのマリネ、モッツアレラチーズ

 バジル風味を味わっていただく一品

 

前菜の二品目は、

《魚のマリネ…》

 夏なので塩を利かせたサーモン、鯛、マグロ

 自家製ピクルス(人参、大根、セロリ、キュウリ)を添えて…

 

パンは、

《いつもの丸福さんのパン…》

 

 パンのお供は左からバター、奥に自家製ルバーブジャム、

 手前に戻って自家製ブルーベリージャム、

 その横は畑で栽培したガーデンハックルベリージャム

 

スープは、

《二色の新じゃが冷製ポタージュ…》

 ジャガイモは「インカのひとみ(黄色)」と「シャドークイーン(紫)」

 牛乳&生クリームのポタージュで噛んで味わってもらうスープ

 アクセントにクルミを乗せて…

 

メインディッシュは、

《黒毛和牛のステーキにアーティチョークを添えて…》

 味付けは塩胡椒でシンプルに…

 いつもより厚い切り方にして肉の柔らかさを味わってもらった

 付け合せは左から、

 北海こがね、新タマの素揚げ、茹でたアーティチョーク

 みさきキャベツの若草色をアクセントに…

 

お客さんが身内なので賄い料理も一品登場、

《アーティチョークのガク根元を食す》

 この食べ方が一番美味しいと思う!

  (アーティチョークのおいしい食べ方…)

   大きめの鍋で30分茹で上げる。あら熱をとって持てるようになったら、

   ガクを外側からはがし、その根元の果肉を歯でしごきとって、

   マヨネーズをつけて食べる

 次々と手が出る旨さです

 

こちらが畑から収穫してきたアーティチョーク♪

(7月23日のこの頃、アーティチョークは旬だったのです…)

 

ここで登場、

《チーズの盛り合わせとトマトコンフィ…》

 ゴルゴンゾーラ(ピカンテ)とスペインチーズ3種類

 中央は友人自慢のハチミツ

 

デザートは、

《アイスクリームのフルーツ添え…》

 シャインマスカット、グレープフルーツ、スイカで夏らしく

 アイスの上の緑はタラゴンの新芽

 若い女子もいたのでナスタチュームの花を添えて…

 

最後に、

《プチフールとコーヒー…》

 チョコを付けた自家製オレンジピール

 

本日のランチは、これでおしまい!

シェフ、ごちそうさまでしたぁ~

 

こうしてみると、毎度お馴染みのメニューとなっていますが、

召し上がっていただく方にとっては、どれもみな初めてのお料理で、

喜んでいただけたようですから、まぁー「よし」としましょう~

 

我が家のおうちシェフは農家シェフでもあります。

自分で栽培した野菜を自分で調理して、

親戚やお仲間のみなさんに喜んで食べていただくことが、

一番嬉しいようなのです

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