前記事で華やかな花の写真が載った後は、地味な色彩の料理写真です。
少し前に、長時間かけてコトコト煮ながらモツ煮を作り、
昨日は朝から9時間かけて甘酒を作りました。
(まぁ、ずっと鍋につきっきりではないですけどね…)
庭仕事がない、この時期ならではのお料理です。
我が家で冬になると作るのがモツ煮です・・・
旦那さんが、畑で栽培している蒟蒻芋で「自家製コンニャク」を作り、
ご近所や友人達などに配っては、「懐かしい」と喜ばれています。
コンニャクの作り方は、「蒟蒻芋でコンニャク作り」の記事を見てくださいね。
(もちろん、自家製コンニャクを作るのは旦那さんですが…)
自宅でも刺身コンニャクで食べたり、おでんに入れたりもしますが、
やはり大量に消費するにはモツ煮が手っ取り早い!
…ってことで、いつもコンニャクをどっさり入れたモツ煮を作ります。
こちらが手作りコンニャクの余り4枚、3枚をスプーンでちぎって使います♪
「豚白モツ」を使い、今回は1.2kgと大量~♪
それではモツ煮です・・・
大雑把ですが、我が家のモツ煮の様子です。
(かなり年季が入った大大きな寸胴鍋で、野菜も入れて目一杯作ります…)
モツを1回に10~15分茹でて、これを3回茹でこぼしてから、
きれいに水洗いをしてザルに上げておく♪
ネギ・ニンニク・ショウガをみじん切りにして、
鍋にごま油を入れ、弱火でじっくりと焦がさないように炒める♪
そこに、ゴボウ・人参・大根・タマネギ・コンニャクを入れて炒め、
最後にモツを入れて炒めてから、水を入れて煮込む♪
水が2/3位なるまで煮込んだら、味醂・酒・醤油・味噌・かつおだしを入れて、
最初の半分ほどの量までさらに煮込み、味見をしながら醤油と味噌で調味する。
器に持ってからネギと七味唐辛子を振りかけて、
ハイ召し上がれ〜♪
圧力鍋だったら短時間で仕上がるのですが、
我が家には圧力鍋がないので、長時間かけてコトコトと煮込みます。
ここで、オマケです・・・
1枚余ったコンニャクで、「雷こんにゃく」を作りました。
一度作ったら、旦那さんがすっかり気に入っちゃって・・
(クックパッドのレシピを参考です…)
1. コンニャクは一口大にスプーンでちぎる。
2. フライパンにごま油を熱し、コンニャクを強火で炒める。
3. 酒・砂糖・醤油・鷹の爪を加え、中火で炒め合わせる。
4. 汁気がなくなったらかつお節を加え、炒め合わせて火から下ろす。
ピリ辛の「雷こんにゃく」の完成で~す♪
炒める時に「バリバリ」という雷のような音が出ることが、
名前の由来と言われているようです。
バリバリ言わせながらしっかりと炒めて、
コンニャクから水分を出すことが、美味しくできるコツでした。
さて、次は甘酒作りです・・・
「飲む点滴」といわれるほど、様々な栄養が含まれる甘酒。
旦那さんのリクエストで、炊飯器を使って「麹甘酒」を作りました。
(娘のお舅さんも好きでしたから、以前から時々作ってますが…)
わたしの麹甘酒作りは、
「炊飯器でお粥を炊いてから、そこへ麹を加えて発酵させていく」方法です。
(今回はお米1合と200gの生麹を使って作りました…)
お粥が炊き上がったら生麹を入れてよくかき混ぜ、
炊飯器のフタを開けたまま保温にして、
60℃前後を保つようにして、8時間保温し続けます。
この間、1~2時間ごとに温度を計り、
途中で温度が下がったらフタをして温度を上げて調整します。
ほんのり黄色味を帯びて、甘みが出ていれば完成です。
使う生麹はこれです♪
60℃前後で8時間保温♪
4時間経った頃の状態です♪
完成したら容器に移して、冷蔵庫で保存し…♪
温めて熱々の甘酒をいただきます♪
今回も、甘くて美味しい甘酒ができ上がりましたぁ~
以前の古い炊飯器の時は60℃を保つのにかなり苦労したけれど、
新しくなった今の炊飯器では、
フタを開けた保温でほぼ60℃がキープでき、案外手間がかかりませんでした。
それでも、お粥を炊き上げるまでに1時間、
甘酒になるまでが8時間、その間何度も温度チェックをしながら、
9時間という長丁場の甘酒作りです・・・