いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

7月に出会った蝶たち♪

2016年07月31日 | 自宅周辺の蝶

今日で7月もおしまいですね。

7月1日には思いがけずに自宅周辺でゼフやコムラサキなどとの出会いがあり、

夏蝶の始まりとしては、嬉しい7月への突入でした。

その後も蝶との出会いはボチボチあったのですが、

最近は庭のジャコウアゲハにかまけていて、他の蝶たちの写真はお蔵入り・・・

 

…で、今日はその後出会った蝶たちのお披露目です。

(本日は目新しい蝶の登場はないけれど、まぁ記録ですから…)

日付け順に並べます・・・

 

ツマグロヒョウモン♀》(7月10日)

(鉢植えギボウシの葉上に、今年は早々のお出ましでした…)

 

イチモンジセセリ》(7月10日)

 

(同一個体、イカリソウやシュウメイギクの葉上で日向ぼっこ…)

 

ヤマトシジミ♀》(7月13日)

(あまり撮影しない種だけど、この姿が格好よくて…)

 

ツバメシジミ、♀(上)と♂(下)》(7月14日、20日)

(散歩途中での出会いです…)

 

オオウラギンスジヒョウモン♀》(7月14日)

 

(散歩途中での出会いです…)

 

ジャノメチョウ》(7月14日)

(今一番目にする蝶だけど、この個体はハッとするくらい美しかった…)

 

キタテハ》(7月23日)

 

(最初ノリウツギに閉翅姿を見つけた時には、枯葉かと思った…)

 

こちらは、毎日お庭訪問してるキタテハさん♪(7月29日)

(水分(ミネラル?)補給でしょうか…) 

 

キアゲハ》(7月24日)

(左上のフェンネルではなくて、斑入りイワミツバに産卵です…)

 

ヒメジャノメ》(7月29日)

(散歩途中での出会いです…)

 

ヒメウラナミジャノメ》(7月30日)

(なかなかユニークな写真でしょう♪…)

 

ウラナミシジミ》(7月30日)

(今年お初なので、ぶれた写真も貼り付けた♪…)

 

ゴイシシジミ》(7月30日)

(上と下は別個体です…)

 

自宅から遠くに見える場所のゴイシポイントが、昨年焼き払われてしまったから、

今年はゴイシシジミとの出会いは諦めていたのですが・・・

新たなポイントを見つけて、今年初めてのゴイシとのご対面でした。

 

新しく見つけた、ゴイシシジミの生息地♪

 

(水路脇にはネジバナも咲いてます…)

 

ここは水路脇の笹薮で、今までのポイントよりも近くて、

自宅から近くに見える場所です! 毎日数回見回りに行けそう~

 

《オマケは、赤とんぼ》(7月30日)

 (可愛かったから、ついデジカメを向けてしまった…)

 

ジャコウアゲハのその後です

ジャコウアゲハの、居場所が確認できた蛹6頭を見守ってきて、

羽化ラッシュ、産卵ラッシュ、卵からの孵化ラッシュと、

3部に分けてのラッシュシリーズを掲載しましたが、

その後新たに、「2頭の♂」と「1頭の♀」が、どこからともなく現れました。

 

この新入り3頭のジャコウアゲハは、わたしの気付かない場所で、

こっそり羽化してたのでしょうね・・・


まずは幼虫さんから・・・

 

こちらは、1齢→2齢(かな?)への脱皮直後です♪

 

(抜け殻の頭部を食してる最中ですね…)

 

色んなサイズの幼虫さんたちがいる♪

 

 

 

卵からたくさんのチビッコ幼虫が孵化したけれど、

その割には、脱皮して大きくなった幼虫があまり見当たりません。

生い茂ったウマノスズクサの枝の中にいるのならいいけれど、

ちょっと心配です

 

さてこちらは、ピカピカの新♀さんです・・・

 

産卵を終えてひと休み~♪

 (左後ろ翅に傷が見えるけど、色褪せもなく美しい翅です…)

 

白花ブッドレアで吸蜜中です♪

(上と同一個体です…) 

 

このピカピカ新♀さんは、27日に産卵を目撃してから今日まで、

毎日涼しい時間帯になると現れては、産卵を続けています・・・

 

そう言えば、先日から3頭の♂の姿を見なくなりました。

夏休みに入った虫取り小僧君が、このところ網を持って飛び回っているから、

もしかして捕まっちゃったのでしょうか?

