10月に入ったので、クリスマスローズの植え替えをしました。
昨年の5月に《種蒔き》をして、暮れからお正月にかけて《発芽》した苗を、
今年の4月に1本ずつ《ポット上げ》をして、夏を越させました。
そして涼しくなった10月に、ポットのサイズを上げての《植え替え》です。
クリスマスローズは暑い夏の間は夏眠をしますから、
涼しくなってきて目覚め、根が動いてから植え替え作業をします。
今の時期になると、ポットの株にも鉢植えにも地植えの株にも、
黄緑色の新芽が伸びてきています。
7cmポット→9cmポットへ、サイズアップして植え替えた♪
中には、春のポット上げ後からほとんど成長していない株もあり、
小さいながらも新芽を出し始めているので、小さな株も植え替えです。
小さな株を大きなポットへ植えるのはNGなので、
小さな株はポットサイズを変えずに、
根の様子を確認しながら植え替えだけしました。
小さな株は、7cmポット→7cmポットへ植え替えた♪
ここで追記です・・・
「小さな株を大きなポットへ植えるのはNG」という理由は、
「ポットが大きすぎると土がたくさん入ります。
そうすると加湿状態になってしまい、なかなか水が乾きません。
根は用土が乾いて水が欲しい!という状態になって伸びていくので、
いつも加湿状態だと根の伸びが悪く、結果株の発育も悪くなります。
そんな理由から、適切なポットサイズというのがあるわけです。」
クリスマスローズは、種蒔きをしてから3年後(奥手の株は4年後)で、
始めて花を咲かせるお花なので、大きく育った株もまだ小さな株も、
花が咲くのは早くて再来年の春ということになりますね。
植え替えしたポットを入れてあるトレーは、
寒くなってきたら、鉢植えの花と一緒に玄関内に取り込みます。
外気温が-15℃にもなる我が地域ですから、
冬の管理は基本玄関内ですが、暖かな日の日中だけ外に出します。
クリロー師匠が暮らす三重県では、真冬でも戸外で管理できるそうなので、
鉢植えも植え替えたポットの株も、外に出しっぱなしで 良いそうです。
(その代わり、夏場の管理が大変らしいのですが…)
そんな寒冷地の我が家での冬場の管理を考えると、
春にポット上げした株のすべてを植え替えて、玄関内管理するのは無理!
…で、今日は植え替えした残りの50株を地植えにしちゃいました。
仮植えということで、庭にクリスマスローズの育成コーナーを作って、
そこに50株全部植え付け、初花が咲いてから所定の場所へ植え付ける予定です。
(豪華な花は人目に付く玄関周りへ、それなりに美しい花は庭のあちこちへ…)
小さな株を地植えにすると、成長がかなり遅れてしまい、
初花が咲くのが1、2年遅くなってしまいますが、でも仕方がありません・・・
それに、しっかりと根付かないうちに霜柱と一緒に浮き上がってしまう・・・
あれこれ心配なこともあるけれど、ちびっ子株には頑張ってもらわねば!
今日の、お・ま・け・・・
今年は『西洋オキナグサ』が翁のふさふさの種になったときに、
種を採取して種蒔きをしました。
オキナグサはこぼれ種から発芽をするのですが、
今まで西洋オキナグサのこぼれ種からの発芽はなく、
ずっと1株のままなので、少しだけ増やそうかと・・・
こちらが西洋オキナグサ♪
種を蒔いたら、ぐちゃぐちゃ発芽した♪
(ポット上げ用の大きな苗を抜いた後の様子です…)
発芽苗の中から、丈夫そうな苗を12本だけポット上げすることにし、
我が家にある一番小さなポリポット(6cm)に植えました。
小さなポットに、1本ずつポット上げ~♪
クリスマスローズが入ってるトレーの空いた場所に置いて、
一緒に冬の管理をしてみるつもりです。
さぁ、来春には地植えができるような株に育つかなぁ~
残りの発芽苗は、ぞくぞく出ているポットから土ごと取り出して、
そのまま庭のどこかに埋めておこうかと思います。
わたしのブログにしては、珍しく写真枚数が少ない記事になりました。
次回は秋の訪問蝶をアップ予定なので、写真は多くなると思います。