いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

白い小花が集まって咲いてます♪

2009年08月31日 | 我が家の花(2009)
今あちらこちらで、白いニラの花が咲いてとてもきれいです。
強烈な香りを放つニラ。でもその花は、真っ白な星形のとっても可愛らしい花だってこと、みなさんご存じでした?


今日はそんなニラの花と、そして同じように白い小花が集まって咲く花たちを集めてみました。
ニラ、ハツユキソウ、スイートアリッサム、ヤマハハコの四つの花。(そして、番外編がひとつ…)


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最初は、星形が可愛らしい『ニラ』の花です・・・


ニラは野菜コーナーに植えるべきなのでしょうが、この小さな星形の花が好きなので、我が家では花のひとつとして畑の花コーナーに植えてあります。
ニラの花は、あのニオイとは似ても似つかぬ白くて可憐な花を咲かせるのですよ。


花茎がすーっと伸びて、先端に薄い白い膜で覆われた蕾のようなものがひとつできます。
その中から、今度は本物(?)の蕾がたくさん顔を出し、広がりながらひとつふたつと星形の白い花を咲かせます。


薄い膜を破りながら、蕾が顔を出して・・・

P1130710


ひとつ、ふたつと花が開きます・・・

P1130711


膜を押し破りながら、徐々に花が外側に広がって・・・

P1130709


花が満開になっていきます・・・

P1140042


たくさんの白い小花が満開になると、花火のようでとてもきれいです。
ニラのあの臭いからは想像もつかないような、素敵な花を咲かせますねぇ・・・


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今年も『ハツユキソウ(初雪草)』の白い花が咲きました・・・


葉の上の方が白い斑(ふ)入りになって、雪化粧をしたように見えるところから『初雪草』と名付けられたとか・・・
ハツユキソウは、白い花も可愛らしいのですが、なんといっても魅力は白い斑入りの葉ですね。


ハツユキソウの葉と、よく見れば白い小花も咲いてます・・・

P1140287


昨年は、こぼれ種から発芽した小さなハツユキソウがたった2本だけ育ちました。
その貴重な2本を種が実る前にこちらに移植して、種がこぼれてくれるよう願っていたところ・・・
今年は6本発芽して、なんとか無事に育っています。


一応見応えのある株が2本と、小さくて頼りなげな株が4本。
6本の株に花が咲いてはいるけれど、これではあまりにも淋しい雪景色です。


今年のハツユキソウたち・・・

P1140036


細々と育っているハツユキソウですが、それでも花が咲き緑色の実も付いてきました。


ハツユキソウの実です・・・

P1140291


緑色の丸い実が、とっても可愛らしいですねぇ~
この実から種がこぼれて、来年もきっと発芽してくれるだろうと期待しているのですが・・・


この花は、25年以上も前に旦那さまの友人のお母様から頂いた花。我が家ではこの花を、『○○さんちのおばあちゃんの花』と呼んでいます。
一昨年に亡くなってしまったおばあちゃん。この花は、今ではおばあちゃんを偲ぶ花になってしまいました。
絶やすことなく、いつまでも咲かせ続けたい花です。


来年の今頃はハツユキソウが生い茂って、一足早い初冠雪を見られるといいんだけど・・・


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そして、お馴染みの『スイートアリッサム』です・・・


今頃の登場? って感じもしますが・・・
この花は、いつでも庭に咲いているといった印象があります。
春の終わり頃から庭のどこかで咲き始め、夏、秋、そして初冬になって霜が降りてもどこかで咲き続けてくれる花。
我が家にはなくてはならない花のひとつです。


白い小花が可愛い、スイートアリッサム・・・

P1130951


この花は一度苗を植える(種を蒔く)と、翌年からは毎年こぼれ種からたくさんの花が咲きます。


寄せ植えによし、花壇の彩りによし、グランドカバーとしてもよし、そして雑草対策としても大活躍してくれます。
こんなに重宝な花は他にはない…本当に頼りになる花ですね。


これでも、ひと株のスイートアリッサム・・・

P1140284


※ここでちょっと一言(昨年の復習になりますが…)