昨年の秋には、虫取り小僧君の虫かごの中にはアサギマダラが1頭入ってました。

…で、自慢げに彼が「この蝶はね、レアなんだよ…」って教えてくれました。

アサギマダラを知ってたことは、おばさんも嬉しかったけど、

「それ、うちのアサギマダラだよ…」…と、心の中でつぶやいた

 

わたしも子供の頃は、網を持って蝶やトンボを追いかけていたっけ・・・

楽しい夏休みだもんね

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アーティチョーク de 女子会ランチ♪

2016年07月25日 | 男子厨房に入る

少し(だいぶかな?)前になりますが、

16日に、我が家では今年三度目となる女子会ランチでした・・・

今回はエッグの先生とエッグ仲間が二人、

そこに娘とわたしが加わって、5名でのランチです。

(もちろんシェフは、うちの旦那さん…)

 

このメンバーでの食事会は、昨年12月に続いて二回目です。

12月は畑の野菜も少なく、庭のお花も咲いてないし…ってことで、

今年再び、一番良い季節に食事会をお約束してありました。

…が、双方の都合で7月16日になってしまいました。

 

さぁー困った!

この時期になると葉物野菜や小カブなどは終わりだし・・・

 

その代わり、夏野菜の収穫ができるようになって、ハーブ類も色々摘み取れる!

それにこの時期は、旦那さん自慢の「アーティチョーク」が収穫できる!

…というわけで、なんとかメニューも決まり食材も揃いました。

 

ここで『アーティチョーク』の栽培風景なんぞをご覧いただきましょう・・・

娘の家の休耕田を借りて、たくさんのアーティチョークを栽培しています。

 

アーティチョーク畑です♪

 

 

食材としては、このような蕾の状態を収穫♪

 

こちらが、アーティチョークのお花♪

 

(でっかいアザミの花です。 和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)ですからね…)

 

 追記です・・・(7月27日)

チョウセンアザミ(朝鮮薊)という和名の由来は、

朝鮮半島が原産だからというのではなくて、

「朝鮮+アザミ」ということで、

「朝鮮は外来」という意味で使われ、「花姿がアザミに似ている」から、

この植物の和名は『外来のアザミ』という意味で、

チョウセンアザミ(朝鮮薊)と名付けられたようです。

もうひとつ、

アーティチョークが本格的に栽培され始めたのは15世紀のナポリ近辺で、

 徐々にヨーロッパ全域に広がったみたいです。

 日本には江戸時代にオランダから渡来した…ということらしいですね。

(以上、追記でした…)

 

アーティチョークは食べるも良し、お花を観賞するも良し〜

 

ついでに、横のアイリスの丘の土手に咲いてる『ネジ花』もご覧ください・・・

土手草刈りのタイミングが、ちょうどよかったのでしょうか。

今年はいつになくネジバナがたくさん咲いてます。

 

 アイリスの丘の土手に咲くネジ花♪

 

 

土手だけではなくて、今年は丘のあちこちにネジ花が咲いてる~

撮影した翌日、土手草が刈られました。

 

さて、お話をお食事会に戻しまして・・・

 

朝採り野菜 と ハーブ色々~♪

 

食材は、アーティチョーク・葉付きニンジン・キュウリ・ 万願寺とうがらし・ナス・

ピーマン・パプリカ・縞々ビーツ・トマト(桃太郎・レッドオーレ・ツインクルなど) 

ハーブ類は、ミント・ナスタチューム・イタリアンパセリ・

 オレガノ・コリアンダー・ルッコラ・フレンチタラゴンなど

 

それではエッグ仲間との女子会ランチ、始まります・・・

(毎度のことですが、料理の説明文はシェフとの合作です…)

 

まずは、乾杯~♪

 

ワインは塩尻五一ワイン・ビール・林檎のジュースをお好みで…

 

前菜は、《野菜畑のシンフォニー》

手前左、ジャガイモ(シャドークイーン)を茹でたもの・

すぐ上はスライスしたキュウリを巻いて上にアンチョビソースを、

同じくスライスしたキュウリと生ハムを巻いたもの・

中央控え目に新タマのピクルス・

周辺にニンジンのスライスとピーマンを型で抜いたものを飾って、

いつもの藤木シェフレシピのドレッシングで召し上がれ

 

