いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

年末のご挨拶に、窓辺の花を添えて・・・

2010年12月31日 | 我が家の花(2010)
いよいよ今日は大晦日。今年最後のブログとなりました。


最後は、やっぱりお花の話題でしめましょう・・・


信州の寒い冬を、薪ストーブで暖をとりながら暮らしているのですが、
部屋の中の花たちからも温もりをもらっています。


出窓では今、3つの鉢花が色鮮やかな花を咲かせています。これぜ~んぶ頂き物


ここは、朝日があたる場所。レースのカーテンを閉めれば暖房の熱を和らげてくれるので、
リビングの中では比較的温度調整ができる場所です。
…なので、花も結構長持ちしてくれます。


真っ赤なシクラメン・・・(友人の森のこびとさんから…)

P1330079

(真っ赤な花が朝日を受けて、本当にきれい…)


ピンクのミニシクラメン・・・(行き付けの化粧品屋さんから…)

P1330059

(こちらは小さな花だけど、この優しい色合いが好き…)


ピンクのゼラニューム・・・(近所の花屋さんから…)

P1330052

(挿し木したばかりのような小さな株だったのに、たくさんの花が咲いてきた…)


花って、いいですねぇ~ ホント癒されます
出窓で咲くこの花たちを眺めながら、頂いた方々に日々感謝しております・・・


きれいなお花を見ていただいたところで、
さて、年末のご挨拶です・・・


?今年もこのブログを読んでくださって、ありがとうございました。


花を愛で蝶を追いかけているうちに、あっという間に一年が過ぎてしまいましたぁ
来年も、みなさんとこのブログをとおして、楽しくお付き合いしていきたいと思っていますので、
よろしくお願いいたします。


?それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ・・・

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今が盛りの鉢花たち・・・

2010年12月18日 | 我が家の花(2010)
庭の花がなくなってしまったこの時期は、部屋に取り込んだ鉢花が楽しみ♪


夏の間は外でお日様をいっぱい浴びて元気よく過ごし、
今は暖かい部屋の中できれいな花を咲かせている、そんな四つの鉢花たちのご紹介です。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


『金の成る木』が今年も花をいっぱい咲かせてくれましたぁ・・・


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この花の名前は『花月(かげつ)』。
でも、『金の成る木』と言う名前の方が馴染み深いですよね


この花が我が家にやってきたのは8年ほど前のこと。花が咲くようになって5年目になります。


見知らぬご婦人から頂いた小さなこの木、枝もが広がって幹も随分太くなりました。
毎年こうして花が咲く度に、あのご婦人を想い出します・・・
(この花とご婦人とのお話は、昨年のブログでどうぞ…)


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


そして、『セイロンベンケイソウ』も今が花盛りです・・・


P1320707


この花の名前がセイロンベンケイソウで正しいのかどうか、一年経った今でもはっきりしません。
(昨年にならって、ここではセイロンベンケイソウということにしますが…)


今年も二鉢育てたセイロンベンケイソウ、昨年よりはちょっと小振りに咲いてます。
ぶら下がって咲くきれいなオレンジ色の花と、葉から芽(ハカラメ)が出てくるところが特長ですね。


オレンジ色の花と、葉から芽・・・

P1320713


この花は、やっぱりカランコエの一種でしょうか?
早くこの花の名前がわかるといいんだけど・・・
(わかり次第、追記するということで…)


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


同じくぶら下がって咲いているのは、アブチロンの仲間の『チロリアンランプ』・・・


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この花、和名は『浮釣木(ウキツリボク)』。
(昨年のブログでは、ウキツリボクという名前を採用したような気がするけれど…)
ぶら下がって咲いているこの花を眺めていると、
やはりチロリアンランプの方が似合うかなぁ~って思ってしまう


昨年の夏頃に5cm程の小さな挿し木で頂いたこの花、まぁ成長の早いこと早いこと・・・
あっという間に枝が伸びてくるので、何度も剪定しました


このチロリアンランプという花は、剪定すればするほどたくさんの蕾を付けて、
次々と花を咲かせてくれるのですねぇ~


その結果、昨年から四季を通して絶えることなく、ずっと花を咲かせ続けています。


これ、今年の夏の姿です・・・(8月19日撮影)

P1280396

(酷暑の中でも、こんな風に咲いていましたよ…)