  スイートアリッサムはこぼれ種で毎年たくさん出てきます。
  でも、そのままにしておくとモヤシのように細い株でひょろひょろになってしまうから、
  ひと手間かけて、ちょっと間引いてあげるといいですね。
  そうすれば、しばらくすると枝がたくさん出てきて広がって、大きな株に育ちます。
  移植する場合も、少し間隔を空けて植えてあげましょう。
  真夏の暑さは少々苦手なので、真夏になると情けない花姿になってしまうこともあります。
  そんな場合は、少し切り戻してあげるといいでしょう。
  涼しくなる頃には新しい枝が出てきて、再びたくさんの花が咲きます。


スイートアリッサムがこぼれ種で発芽すると、それこそ雑草のようにあちこちにぞくぞくと出てきます。さぁー、これをどこに移植しようか…それもまた楽しみのひとつですね。
必要以外の株は、最終的には雑草と一緒に抜き取ることになってしまうのですが・・・


雑草のごとく、好き勝手に咲いています・・・

P1140282


これ(↑)ぜ~んぶ、こぼれ種から勝手に咲いてくれているスイートアリッサムです。


真夏にひと休みしていたスイートアリッサムですが、涼しくなってきたこれからが再びこの花の季節です。
長い間楽しませてくれるこの花、本当にありがたいお花ですね・・・


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最後に登場するのは、初めて咲いた『ヤマハハコ(山母子)』です・・・


この花は6月に友人から頂いて、我が家で『山野草コーナー』と名付けられている庭の一角に植えてあります。
ササユリやカタクリが咲く屋敷林の下を山野草コーナーとしているので、この場所は第2の山野草コーナーといったところでしょうか。


この花は、頂いたときにヤマハハコという名前は教えてもらったのだけれど・・・
どんな花が咲くのか、いつ頃に咲く花なのか…など、全くわかりませんでした。(もしかして、そのときに聞いたけど忘れちゃったのかも…)
小さかった株も日ごとに大きくなってきて、蕾を付けてきた頃からは花が咲くのが待ち遠しくて、今か今かと心待ちにしていた花です。


やがて白い小さな花を咲かせました。
カサカサしている感じが、まるでドライフラワーのような花ですね。


白い小花がかわいい、ヤマハハコ・・・

P1140299


この花、実は白い花弁のように見えるのは総包片と呼ばれるもので、葉が変化したものですって。
本当の花は、この白い総包片が開くと見える黄色い部分なのだそうです。


黄色い花が真っ白な総包片に、大切そうに包まれている・・・
この様子が、幼子が母に抱かれているみたいだから、母子草なのかなぁ?


黄色い小花が密集して咲くハハコグサは、この辺では土手や草むらなどにいっぱい咲いています。
ヤマハハコは山に咲くから、山の母子草でヤマハハコ? たぶん・・・
ふたつの花は、よく似ていますね。


中から顔を出してきた黄色いのが、本当の花です・・・

P1140223


でもまぁ、この花は「白くてちっちゃな可愛い花」と呼ばせてもらいましょう・・・


蕾のときは真っ白で、花が開くと黄色が顔を出し、やがて茶色に変わっていく・・・
ヤマハハコという花は、ひとつの花の固まりの中で色々な表情を見せてくれる花です。


真っ白に黄色が加わり、やがて茶色に変化します・・・

P1140222


この花は本来、真っ直ぐ上に伸びて咲いているのでしょうが、茎が全部曲がってしまって・・・
我が家のヤマハハコは、花茎が入り乱れて咲いております。
支柱くらい添えてあげればいいんだけどねぇ~ まぁ、これも自然の姿ということで…


乱れた姿で咲いてる、ヤマハハコ・・・

P1140302


第2の山野草コーナーと名付けられたこの場所に、今花が咲いているのはこのヤマハハコだけ。
早春の山野草も儚げで美しいけれど、この時期に咲く野の花もまた素敵ですね・・・