サラダは、《ニンジンの葉まで食すサラダ》

人差し指大のニンジンをスライス・赤タマネギ&新タマもスライス・

葉ものは丁寧にドレッシングを含ませて立体的に盛り付け、

クリームチーズを小さく切ってアクセントにした

 

ここで登場、《アーティチョーク あ・ら・か・る・と》

アーティチョークを丸ごと30分茹であげて、

ガクは一枚ずつ剥がしてそのまま根元を食べ、

中心部はカットしてバターで焼いた

ガクと中心部は、お好みで2種類のソースをつけて食べます

(左は自家製のニンニクマヨネーズ、右は市販のマヨネーズ)

少々地味目な食材なので赤いナスタチュームの花を添えた

 

涼しげに、《イタリア版カプレーゼ》

湯むきしたトマトを冷やして塩・胡椒を効かし、

モッツァレラとバジルを盛り付け、ドレッシングで仕上げ

 

パンは、いつもの丸福さんのパン

パンのお供は左から、クリームチーズにアカシアハチミツ入り・

ラズベリーとルバーブとブルーベリーの自家製ジャム3種

 

色鮮やかな、《カルパッチョ あ・ら・か・る・と》

真鯛・タコ・サーモンを使用

上には新タマネギのスライスとコリアンダーの花を乗せ、

ピクルスとコリアンダーの丸い種を散らし、

縞々ビーツのスライスとフェンネルの葉で飾った

 

おつまみは、《オリーブと野菜のピクルス》

毎回大好評のオリーブ

自家製野菜ピクルスは、

タマネギ・ニンジン・キュウリ・セロリ・ダイコン

 

スープは、《シャドークィーンの冷製ポタージュ》

生クリームで仕上げ

 

メインディッシュは、《黒毛和牛のステーキ》

付け合せは、しめじ・ナス・

半分隠れてアーティチョークのバター焼き

ナスタチュームの葉とブドウの葉で飾り付け

 

お肉が苦手な方には、《真鯛とホタテのパイヤッソン》

真鯛とホタテのパイヤッソン焼き

飾りには緑色の小さなブドウの花を添えた

 

メインディッシュの後は、《チーズ あ・ら・か・る・と》

山羊チーズ・イゴールのゴルゴンゾーラ・

薄茶色は友人お手製のスモークチーズ

この後カマンベールが登場、ハチミツは控え目にした

 

デザートは、《手作りプリン》

ブルーベリーを1粒乗せて、

周囲のソースはラズベリーにコアントロを加え煮つめたもの

大好評で作りがいがあった

 

大変美味しゅうございました

 

ちょうどアーティチョークの収穫時期で、食材として使えてよかったです。

今回のお仲間たちはアーティチョークをよくご存知で、

アーティチョークの話題で盛り上がったことは、

シェフにとって、なにより嬉しいことのようでした。

なんと言っても、シェフ自慢のアーティチョークだもの

 

アーティチョークが栽培されている様子を見たいとのご要望で、

食後にはみんなで畑見学をしました。

 

アーティチョークの栽培風景にみなさん感激されて、

ちょうど花を咲かせている株もあり、

収穫したアーティチョークと一緒に、苗や花もお持ち帰りいただきましたぁ~

来年の今頃は、それぞれの家の庭でアーティチョークの花が咲くといいですね♪

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ジャコウアゲハの孵化ラッシュ♪

2016年07月23日 | 自宅周辺の蝶

本日は予定していた記事を差し替えて、引き続きジャコウアゲハの観察記録です。

「ジャコウアゲハの観察日記は、ひとまずこれにて完了です。」と、

前記事で宣言してしまいましたが、再び登場!

 

ジャコウアゲハの『羽化ラッシュ』があり、

運良く『産卵ラッシュ』に恵まれて、

そして今、『孵化ラッシュ』が始まりました。

(♀の産卵を見かけたのは、20日が最後です…)

 

我が家の庭でジャコウアゲハの産卵を観察できたのは初めてなので、

もちろんジャコウアゲハの孵化なんて、今まで見たことない!

 

《ジャコウアゲハのチビッコ幼虫、初めて発見!》

7月20日のことでした・・・

メインのウマノスズクサで、先端がちぎれたようになっていた葉を見つけ、

もしや…と思ってそっと葉の裏側を見てみたら、

 

なんと、そこにはチビッコ幼虫がいた!

 

先端がちぎれた葉裏で見つけた、ジャコウアゲハの1齢幼虫たち♪

(孵化して数日後の1齢幼虫でしょうか…)

 

まぁー、この子たちはいつの間に孵化したのでしょう?