この花、これからどんな風に仕立てればよいのか・・・


信州の冬はどうしても家の中で過ごさせなければならないので、室内で育てることを考えると、
やはりコンパクトに仕上げて、花をたくさん咲かせることでしょうね。
今はただ、伸びた枝を切り詰めながら色々と思案中です。


出かけた先で、立派な行灯仕立てにしたチロリアンランプを見かけました。
そんな姿に育てることができたら素敵だけど・・・
(でも、将来の植え替えのことを考えるとちょっとね…と、旦那さんも頭を抱えています…


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


次々と花を咲かせている鉢花がもうひとつ、『ストレプトカーパス・サクソルム』・・・


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この花、別名は『姫桐草(ヒメギリソウ)』。
そして和名は、『大牛の舌(オオウシノシタ)』だそうです。
(ブログ友さんのtakeさんから教えていただいたので、追記しました…)


ストレプトカーパスは、温度と明るい日差しがあれば一年中花を咲かせるという素晴らしいお花。
我が家一押しの鉢花です。


寒さに弱いこの花、我が家の場合は初夏~秋までは外で花を咲かせ、
冬~春は部屋の中で花を咲かせ続けています。


伸びた枝を水の入った瓶に挿しておけば根が出てくるので、簡単に増やすこともできます。
写真(↑)の下段に並んでいるのは、これ全部水差しで増やした株。
このような小さな株は、今年も友人たちに随分貰われていきました


こんなストレプトカーパスの素晴らしさや育て方などは、一昨年のブログで詳しくご紹介してありますから、そちらをご覧になってくださいね。


あれっ? この花、昨年のブログには登場させてなかったわぁ。なにゆえ???
きっと登場させるタイミングを逃しちゃったのでしょうね。
だって、いっつも花が咲いてるんだもの。この花の旬って、いったいいつなのかしら・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今日は、今が花盛りの鉢花を登場させました。


冬になると、こうした鉢花と同居の我が家。
リビングの日当たりの良い特等席は、これらの鉢花たちに占領されてます


クリスマスローズのような寒さに強い花は、玄関内に鎮座して貰ってますが、
寒さに弱い鉢花は花が済んでしまったからといっても、暖かい部屋から追い出すわけにはいかない。
(花が咲いてなくても、観葉植物として葉を楽しめるからそれはそれでいいのですが…)


部屋の温度が上がりすぎないように薪ストーブの火力にも気を配ったり、
夜中の温度も下がりすぎないように気を付けながら、
鉢花と共にこれから信州の厳しい冬を乗り切らねば・・・


出窓ではピンクや赤の頂き物の花(シクラメンやゼラニュームなど)が咲き、
心を和ませてくれてます。
やっぱり、お花が咲いているというのは、心がポカポカと温まりますねぇ

コメント (10)
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今年咲いた朝顔たち《総集編》

2010年11月30日 | 我が家の花(2010)
今年このブログに朝顔の写真が登場したのは、たぶん二度くらいだったでしょうか。
我が家の顔ともいえる朝顔なのに、どうしたことでしょうねぇ~
…なのに総集編とはこれ如何に・・・
(まぁ、細かいことは抜きにしましょう…)


朝顔の棚などはもうとっくに片付けて、種の採取もすっかり終わりました。
ブログに登場させないままで終わってしまうのは、なんとも淋しいものです・・・


そこで『今年の朝顔総集編』ということで、まとめてみましたぁ~


今年も『例年と変わらぬ顔ぶれ』で庭を賑わせてくれた、我が家の朝顔たち・・・
 朝顔の原種といわれる『北京天壇
 西洋朝顔の中で、
   マルバアサガオに分類される『ミルキーウェイ
   ソライロアサガオの『ヘブンリーブルー』、『ブルースター』、『ウエディングベル
この5種類です。


いつものように5月連休後半に種蒔きした朝顔たちですが、いつもと違う今年の陽気に戸惑ってしまったのでしょうね。
例年よりも1ヶ月遅れの発芽となってしまいました。
そのため発育状況や花の咲き具合、そして種の結実にかなりの影響が出てしまいまして、
今年の我が家の朝顔事情は、悲喜交々といった状況となっております。


一昨年もそして昨年も、朝顔については数回に分けて充分すぎるほどの写真と記事で綴ってきましたので、自慢できるほどの花を咲かすことができなかった今年は、本日の記事1本に全部詰め込んでしまいましょう。
(遠い日々を思い返しながらの画像ですので、撮影日はきちんと記述しますね


