いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

クロツバメシジミの初見&初撮り♪

2010年09月29日 | 花や蝶を求めて
念願の『クロツバメシジミ』に、ようやく出会うことができました。


こちら、クロツバメシジミで~す・・・

P1290811_2

(これ、お気に入りの一枚。おすまし顔が可愛らしいでしょ…)


出だしから自信満々にアップしたこの写真、クロツバメシジミで間違いないと思うけど・・・
(でも、もし違っていたら教えてくださいね…)


今日はクロツバメシジミの初見&初撮りができたという嬉しいお話と、
そそっかしくて無知なわたくしの、情けない勘違いのお話。どうぞお付き合いくださいませ・・・


それは、さかのぼって今月初旬のことです・・・


クロツバメシジミが食草とする『ツメレンゲ』の群生地をみつけたので、早速クロツバメシジミを探しにでかけてみました。
我が家から車でほんの10分足らずの場所なので、毎日でも出かけられそう・・・


駐車場から少し歩くと、足元にはブルーの翅やら黒っぽい翅やら…とにかく小さなシジミチョウがたくさん飛び交っています。


花にとまっている蝶の裏翅をみると、
「あらっ、嬉しい! これはミヤマシジミだわぁ…」


そうです、ブルーの翅やら黒っぽい翅やら…の蝶は、どうやらぜ~んぶミヤマシジミです。


まずは、ミヤマシジミをパチリ!


メドハギで吸蜜してる、ミヤマシジミ・・・

P1290477


こちらは、ブルーの翅をチラッと見せてるミヤマシジミ・・・

P1290478_2


ミヤマシジミの雄は、表翅のブルーが本当にきれい!
雌は黒っぽい翅の中にオレンジの模様、そちらも美しいです。


お次は、ツメレンゲの生えている場所で、クロツバメシジミを探しましょう・・・


少し歩いてツメレンゲの生えている場所へ行くと、その周辺では黒い翅を見せて飛んでいる蝶があっちにもこっちにもたくさんいます。
(ミヤマシジミの雌も飛んでいると黒っぽくみえるので、見間違えないようにしなきゃあ…)


飛翔写真なんてとても無理!
クロツバメシジミは初撮りなんだから、今日はとまっている可愛らしい写真を取りたいなぁ


ヨモギにとまったり、花にとまったり…と、色んなポーズのモデルさんがいっぱい・・・
もうルンルン気分で追っかけて、カメラマンになったようなつもりでパシャパシャ撮りました。


「裏翅もミヤマシジミと違って茶色っぽいから、クロツバメシジミに違いないわぁ…」
(…と、勝手に決め込んでました…)


「後翅の突起は、はっきり確認できないけど、でもツバメシジミよりずっと短いんだから、
 目視は無理なんでしょうね…」(…と、勝手に思ってました…)


そう思いながら、この日は自信たっぷりに、たくさんのクロツバメシジミを撮ってきました。


…が、家に戻って画像データをPCに落としてみると、


ガ~ン!」・・・


どの写真を拡大してみても、後翅の突起が見あたらない!
しかも、裏翅全体にオレンジ色が入っています。


「しまった! これクロツバメシジミじゃあなくて、ぜ~んぶミヤマシジミだったんだわぁ…」


それでは、クロツバメシジミと勘違いして撮ってきた『ミヤマシジミ』をご覧ください。
(結構気に入った写真が撮れたと思ったのに…)


ムシトリナデシコで吸蜜中のミヤマシジミ・・・

P1290487


カワラハハコで吸蜜中のミヤマシジミ・・・

P1290482


メドハギで吸蜜中のミヤマシジミ・・・

P1290480


枯れ葉にとまってるミヤマシジミ・・・

P1290494


メドハギでひと休みのミヤマシジミ・・・

P1290513


ご機嫌で、こんなにたくさん(実際はもっとたくさん)の写真を撮ってきたのに、
これぜ~んぶミヤマシジミだったのですね。
(ミヤマシジミは好きな蝶だけど、でもやっぱりショックだった…)


あぁー、勘違い!


