(でも、まだもう少し残ってる…)
昨日は一日中炎天下で、今日は時折強い陽射し
何度も休憩して水分補給をしながら、結構頑張りましたぁ
そんなわたしに、昨日も今日もご褒美がいっぱい・・・
さてさて、どんなご褒美だったのでしょうね。うふっ
まずは、今アイリスの丘に咲いている(咲こうとしている)花たちを、見ていただきましょう・・・
そろそろ花も終盤の、カクトラノオ(角虎の尾)・・・
ぼちぼち咲きだしてきた、西洋朝顔の『ウエディングベル』・・・
のっぺ印の『フジバカマ(藤袴)』も、花を開き始めた・・・
『シオン(紫苑)』や『シュウメイギク(秋明菊)』は、まだ蕾・・・
アイリスの丘に咲く花たちも、夏の花から秋の花へとバトンタッチですね。
それでは、昨日今日と頑張った草取りのご褒美、ご覧いただきましょう・・・
《ご褒美、その1》・・・可愛らしい蝶との出会い
一生懸命に草取りして、ちょっとひと休み・・・
どこから連れてきちゃったのか、休憩場の目の前に白いニラの花が咲いてます。
そのニラの花に、小っちゃな『ベニシジミ』がとまっていました。
(大きなカラスアゲハやミヤマカラスアゲハを見た後なので、余計に小っちゃく感じる…)
ベニシジミは、庭や周辺でたくさん見かける蝶です。
写真も時々撮っているけれど、こんなに小さくて愛くるしいベニシジミは初めて!
まるで幼子のような初々しさを感じるけど、もしかして羽化したばかりなのでしょうか・・・
「きれいな色でしょう…」
「こんな仕草も可愛らしい…」
「にらめっこしちゃった…」
実は、この愛くるしいベニシジミは、昨日出会った子。
今日もまたいました・・・
でも、違う子のようです。
翅裏の斑紋が違うし、足の色も違う。
翅を開くと、きれいなブルーの斑紋がくっきりと見えますね。
今日出会った、ベニシジミ・・・
こんな可愛らしいベニシジミに出会えて、疲れも吹っ飛んじゃいましたぁ
《ご褒美、その2》・・・ベニシジミの手乗り
お話は昨日のベニシジミに戻りますが・・・
ニラの花に手を近付けてみると、
なんと、わたしの指に乗ってくるではありませんか。
羽化直後で、恐れや汚れをまだ知らないのでしょうか・・・
こんなに可愛らしいベニシジミの手乗りなんて、初めて!
あまりにも小さな蝶の手乗り、指も震えるしデジカメ持つ右手も震えます・・・
「超かわいい♪…」
「翅を開いて、サービス満点♪…」
愛くるしいベニシジミとの戯れでした・・・
《ご褒美、その3》・・・イチモンジセセリの手乗り
今朝も草取りに出かけると、丘に咲く朝顔の葉に『イチモンジセセリ』がとまっていました。
「おはよう! イチモンジさん♪…」
セセリチョウは素早くて、手乗りなんかして貰えない…とは思ったけれど、
「ものは試しだ!」と、一応そっと手を差し出してみました。
すると、
「うそっ! 乗っちゃったぁ♪…」
嬉しいイチモンジセセリとの戯れでした・・・
《ご褒美、その4》・・・イチモンジセセリの花潜り
この蝶、わたしの指から離れるとウエディングベルの花にとまり、花の中に潜っていきました。
「きれいな花です、ウエディングベル…」
「あらまっ、ちびっ子セセリの花潜り…」
先日のアゲハと違ってセセリは小さな蝶なので、体が花筒の中にスッポリ入ってしまうのですね。
可愛らしいイチモンジセセリの花潜り、いえ、花筒潜りでした・・・
《ご褒美、その5》・・・キベリタテハとの出会いと、お食事風景
ここで再び、舞台は昨日へと戻ります。
(昨日のできごと今日のできごと…と、お話があっちに飛んだりこっちに戻ったりしてますけど…)
昨日お昼を食べて、午後の草取りに向かう時のことでした。
なにやら黒い蝶が頭上を通過した・・・
クジャクチョウかと思ったけれど、ちょっと違う感じ。
振り向くとすぐ後ろの地面にとまったので、近付いてみた。
なんとなんと、『キベリタテハ』でした。
「わぁー! キベリタテハだぁ♪…」
ビロードのような美しい翅を持つタテハチョウで、縁が黄色いからその名も『キベリタテハ』。
「えっーーー? こんな所にキベリタテハ?」
昨年入笠山で初めて出会って、すごく感動したキベリタテハです。
その時にアップしたブログ記事の時にikedanochohchoさんから、
「…入笠山・上高地でのキベリは有名で、全国各地から蝶屋が写真撮りに集まるんですよ…」
というコメントをいただきました。
(そっかぁ~ 憧れの蝶なんだぁ…)
「標高1,500m以上の山岳地帯に生息し…」などという説明も、
ネット上で見かけました。
(ここは標高700メートルほどなので、山岳地帯ではないと思うのだけど…)
そんな蝶に、まさか我が家の庭先で出会えるなんて・・・
それでは、
わたしへの警戒心よりも、食欲の方が上回っていたキベリタテハさんの様子を、
じっくりとご覧くださいませ・・・
(色んな角度から撮っているので、翅の色の美しさも見てやってね…)
「あれあれ? 木から落ちた柿の実に近寄っていく…」
「ん? 何か警戒してるの?…」
「やっぱり、柿の実が気になるらしい…」
「あっ! 柿に手(足?)をかけた…」
「柿によじ登ってるぅ…」
「もしもし、柿の皮じゃあ汁は吸えないよ…」
「そうそう、そこからなら吸えるよね…」
「身を乗り出して吸ってるけど、腐った柿がそんなに美味しいの?…」
「おゃおゃ、ようやくお腹いっぱいになったようだね…」
「…と、思いきや…」
「まだ吸うつもりのようですね…」
落ちていた柿は腐っていたけど、その『腐った果実』がキベリタテハの好物なんですって。
ビロード状の光沢のある翅表が、とっても美しいですねぇ~
黄色い縁取りが、なんともオシャレです。
翅裏は真っ黒ではなくて、粋な感じのシックな色合い。翅裏もまた美しいですねぇ~
我が家の庭先、こんな場所でのお食事風景でした・・・
(右下に、お食事中のキベリタテハさん…)
このキベリタテハは、しばらくの間ここでお食事して、その後どこかに飛び立って行きました。
まさかのキベリタテハとの出会い、そして初めて見たお食事風景に心ウキウキで、
午後の草取りも頑張れましたぁ~
残暑厳しい炎天下での草取りは、本当に大変だったけど、
このようにたくさんのご褒美を頂いて、ご機嫌なわたしです
今日もまた、神様に感謝ですね…