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~ そしてこちら、番外編 ~


小花ではないのですが、白花『モナルダ(別名、ベルガモット)』のちょっとユニークなお話・・・


以前のブログで、赤紫色のモナルダの花をアップしたときに、白花の挿し木の様子もついでにアップしました。


この3ポットの挿し木は、ヤマハハコを頂いた友人からのもらいもの。その友人が、切り花で買ってきた白花のモナルダを挿し木にして育てていたものです。


我が家にやってきた黒いポットの白花モナルダたち、只今挿し木の真っ最中。新芽も出てきて、どうやら根付いてきたようなのでそろそろ路地に降ろそうかと思っていたのですが・・・


それが今、困ったことになっています


なんと、その挿し木の白花モナルダに花が咲いてしまいましたぁ~
見てやってください。一人前にモナルダの花の格好をして咲いています。


挿し木の最中なのにそれぞれ開花した、3ポットの白花モナルダ・・・

P1140205

P1140204

P1140211


なんと言いましょうか、気の早い花というか逞しい花といったらいいのか・・・
それにしてもこんな状態で花を咲かせるとは、なんともユニークなモナルダの白花さんたちですね。


さてさて、いったいどうしたものか・・・


ようやく根付いてきたであろうこの小さな挿し木たちのためには、余計な負担をかけないようにさっさと花を摘んでしまったほうがいいに決まってますよね。
でも、せっかく咲いてきた花。摘んでしまうのはもったいない!
このままの状態でしばらくは花を眺めて、花が終わったら寒くならないうちに急いで路地植えにしてあげましょう。


あぁー、早くしなければ…この地では秋が駆け足で通り過ぎてしまうんだわぁ・・・

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網戸に珍客、「おはよう!」

2009年08月28日 | 日々の暮らし
今朝のできごとです。


朝起きてカーテンを開けると、そこにはいつもの風景が・・・


…と思いきや、なんかちょっと変です!


いつものリビングからの風景だけど!?・・・

P1140196


あらあら、珍客が・・・アブラゼミさんですね。


網戸に張り付いて、こちらの様子を伺っているのでしょうか。
内側の窓を開いても、アブラゼミさんは動こうとはしません。


「アブラゼミさん、おはよう!」


今朝は、アブラゼミさんに見つめられながらの朝食となりました。


外を眺めようと目を向けると、網戸にぺたりとアブラゼミさん・・・
コーヒーカップを置いて顔を上げると、まだ網戸にアブラゼミさん・・・


なんとも落ち着かない今朝の食事タイムです。


このアブラゼミさん、ウンともスンとも言わずにただじっと網戸に張り付いているだけ・・・
鳴かないセミというのも、ちょっと淋しいものですねぇ~


食事が終わっても、まだじ~っとそのまま張り付いています。


ちょっと近づいて、記念写真でも撮ってあげましょうか。
(セミが苦手な方、ごめんなさい…)


ハイ、ポーズ・・・

P1140187


もっと近づいてもいいかしら・・・

P1140186


もう少し近づいてみようかなぁ・・・

P1140191


最後に、角度を変えてもう一枚・・・

P1140192


(虫が苦手な方、ホントごめんなさい…)


画像で見ると、随分下に移動したかのように見えますが、アブラゼミさんはほとんど動いていないのですよ。カメラを上に向けると画像が暗くなってしまうので、接写のときはセミのすぐ上部からカメラを下に向けて撮っています。


デジカメのレンズが網戸に触れそうなくらいに近づいているんだけど、アブラゼミさんは全然お構いなし。どうしてでしょう・・・ 


今朝5時50分から8時頃まで、2時間以上もずっと網戸に張り付いたままでした。


そのうちに、「あっ、逃げちゃった!」と旦那さまの声。


縁側に置いてある花の水やりをしようと、網戸を開けたようです。
「セミには悪いけど、花がしおれてしまうからしかたがなかった…」ですって。


急に網戸を開けられちゃったら、アブラゼミさんだって逃げ出してしまいますよねぇ~


今年の夏は短かったけれど、アブラゼミさんは夏を満喫できたのでしょうか。
夏の終わりに、思いがけず楽しい朝のひとときでした・・・

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お気に入りの風船カズラ♪

2009年08月27日 | 我が家の花(2009)
春、久し振りに『フウセンカズラ(風船葛)』の種を蒔きました。


夏の終わりから初秋になると、風船カズラがゆらゆらと風に揺られて涼しげです。


青空の中で、風に揺れる風船カズラがステキ・・・(8月12日撮影)