ここには、ツメレンゲという植物がたくさん生えていたから、飛んでいる黒い蝶は間違いなくクロツバメシジミだと思っていました


これが食草の、ツメレンゲ・・・

P1290491_2

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P1290511_2


実際に目で見て、クロツバメシジミとミヤマシジミの区別がつかなかったという、わたしの情けない勘違いでした。


二日後再び同じ場所へ行って、今度こそクロツバメシジミに出会いたい・・・


たくさん飛んでいるミヤマシジミや一見クロツバメシジミと思われる蝶(たぶんミヤマシジミの雌)には目もくれず、とりあえずはツメレンゲにとまっている蝶を探しました。


いたぁ~~~


2頭仲良く、ツメレンゲにとまっているのを発見!


これぞ正真正銘、クロツバメシジミですね・・・

P1290760_2


ようやく出会うことができました。 念願のクロツバメシジミとのご対面です。
(嬉しさのあまりに、ピントは赤いツメレンゲに合ってしまったぁ…)


「うふっ、ふたつ並んでなにしてるんでしょうかね


それでは、クロツバメシジミの愛らしい様子をもう少しご覧ください・・・
(…といっても、この日は数頭しか飛んでいなかった…)


こちらは、石の上でひと休みのクロツバメシジミ・・・

P1290769_3

(ツメレンゲにとまってなくても、もう見分けがつくから大丈夫…)


カワラハハコで吸蜜中のクロツバメシジミ・・・(同じ個体だけど、少しずつ近付いてみた…)

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こちらのクロツバメシジミは、翅を開いてくれましたぁ・・・

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参考までに、こちらミヤマシジミの雌・・・

P1290766_2


飛んでいるときは、両方とも黒っぽく見えるけど、クロツバメシジミの黒さは違いますねぇ~
これで、ようやくふたつの蝶を見分けられるようになった気がします。
(…と自分では思ってますが、もし違っていたら教えてくださいね


ほんの数頭しか見かけなかったけど、この日は嬉しいクロツバメシジミの初見&初撮りでした。


間もなくツメレンゲの花が咲きます。(もう咲いてるのかなぁ?)
そうしたら、もう少したくさんのクロツバメシジミに会えるのでしょうか・・・
ちょっと楽しみ♪

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秋の味覚とクマ出没?

2010年09月27日 | 日々の暮らし
庭の大きな栗の木からは、毎日たくさんの栗が落ちてきます。
今は毎朝、栗拾いとイガの片付けが日課となっている我が家です。
(栗を拾っているのはうちの旦那さんだけど、我が家の玄関前のこの大木は娘んちの栗の木…)


中秋の名月の晩には『栗ご飯』を炊いて、翌日は娘家族と一緒に『栗おこわ』で夕食会でした。


大きな栗がゴロゴロ入った、栗おこわ・・・

P1300210_3

この他にも、玄関前に落ちた栗は旦那さんの手によって、
『モンブラン』や『マロングラッセ』にも変身しています。
拾った栗をご近所さんや親戚へ配るのは、娘のお舅さんの役目。
せっせと配っているようですが、それでも我が家の冷凍庫の中には、
皮を剥かれて出番を待っている栗たちがどっさり入っています。


そろそろ、また栗ご飯を炊かなくちゃあ・・・


ジャーマンアイリスの丘近くには、ご近所さんちの栗の木が2本並んで植えられていて、
こちらの栗の木も今年は豊作です。


その栗の木の枝が何者かに折られている…という情報が入っていたので、
先日散策のときに取材(?)をしてきました


丘の近くの栗の木・・・

Img_1638


我が家の庭の大粒の栗とは違って少々小粒の栗ですが、味はいいのだとか・・・


美味しそうな栗が実ってます・・・

P1300251_2

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この栗の木の下に行ってみると、栗と一緒に木の枝がたくさん落ちていました。


