いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

柊の花の香りは・・・

2008年10月31日 | 我が家の花(2008)
玄関脇に植えてある柊(ヒイラギ)の木に、今年も小さな白い花がたくさん咲きました。






柊の木に、白い花が満開です・・・

P1060597


玄関に近づくと甘くいい匂いが漂ってきて、「あぁ、今年も柊の花が咲く時期になったんだなぁ」と柊の白い花に気付きます。毎年この甘い匂いが、花の咲いたことを教えてくれるのです。


この柊の花の匂いは、どんな言葉で伝えたらいいのかしら・・・
甘い『香り』という上品で美しい表現を通り越して、ムッとむせるような凄く甘い『匂い』です。
でも、この花がほんの少しだけ咲いているときは、どこからともなくほのかに甘い香りが漂ってきますが・・・
今年のようにこんなに真っ白に咲き誇っていると、やはりムッとむせるような匂いですね。


うちの旦那さまに、
「柊の花って、どんな匂いだと思う?」 って訪ねてみたら、
「熟女の匂い…」 という返事・・・


えっ、・・・じゅ、熟女???


なんとまぁ、あまりにも思いがけない返事に、
「どうして熟女なの?」 って訪ねると、
「甘い香水の臭いだからさ…」 ですって。


ほうぉー、甘い香水は熟女の匂いなのかぁ・・・


甘い香水は、恥じらう乙女の匂い…じゃないんですね。
わたくしの辞書の中では、きつ~い香水が熟女の匂い…ですけどねぇ~
まぁそのへんのところは、人それぞれということで・・・


そこまでこだわる必要もないでしょうが、ちょっと気になって熟女という言葉を調べてみました。ウィキペディアによりますと、一般的用法としては中年の女性を指す言葉だそうです。一般的用法でない場合もありましたので、この言葉は頻繁には使わないほうが無難かもしれませんね。(この部分UP後の追加です、念のため…)


その『甘い匂い』を、このブログでお伝えできないのが非常に残念です。


匂いはともかく、柊の花をちょっと近づいて見てみましょう。
普段なにげなく眺めているこの白い花、花びらが後ろにクルッと反り返って意外と可愛くてびっくりしました。






柊の花って、こんなに愛らしい・・・

P1060617


P1060628


花が小さくて接写がうまくできなかったので二枚UPしたのですが、う~ん…どっちもどっちって感じですねぇ~。この花の可憐さをもっと上手に伝えたいのに、ちょっと悲しい。






白い小さな花が、密集して咲きます・・・

P1060631


柊は、老木になると葉のトゲトゲがなくなって丸くなってくるそうです。人間も年齢と共に丸くなるって、よく言いますよねぇ~(我が家の旦那さまも、近頃少々まる~くなってきたかも…)






ね、上部の葉にトゲトゲがないでしょう・・・

P1060601


住人に似てしまったのか、我が家の柊の木は気まぐれでほとんど花が咲かない年もあります。でも、なぜか今年はいつになくたくさんの花を咲かせてくれました。






こんなにたくさんの花が咲いています・・・

P1060598


この柊の木も引っ越さずにここに残していくことになりました。あと一ヶ月位でこの地を離れることになりそうなので、今年は別れを惜しんでこんなにいっぱい花を咲かせてくれたのでしょうね。


三十数年間、玄関脇で毎日家族を見送ってそして出迎えてくれていた柊です。柊は魔除けの木だそうですから、私達家族をずっと守ってくれていたのでしょうか。


淋しい秋を、今年もそれなりに満喫しております・・・


 今日の、お・ま・け 


柊は『木』へんに『冬』と書きますね。
そこで、木へんが作り出している四季『春・夏・秋・冬』を探してみました。


  木 + 春 ・・・・・ 椿(つばき)


  木 + 夏 ・・・・・ 榎(えのき)


  木 + 秋 ・・・・・ 楸(ひさぎ)


  木 + 冬 ・・・・・ 柊(ひいらぎ)