 

ウマノスズクサ(メイン)で産卵シーンを初めて目撃したのは7月12日だけど、

卵から孵化した幼虫を発見した葉は、その時の産卵場所とは明らかに違う!

…ということで、

初めて出会ったジャコウアゲハの1齢幼虫たちですが、

産卵された日も卵から孵化した日も不明です。

 

ジャコウアゲハは、産卵後何日くらいで孵化するのだろうか・・・

 

《産卵から8日目で、卵が孵化した!》

唯一、14日にウマノスズクサ(サブ)で産卵した場所だけは分かっている。

…だったら、その卵の孵化日を観察すればよいではないか・・・

 

こちら、14日の産卵シーンを再び~♪

(この葉裏には5個の卵を産みつけた…)

 

この(↑)卵たち、20日に見た時には異常なし。

21日の朝も異常なし。

21日の夕方(5時半頃)に見たら、2頭のチビッコ幼虫がいた!

 

産卵から8日目で孵化が始まりましたぁ~

 

8日目の夕方、卵から孵化した幼虫2頭と残り3個の卵♪

(孵化直後の1齢幼虫です…)

 

ここに産みつけられた卵の孵化までの日数は8日でしたが、

気候や産卵場所によっても少しは違ってくるのでしょうね。

 

《孵化した幼虫が初めて口にするものは、卵の抜け殻だった!》

事前にネットで調べてみたら、孵化した幼虫はまず自分の抜け殻を食べるようです。

 

以下、ネット情報ですが・・・

ウマノスズクサには、アリストロキア酸という毒性がある物質が含まれているそうです。

ジャコウアゲハの幼虫は、ウマノスズクサをせっせと食べて毒を体内に蓄積し、

小鳥などの天敵から身を守っているのだとか・・・

そして驚くことに、♀はウマノスズクサに産卵する際に、

産んだ卵にアリストロキア酸を含むクリームを塗布して、外敵から守るのだそうですよ。

 

卵の抜け殻を食べている、孵化直後の幼虫たち♪

(こちら(↑)の画像、後日追加です…)

 

(この瞬間では、殻を食べてるのは右の子だけですが…)

 

上(↑)の写真、一番下の卵から黒い頭が見えているのがおわかりでしょうか・・・

ちょっと分かり難いですねぇ〜

 

ならば、上の写真を拡大してご覧ください♪

(こちらの小さな画像は、クリックで拡大できます…)

 

その直後に撮った写真には、孵化した幼虫(5頭目)が映っていた♪

(少々ピンぼけですが、一番下に小さな幼虫が見えますよね…) 

 

こうして、自分が出てきた卵の抜け殻を食べ終えた幼虫たちは、

自分を守るべく武装の第一段階をクリアして、

更に、毒を含んだウマノスズクサの葉を食べ始めるのです・・・

 

《チビッコ幼虫は食欲旺盛です!》

孵化したばかりのチビッコ幼虫も、あっという間に葉を食べ尽くしていきます。

 

1齢幼虫、おひとりさまでのお食事風景♪

 

こちらは、お二人さまでガツガツいってます…♪

 

先発隊の2齢幼虫4名さま、残された卵はどうなるの♪

 

こちらの2齢幼虫さんたちは、お花までお召し上がりのようです♪

 

このように1齢、2齢のチビッコ幼虫さんたちは食欲旺盛です。

大きく育って5齢幼虫(終齢幼虫)になれば、もっともっと食べます。

ウマノスズクサが生い茂っていなければ、じきに食糧難となってしまいますね。

 

さて、最後に締めくくりを・・・

ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサの葉や茎を食べて育ちます。

(お花も食べていたけどね…)

1齢幼虫から4回の脱皮を経て5齢幼虫(終齢幼虫)となって、

やがて蛹になり羽化して成虫になります。

交尾した♀は必ずウマノスズクサの葉の裏側に産卵をして、

卵が孵化して幼虫が成長していく…といったサイクルで、

次の世代へと命を繋いでいくのですね・・・

 

葉裏には、一緒に孵化できずに残された卵もあります。

チビッコ幼虫たちも、これから先き天敵も待ち構えています。

どうかできるだけ多くの卵が孵化して、無事に育って、

成虫となった姿で再び出会うことができますように!