散乱している栗と、大きな木の枝・・・

Img_1647


木の上の方を見上げると、無残な姿で枝が折られているのも見つかりました。


これは、まぎれもなく動物の仕業ですね・・・


枝が折られた痕跡です・・・

Img_1635_2


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Img_1646_2


こちらは、太くて大きな枝ごと折られています・・・

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こんなことをするのは、大きな動物に間違いありません・・・


木の幹には、こんな爪痕がありました。


木の幹に残っていた爪痕・・・

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Img_1653_2

Img_1655


これらは、間違いなくクマの仕業のようですね・・・


クマは栗の木に登って大きな枝を折って、その枝を足場にしたりそこに座ったりして栗をたらふく食べるのだと、娘のお舅さんが話していました。


栗はクマさんにとっても、美味しい秋の味覚だったのですねぇ~
…って、のんきなことは言ってられません!
くわばらくわばら・・・


9月15日、我が市では初の『クマ出没警戒警報』が発令されました。
そして、22日には『クマ出没警戒警報発令継続のお知らせ』が出ています。


 追記です・・・
   今日午前中にこのブログをアップしたわけなのですが・・・
   偶然にも先ほど夕方のTVローカルニュースで、我が市のクマ出没について、
   特集(?)で放映していました。
   その中で、クマ出没警戒警報は本日解除されたそうです。一応ホッとしましたが・・・
   でも、冬眠するまではまだまだ注意が必要ですね。
 以上、夕方に追記でした。


クマが出るからといって、わたしの暮らしているところはそれほど山奥ではないのです。
辺りには田園風景が広がって、花も咲き蝶も舞う里なのですが…


年々、何かが変わってきているのでしょうね・・・

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秋の気配・・・

2010年09月25日 | 花や蝶を求めて
今日は久し振りの良い天気、まさに秋晴れです


今朝は娘の家の恋君を連れて、『ジャーマンアイリスの花咲く丘』周辺の散策をしてきました。
(丘といっても、荒れ地にジャーマンアイリスを植えて、自分で勝手に名付けた場所だけど…


秋の花も咲き始めて、辺りはすっかり秋めいてまいりました。


信州自慢の『澄み渡った秋の空』を眺めながら、秋の気配を感じていただきましょう・・・
(数日前に撮った写真も、一緒にアップしてあります…)


秋ですねぇ~

P1290966


庭で増え過ぎた花を、丘のあちこちに植えてあるので、ジャーマンアイリスの季節が終わっても、
初夏~晩秋までなにかしらの花が丘を賑わせています。


丘の上部では、『シュウメイギク(秋明菊)』が咲き始めて、『シオン(紫苑)』が花盛りです。


丘に咲く、シュウメイギクとシオン・・・

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秋の花には、蝶たちも遊びにきていました。


シオンで吸蜜する、キタテハ・・・

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こちらは、イチモンジセセリ・・・

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キタテハとイチモンジセセリが一緒に・・・

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こちらでは、ちょっとくたびれたベニシジミや蜂も仲間入り・・・

P1300071


シュウメイギクにも、キタテハが・・・

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丘に咲いている『カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)』も、少しずつ秋色へと変わっています。


秋色へと変身中の、カシワバアジサイ・・・

P1300246


種採取用にと、遠く離れたこの丘に隔離して植えてある西洋朝顔の『ウエディングベル』も、
そろそろ実を付ける準備に入ったようです。
(他の朝顔たちよりも早めに種を蒔いたので、花の終わりも一足先ですね…)


今年は種の採取が期待できそうな、ウエディングベル・・・(今朝、8時44分)

P1300248


涼しくなってきたこの時期、西洋朝顔は開花時間が遅くなります。
…なので、今朝のこの時間はまだ花が開ききっていませんね。
その代わりに花は午後遅くまで咲いて、条件が良い日には夕方まで咲いているのですよ。


朝顔については、また後日まとめてお話することにいたしましょう・・・


丘の周辺を歩いていると、足元には可愛らしい『ツユクサ(露草)』がまだ咲いていました。
(ちょっと変わった色の花も咲いてます…)


普通の青い花 と 白い縁取りがある水色の花・・・

P1300092_2

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田んぼの土手では、雑草に紛れた『ツリガネニンジン(釣鐘人参)』が、ベルの形をした可愛らしい花を咲かせています。