北京天壇(ぺきんてんだん)…

P1280517_2

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この花は、日本朝顔の原種といわれている朝顔です。


朝顔の研究をしている先生から『この原種の朝顔は珍しいんだよ…』という言葉が添えられて、
他の朝顔の種と一緒に『オマケ』と称してして数粒送っていただきました。
今から7年前のことです。そんな貴重な朝顔、絶やすわけにはいきません・・・


花の直径が5cm弱でとっても小さな朝顔ですが、白くて長い花筒と優しい水色が可愛らしくて、
大好きな朝顔です。


この花姿が好き・・・(8月21日、6時21分)

P1280516


今年もポール仕立て(?)にしてみました・・・・・・(8月21日、6時20分)

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こぼれ種から発芽して、通路の端っこで咲いてます・・・(9月3日、6時15分)

P1290314


あらまぁ、こんな所でも咲いてる・・・(8月17日、6時22分)

P1280216


それぞれの画像には、撮影時間も記述しておきました。
ね、北京天壇ってすっごく早起きでしょう・・・
(こちらがちょっと寝坊して庭に出ると、もう花が萎んでます…)


昨年は、引っ越してきて初めての春でしたので、まじめに種蒔きしましたが、今年は二年目。
昨年咲いた北京天壇のこぼれ種からの発芽で、今年は中庭のあちこちに可愛らしい水色の花がたくさん咲きました。
来年も種を蒔く必要はなさそうですが、それでも念のため一応種撒きはします。


北京天壇は咲く時期も早めに咲いて、次々と実を付けて種が完熟し、さっさと花の季節を終わらせてしまいます。
そんな品種なので、毎年北京天壇の種はた~くさん採取できます。
来春蒔く分だけ空き箱の中で保存して、あとはもしもの時のために冷蔵保存しておきましょう・・・
(朝顔の種は10~20年は冷蔵庫で保存できますから…)


ミルキーウェイ…

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このミルキーウェイも、直径が6cm弱と小さな花を咲かせる西洋朝顔ですが、
今流行りの夕方まで咲くという西洋アサガオの他の品種とは性質が全く違って、
花は朝から午前中にはほとんど咲き終えます。


この花、白地に紫色のラインが入っているのですが・・・
あれあれ? 上の写真を見ると赤紫色のラインの花もありますね。
ミルキーウェイの色違いかなぁ? …って思われるかも知れませんが、そうではありません。
この花は咲き始めは青紫色、次第に赤紫色に変わっていくという朝顔…『ミルキーウェイの七変化』が楽しめます。


こちら、ミルキーウェイ三姉妹・・・(9月1日)

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今年は、ぶどう棚に絡ませて咲かせました・・・(8月24日)

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このぶどう棚のナイヤガラという品種のブドウが昨年枯れてしまい、今は巨峰の小さな苗木が植えられています。
主のいない空いたままのぶどう棚・・・
こういった物を見かけると、つい朝顔を絡ませたくなってしまいます。
…で、ぶどう棚のこちら側にミルキーウェイ、向こう側にはブルースターを絡ませました


このミルキーウェイも、北京天壇同様に早い時期から花を咲かせるので、今年も完熟種が充分に採取できました。
(こぼれ種からどんどん発芽してくれるから、実はミルキーウェイも種撒きの必要がないのです…)


ヘブンリーブルー…

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西洋アサガオと言えば『ヘブンリーブルー』…と言われるくらいメジャーな花になってきました。
そんなヘブンリーブルー、今年は思うように咲かせることができませんでした


ひと月遅れの発芽が開花に響いてしまいまして、今年は花が少な目な少々残念な緑のカーテンとなってしまいました。
それともうひとつ、今年の春にこの場所の土を全部入れ替えてしまいまして、
そのときに肥料を入れなかったので、栄養不足も原因のひとつとなってしまったようです。


娘の家の和室前、いつものように二階のベランダまで咲かせてます・・・(8月20日)

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こちら、育苗用ハウスのパイプに絡ませてます・・・(8月28日)

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(中の花たちが日陰にならないように、入り口のパイプだけに絡ませました…)


涼しくなると、一斉に花盛りです・・・(9月3日)

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緑のカーテンは残念な結果となってしまったけれど、パイプハウスの方がなんとか頑張ってくれたので、ヘブンリーブルーの種は、思った以上にたくさん採取できてホッとしています


