今日は、庭に咲いた(咲いている)黄色い花たちの登場です。
夏に咲く黄色い花というのは、少々暑苦しい感もありますが・・・
初夏から咲き出した花たちをご紹介しましょう。
初夏から撮りためてあった黄色い花たち・・・本日、一気にアップです
(15種類もの花なので、わたしなりに7つの項目に分けてみました…)
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小さな丸い花がふたつ・・・
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花は小さいけれど、黄色い花が可愛らしい・・・
ひとつ目は、幻想的な花姿の『ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)』
昨年は陽炎のようにゆらめいて、ホタルの乱舞のように黄色く輝いて咲いたこの花。
今年はちょっとガッカリなのです。(昨年の様子は、こちらから…)
…というのも、昨年夏の長雨でどうやら株が腐っちゃったらしい・・・
そこに追い打ちをかけるように、豪雨で株が流されてしまった・・・
(ギンバカゲロウソウは、少し傾斜している場所に植えてあったので…)
そんなこんなの痛手を受けて、生き残ったわずかなギンバカゲロウソウです。
それでも、あの可愛らしくて幻想的な花を咲かせてくれました。
今年咲いた、ギンバカゲロウソウ・・・
この花、どこで咲いていると思いますか?
見て! こんな場所で咲いてる・・・
昨年は上の段でたくさん咲いていたギンバカゲロウソウ、残ったのは小さな株がふたつだけ
豪雨で流されてしまった株も、積み石の間に根付いて花を咲かせています。
この株を元の場所に戻そうか、それともこのまま石の間で咲かせようか…と、只今思案中。
積み石の間でも根がしっかり張っているようなので、こんな咲き方もいいかなぁ…なんて思ったりもするのだけれど、さてさてどうしたものやら・・・
ふたつ目は、コインのような丸い小花を咲かせる『ラナンキュラス・ゴールドコイン』
豪華で大きな花を咲かせるラナンキュラスという素敵な花がありますが、こちらはそのラナンキュラスをギューッと縮小したようなお花です。
この花は、ランナーを伸ばしてどんどん増殖していきます。
他の花の中までも侵入してしまうので、植える場所を考えないと大変なことになってしまいますね。
なんとも逞しい花です・・・
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似ている花がみっつ・・・
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咲いてる姿は全く違うけど、花はよく似ているみっつの花たちです。
ひとつ目は、こんもりと半円を描くように咲く『イトバハルシャギク(糸葉波斯菊)』
小さな株を頂いてきて植えたはずなのに、あっという間に大きな株になってきました。
翌年株の真ん中にスコップを突き刺して、半分こしたはずなのに・・・
何事もなかったかのように、今年もきれいな半円を描いて咲きました。
でも、ちょっと大きくなりすぎちゃったから、また株分けしなきゃあいけないですねぇ~
来年芽が出てきたらまた半分こして、アイリスの丘にでも植えてあげましょう・・・
ふたつ目は、天高くそびえるように咲く『ヘリオプシス (姫向日葵)』
別名は、キクイモモドキというんでしたっけ?
鮮やかな黄色がとってもきれいな花ですね。
庭に植えた株は大きくなりすぎちゃったので、こちらもなんとかしなければ・・・
アイリスの丘にも二株咲いていますが、この花には蝶がたくさんやってきます。
みっつ目は、なり振り構わず元気よく咲いてる『ダイヤーズカモミール』
上のふたつとはちょっと花の雰囲気が違うけど、まぁ似てる花ということで・・・
ダイヤーズカモミールはハーブ。とにかく、強健な花です!