P1130580


紙風船のような緑色の果実が、なんとも可愛らしい・・・

P1130576


この風船、和紙でできているんじゃあないの? …そんな風合いの、柔らかな緑色の風船ですね。
触ると破れちゃいそう・・・実際、そんな感じなのです。


…とか言いながら、膨らんでいる風船カズラを指でつぶしてみると、
「ポン」という音がして破れます。 これがまた楽しい!
(こんなことは子供がするお遊び。良い大人は真似をしてはいけません…)


この風船カズラ、緑のカーテンにしようとしたのですが・・・
主役は朝顔やゴーヤにとられてしまって、しかたなく縁側の端っこに植えてあります。


以前は垣根に絡ませたり柿の木などに絡ませていたのですが、今年は土手に長めの棒を数本立ててそこに絡ませてみました。


細い茎が巻きひげを出して棒に絡みつき、棒のないところではお互いの巻きひげ同士が絡み合いながら伸びています。
風船がてっぺんで宙ぶらりんになって揺れているところが、とっても涼しげ。


縁側の端っこだから、緑のカーテンとは呼べないけれど・・・(昨日、8月26日撮影)

P1140151


今年のこの(↑)風船カズラ、今まで育てた中で一番気に入っています。
風船がたくさんぶら下がって、しなやかで、涼しげで・・・


白い花が次々と咲いて、小さな緑色の実がたくさんできて、次から次へと膨らんで風船がぶら下がる。先に膨らんだ風船から徐々に茶色く色が変わって、しだいに秋色になっていくのです。


風船かずらは、花を観賞するというよりは、むしろ緑色の紙風船のような果実を観賞するといったところでしょうか。


でも、小さな白い花だって、とっても可愛らしいんですよ!


花後には小さな緑色の実ができて、それが大きく膨らんで紙風船のような形でぶら下がります。風船が茶色く色付いてくる頃には、中の種も熟してきます。
じつはこの種、ステキな秘密が隠されているのですが…まぁ、それは後ほど・・・


それでは、小さな花から実が色付くまでの様子をご覧いただきましょう。


フウセンカズラの白くて小さな花・・・

P1130915


花後には小さな緑色の実ができます・・・

P1130838


少し膨らんできましたね・・・

P1130835


大きく膨らんでくると、紙風船のようになります・・・

P1130841


やがて、実が茶色く色付いてきました・・・

P1140114


このように風船の色がすっかり茶色に変わる頃には、果実の中にできている種が完熟して種の採取が可能になります。
このまま放っておいても、こぼれ種から来年には発芽すると思うんだけど、念のため種を採っておくほうが安心でしょう。(この種がまた可愛いんだから…)


それでは、ここで風船を半分に割って、中の種を見てみましょう・・・


ひとつの風船の中には3個の種が入っています。


緑色の風船の種・・・

P1140115

 ↑ フレッシュなグリンピースみたいで、美味しそう…


少し色付いてきた風船の種・・・

P1140120

 ↑ チョコボールみたいで、やっぱり美味しそう…


茶色くなった風船の種・・・

P1140125

 ↑ これは、正露丸みたいで苦そう…(正露丸って・・・他に何かなかったかなぁ…)


種は緑色から茶色に変わり、そして完熟すると真っ黒になってきます。


ここで、完熟種を取り出してみましょう・・・


もうひとつ茶色になった実をとってきて、中から種を取り出してみると、


あらっビックリ!


風船カズラの完熟種って、こんな種・・・(拡大して見てください!)

P1140134


まん丸の真っ黒い種だと思ったでしょう・・・
なんと、くっついていたところが白かったのですねぇ~


しかも、


まん丸で真っ黒な種に、『白いハート模様』が入っているんですよ~
どうです、この可愛らしい秘密・・・


まだあります。


白いところに目玉をふたつ書けば、『お猿さんの顔』にもなっちゃうんですよ~
想像してみてくださいな、愉快でしょう・・・


さぁー、あなたはどちらに見えますか? ハート? それともお猿さん?