土手に咲く、ツリガネニンジン・・・

P1300273_2

P1300292_2


秋風に揺られて、どこからかチリンチリンとベルの音が聞こえてきそうですね。


今日は、青空と花と蝶で『信州の秋の気配』を少しだけお裾分けです


 今日の、お・ま・け 


今日は気持ちの良い秋晴れになったけど、今朝は一部曇り空でした。
山のすぐ上には大きな波が、ざぶんざぶんと押し寄せています。


リビングから撮った雲の波・・・(今朝、8時06分の様子)

P1300235


波が去った後の空は、あっという間に秋晴れとなりました。


やっぱり、「女心と秋の空…」・・・なのですねぇ…

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中秋の名月と花火♪

2010年09月23日 | 自然・風景
昨日、今日と地区の秋祭りです。


昨夜は宵祭りで、15発の花火が細々と打ち上げられました。
花火の大きな音に誘われて、縁側に出てみると・・・


なんと、小雨が降っているというのに空にはまん丸のお月様が顔を出していました。
ちょうどそこだけ雲が切れて、ぽっかりと穴が空いたみたいに・・・


昨夜は中秋の名月でしたね


中秋の名月・・・

P1300182

(あまりにもお月様は遠すぎます。画像は拡大してご覧くださいね…)


厚い雲の切れ間に見えた、白っぽい雲とお月様がとってもきれいでした


夕方からの雨で、お月見は諦めていたのですが・・・
ほんのわずかな時間でしたが、鎮守の森から打ち上げられた花火と一緒に、
中秋の名月を眺めることができました。


わたしのコンデジで撮った画像では、名月が泣くかも知れませんが、
それでも、昨夜は雨でお月様を見ることができなかった方にお裾分け…ということで・・・
(雰囲気だけでもお届けできればと思います…)


トリミングして、お月様をもう少し近くまで呼んでみましょう・・・


ちょっとだけ大きくなった、お月様・・・

P1300182_2


そしてこちらは、花火と一緒に眺めたお月様です。


花火とお月様・・・

P1300178

(お手数ですが、こちらの画像も拡大してご覧くださいね…)


昨夜の宵祭りの晩に、花火と共に縁側から遠くに眺めた中秋の名月でした。
(今日のブログは、じみ~な画像だけでちょっと淋しいですねぇ~)


中秋の名月は昨夜だったのですが、満月は今夜だそうですね。
(中秋の名月だからといって、かならずしも満月ではないのだそうです…)


今はどしゃ降りの雨。たぶん、今夜の満月を見ることは無理でしょうね。


そこで、
懐かしい『十五夜お月さん』の歌でも聞いてみませんか・・・


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YouTube: 十五夜お月さん - 近藤圭子



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羽化直後のキアゲハ、その神秘と悲劇(その2)

2010年09月22日 | 自宅周辺の蝶
前ブログの続きです・・・


美しい翅をうっとりと眺めていると、そこへまたまた先輩キアゲハがやってきました。
(羽化してから、41分後)


「こらこら、翅が乾いてないんだからそんなに迫っちゃあだめ!…」

P1290655


「あらまぁー、今度はお仲間と一緒だったの?…」

P1290656


「よかったね、無事で! ちゃんと翅も開けるんだね…」

P1290658_3

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…と、ホッとしたのもつかの間。
ふと気付くと、G君が棒にとまっていない!(羽化してから、1時間13分後)


「えっ? 何が起きちゃったの?」
またまた先輩キアゲハがきていたのです・・・


よく見ると、G君は地面に落とされていました。


G君が必死で抵抗しているにもかかわらず、先輩キアゲハはおかまいなしでちょっかいをだしているようです。
これはたった十数秒間のできごとでしたが、その一部始終をごらんください・・・


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ようやく解放されたG君は、ひと休みした後『クラリセージ』の方へと歩き出しました。
(羽化してから、1時間15分後)


