今年はいつになく地植えのクリスマスローズが早い時期から咲いて、
他の花がほとんど咲いていない庭を彩ってくれました。
個々の花の撮影はほとんどしてないのですが、
一応それぞれのコーナー別の写真は撮っておきました。
もう随分季節外れの感もありますが、まぁ、一応記録ってことで・・・
本日の数枚は、
すでに今年のブログに登場済みの花を「咲き方別」に並べました。
シングル咲き♪
セミダブル咲き♪
ダブル咲き♪
それでは我が家一押しの、柏葉紫陽花の下から・・・
ここは夏になると、柏葉紫陽花の葉が覆って日陰を作ってくれ、
クリスマスローズにとって、一番過ごしやすい場所のようです。
花が最盛期を迎えた頃です(4月11日)
今年リニューアルさせた、栗の切り株周辺です・・・
まず土を作り直してから、お気に入りのクリスマスローズを集めて、
周辺に他の季節に咲く花々も少し植えてみました。
クリスマスローズの場合、春の移植はNGなのですが、
やっぱり花が咲いている時でないと、レイアウトができないのでね・・・
今年はまだちょっと寂しい、このコーナー(4月11日)
花が終わると、他の花たちの出番です(5月8日)
今ここで咲いてる花は、
手前がクリーピングタイムで、中心部はシレネとお気に入りの水仙です。
今年は寂しく咲く、出窓下のクリロー・ミニガーデンです・・・
大株を他へ移植したために、今年はスカスカになってしまった。
数年後には前のように賑やかになってくれるでしょうか。
大株がなくなって、小さな株ばかりのこの場所(4月11日)
葉が出てきたら、少しは賑やかになったかなぁ(4月24日)
今年初花を咲かせた新コーナーです・・・
婿殿が作った階段の、脇に植えたクリスマスローズも年々花が多くなってきて、
昨秋その近くに小さな花壇を作って、小さな株を植えておきました。
我が家へと向かう階段脇、ここで咲いてるのは初花ではないです(4月11日)
手前は新たに作ったミニミニ花壇、ここでは小さな株に初花が咲いた(4月11日)
小さな株が初花を咲かせた、こちらも新コーナーの一部(4月15日)
こちらは、交配試験場的なコーナーです・・・
ピンセットを使って自分で交配をさせて育てた花を、
期間限定で植えた場所でしたが、今ではそのまま花を咲かせています。
でも、ここは除雪機で雪を積み上げる場所でもあるから、
毎年春には、花芽も葉も砂利や土に埋れるようになってしまい、
あまりきれいな花が咲かないという難点があるのです。
それでも、初めて交配させて咲かせた花なのでやっぱり愛おしい・・・
今でも「生みの親」的な目で眺めてしまう、ここの花たち(4月15日)
年々株が充実してきている、ぶどう棚横のコーナーです・・・
今年もオキナグサと共演しながら、きれいに咲いてくれました。
大株を抜いてしまって少々歯抜け状態だけど…(4月15日)
今年もたくさんの花を咲かせてくれた(4月28日)
最後は、リビング下の土手です・・・
春の早い時期にはクリスマスローズが主役の土手なのですが、
季節が進んでいくと、主役の座は他の花に譲って、
その頃には、クリスマスローズの花茎を全て切り取ってしまいます。
切った花は、長いこと玄関で咲いてた♪
日当たり良好のこの土手では、小さな株は他の花や葉に埋もれて、
真夏の太陽から身を守りながら、静かに休眠に入るのです。
それでは、土手に咲く花の移り変わりをご覧ください・・・
(4月11日)
(4月29日)
(5月 8日)
(5月20日)
今現在この土手に咲いている花は、上段からイベリス、シラン、濃い紫色のアヤメ、
中段にはイモカタバミ、ミヤマオダマキ、ワスレナグサ、
下段にはチシマタンポポ、イベリス、フロックス、スズラン、
見えないけど、手前には薄紫色のミヤコワスレが花盛りを迎えてる。
ほぼ球根と宿根草の土手なので、毎年季節を感じて花を咲かせてくれます。
これらの花たちのお陰で、草取りスペースがかなり減ってわたしは大助かり~♪
…と、我が家の庭の花や畑花壇の花たちはみんなこんな調子で、
わたしの手をあまり煩わすこともなく、季節になると勝手に花を咲かせて、
雑草対策に一役も二役も買ってくれているという、ありがた~い花ばかりです。
今日の、お・ま・け・・・
昨日、三重県のブロ友さんからクリスマスローズの種が送られてきました。
今年は久し振りに種の採取をされるとのことでしたから、
2種類ほど種のリクエストをさせていただいていたのです。
そうしたら、6品種もの種が送られてきました。
しかもどんな花かが分かるように、種採取用の袋がかかったままの姿で…!
送られてきた、クリスマスローズの種が実った花♪
袋を開けると、すでに種がこぼれ落ちているものもありました。
緑の房の中の種も黒く色付いていたので、全部取り出して、
種が新鮮なうちにと思い、昨日早速プラポットへ種を蒔きました。
クリスマスローズの場合、種を採取してすぐに蒔く「取り蒔き」という方法と、
採取した種を茶袋などに入れて土の中に埋めておき、秋になって掘り出して蒔く方法があります。
わたしはいつもすぐに蒔く「取り蒔き」をしています。
黒光りした新鮮な種がこぼれてくる♪
種を数えたら、6品種合わせてなんと150個もありました。
ひとつのポットに、9個~12個の種を蒔いた♪
普通の花の種は10日~2週間程で発芽するけれど、
クリスマスローズは発芽するまで半年程かかります。
このまま木陰などに置いて、乾いたら水やりをしながら面倒を見て、
晩秋になって冷え込む時間帯は玄関内へ取り込みます。
そして、鉢植えのクリスマスローズと同じように、
気温と相談しながら、玄関内と外の出し入れをやりながら春を待ちます。
(三重県の師匠宅では、冬になっても鉢植えやポットは外管理だそうですが、
日中でも氷点下15℃にもなる当地では、鉢やポットの外管理はとても無理なのです…)
ポットに蒔いた種は、暮れからお正月頃になるとポコポコと発芽が始まり、
1月下旬頃には双葉が出揃い、春になったら1本ずつにポット上げをします。
昨日蒔いた種が発芽して育ち、花を咲かせるのは三年後になるでしょうか・・・
クリスマスローズが、種から花を咲かせるのは気の長い話ですけど、
母花と同じ花が咲くとは限らず、この間の様々なワクワク感がたまりません。
三重県から届いたスマートレターの中には、オルレアの苗も同封されていました。
「今年は友人から頂いたオルレアの種を蒔いたけれど、なかなか発芽しない」と、
少し前にコメントでお話したことがあったのですが・・・
それを覚えていてくださったらしく、このような嬉しいサプライズです。
こちらが、同封されていたオルレアの苗♪
花が咲いている大き目の株やら小さな苗やら、たくさん入っていました。
開封後、種より先に早速これらの苗を植えさせていただきました。
まずは花を咲かせて、来年はこの花たちのこぼれ種に期待したいところです。
mcnjさん、たくさんの種と苗をありがとうございました♪