元株はどんどん大きくなるし、こぼれ種で小さな苗があちこちに出てくるし・・・
あまりにも大きくなりすぎた株は抜いて、時々世代交代させています。
繊細な花たちが育たないような場所(土手の片隅や砂利のような所)でも、お構いなく花を咲かせてくれるので、ダイヤーズカモミールはわたしにとって、お助け花ってところでしょうか・・・
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こちらは、そっくりさんがふたつ・・・
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花も姿もそっくりな、ふたつの花です。
ひとつ目は、濃い黄色が鮮やかな『へメロカリス』
へメロカリスは一日花なので、『デイ・リリー』とも呼ばれる花。
こちらに連れてきて二年目、今年はようやくこの地にも馴染んでくれたようです。
株も6株に増え、そのうちの4株に花芽が出てきて、花もたくさん咲きました。
ふたつ目は、みなさんお馴染みの『ニッコウキスゲ(日光黄菅)』
昨年株を分けて頂いて、今年初めて我が家の庭で花が咲きました。
へメロカリスとそっくりだけど、一回り小さい感じですね。
植えた時にはまだ小さな株だったので、まさか今年花が咲くとは思ってもいなかったのに・・・
嬉しいニッコウキスゲの開花でした。
霧ヶ峰高原で山肌を黄色に染めるニッコウキスゲは、何度も見ているのですが・・・
その花がこうして庭で咲いているとは、なんだか不思議なこの光景。
来年は株が大きくなって、花の数も少しは増えてくれるかも・・・
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リシマキアの仲間がふたつ・・・
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今年、リシマキアの仲間が増えました。
花はよく似ているけれど、咲いている姿はあまりにも違うので、とても同じ仲間とは思えない二種類の花たちです。
ひとつ目は、『リシマキア・プンクタータ』
今年はしっかりとした株になり、花もたくさん咲きました。
きっと、この環境が気に入ってくれたのでしょうね。
プンクタータは、花の付き方がステキ!
ふたつ目は、『リシマキア・ファイヤークラッカー』
この花は昨年頂いて、今年我が家の庭デビューです。
花が咲くまでどんな花なのか全くわからず、もちろん花の名前もわかりませんでした。
花が咲いてみると、あれっ? この花はどこかで見たことがある・・・
そう、リシマキア・プンクタータの花にそっくりなことに気付きました。
そこで早速、花の名前調べです。
やっぱりリシマキアの仲間でした・・・
この花は、葉が紫色になるファイアークラッカーという園芸品種のようですね。
黄色い花は上(↑)のプンクタータとよく似ているけれど、花の付き方や咲き方は全く違います。
写真では花が少々わかりずらいけど、この花は下を向いて咲いていますね。
このファイヤークラッカーは、花を見るより葉のほうに値打ちがあると言われるようです。
ところが、芽が出てだいぶ伸びた頃に、深い紫色の美しい葉を虫に食われて穴だらけにされてしまいました。
そこで、葉を一度全部切りつめてしまったので、今は深い紫色の葉ではなくてこのような優しい葉色になっています。
来年は、値打ちがあるという葉の美しさもご覧いただきたいものですが、
こればっかりは、虫さん次第ということでしょうか・・・
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月見草がみっつ・・・
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月見草というよりも、この三つの花はエノテラと呼んだ方が正しいのかもしれませんね。
(月見草は夕方から花を咲かせるのに対して、エノテラとは昼咲きという意味らしい…)
中・小・ミニサイズ、三種類の月見草です。
ひとつ目は、昼に咲く月見草『エノテラ・フルティコサ』
この花は月見草の仲間ですが、モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)と同じように、昼間に咲きます。
(モモイロヒルザキツキミソウは、後日ピンク系の花たちで登場させます…)
昨年頂いて庭に仲間入りした花ですが、今年はちょっと増えて黄色い花もきれいに咲きました。
この花、昆虫もよくやってきます・・・
夢中で吸蜜している昆虫さんは、いったいどなたでしょうねぇ~
ふたつ目は、地を這うように咲く月見草『エノテラ・アフリカンサンレモンドロップ』
品種名がいまいちはっきりしないのですが、エノテラ・アフリカンサンかなぁ?
って思います。
(11月1日に、この花をくださった友人から正式な名前をエノテラ・レモンドロップと教えていただきましたので、
記述変更しました。)
花は小さな月見草といったところなのですが、その姿は全く違う・・・
頼りなげにか細い茎を伸ばして、地を這うように広がって咲きます。
この花、ハンギングにした方が似合うのかも・・・
みっつ目は、ミニサイズの月見草『ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)』
横に落ちているハナビシソウの花びらと比べてみて!