心から願っています

 

(今度こそ『完』…のつもり)

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ジャコウアゲハの産卵ラッシュ♪

2016年07月18日 | 自宅周辺の蝶

ジャコウアゲハの羽化ラッシュが続く中、

我が家の庭では初めてという、産卵シーンを見ることができました。

しかも何度も・・・

そして卵までも・・・

 

《7月12日、ジャコウアゲハの産卵を確認した》

この日になって、初めて♀が姿を現しました。

6日に羽化した1号♀なのか、10日に羽化した2号♀なのかわからない・・・

(翅が少し傷んでるから、もしかして1号か?…)

 

庭に現れた1頭の♀♪(8時13分)

 

午後になって、産卵態勢らしき姿を目撃~♪(15時12分)

 

これ、たぶん産卵中だと思う…♪

 

産卵シーンを、ズームでもう一枚♪

(葉っぱの陰でよく見えないけれど、間違いなく産卵ですね…)

 

♂と♀とが追いかけっこしている姿を目撃してたから、

「もしかして…」と、かすかに期待してました・・・

 

我が家でのジャコウアゲハの産卵は、初めてです

さぁーて、この先どうなることやら・・・

 

確認できている蛹のうち、残るは蛹5号と蛹6号です。

 

わずかに変色してきた蛹5号  と  まだ黄色い蛹6号♪(12日、15時30分頃)

 

 

《7月13日、蛹5号が無事に羽化・・・羽化直後は見てないけど♀だった》

この日は、ほとんど一日雨でした・・・

蛹5号の色がだいぶ黒くなってはきていたけれど、

まさか土砂降りの中での羽化はないだろう! 早くても翌朝か?

…と思っていたのですが・・・

午後4時頃に見た時には、すでに蛹は空っぽだった。

 

雨に濡れながらも、蛹の色がかなり黒くなってきた♪(13時16分)

 

気付いた時には、もぬけの殻だった♪(15時56分)

 

 

パックリと口を開けた、こんな抜け殻は初めてです。

きっとつかまる所がないから、抜け殻にぶら下がって翅を伸ばしていたのでしょうね。

 

もしかして地面におっこちてはいないかと、周辺を探したけれど見つからなかった。

中庭をヒラヒラ舞ってるジャコウアゲハ♂が1頭いたけれど、

尾状突起が傷ついたりしてるから、羽化したばかりではないなぁ・・・

 

シュウメイギクの葉で、翅を休めている♂♪

 

そして翌朝(13日)、ウマノスズクサの下のジギタリスに、

1頭の♀が止まっていた。

 

新鮮そうな♀です♪

 

羽化したのはたぶんこの子でしょう。

…というわけで、蛹5号は♀でした・・・

 

これで、「♀・♀・♂・♂・♀」の順で、5頭が無事に羽化してくれました。

 

《7月14日、ジャコウアゲハの産卵と今度は卵も確認できた》

朝8時前から、中庭では2頭の♂が舞っていた。

 

2頭の♂が、それぞれに翅を休めてる♪

 

 

2頭とも、日を追うごとに翅の傷みが増してきている。

 

お昼頃のことです・・・

この春、柿の木の近くに移植したウマノスズクサに、1頭の♀がやってきた。

(ここのウマノスズクサは、出窓からもよく見える…)

 

どうやら産卵場所を探してるらしい。

 

ウマノスズクサの回りを舞ってる♀♪

 

(この場所のウマノスズクサは、サブとして育てている…)

 

背の低い小さな株の葉裏に、(どうみても無理な体勢で)産卵を始めました。

きっと、外敵に見つかり難い場所を選んだのでしょうね・・・

 

小さな株の葉裏に、卵を産みつけている♪

 

2個目の卵を押し出している♪

 

これまで、3個の卵が見える♪

 

お疲れさまでしたぁ~♪

(この♀は5個の卵を産んで、ウマノスズクサから離れた…)

 

あらっ、この子は12日に産卵していた♀と同じ個体だったのですね。

右前翅縁の欠けている場所が同じで、

産卵シーンを見れば、翅の欠けた上方に付いてる赤い花粉も同じ。

蝶って、日を変えて何度も産卵を繰り返すのですね・・・

しかもメインとサブ、二ヶ所のウマノスズクサに産卵してます。

 

中庭で大きく育っている、メインのウマノスズクサ♪

 

柿の木近くでまだ株も小さな、サブのウマノスズクサ♪

 

 