風船カズラの種には、こんなステキな秘密が隠されていたのですね・・・


 今日の、お・ま・け 


風船カズラは緑のカーテンにはなれなかったけれど・・・
こちら緑のカーテン、ゴーヤです!


土手の上部にゴーヤを植えて、壁の日よけにしています。
エコ的には窓の上まで伸ばせば効果抜群なのでしょうが、部屋からの景観も考えてやはり窓の下までにしました。


出窓の下までの、背丈の低いゴーヤカーテン・・・

P1130863


ちょっとこれ、植え過ぎじゃないの!ってくらいに茂っております。


1.8mの高さの中途半端な緑のカーテンですが、それでも真夏の暑さを少しは和らげてくれたでしょう。壁の下部は日よけになっているし、見た目にも涼しげだし、一応その役目を果たしていると言えそうです。


ゴーヤカーテンの裏側に入ってみると、さすがに涼しいですねぇ~


ゴーヤカーテンの裏側から・・・

P1130602


ゴーヤカーテンには、緑の中に小さな黄色い花が咲いて蜜蜂さんもやってきます。


ゴーヤの黄色い花・・・

P1130588

P1130597


ゴーヤで作った緑のカーテンは、なんといっても実が食べられるところがいいですね。
たくさんのゴーヤが実っています。


ゴーヤがたくさん実ります・・・

P1130857


こんなにたくさん植えてあると、ゴーヤがたくさん生りすぎてちょっと困ります。
来年は本数を減らしてもらいましょう。


今日収穫したゴーヤです・・・

P1140110


緑が濃くて、ごつごつしたイボイボがたくさんあって、もぎたてのゴーヤは本当に美味しい!


今日は、2本をゴーヤチャンプルーにして、1本はゴーヤサラダにしましょう。


たくさん採れ過ぎちゃうので、今年は佃煮にも挑戦してみようかと思っています。
ジャコとゴマを入れて…、上手に作れるかしら・・・


こんな美味しい緑のカーテンも、またありがたいものですね・・・

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咲いて嬉しい、みっつの花・・・

2009年08月24日 | 我が家の花(2009)
ゲンペイツリフネソウとカクトラノオ、そしてクレマチスの『ビル・ド・リオン』。
今年も咲いてくれてありがとう! そんな想いの花がみっつ・・・


最初はひとつの花に二色が美しい、『ゲンペイツリフネソウ(源平釣船草)』です・・・


昨年は小さな苗をたくさん頂いたので、そのまま畑に植えて咲かせました。
たぶんこぼれ種から咲くだろうと思い、種の採取をすることもなく、今年はこぼれ種を頼りに心待ちにしていたところ・・・


たくさん芽が出てきて、あちらこちらに源平咲きのツリフネソウが咲きましたぁ。


こぼれ種から咲いてくれて、ありがとう!


源平咲きのツリフネソウ、ゲンペイツリフネソウです・・・

P1130963


二色咲きの花も素敵だけど、ぷっくりとした丸い蕾も花後の細長い種も可愛らしいですねぇ~


 ここで、昨年調べたことをちょっと復習してみましょう 


 源平咲きとは
  1本の木に赤と白の花が咲くことを意味するらしいです。
  源氏の旗が白で平氏の旗が赤だったことから、そう呼ばれるんですって。


ひとつの花に二色が美しいこの花も源平咲き、だから『源平ツリフネソウ』と呼ばれるのですね。


畑で咲くゲンペイツリフネソウ・・・

P1130434


畑では、こんな姿で数ヶ所に咲いています。
今年もこのまま咲かせて、種の採取はしないでよさそうですね。


次は、ユニークな咲き方の『カクトラノオ(角虎の尾)』です・・・


カクトラノオ? ハナトラノオ? どちらがいいでしょうか。
昨年はカクトラノオとしてアップしたので、今年も同じ名前にしておきましょう。


この花を昨年アップしたときは、ちょうど北京オリンピックの真っ直中。
テレビを観ていて、表彰式の花束の中にこのカクトラノオが使われているのに気づき、なんかちょっと嬉しかったような・・・


そして今は、世界陸上の真っ直中。
昨日は女子マラソンで尾崎選手が銀メダルを獲得しましたね。
嬉しいニュースでした・・・
だからといってあまり関係ないけれど、このピンクの花はなんだか縁起の良い花のように思えてならないのです。(今回の表彰式の花束の中には、カクトラノオは入っていませんでしたねぇ…)


今年もこの時期に、きれいに咲いてくれてありがとう!