この花が、いかにミニサイズの花かということがわかると思います。
別名、ヒメツキミソウ(姫月見草)とも呼ぶらしい・・・
足元で咲いていると、あまりにも小さくて踏みつけてしまいそうな花です。
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野の花がふたつ・・・
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黄色い野の花がふたつ、今回ブログに初登場です。
ひとつ目は、漢字では決して書きたくない花『オトギリソウ(弟切草)』
花弁や萼には黒い斑点がいっぱいで、何やら病気では? そんなふうに思われるでしょうが・・・
この汚らしく見える黒い斑点が、名前のいわれになっているオトギリソウの特徴なのですね。
このオトギリソウは、今年初めて庭に咲いた花です。
オトギリソウ、素敵な響きですねぇ~
ところが、花の名前(漢字)を見て驚いてしまいました。
『弟切草』だなんて…なんとも物騒な名前です。
早速名前のいわれを調べてみると・・・
秘伝の薬草の名前を他人に漏らしてしまった弟を兄が怒って切ってしまいました。
そのときに庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、その跡が葉に暗点として残り、
弟切草の名がついたと言われています。
なるほど、それで弟切草というわけなのですね。
このオトギリソウという花は、朝顔のような花。
早起きで、日中にはもう花がしぼんでしまいます。
中には、黒点がほとんどなくてきれいな黄色い花も咲いていたのでしょうが、
気が付けばもう花がしぼんでしまって、なかなかタイミング良く写真が撮れなかった・・・
ふたつ目は、どんな漢字か予想できない花『クサレダマ(草連玉)』
この花も昨年頂いてきて、今年初めて庭で咲きました。
クサレダマなんて聞くと、『腐れ玉』という漢字を思い描いてしまいませんか?
でもこれが違うんですねぇ~
クサレダマは漢字で『草連玉』と書きます。
マメ科の植物に『レダマ(連玉)』という木があって、そのレダマに似ている草花なので、
草連玉(くされだま)と名付けられたようです。
別名はイオウソウ(硫黄草)と呼ばれ、花の色が硫黄に似ているからということのようですね。
クサレダマは、緑色の萼に赤い縁取りがあるのがまた可愛らしいところ。
この花は、正面から見ても後姿もオシャレさんなのですねぇ~
後姿もステキでしょ・・・(かなりトリミングしてますが…)
クサレダマという花は、山の湿り気のある草地に生える多年草ということなのですが・・・
そんなことを知らないわたくしは、中庭の非常によく陽が当たるカラカラと乾燥した場所に植えてしまいました。
それでもたくさんの花を付けて、只今花盛りでございます
野の花とも知らずに植えてしまったため、中庭で少々場違いのように咲いてるクサレダマです。
植える場所を間違えちゃったかなぁ・・・
どんな花なのか知らないままに植えてしまうと、こんなことになってしまいます
蝶を呼ぶ土手など、野の花が似合いそうな場所へ移してあげなくては・・・
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仲間外れの花がひとつ・・・
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どの項目にも当てはまりそうもないので、単独で登場させます。
最後は、昨年名前が判明した花『ヒメノコギリソウ(姫鋸草)』
別名はウーリーヤロウというようですね。なんともユニークなやつ(いや、野郎かなぁ?)です・・・
学名はAchillea tomentosa(アキレア・トメントサ)という少々難しい名前なので、和名のヒメノコギリソウと呼ぶことにしました。
地を這うように広がって増えていくこの花、昨年あちこちに移植させておいたので、今年は庭の数ヶ所で鮮やかな黄色い花を咲かせました。
こちら、畑で咲いてるヒメノコギリソウ・・・
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今日は、黄色い花たちを7つの項目に分けてご紹介しました。
