前記事に続いてオウレンの花ですが、
今回は、自宅下の神社に咲く『ウスギオウレン(薄黄黄蓮)』です。
本日の一枚は、
林床に咲くウスギオウレン♪
その名の通り淡い黄色の花が多いけれど、その色の濃さは様々で、
白に近いクリーム色や、ここでは白い花も咲いてます。
神社の『ウスギオウレン』と庭の『キクバオウレン』との比較です・・・
この2種は、葉が似ているけれど花の色や花の様子がちょっと違う!
ウスギオウレン と キクバオウレン♪
両種は花色の違いもあるけれど、
ウスギオウレンは花びらが細長くて外側に反り返って咲く。
(実際には外側の細長いのは萼片で、その内側の短いのが花弁…)
庭に咲くキクバオウレンが満開になったので、
神社のウスギオウレンもそろそろ咲く頃かと思い、
今年初の散歩ということで、神社まで見に行ってきました。
なんと、神社のウスギオウレンもすでに花盛りでした。
(神社の花は、例年だと庭よりも1週間程遅く咲くのに…)
それでは、ウスギオウレンの花をご覧ください・・・
ウスギオウレン(薄黄黄蓮)はその名の通り、薄い黄色の花が咲くけれど、
ここでは、白い色やピンクっぽい花も咲いています。
《ウスギオウレンらしい薄黄色の花》
《淡くほんのり黄色の花も咲いている》
《こちらは白い花》
《ピンクがかった花》
以上、雄しべだけの『雄花』でした。
庭のキクバオウレンと同じく、
ここにも雄しべと雌しべがある『両性花』が咲いています。
こちらが両性花♪
広い範囲に群生して咲いているけれど、
ここでは雌しべだけの『雌花』は見つかりませんでした。
最後に、今年の杉林事情です・・・
昨年晩秋に、神社の杉の木の大掛かりな伐採作業が行われたので、
今年のウスギオウレンの開花がとても心配でした。
花が咲いている範囲は、昨年よりもかなり狭くなってしまったけれど、
ウスギオウレンの群生があちこちに見られて、とりあえずは良かった!
今年の冬は雪も多かった上に強風が何度も吹き荒れて、
杉林には、杉の葉や大きな枝があちこちに散乱しています。
そんな中でも、たくさんの花が元気に咲いていました。
神社のウスギオウレンを見た後、いつものように林を抜けて、
福寿草の咲く場所まで歩きたかったけれど、神社から家に戻るだけで精一杯。
まぁ、今回は慣らし運転ってことで・・・
途中の土手に咲いてた、ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)♪
帰りに眺めた、北アルプスの餓鬼岳♪
本日アップした写真は、天気が良くなかった25日と、
天気が良かった30日(昨日)に撮影したものが混在しています。
今日の、お・ま・け・・・
昨日は天気も良くて気温も上がっていたので、
例年のように越冬蝶との出会いも期待してました。
でも、行く途中に出会ったのは『クジャクチョウ』だけでしたが、
神社へ行くこの時期のクジャクチョウとの出会いはお初なので、
嬉しい出会いでした。(証拠写真しか撮れなかったけど…)
田んぼの中に止まった、越冬明けのクジャクチョウ♪
思いっきりのトリミング画像(↑)ですが、
翅模様で、わかる方にはクジャクチョウだとおわかりいただけるかと・・・
家に戻ってから庭で出会ったのは、黄色い『キタキチョウ』です。
こちらも越冬明けの、キタキチョウ♪
畑のナズナやハコベの花では、キタテハとテングチョウが舞っていたけれど、
素早く飛んでばかりで、写真は撮らせて貰えませんでした。 残念!
お目直しです・・・
25日には庭にヒオドシチョウが来てました。
時々姿を見せてますから、逃げることなくモデルさんに。
石の上で日向ぼっこしてる、ヒオドシチョウ♪
蝶が飛び交う春がきたぁ~!
でも、明日はまた寒い冬に逆戻りのようです。三寒四温って言いますからね・・・