我が家では、6月初旬~中旬には中庭で咲く花が多いのですが、
下旬になるとホリホックが咲き始めて、畑花壇が華やかになります。
緑が多い、中旬の畑花壇(6月16日)
そして下旬の今は、
ホリホックが咲いて華やかに~(6月27日)
今日登場するのは6月下旬に咲いた、ホリホック以外の花たちです。
(ホリホックの登場は、また後日ということで…)
今年一番の楽しみは『チドリソウ』でした・・・
我が家では毎年、こぼれ種から青紫色のチドリソウが咲きます。
昨年近所の友人宅へ行った時、
青紫色の他に、ピンクと藤色のチドリソウが咲いていたので、
数本ずつ頂いてきて植え付け、種を実らせました。
昨年のチドリソウです♪
ピンクと藤色の株を片付ける時に、
青紫色の株の周辺に種を振り落としておいたところ、
今年はたくさんの苗が発芽してきた!
さぁー、このちびっ子苗たちからピンクと藤色の花が咲くのか?
それとも期待を裏切って、全部青紫色の花が咲いてしまうのか?
時々液体肥料などを与えながら、一生懸命に育てました。
そして・・・花が咲いた♪
一番幅を利かせている、青紫色の花♪
よかった! 藤色の花が咲いた♪
あれっ? 真っ白い花まで咲いちゃった♪
よかった! ピンクの花も咲いた♪
淡いピンクの花も可愛い~♪
…ということで、
思いがけずに色とりどりの花が咲きました!
昨年ピンクと藤色の花を頂いた時に、友人が、
「こぼれ種から育った株は、初めて出会う花も咲くよ~」
…と言っていた言葉を思い出しました。
時にはこんな思いがけないサプライズもあって、
「こぼれ種ライフ」も楽しいものですね。
次は、畑花壇で咲いた他の花たちです・・・
《ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)》
《ベルガモット/別名:モナルダ、松明花》
《ムスクマロウ(別名:ジャコウアオイ)》
《姫ヒマワリ(品種名:ハッピーデイズ)》
《イトバハルシャギク(糸葉春車菊)》
野趣感のある草花が咲く斜面では・・・
出窓下の斜面は『蝶を呼ぶ土手』と称して、
ブッドレアやフェンネルやフジバカマをメインに、
他にも野趣っぽい花を咲かせていました。
今は半分以上をクリスマスローズのミニ花壇にしてしまい、
野趣っぽさが激減している斜面です。
今の様子です♪
この場所で今咲いてる花は、盛りを過ぎた「シモツケ」と、
増え過ぎてずいぶん処分した「オカトラノオ」と、
後方にはまだグリーンの「アナベル」が咲き誇っています。
この斜面の下部では、
中旬頃まで咲いていたウツボグサに変わって、
今はセイヨウウツボグサが咲いています。
《セルフヒール/別名:セイヨウウツボグサ(西洋靫草)》
まもなく「チダケサシ」のピンクの花が咲いて、
白くなったアナベルとの共演が見られます。
最後に、玄関前のユリコーナーでは、
ピンクのスカシユリが咲いてきました。
ユリの花一番乗りは、ピンクのスカシユリ♪
数年前にはカサブランカも咲いていたこのコーナーですが、
今はその頃一緒に咲いていた黄色いユリと、
新しく仲間入りした2種のスカシユリが咲きます。
このコーナーには、2株の赤いバラも咲かせたくて、
毎年咲いていたオニユリは、畑花壇の仲間の元へ移動させました。
今回はホリホック特集を予定していたのですが、
まだ花を咲かせていない品種もあるので、
全部の花が咲いた時点でブログにアップしようと思います。
今日の、お・ま・け・・・
今まで気付かなかった花後の姿を二つ。
ひとつ目は、『クレマチス』です。
晴れた日のことです。
通路を歩いていると、金色に眩しく輝く物が目に入りました。
「この眩しく輝いてるのは・・・何?」
…と思ってよく見れば、
通路脇で咲いていたクレマチスの花後の姿でした。
クレマチスの花♪
花びらが散った姿♪
(転がっている虫はオマケです…)
やがてこうなって…♪
そして、こうなるのですね♪
たまたま光の当たり具合で、金色に輝いていたのでしょうけど、
眩しい物体が目に飛び込んできた時は、何事かと思いました。
ふたつ目は、『トガクシショウマ』です。
春にはトガクシショウマの花もきれいに咲きました。
春に咲いたトガクシショウマです♪(4月16日)
今年はすぐに葉が枯れることもなく、緑の葉が茂ってきました。
株元の草取りをしようと、葉を分けてビックリ!
何やら白い物体が見えたので、虫の卵かと思いました。
やだ! 葉に虫の卵がついてる~♪
…と思って慌てて払いのけると、
白い物がポトリと地面に落ちた♪
なんとそれは、トガクシショウマの実でした♪
トガクシショウマに、こんな実が出来るとは知りませんでした。
環境省指定の準絶滅危惧種なので、花が咲いただけでも嬉しいのに、
白い実まで見ることができたとは・・・・なんてラッキーなことか!
初めて見る白い実、この中には15個ほどの種が入っているようです。
トガクシショウマを実生で育てると、花が咲くまで6年もかかるとのこと。
そんなには待てないから、
数個付いていた実は地面に自然落下させて、そのまま放置しています。
もうじきレンゲショウマの花も咲いてきます。
その後にはキレンゲショウマの開花も控えていて、
我が家の庭にも、初夏の山野草の季節がやってきます。