初夏に咲いた花や今現在も咲いている花など、色々です・・・
黄色はビタミンカラー。これらの黄色い花からは元気がもらえて嬉しいですね。
最初に青色・紫色の花たち、次が白い花たち、そして今日黄色い花のアップが終わって、
残るはピンク・赤系の花たちですね。
夏に咲く黄色い花というのは、少々暑苦しい感もありますが・・・
初夏から咲き出した花たちをご紹介しましょう。
初夏から撮りためてあった黄色い花たち・・・本日、一気にアップです
(15種類もの花なので、わたしなりに7つの項目に分けてみました…)
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小さな丸い花がふたつ・・・
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花は小さいけれど、黄色い花が可愛らしい・・・
ひとつ目は、幻想的な花姿の『ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)』
昨年は陽炎のようにゆらめいて、ホタルの乱舞のように黄色く輝いて咲いたこの花。
今年はちょっとガッカリなのです。(昨年の様子は、こちらから…)
…というのも、昨年夏の長雨でどうやら株が腐っちゃったらしい・・・
そこに追い打ちをかけるように、豪雨で株が流されてしまった・・・
(ギンバカゲロウソウは、少し傾斜している場所に植えてあったので…)
そんなこんなの痛手を受けて、生き残ったわずかなギンバカゲロウソウです。
それでも、あの可愛らしくて幻想的な花を咲かせてくれました。
今年咲いた、ギンバカゲロウソウ・・・
この花、どこで咲いていると思いますか?
見て! こんな場所で咲いてる・・・
昨年は上の段でたくさん咲いていたギンバカゲロウソウ、残ったのは小さな株がふたつだけ
豪雨で流されてしまった株も、積み石の間に根付いて花を咲かせています。
この株を元の場所に戻そうか、それともこのまま石の間で咲かせようか…と、只今思案中。
積み石の間でも根がしっかり張っているようなので、こんな咲き方もいいかなぁ…なんて思ったりもするのだけれど、さてさてどうしたものやら・・・
ふたつ目は、コインのような丸い小花を咲かせる『ラナンキュラス・ゴールドコイン』
豪華で大きな花を咲かせるラナンキュラスという素敵な花がありますが、こちらはそのラナンキュラスをギューッと縮小したようなお花です。
この花は、ランナーを伸ばしてどんどん増殖していきます。
他の花の中までも侵入してしまうので、植える場所を考えないと大変なことになってしまいますね。
なんとも逞しい花です・・・
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似ている花がみっつ・・・
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咲いてる姿は全く違うけど、花はよく似ているみっつの花たちです。
ひとつ目は、こんもりと半円を描くように咲く『イトバハルシャギク(糸葉波斯菊)』
小さな株を頂いてきて植えたはずなのに、あっという間に大きな株になってきました。
翌年株の真ん中にスコップを突き刺して、半分こしたはずなのに・・・
何事もなかったかのように、今年もきれいな半円を描いて咲きました。
でも、ちょっと大きくなりすぎちゃったから、また株分けしなきゃあいけないですねぇ~
来年芽が出てきたらまた半分こして、アイリスの丘にでも植えてあげましょう・・・
ふたつ目は、天高くそびえるように咲く『ヘリオプシス (姫向日葵)』
別名は、キクイモモドキというんでしたっけ?
鮮やかな黄色がとってもきれいな花ですね。
庭に植えた株は大きくなりすぎちゃったので、こちらもなんとかしなければ・・・
アイリスの丘にも二株咲いていますが、この花には蝶がたくさんやってきます。
みっつ目は、なり振り構わず元気よく咲いてる『ダイヤーズカモミール』
上のふたつとはちょっと花の雰囲気が違うけど、まぁ似てる花ということで・・・
ダイヤーズカモミールはハーブ。とにかく、強健な花です!