ブルースター…

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淡い水色に青い星形のライン、まさしくその名は『ブルースター』ですね。
涼しげな色合いが素敵な、西洋アサガオです。


昨年は、緑のカーテンとして我が家の特等席で咲いたこのブルースター、今年はその座をウエディングベルに譲って、ぶどう棚の下に種を蒔き、細々とぶどう棚に絡んで咲きました。


ぶどう棚で咲かせました・・・(8月27日)

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こちらは、こぼれ種から育ったブルースター・・・(9月15日)

P1290998


突然畑に発芽してきた2本のブルースター、タワー仕立て(ポール仕立て?)にしてみました。
たった2本ですけど、やっぱり畑の土は栄養があるのでしょうね。こんなに立派に育ちました。


この花は、上(↑)のヘブンリーブルーの色違いか?と思われるほど、その性質は全く同じです。
まぁ、言ってみればヘブンリーブルーの兄弟分ですね。
ただひとつだけ大きく違うところは、種が『白種』だということ。(形は同じなのですが…)
ブルースターの白種、今年はあまり採取ができなくて・・・156個だけでした


ウエディングベル…

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今年一番満足させてくれた朝顔が、このピンクのウエディングベルです。
この花も、ヘブンリーブルーの兄弟分。色の違いを除いては、全く同じです。
(こちらはブルースターと違って、種までそっくりさん…)


それでは、西洋アサガオの中の『ソライロアサガオ』を代表して、
このウエディングベルでその特長を見てみましょう・・・


西洋アサガオは、花の咲き方に特長があります
(花茎を伸ばしてその先に数個の花を咲かせるので、切り花にもできますね…)


花茎がなが~い・・・(9月3日)

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西洋アサガオは、長い時間花を咲かせ続けます
(9月に入って涼しくなってくると、夕暮れまで花が咲き続けます…)


夕暮れ時まで咲いてます・・・(9月25日、夕方5時頃)

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辺りが薄暗くなってきても、まだ咲いてます・・・(9月25日、夕方6時頃)

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西洋アサガオは、夏に咲く日本の朝顔よりも花期が遅く、9~10月頃が開花のピークとなります


ここからは日を追って、ウエディングベルの咲いている様子をご覧ください・・・


この時期に咲く花が一番きれい・・・(9月3日)

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西洋アサガオは、成長がよくてどんどん上に伸びていくので、緑のカーテンにはもってこいですね
(ただし、真夏の太陽を遮るのにはちょっと時期が遅過ぎるかもね…)


上部の傾斜をなだらかにしたので、下からでも天辺に咲く花が眺められます・・・(9月5日)

P1290452


花が天辺まで届くと、その後はシャワーのように降りそそいで咲きます・・・(9月14日)

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長く垂れ下がった花は、縁側まで届いてます・・・(9月22日)

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10月中旬、まだまだ咲き続けます・・・(10月15日)

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この時期には、前日の花と翌朝咲いた花が一緒に咲いてます・・・(10月23日)

P1310605

(これ(↑)、以前のブログにもアップした画像ですが…)


この後、11月に入っても花は咲き続けていたのですが、強い初霜が降りた朝、一気にダメになってしまいました。


こんなに花盛りのウエディングベルの種は、どのくらいの数が採取できたと思われます?
なんと、0個! この場所で咲いた花からは、一粒も種が採れなかった・・・


早くに咲いた花の実は、茎が黄色くなってきて次々とポロポロ落ちちゃうし(受粉に気温の関係もあるかなぁ?)、涼しくなってから満開になった花の実は、霜で全部ダメになってしまいました。
色んなことが重なって、種の採取が全くできなかったのです。こんなこともあるのです…
(そのために、冷蔵保存が必要なのですよね…)


アイリスの丘で隔離栽培したウエディングベルから46個だけ種が採取できたので、なんとか来年の分は間に合いました。
でも、約束してあった方々にはお送りできず、ホントごめんなさい!
来年は、たくさん採取できるよう頑張りますんで…


 今日の、お・ま・け 


アイリスの丘で隔離栽培しているウエディングベルの様子も、ついでに見ていただきましょう。


このブログでも何度もお話しているのですが、ピンクのウエディングベルの種を蒔いても、必ずといっていいほどヘブンリーブルーが咲く株が数本発芽してしまいます。
これは、たぶん先祖返りと言われるものだとは思うのですが・・・
でも念のため、昆虫たちの受粉による自然交雑を避けるために、他の西洋アサガオとは遠く離れた場所で花を咲かせています。