いくつご存じだったでしょうか・・・
私は『楸』という木は、全く知りませんでした。


それぞれの木について詳しく知りたい方は、こちらをご覧くださいね。
木へんの四季について、楽しくそしてわかりやすく紹介されています。

コメント (6)
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ヘブンリーブルーの二世が開花♪♪

2008年10月28日 | 我が家の花(2008)
今日のブログは、思いもかけないお花が咲いたちょっと嬉しいお話。


ヘブンリーブルーの二世(ジュニア?)が、小さな花を咲かせましたぁ~


昨年のこぼれ種から咲いたヘブンリーブルーが、今年の初夏から美しい花をずっと咲かせてくれました。その花からこぼれた種が9月に発芽して、そしてとうとう花が咲いたのです。
暖かい地方では当たり前のことかもしれませんが、私の住んでいるところではこういったことは今までになかったような気がします。


まずは、この花を見てやってください。






ヘブンリーブルーの二世、開花で~す♪・・・

P1060558


朝9時頃、この場所はまだ日陰なのでようやく花が開いたところです。花が小さくて美しい咲き方とは言えないけれど、一生懸命に花を咲かせたって感じがして、けなげで可愛いですね。






あららっ…もう限界なのでしょうか・・・

P1060580


12時半頃、雲の切れ間からようやく日が差してきたのにもう疲れ切った様子です。ほかの場所のヘブンリーブルーたちはまだまだ大きな美しい花を開いていますが、やはりこの幼いヘブンリーブルー二世にとっては日差しが強すぎたようですね。


この場所のヘブンリーブルーは咲くのが早かったので、種の結実も早くて9月にはもうこぼれ種が発芽していました。その様子は『ヘブンリーブルーのこぼれ種からもう発芽』と題してブログにも載せて、「さてさて、この発芽したヘブンリーブルーたちの運命やいかに…」と、気がかりではあったのですが・・・


まさか花を咲かせることができたなんて、これは本当に感動ものです。(こんなちっぽけな感動でも、私にとってはブログにのせてしまう程の大きな喜び。お花が与えてくれるものって、癒しだけではないですねぇ~)






9月に発芽したときは、まだこんな様子でした・・・

P1050574


ヘブンリーブルーの二世たちは、その後すくすくと育って葉の緑も若々しくてまだ幼子のようですが、それでも小さな花を咲かせてくれました。






背丈も低く幼い株だけど、一人前に花が咲きました・・・

P1060588


か細い茎なのに、よく見ると蕾もたくさん付いています。






こちらには、数日後には開きそうな蕾がひとつ・・・

P1060585


中には、堅い蕾もあります。この小さな蕾が開くことはかなり難しいでしょうね。ちょっと心が痛みます。






この小さな蕾たちの運命は・・・

P1060568


間もなく冷たい北風が吹き荒れます。この小さな蕾を付けたままの幼いヘブンリーブルーたちは、いったいどうなるのでしょうか。自然は素晴らしいけれど、厳しくもあるのですね・・・


※※※ 追記です ※※※


コメントの中でも触れましたが、この空色の花『ヘブンリーブルー』が西洋朝顔であることを全く記述してなかったですね。大変失礼いたしました。今回は『西洋朝顔のヘブンリーブルー』についてのお話でした・・・


以上追記させていただきました。

コメント (2)
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アイリスの丘も秋色に染まって・・・

2008年10月26日 | 我が家の花(2008)
遠くの山々が色づいてきたかと思っていたのですが、あっという間に里まで秋がやってきました。


6月から庭のジャーマンアイリスを引っ越していた、名付けて『ジャーマンアイリスの花咲く丘○○○』にも菊の花が咲き、後ろの林の木々も紅葉が始まって、今はすっかり秋色です。(○○○は地名ですので、あしからず・・・)






晴れた日の、秋色に染まってきた丘です・・・(10月20日撮影)

P1060543


この丘に引っ越したジャーマンアイリスも、ざっと数えて500株。本数にするといったい何百本位になるでしょうかね。こんなにたくさんになってしまって・・・自分でもビックリです。


少しずつ開墾しながらの引っ越し作業は少々、いえ、もの凄く大変でした。それでもこうして無事に根付いたジャーマンアイリスを眺めているとその大変さも吹っ飛んで、今となっては来春の花の頃を思い描いては心ワクワクです。


以前のブログ『ジャーマンアイリスの引っ越し』でもこの丘の様子をご紹介しましたが、再び4ヶ月間の汗と涙の結晶(?)『ジャーマンアイリスの花咲く丘○○○』を、アイリスたちの成長や季節の移り変わりと共にご覧いただきましょう。






アイリスの引っ越し作業を始めた頃の風景・・・(6月17日撮影)