元株はどんどん大きくなるし、こぼれ種で小さな苗があちこちに出てくるし・・・
あまりにも大きくなりすぎた株は抜いて、時々世代交代させています。
繊細な花たちが育たないような場所(土手の片隅や砂利のような所)でも、お構いなく花を咲かせてくれるので、ダイヤーズカモミールはわたしにとって、お助け花ってところでしょうか・・・
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こちらは、そっくりさんがふたつ・・・
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花も姿もそっくりな、ふたつの花です。
ひとつ目は、濃い黄色が鮮やかな『へメロカリス』
へメロカリスは一日花なので、『デイ・リリー』とも呼ばれる花。
こちらに連れてきて二年目、今年はようやくこの地にも馴染んでくれたようです。
株も6株に増え、そのうちの4株に花芽が出てきて、花もたくさん咲きました。
ふたつ目は、みなさんお馴染みの『ニッコウキスゲ(日光黄菅)』
昨年株を分けて頂いて、今年初めて我が家の庭で花が咲きました。
へメロカリスとそっくりだけど、一回り小さい感じですね。
植えた時にはまだ小さな株だったので、まさか今年花が咲くとは思ってもいなかったのに・・・
嬉しいニッコウキスゲの開花でした。
霧ヶ峰高原で山肌を黄色に染めるニッコウキスゲは、何度も見ているのですが・・・
その花がこうして庭で咲いているとは、なんだか不思議なこの光景。
来年は株が大きくなって、花の数も少しは増えてくれるかも・・・
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リシマキアの仲間がふたつ・・・
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今年、リシマキアの仲間が増えました。
花はよく似ているけれど、咲いている姿はあまりにも違うので、とても同じ仲間とは思えない二種類の花たちです。
ひとつ目は、『リシマキア・プンクタータ』
今年はしっかりとした株になり、花もたくさん咲きました。
きっと、この環境が気に入ってくれたのでしょうね。
プンクタータは、花の付き方がステキ!
ふたつ目は、『リシマキア・ファイヤークラッカー』
この花は昨年頂いて、今年我が家の庭デビューです。
花が咲くまでどんな花なのか全くわからず、もちろん花の名前もわかりませんでした。
花が咲いてみると、あれっ? この花はどこかで見たことがある・・・
そう、リシマキア・プンクタータの花にそっくりなことに気付きました。
そこで早速、花の名前調べです。
やっぱりリシマキアの仲間でした・・・
この花は、葉が紫色になるファイアークラッカーという園芸品種のようですね。
黄色い花は上(↑)のプンクタータとよく似ているけれど、花の付き方や咲き方は全く違います。
写真では花が少々わかりずらいけど、この花は下を向いて咲いていますね。
このファイヤークラッカーは、花を見るより葉のほうに値打ちがあると言われるようです。
ところが、芽が出てだいぶ伸びた頃に、深い紫色の美しい葉を虫に食われて穴だらけにされてしまいました。
そこで、葉を一度全部切りつめてしまったので、今は深い紫色の葉ではなくてこのような優しい葉色になっています。
来年は、値打ちがあるという葉の美しさもご覧いただきたいものですが、
こればっかりは、虫さん次第ということでしょうか・・・
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月見草がみっつ・・・
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月見草というよりも、この三つの花はエノテラと呼んだ方が正しいのかもしれませんね。
(月見草は夕方から花を咲かせるのに対して、エノテラとは昼咲きという意味らしい…)
中・小・ミニサイズ、三種類の月見草です。
ひとつ目は、昼に咲く月見草『エノテラ・フルティコサ』
この花は月見草の仲間ですが、モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)と同じように、昼間に咲きます。
(モモイロヒルザキツキミソウは、後日ピンク系の花たちで登場させます…)
昨年頂いて庭に仲間入りした花ですが、今年はちょっと増えて黄色い花もきれいに咲きました。
この花、昆虫もよくやってきます・・・
夢中で吸蜜している昆虫さんは、いったいどなたでしょうねぇ~
ふたつ目は、地を這うように咲く月見草『エノテラ・
って思います
(11月1日に、この花をくださった友人から正式な名前をエノテラ・レモンドロップと教えていただきましたので、
記述変更しました。)
花は小さな月見草といったところなのですが、その姿は全く違う・・・
頼りなげにか細い茎を伸ばして、地を這うように広がって咲きます。
この花、ハンギングにした方が似合うのかも・・・
みっつ目は、ミニサイズの月見草『ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)』
横に落ちているハナビシソウの花びらと比べてみて!
