冬になると、我が家では毎年ふたつの野外レストランが開店します。
今年も『柿の木レストラン』は大繁盛で、常連客さんたちで賑わっていますが、
もうひとつの『縁側レストラン』はというと、ずっと閑古鳥が鳴いてました・・・
(開店以来、野鳥の姿を見たことがなかった…)
先日の1月25日に、縁側レストランへ初めてお客さまがやってきた!
ヒヨドリが1羽・・・
でもいいんです。餌台に初めてきてくれたお客さまなのですから、
ヒヨドリだろうがスズメだろうが、そりゃあもうどなたでも大歓迎ですよ~
《それでは、1月25日の初来店の様子から…》
どうやら、部屋の中のわたしに気付いたようですね。
「こんにちは~ ヒヨドリさん」
「遠慮しないで餌台までいらっしゃいな! お食事をどうぞ~」
ヒヨドリさんは、なんだか遠慮してるみたいで、
この日は餌台に乗ることなく飛び去ってしまいました・・・
(レストランの下見だったのでしょうね…)
《一昨日、1月28日のことです…》
またまたヒヨドリさんが、止まり木にやってきた!
「おやおや、今日は餌台が気になってるようですねぇ~」
「あらっ、とうとう餌台まできてくれましたかぁ~」
「えーーーっ! そ、それは無理でしょ! リンゴが大き過ぎますって…」
「ほらね、落っことしちゃったぁ~」
リンゴを持ち去ろうとしないで、そのまま突いて食べればいいのにね。
途方に暮れてるヒヨドリさんでした・・・
《そして、雪が舞ってる今朝です…》
どうやらヒヨドリさんは、縁側レストランの常連客となってくれたようで、
今朝もやってきました。そして、窓際まで近づいても逃げなくなりました。
「まずは止まり木からごあいさつですね。ハイハイ、いらっしゃい~」
「やっぱり、リンゴがお目当てですかぁ…」
「あっちのリンゴもこっちにリンゴも、同じお味だと思うのですが…」
「おやっ、下に落とした餌が気になるのですか…」
「へぇーーー、羽を開かずに急降下するのですねぇ~」
雪が降る中、何度も縁側レストランへご来店いただいた、
ヒヨドリさんでした・・・
ところでこの餌台、檜皮葺の屋根がまたまたプチリニューアルされたのですよ。
(上の写真、25日と28日の屋根を見比べていただくとお分かりかと…)
いつの間にか屋根の檜皮が一段増えて三段に…♪
ヒヨドリさんがそのことに気付いたかどうか、それは疑問ですが・・・