カクトラノオの花は、口をパクッと開けたような感じがとても可愛らしいですね。


カクトラノオの花・・・

P1140004


畑の花も庭に植えた花も、今年は株が随分増えて賑やかになりました。


畑ではこんなに株が増えた、カクトラノオ・・・

P1130678


一年でこんなにも株が増えるものなのか…と、この花の繁殖力の凄さには感心します。


先日たまたま観ていた韓国ドラマの中にも、このカクトラノオが咲いている風景が映し出されていました。日本でも中国でも、そして韓国でもこの花は好まれているのですね。


最後は、赤紫色のクレマチス『ビル・ド・リオン』です・・・


二十数年前に植えた『ビル・ド・リオン』、ここ数年すっかり忘れ去られていたその花が、昨年突然花を咲かせました。
昨年は、ビル・ド・リオンの花との再会に、どれほど感動したことか・・・


葉が枯れた頃にその花を大事にそ~っと掘り上げて、こちらの畑に移植しておきました。
そして、春になると新芽がひとつふたつと出てきて、やがて蕾も付けて・・・
昨年移植したばかりのビル・ド・リオン、根付いてたくさんの花まで咲かせてくれたのです。
昨年に続き、再び感動を貰っちゃいましたぁ~


しっかりと根付いて、しかもたくさんの花を咲かせてくれてありがとう!


今年は立派な花が咲いた、ビル・ド・リオン・・・

P1130421


昨年十数年振りに咲いた花は濃い赤紫色の美しい花でしたが、小さい花がたった5つだけ。今年は、大きな花が次々と開いて長い期間たくさんの花を楽しむことができ、嬉しいクレマチスの季節となりました。


思いがけずに花をたくさん咲かせた、ビル・ド・リオン・・・

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根付くかどうかも怪しげだったこのビル・ド・リオン。
まさか、支柱が必要な程の立派な株になるとは思ってもいなかったので、急遽添えてもらった支柱です。そこら辺に転がっていた古びた竹と錆びた針金がそれを物語っているかのようですね。


いずれは他の場所で垣根のように咲かせてあげたいと思っていたのですが、しばらくはこのまま古びた支柱とともにここで辛抱していただくことになりそうです・・・


今日は、「咲いてくれてありがとう!」 …と言ってあげたい、みっつのお花でした。


 今日の、お・ま・け 


我が家の超特大スイカのその後です。


今年畑で初めてスイカを作り、4個のスイカを実らせていました。
先日1個食べ(中はかなりの空洞、でも美味しいスイカでした…)、
残りは3個。


そのうちの1個はすでに畑の中で傷んでいたそうです。
そこで慌てて残りの2個を収穫。


2個ともやはり超特大サイズでした。
1個を割ってみると、予想どおり大きな大きな空洞ができていて、この空洞スイカは甘みもなく全然美味しくなくて・・・結局食べるのを諦めました。


残るは最後の1個。果たして食べられるスイカなのか・・・


割る前に、大きさを測ってみました。
この最後の超特大スイカは、縦が32cmで横が27cm のちょっといびつな細長いスイカです。


いよいよ割ってみることになりましたが、さてさてスイカの中はどうなっているのでしょうか。


では、切りま~す!


うわぁー、やっぱり空洞スイカでしたぁ・・・

P1130806


でも、みずみずしくて美味しそうでしょう・・・

P1130807


さて、お味のほどは…といいますと・・・これがまた、とっても美味しい!