さてさて、残るは蛹6号だけとなりました。

黄色かった蛹も、少しずつ変色が進んでいます。

間もなくその時を迎えるでしょう・・・

 

《7月15日、またまたジャコウアゲハの産卵を確認した》

12日、14日に続いてまたまた同じ個体の産卵でした・・・

たまたまこの♀には、「翅縁の欠けと花粉付着」という目印があったから、

同一個体の産卵シーンだと確認ができました。

 

只今産卵中です♪

 

1頭の♀は、いったい何個の卵を産むのでしょうね・・・ 

この日、ウマノスズクサ周辺には3頭の♀がきてました。

 

ホリホックで吸蜜中の、新鮮な♀♪

 

すぐ横の朝顔の葉で花を休めてる、尾状突起がちぎれた♀♪

 

そして産卵シーン(↑)を見せてくれた、前翅縁が欠けた♀♪

 

♂の2頭はほぼ毎日庭にきています。

 

まだ翅がきれいな♂  と  随分くたびれちゃった♂♪

 

 

ルリマツリモドキで吸蜜してる、ジャコウアゲハの♂♪

 

 

この頃の♂は、吸蜜シーンが多くなりました。

子孫を残す大仕事が終えて、あとは栄養補給して体力温存でしょうか・・・

 

《7月16日、蛹6号が無事に羽化・・・最後のこの子も♀でした》

この日は、我が家でエッグ仲間とのランチ会でした。

羽化しても様子を見ることができないから、

できることなら別の日に…と思っていたけれど・・・

ジャコウアゲハにとって、我が家の事情なんか関係なかったようです。

 

蛹の様子から見ていただきましょう。

 

15日の朝   →   15日の夕方

 

 

  →  16日の早朝

 

早朝に蛹の色を確認すると、いつ羽化してもおかしくない状態でした。

お客様をお迎えする準備で朝からバタバタしてまして、

時々洗面所の窓から蛹の様子を見ることに・・・

 

朝から何度見ても蛹はそのままで、周辺に羽化した成虫は見当たらない。

お客様が到着する直前に、とりあえず蛹の様子を見に庭に出てみると、

なんとまぁ、羽化した♀が下の方で園芸用のトレイにぶら下がってた!

 

ジャコウアゲハの♀が羽化してた♪(11時18分)

 

こんな場所で、翅を乾かしていた♪

 

蛹からかなり離れた場所だもの、部屋の中からじゃあ気付かないはずですね。

でも、飛び立ってしまう前に会うことができてよかった

 

これで、「♀・♀・♂・♂・♀・♀」と、6頭が全部無事に羽化してくれました。

嫁四人に婿二人~♪

これはジュニア誕生への希望が、大きく膨らみますねぇ~

 

《同じく7月16日の夕方、ジャコウアゲハの産卵を確認》

この日、お客様が帰られた後に中庭に出てみると、

尾状突起がちぎれた♀が産卵にやってきました。

 

尾状突起のちぎれた♀の産卵♪

 

ちょっとひと休み♪

 

前日に続いての産卵、お疲れさまです。

 

《今日7月18日、新鮮な個体の産卵を確認した》

暑い日中はジャコウアゲハも姿を見せなかったけれど、

夕方になって、ウマノスズクサの回りを飛んでいる♀がいた。

そして産卵が始まった・・・

産卵している♀を見れば、なんとなんとピッカピカの新鮮な個体です。

もしかして、16日に蛹6号から羽化した♀でしょうか・・・

 

こっちの葉あっちの葉へと渡りながら…♪

 

産卵を繰り返す、新鮮な♀♪

 

《ジャコウアゲハの卵です》

こうした産卵ラッシュのおかげで、

メインのウマノスズクサとサブのウマノスズクサでは、

葉裏にたくさんの卵を確認することができました。

 

葉裏には1個~8個もの卵が産みつけられている♪

 

 

(これはほんの一部だけど、腹部を曲げてこんな風に葉裏に産みつけられる…) 

 

卵はたくさん確認できたけれど、

でも、卵からの成虫への生き残りはたったの2%程度なのだとか・・・

自然界での生存競争は、想像以上に大変なようですね。

 

ジャコウアゲハの観察日記は、ひとまずこれにて完了です。

思いがけずに、産卵シーンや卵まで見ることができて、

ジャコウアゲハの習性が、少しだけ分かったような気がします。

 