この花が、いかにミニサイズの花かということがわかると思います。
別名、ヒメツキミソウ(姫月見草)とも呼ぶらしい・・・
足元で咲いていると、あまりにも小さくて踏みつけてしまいそうな花です。
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野の花がふたつ・・・
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黄色い野の花がふたつ、今回ブログに初登場です。
ひとつ目は、漢字では決して書きたくない花『オトギリソウ(弟切草)』
花弁や萼には黒い斑点がいっぱいで、何やら病気では? そんなふうに思われるでしょうが・・・
この汚らしく見える黒い斑点が、名前のいわれになっているオトギリソウの特徴なのですね。
このオトギリソウは、今年初めて庭に咲いた花です。
オトギリソウ、素敵な響きですねぇ~
ところが、花の名前(漢字)を見て驚いてしまいました。
『弟切草』だなんて…なんとも物騒な名前です。
早速名前のいわれを調べてみると・・・
秘伝の薬草の名前を他人に漏らしてしまった弟を兄が怒って切ってしまいました。
そのときに庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、その跡が葉に暗点として残り、
弟切草の名がついたと言われています。
なるほど、それで弟切草というわけなのですね。
このオトギリソウという花は、朝顔のような花。
早起きで、日中にはもう花がしぼんでしまいます。
中には、黒点がほとんどなくてきれいな黄色い花も咲いていたのでしょうが、
気が付けばもう花がしぼんでしまって、なかなかタイミング良く写真が撮れなかった・・・
ふたつ目は、どんな漢字か予想できない花『クサレダマ(草連玉)』
この花も昨年頂いてきて、今年初めて庭で咲きました。
クサレダマなんて聞くと、『腐れ玉』という漢字を思い描いてしまいませんか?
でもこれが違うんですねぇ~
クサレダマは漢字で『草連玉』と書きます。
マメ科の植物に『レダマ(連玉)』という木があって、そのレダマに似ている草花なので、
草連玉(くされだま)と名付けられたようです。
別名はイオウソウ(硫黄草)と呼ばれ、花の色が硫黄に似ているからということのようですね。
クサレダマは、緑色の萼に赤い縁取りがあるのがまた可愛らしいところ。
この花は、正面から見ても後姿もオシャレさんなのですねぇ~
後姿もステキでしょ・・・(かなりトリミングしてますが…)
クサレダマという花は、山の湿り気のある草地に生える多年草ということなのですが・・・
そんなことを知らないわたくしは、中庭の非常によく陽が当たるカラカラと乾燥した場所に植えてしまいました。
それでもたくさんの花を付けて、只今花盛りでございます
野の花とも知らずに植えてしまったため、中庭で少々場違いのように咲いてるクサレダマです。
植える場所を間違えちゃったかなぁ・・・
どんな花なのか知らないままに植えてしまうと、こんなことになってしまいます
蝶を呼ぶ土手など、野の花が似合いそうな場所へ移してあげなくては・・・
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
仲間外れの花がひとつ・・・
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どの項目にも当てはまりそうもないので、単独で登場させます。
最後は、昨年名前が判明した花『ヒメノコギリソウ(姫鋸草)』
別名はウーリーヤロウというようですね。なんともユニークなやつ(いや、野郎かなぁ?)です・・・
学名はAchillea tomentosa(アキレア・トメントサ)という少々難しい名前なので、和名のヒメノコギリソウと呼ぶことにしました。
地を這うように広がって増えていくこの花、昨年あちこちに移植させておいたので、今年は庭の数ヶ所で鮮やかな黄色い花を咲かせました。
こちら、畑で咲いてるヒメノコギリソウ・・・
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
今日は、黄色い花たちを7つの項目に分けてご紹介しました。
初夏に咲いた花や今現在も咲いている花など、色々です・・・
黄色はビタミンカラー。これらの黄色い花からは元気がもらえて嬉しいですね。
最初に青色・紫色の花たち、次が白い花たち、そして今日黄色い花のアップが終わって、
残るはピンク・赤系の花たちですね。