「春は黄色から~」ということで、
早春の庭にはクロッカスやミニ水仙のティタティタなど、
小さな黄色い花が咲いて、信州の遅い春を告げてくれました。
頭上で桜の花が満開を迎える頃になると、
地上ではピンクの花が咲いて、春らしい庭の装いになります。
カタクリやショウジョウバカマなどの山野草は、
桜が散るのを待つかのように花の終盤を迎えていますが、
今咲き始めたピンクの花もあれこれ・・・
本日は「ピンク花祭り」と題して、庭に咲いているピンクの花を集めてみました。
桜の開花と同時に咲いてきたのは、《カタクリ》
今年はショッキングなカタクリの季節となってしまいました。
なんと、昨年まで集合して花を咲かせていた株が、
突然跡形もなく消えちゃった!
昨年(左)と今年(右)の、我が家メインコーナのカタクリ♪
まるで盗掘でもされたかのように、この場所にカタクリが咲いてな~い!
もう10年以上経つから、きっとこれは世代交代なのかもしれませんね・・・
この周辺には、数年前から1枚葉のジュニアたちが続々と生えています。
小さな1枚葉がいっぱい♪
まもなくこの子たちが展葉して2枚葉になり、花を咲かせてくれるでしょう。
カタクリは、種が溢れてから7〜8年程経ってようやく花を咲かせます。
カタクリの種が溢れると、その種をアリさんたちが運んで増やしてくれます。
このメインコーナーの近くの斜面では、
数年前から花が点在して咲くようになってきました。
ちょっと離れた場所では、年々花の数が増えてきた♪
遠く離れた場所でも、花が咲いている♪
もっと遠くの石の脇でも、小さな初花が咲いた♪
こんな場所で咲きました♪
上の写真、隣の1枚葉もたぶん来年は2枚葉となって花を咲かせるでしょう。
遠くまで種を運んでくれたアリさん達に、感謝感謝です♪
こちらもジュニア株が増えてきた、《ショウジョウバカマ》
こんなところで小さな花を咲かせて、ビックリ♪
庭にピンクと赤のショウジョウバカが咲いているのを見て、
2種類の花が咲いた!…と喜んだことがあったけれど、
それは花が終盤を迎えると、花色がピンクから赤色へと変化したものだった・・・
花色がピンクから赤へと変わる、ショウジョウバカマ♪
カタクリなど、春先に花を咲かせてその後に葉を枯らし、
地上から姿を消してしまう花を「スプリング・エフェメラル」と呼びます。
ショウジョウバカマは常緑性で一年中葉を付けているけれど、
例外的にスプリング・エフェメラルの仲間なのです・・・
今年もきれいに咲いた、《イワウチワ》
ピンクの花から咲き出した、《イカリソウ》
やっぱり今年は植え替えかなぁ…の、《ヒマラヤユキノシタ》
濃いピンクの蕾から淡いピンクへと変わる、《シャクナゲ》
白や青より先に咲いたピンクの、《ワスレナグサ》
こちらもピンクが真っ先に咲いた、《チューリップ》
ピンクの花もあちこちに咲く、《クリスマスローズ》
咲き始めたばかりの、《シレネ》
今日は、庭を華やかに彩っているピンクの花を並べてみました。
今日の、お・ま・け
今日、ワン連れ散歩で自宅周辺を歩いている時に見つけたピンクの花です。
まず道端で咲いていた、《ハルジオン》
ハルジオンの花びらって、こんなに多かったのですねぇ~
白い花のハルジオンが多いけれど、我が家周辺ではこんなピンクも多いです。
これからの季節は、道端や田んぼの土手一面にたくさん咲いてきます。
今まで気付かなかった、《八重紅枝垂桜かな?》
まだ蕾もあって、しばらくは楽しめそう~♪
木の下に入れば、ピンクの花シャワーです♪
思いがけずに、ワン連れお花見ができて嬉しかったです。
もうしばらくすると、リビングから山桜のお花見が楽しめます。