長いなが~いジャコウアゲハの観察日記にお付き合いいただきまして、

誠にありがとうございました。

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ジャコウアゲハの羽化ラッシュ♪

2016年07月15日 | 自宅周辺の蝶

今、庭でジャコウアゲハがヒラヒラと舞っています。

そう、我が家の庭で羽化したジャコウアゲハたちです。

「今年はジャコウアゲハの観察はしない」と心に決めていたのですが、

やっぱり観察日記を綴ることになってしまいました・・・

 

《7月6日、蛹1号が無事に羽化・・・♀でした》

ジャコウアゲハの蛹1号が、7月6日に羽化しました。

これは蛹の状態で我が家にやってきた唯一の子・・・

…なので、いつ蛹になったのか分からないけれど、

7月初旬には羽化するだろうと予想してたところ、

無事に♀が誕生しました。

 

羽化したばかりで、まだ翅がくしゃくしゃな♀がぶら下がってた♪(8時42分)

 

翅がだいぶ伸びてきた♪(8時45分)

 

翅が伸びきって、♀らしい前翅になってきた♪(9時22分)

 

ようやく翅の開閉が始まった♪(9時58分)

 

やがて、高い杉の枝へと飛び立って行った♪(11時43分)

 

羽化してから3時間後に、ようやく飛び立ちました。

しばらくは屋敷林の高い杉の木の枝に止まっていたけれど、

その後姿を消してしまった。

どこかで元気にしてくれてるといいけど…

まぁ、無事に羽化してくれてホッとしました。

 

《7月9日、蛹2号~蛹6号までの様子》

さて、他のジャコウアゲハの蛹の様子も見てみましょう・・・

 

間もなく羽化しそうな、ウマノスズクサの支柱の蛹2号(6月25日に蛹化)

 

だいぶ変色が進んでいる、ウマノスズクサの葉裏の蛹3号(6月28日に蛹化)

 

上(3号)と同じ日に羽化したのに、こちらはまだ黄色い蛹4号(6月28日に蛹化)

 

ブドウ棚の鉄棒で見つけた蛹5号(蛹化日は不明)

 

波トタンにくっついてるのを見つけた蛹6号(蛹化日は不明)

 

 

6頭の蛹はなんとか確認できたけれど、他の幼虫たちはどうなったのか、

今のところは消息不明です・・・

とにかく、みんな無事に羽化できますように…

 

そして、できることなら♂♀が誕生して、

我が家の庭で命のバトンタッチをほしいなぁ…と、

心から願っているのですが・・・どうでしょうね。

 

…と、この日(7月9日)に思ったのでした・・・

 

《7月10日、蛹2号が無事に羽化・・・またもや♀です》

前日の蛹の色を見れば、もしかして羽化するかも…ということで、

少々早めに見に行ってみたら・・・もうすでに羽化してました

 

早っ! もう♀が羽化してた♪(6時40分)

 

翅を閉じたり開いたり…♪(9時17分)

 

 

この後しばらくして見に行くと、もう姿がなかった・・・

♀は翅が乾いて飛べるようになると、高い木の枝などに飛んで行って、

姿を隠してしまうようです。

 

《同じく7月10日、蛹3号も無事に羽化・・・今度は♂でした》

まさかの、この日2頭目が羽化となりました。

 

朝の蛹3号の様子♪(9時20分)

 

気付いた時には、

翅が伸びきった♂がぶら下がってた♪(11時48分)

 

♂の前翅は真っ黒だけど、陽が当たると美しい色に見える♪

 

 

蝶も暑いのか、日陰を探しては翅を休めていた♪

 

 

♀と違って♂は、翅が乾くと庭をヒラヒラと舞っています。

 

《7月11日、蛹4号が無事に羽化・・・今度も♂でした》

この日は胃検診です。

7時半頃出がけに蛹4号の様子を見に行ってみると、

なんと、ちゃっかり♂が羽化してました。

写真を撮る暇もなく、検診から戻ると今度は来客で庭に出る暇もなし。

結局、羽化直後の写真を撮ることができないまま、

午後になって、庭で♂2頭が追いかけっこしているところを確認しました。

 

左が前日に羽化した3号で、右がこの日に羽化した4号かな(?)♪

 

 

これで♀2頭と♂2頭の、4頭が無事に羽化してくれました

 

長くなりますから今日はここまで。

続きは次回ということに・・・

(次回は産卵シーンも登場しますから、乞うご期待…)

コメント (8)
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