最後の1個も結局は空洞スイカでしたが、でも毎日美味しく食べています


今年初めて作った(もちろん旦那さまが…)スイカ、美味しく食べたのは4個中2個。
初めてにしては・・・まぁまぁでしょうかね。


せっかく美味しいスイカが実ったのだから、来年は収穫時期も上手にしないといけないですねぇ~
この辺のところは、旦那さまにもう少しお勉強をしていただきましょう・・・


お盆前には、車で1時間半位かけてハートマークが目印のブランドスイカ『下原(しもっぱら)スイカ』の特大を二度も買い出しに行って、3個食べまして・・・
(娘の家には別に3個買ってきているので、ほとんど二人で食べちゃった…)
そして、我が家の超特大スイカ2個。
(これも分けようとしたのに頂き物のスイカが2個もあるとかで、こちらも二人の胃袋に…)


今年の夏は、本当にたくさんのスイカを食べましたぁ

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フェンネルとふたつのセージ、今日はハーブです♪

2009年08月23日 | 我が家の花(2009)
フェンネルが、ようやく黄色い小さな花を咲かせ始めました。
いよいよ『キアゲハの幼虫の季節』到来かっ!
真っ赤なチェリーセージと、スカイブルーのボックセージも咲いています。


今日はハーブ特集ということで、三種類のハーブをご紹介しましょう。


まず最初のハーブは、小さな黄色い花を咲かせる『フェンネル』です・・・


前の家から連れてきて、畑に植えた大きな株のフェンネルが、なんと枯れてしまいましたぁ~
春になっても新芽が出てきません。これは一大事です!


フェンネルは我が家にとってなくてはならないお花。
毎年ここでキアゲハの幼虫が育つのを見届けるのが、この時期の楽しみだったのに・・・


春に草取りをしているとき、少し離れた場所でフェンネルらしき小さな芽を発見!
ちゃ~んと子孫を残してくれていたのですねぇ~
早速、大株が枯れてしまった場所に移植してずっと見守っていました。


その小さなフェンネル、この時期になってもまだ花茎が上がってきません。
あまりにも小さな株なので、今年は花を咲かせるのは無理なのでしょうね。


小さな株だけど、元気に育っています・・・

P1140046


「まさかこんな小さな株に、キアゲハの幼虫なんている筈ないわよねぇ…」
と思いながらも、目で幼虫を探しているわたくしであります。


そして今日、よく見慣れたボーダー柄のキアゲハの幼虫を一匹発見!
葉を隅々までよく探して見ると、黒い小さな幼虫も一匹だけいました。


お兄ちゃんとチビちゃん、キアゲハの幼虫が二匹、・・・

P1140049

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こんなに小さな株、花も咲いていないのにどうしてここにキアゲハの幼虫がいるのだろうか。
もっとも、幼虫たちは花を食べるわけではない、食べるのは葉なのでいいんだけど・・・
昨年ここにあった大株のフェンネルを、キアゲハは覚えていたのだろうか。


小さな株だから少ししか葉もないけれど仲良く食べて、そして美しいキアゲハになってまたここに戻ってきてね!


実は今年、もう一ヶ所にもフェンネルが植えてあります。
連れてきたフェンネルが枯れてしまったので、春に園芸店で小さな株を買い求めて土手に植えました。(それほどに、フェンネルにはこだわっているわけでして…)


追記です
  園芸店で、フェンネルと名札が付いていたから買ってきたこの花。
  いつまでたってもキアゲハの幼虫も付かず、やっぱり変です。
  葉の様子や花の咲き方など、昨年のブログの写真と比較してもやっぱり違うかも・・・
  どうやら、この花はフェンネルではなくディルではないかと思います。
以上、後日の追記です。