P1030023


この頃は、植える場所だけ開墾するだけで精一杯。草も1本1本丁寧に抜き取るなんて、とてもできない状態でした。庭のジャーマンアイリスをここに全部植えなくては…そう考えただけで、ホントに気が遠くなってしまいそう。






それでも、だいぶアイリスの丘らしくなってきました・・・(9月1日撮影)

P1050328


ジャーマンアイリスだけでは、他の季節に花のない淋しい丘になってしまうので、この頃から少しずつ違った時期に咲く花たちも一緒に植えてみました。






『ジャーマンアイリスの花咲く丘○○○』の完成です・・・(10月18日撮影)

P1060512


丘の向こう側斜面や土手まで、500株を越えるジャーマンアイリスが植えられました。
作業を進めていくうちにだんだん欲がでてきてしまい、荒れ地を奥へ奥へと開墾して、宿根アマや秋明菊、シオンや背の高いヘリオプシスも大きな株をどっさり植えました。大好きな青紫色のアヤメも、一番奥に境界線のような形で一列にたくさん植えてしまいました。


そして、アゲハ蝶のためにフェンネルも3株植えて・・・あとは、フジバカマです。どこかにフジバカマが余っているお宅はないかしら・・・
先日買ってきたのは、園芸種のサワフジバカマ。やはりこの丘には絶対フジバカマが欲しい!!!


途中からはジャーマンアイリスを植える作業はだいぶ慣れてきたのですが、やはり日が経つと草もどんどん出てきますねぇ~ そうなると、今度は違う苦労が増えてきてしまいました。






草との戦いも始まりました・・・

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この草との戦いも本当に大変ですが、でも時々草取りをしていると嬉しい出会いもあるのです。






ふと気付けば、小さなネジ花の株発見・・・

P1060335


抜いてしまわないように、棒を挿して目印にしたり石で囲っておきました。






こうして、石で囲っておけば大丈夫でしょう・・・

P1060324


こんな可愛いらしい副産物も見つかり、益々草取りにも精が出ます。この丘にはネジ花も大小合わせて50株ほどあります。来年の夏にも、今年のようにこのネジ花たちが咲いてくれると嬉しいのですが。






エンジ色の小菊も綺麗に咲きました・・・

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6月に小さな苗だった小菊も、まずエンジ色から咲き出しました。これから、ピンク色と黄色がもう少しで咲いてくるでしょう。






木々の紅葉も美しくなってきました・・・

P1060534


『ジャーマンアイリスの花咲く丘○○○』にも、本格的な秋がやってきました。






荒れ地が、こんな感じに甦りました・・・

P1060544


間もなくこの丘も雪で埋もれてしまうでしょう。


来年の春になったら、ここはどんな丘になるでしょうね。春~秋へと季節の移り変わりをどのような風景で見せてくれるのか・・・
コツコツ作ってきた小さな丘ですが、大きな大きな楽しみになりました。

コメント (6)
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今日はトンボの交尾講座???

2008年10月23日 | 花や蝶を求めて
昨日のブログでは全く気付かなかったのですが、写真の中で珍しいものを見つけたので昨日に続いて今日もトンボのお話。


昨日撮影した写真を拡大して見ていたところ、座布団の上に小さなカプセルのような物を発見しました。最初はゴミでも落ちているのかと思っていたのですが、どうみてもこの物体は彼らの『愛の営みに』関連しているように見えます。色々調べてみると、これはやはりただのゴミではないことが判明。


そこで今日は、私がお勉強したアキアカネの交尾について、やさしい解説付きでごくごく簡単にご紹介しましょう。このような話題は、少々苦手なわたくしではありますが、まぁ、気楽な気持ちで綴ってみます。よろしかったらお付き合いくださいませ。


ではこれより、みさと講座《楽しみながら学ぶアキアカネの交尾》を始めます。
(トンボの交尾といっても種類によって違うので、ここでは昨日出会ったアキアカネのお話)


この時期になると、青空にたくさんのアキアカネが楽しそうに飛んでいますよね。(のどかな田園地帯でのことですが…) 二匹のトンボが仲良く連結して飛び回っているいる光景もよく目にします。子供の頃は、つながりトンボなどと呼んでよく追いかけ回したものです。(生まれも育ちも自然豊かな地でしたので…)
いつもなにげなく眺めていたこの光景、実はちゃんとした意味があったのです・・・