 ここでちょっと余談になりますが、『クラリセージ』についてお話しておきましょう・・・
  上の写真の中で『ジギタリスのおばけ』と書かれたネームプレートが写っていますが、
  お気付きだったでしょうか。
  実はこの花の名前がわからず、我が家では『ジギタリスのおばけ』と呼んでいましたが、
  つい先日ネット上で偶然にこの花を見つけ、ハーブの『クラリセージ』と判明しました。
  和名はオニサルビアだそうです。(森のこびとさ~ん、ようやく名前が分かったよぉ…)


頻拍した場面なのに横道にそれちゃいまして、大変失礼致しました
それでは、お話戻しまして・・・


ヨタヨタと歩くG君・・・

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なんとか翅も開けるようです・・・

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クラリセージによじ登ることもできました・・・

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ようやくクラリセージにとまって非難したかと思ったその時、また先輩キアゲハのお出ましです。
(羽化してから、1時間22分後)


容赦なくG君に迫っています・・・

P1290727


柔らかい翅で必死に抵抗して、ようやく追い払いました・・・

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翅は傷んでいないかとても心配でしたが、どうやら今度も大丈夫そうです。


自力で飛んで、オトギリソウへ・・・(羽化してから、1時間24分後)

P1290729


しばらくして、近くのジャーマンアイリスに飛び移り・・・

P1290733


そしてかなり離れた場所にある、背の高いハナズオウまで飛びました・・・

P1290738


「やれやれ、ようやく少しだけ飛んでくれた。翅を傷めてなさそうで本当によかったわぁ…」


ホッと胸を撫で下ろしたけれど、このままG君は疲れ切ったようでぐったりとしています。
いつまでたってもビクリとも動きません・・・


心配になってそっと指を差し出すと、躊躇することなくわたしの手に乗ってきました。
(羽化してから、1時間35分後)


ちょっとだけ、優しくスキンシップをしてあげましょう・・・

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こうしてわたしの手や指で遊んでいたG君ですが、再びハナズオウの葉に戻してあげると、
しばらくはそのままじっとしていたけれど、やがて飛び立って行きました。


…と思ったのですが、
近くのプルーンの葉にとまって、そこからなかなか離れようとはしないキアゲハG君でした。


プルーンの木のてっぺんにとまったまま・・・(羽化してから1時間42分後)

P1290744_3


キアゲハG君にとってもわたしにとっても、長いなが~い2時間でした。


             おしまい


*~*~*~*~*~*~*~*~**~*~*~*~*~*~*~*~*


羽化したばかりの赤ちゃんキアゲハG君にとっては、求愛行動というのもとんだ災難ですね。
何度もやってくる先輩キアゲハを追い払おうかどうしようか、わたしも随分迷ったのですが・・・
自然界のことになるべく手を加えてはいけないのかなぁ…って思って見守っていました。
(その行為に、あれでよかったのかなぁ…と、今でも心を痛めているのだけど…)
ただ、幼いG君が無事に飛び立ってくれたことが、救いでした。


…と、わたしは思っていたのですが・・・


キアゲハは、羽化して翅が伸びてきて飛べるようになると、もうその時点で立派な大人のキアゲハなのだそうです。
飛び立ったキアゲハは花の蜜をたくさん摂って、すぐに子孫繁栄への旅に出るのですね。
このG君も、このときすでに求愛を受け入れる大人のキアゲハさんではあったんだということ。
(あれっ? 求愛を受けるってことは、G君は雌? Gちゃんと呼ぶべきなのか?…)


それでも、翅がしっかりと伸びきって固まらないうちは、やはりこのキアゲハG君にとっては辛いできごとだったと思います。(見ているわたしも辛かった…)


数回にわたって、キアゲハの産卵から羽化までの様子をご覧いただいてきましたが、
生命の神秘というものに感動させられながらも、自然界の厳しさを思い知らされた観察でした・・・


長い間拙い観察日記にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
画像も文章もやたらと多くて、みなさまにはご迷惑をおかけしたことと思いますが、
これに懲りずに、今後ともこのブログをよろしくね

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