土手のフェンネルは、株が大きく育って花も次々と咲き始めてきました。
フェンネルの花は、オミナエシのように黄色い小さな花が集合して咲きます。


黄色い小花が可愛い、フェンネルの花・・・

P1140065


こちらのフェンネルは、株も大きく育ってきています。


土手で大きく育っている、フェンネル・・・

P1130724


こんなに大きな株になった土手のフェンネルです。キアゲハの幼虫もさぞたくさんいるでしょう。
そう思って探したのですが・・・


全く見つかりませ~ん


この場所にフェンネルが咲いていることに、キアゲハたちはまだ気付いていないのでしょうか・・・
キアゲハの姿は見えませんが、今日は茶色の小さな蝶が吸蜜中でした。


早速ネットで調べてみると・・・この蝶はジャノメ蝶と判明。


フェンネルの花で吸蜜中の、ヒメウラナミジャノメさん・・・

P1140061

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 ↑ 5つの大きな黒い目玉が、パッと目に付く蝶ですね…


先ほど部屋のお掃除をしていたら、よく似た蝶が入ってきて網戸でパタパタしています。


網戸にやってきた、ヒメジャノメさん・・・

P1140080

 ↑ 模様がちょっと違うし、目玉の数が違いますね…


このふたつの蝶はよく似ているジャノメ蝶ですが、ヒメウラナミジャノメは花に寄ってくるけれど、ヒメジャノメは花には寄ってこない蝶なんですって・・・


『蝶』だからといって、すべての蝶が「お花が大好き!」というわけではないのですねぇ~


今日はキアゲハの幼虫には二匹しか出会えなかったけれど、思いがけずにジャノメ蝶のお勉強ができましたぁ~


まもなく土手のフェンネルにも、キアゲハがやってくることでしょう。
そうすれば、幼虫もきっとたくさん見つかるはず・・・


フェンネルで遊ぶ幼虫の様子は、昨年のブログにアップしてありますので、よろしかったら覗いてみてね…)


さてお次のハーブは、真っ赤な花がきれいな『チェリーセージ』です・・・


チェリーセージは、二ヶ所に植えてあります。
昨年前の家から連れてきた株は畑に植え、そして今春寄せ植え用にと買ってきた株は鉢植えせずに土手に植えてしまいました。


チェリーセージは丈夫で手間いらず。二ヶ所に植えたふたつの株は、環境の変化もなんのその・・・
どんどん育って、可愛い花を次々と咲かせています。


こちら、前の家から連れてきて畑に植えたチェリーセージ・・・

P1120656

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そして、


こちらは、買ってきて土手に植えたチェリーセージ・・・

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同じ種類だと思っていたふたつの株ですが・・・
畑で咲いている花は赤紫色で、土手に咲いている花は真っ赤です。

なぜ? 植えられている土のせいでしょうか・・・
それともこのふたつは、チェリーセージの色違いなの???


最後のハーブは、青い花が涼感たっぷりの『ボックセージ』です・・・


真っ青な花が涼感を呼んで、真夏にはピッタリの花です。


青い花が涼しげな、ボックセージ・・・

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「この花は、ハーブのボックセージという花よ…」といってご近所さんから頂きました。


このボックセージはサルビアの仲間で、『サルビア・ウルギノーサ』とも呼ぶらしいのですが、れっきとしたハーブです。


この青い花は花穂の下から徐々に咲いてくるので、長い間花を楽しむことができます。


赤い花のチェリーセージは木質化するので挿し木で増やしますが、このボックセージはこぼれ種で増えます。
毎年春になると、あちこちに小さな芽がたくさん出てきます。
少し育ったその苗を、咲かせたい場所に移植して楽しむことができるのも嬉しいですね。


今年は、数本を鉢に植えて育ててみましたが、大きな株になって見応え充分。
ボックセージを鉢植えで楽しむのも、なかなか素敵なものです。


鉢植えにした、ボックセージ・・・

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鉢植えでも、こんなに大きく育つ花なのですねぇ~


昨年花後に連れてきて畑に植えたボックセージも、仲間を増やして元気よく咲いています。
ボック(湿地)セージと呼ばれるくらいなので湿った場所がいいのでしょうが、我が家では畑で文句ひとつ言わずに大きく育ってくれました。


畑で咲いている、ボックセージ・・・

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涼しげなスカイブルーのボックセージは、夏の清涼剤のような花。
残暑の中、この青い花はまだまだしばらくは涼を与えてくれそうです。


今日はハーブ特集…とか言っているわりには、相変わらずハーブの効用など一切触れられていないこのブログ・・・


我が家の畑や庭にはハーブと呼ばれる植物はたくさん植えられているのですが、お恥ずかしいけれどお花を観賞するばかりで宝の持ち腐れ状態なのです。


今年は友人からもたくさんのハーブを頂いたので、ハーブのお仲間も増えました。
そろそろ本格的にハーブのお勉強もすべきなのでしょうが、なかなか重い腰が上がりません・・・

コメント (4)
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