澄んだ秋空を飛びながら、まず婚姻色を発しているオスとメスが出逢います。


オスは、「この素敵なメスを離してなるものか…」とばかりに、お目当てのメスの頭部後方をがっちりと捕まえます。オスのお尻の先(本当は腹部末端だけど…)はハサミ状の構造になっていて、メスの頭をガバッと挟んでしまうのです。


メスの了解は得られたのかどうかはわかりませんが、オスとメスの二匹のトンボは輪を描くような形になって交尾を始めます。






我が家のふかふか座布団の上で・・・(お日様の匂いに誘われて?)

P1060553

この形が、ハート形になっているところがまたいいですねぇ~


オスが精包と呼ばれる、カプセルのようなものを身体から出して「よろしかったら、ボクの分身をどうぞ納めてください…」と、?メスの横に差し出します。


(写真に映っているカプセルのような物体は、この精包だったのですね!)


そのカプセルを、メスが「ハイ、では遠慮なく頂戴しましょう…」ということで、自分の身体の中に入れ込みます。
これでめでたく二匹のアキアカネは結ばれた、というわけですね。


ところが、ここで安心していてはいけません。
昔から、「男は敷居を跨げば七人の敵が有る」というではありませんか・・・
どうやらトンボの世界でも同じらしいですよ。


メスが身体に入れたこのカプセルを、こともあろうによその殿方がちょっかいを出してきて勝手に掻き出してしまうこともあるんですって。
どこの世でもそういったことはあるものなんですね・・・


(もしかしてこの写真に映っているカプセルは、このオスが差し出したものではなくて、すでに入っていたのを彼が勝手に掻き出したもの? まさかそんなことはないですよね。この光景は二匹のアキアカネの美しい愛の営みですもの。わたくしとしたことが、まぁなんと浅はかなことを考えてしまったのかしら・・・)


オスは自分の子孫を残したいがために、横恋慕されないようにしっかりと連結して産卵適所まで飛んで行くというわけです。これがよく目にする光景、つながりトンボですね。


以上で、みさと講座《楽しみながら学ぶアキアカネの交尾》はおしまい。いかがでしたか?
(この講座は、複数のブログで教えて頂いた内容を『iらしく』まとめたものです)


まさか、昨日の座布団干しが今日のトンボの交尾講座にまで発展してしまうとは・・・
何気なく過ごしている日常ですが、色々な楽しいことがたくさんあるのですね。

コメント (4)
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トンボも恋の季節♪

2008年10月22日 | 花や蝶を求めて
今日は久々に、朝から家事にいそしんでおりました。
洗濯機を回しながら、お部屋の掃除。掃除機はお気に入りの、ダ・イ・ソ・ン。ふふふ・・・
iMacからは大音量で、これまたお気に入りの曲が流れて、ルンルン気分。ご機嫌なわたくしです。


お洗濯も終わりお部屋の掃除も済ませた頃に、ウオーキング途中に寄ってくれた友達とおしゃべりしながらのコーヒーブレイク。
なかなか充実した午前中でした。


座布団もお日様にあてて、ふかふかです。
そろそろ取り込もうと一枚の座布団を見ると、そこにはアキアカネのカップルがひと組。






ふかふか座布団の上に、可愛いお客さまが・・・

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あらあら、ふかふか座布団が気に入ったご様子。しかたがないから、座布団はもうしばらくそのままにしておきましょうね。


秋は、トンボも『恋の季節』なのですねぇ~






トンボのカップル、愛のひとこま・・・

P1060552

おやおや、雌のトンボさんは羽がボロボロでなんとも痛々しいお姿ですこと。
そうよねぇ~ 愛の営みも身を粉にして…ですものね。子孫を残すって、ホント大変!


初夏にハッチョウトンボを見つけたとき、イトトンボのカップルにも出会いました。そのときのブログ(『赤い妖精』ハッチョウトンボ)にイトトンボのカップルが載せてあります。彼らはもちろん、湿原での愛の営みでした。


普通よそ様の座布団の上などと、そんなぶしつけなことはできませんよねぇ~ まぁ、今日のところは目をつむってあげるとして・・・(ぱっちり目を見開いてカメラには納めながらも…)


初夏も秋も、トンボたちにとっては恋の季節なのかしら・・・

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