アイリスの丘で咲くウエディングベル・・・(9月14日)

P1290964


こちらは種の採取用なので早くに花を咲かせなければいけません。
ポットに種を蒔いて、稲の育苗用ビニールハウスの中(温室)で芽出しをして、定植させました。


このアイリスの丘には、モグラやネズミがいます。
(一昨年、たくさん植えたチューリップの球根が、全滅してしまいました。)
そこで、金網を埋め込んでモグラ対策をしなくてはいけません。
(苗の真下をモグラが通れば、根が浮き上がって朝顔の苗が枯れてしまう恐れもあるから…)


モグラ対策をして、苗を植え付けました・・・(6月6日)

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朝顔は自家受粉する花。開花直前の深夜11時~12時の間に自動的に受粉が行われているはず。
自然状態での自然交雑率は約4%だそうで、朝になって昆虫が来る頃には、ほとんど受粉が完了しているということなのですね。
だから、自然交雑の心配はさほどないということなのですが・・・
それでも、ウエディングベルの花の中にヘブンリーブルーが咲くのはちょっと悲しい
初めから混色しているんだったら、それはそれでいいのだけれどね。
ヘブンリーブルーとブルースターの混色だったら、ちょっと素敵かも・・・
(ただ種の採取となると、やはり面倒になりますね…)


こうして種採取用にとハウスで発芽させ、隔離栽培をして育てたウエディングベルですが・・・
夏の猛暑のせいでしょうか、せっかくできかけた実が端からポロリと落ちてしまいます。
結局採取できた種は46個だけ・・・


毎年、色々と工夫はしてみるのだけれど、山あり谷ありの朝顔栽培。
20年以上育てていても、全部の種類を満足できるように咲かせるというのは、なかなか難しいものです。

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ダラヒー咲いた♪

2010年11月25日 | 我が家の花(2010)
ダラヒーって何?


正式名を『エピフィルム ・ダラヒー(Epiphyllum darrahii)』。
流通名で白眉孔雀(はくびくじゃく)とも呼ばれるようですが、有角系月下美人の仲間だそうです。


こちら、エピフィルム ・ダラヒー・・・

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花径が5センチと、月下美人よりもかなり小さい花。今玄関で咲いています。


花がひとつ咲いただけでも、甘くむせるような香りがするこの花、
これだけ咲いていると、強い香りにめまいがしそう・・・


ダラヒーも月下美人と同じで、夜咲き性の花。
月下美人は数時間の儚い花の命だけど、ダラヒーは翌日の昼近くまで花を見ることができる…ということでしたが・・・


我が家のダラヒーは、開花してから5日間も花を咲かせ続けていました。
寒い時期に咲いたから、きっと花もちがよかったのでしょうねぇ~


実はこの花、昨年友人から『姫月下美人』ということで頂きました。
ところが、真夜中に開花した花は朝になっても萎むどころか、翌日もまたその翌日もそのまた翌日も花が咲き続けたまま・・・


「あれっ? 変だなぁ~ 開花時間が長すぎる。姫月下美人とは葉も違うし…」
…ということで、早速ネットで名前調べをしたけれど、どうしてもこの花に辿り着かない・・・


そこで、某「この花はなんでしょう」みたいなサイトで教えて貰うことにしました。
…で、ようやくこの花が『エピフィルム ・ダラヒー(Epiphyllum darrahii)』と判明。
 (葉(葉でなく葉状茎というらしい)に大きな切れ込みがあるのが特長で、葉先が丸いことから、
  エピフィルム ・ダラヒーではないかと教えていただきました…)


一番花が咲いたのは、11月20の深夜1時頃。
真夜中に開花して数時間で萎んでしまうと思っていたので、花を見るまでは…と、
眠い目を擦りながら、花が開くのを旦那さんと二人でわくわくしながら待っていました。


それでは、ダラヒーの『一番花』が開く様子をご覧いただきましょう・・・


「蕾が膨らんできた! 今夜あたり開花かなぁ?」・・・(19日午後、13時頃)

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「萼が1本開き始めたぁ。やっぱり今夜だね…」・・・(19日夕方、18時頃)

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「あっ、花びらがほころんできた。いよいよだねぇ…」・・・(20日深夜、0時頃)

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「萼も花びらも開いてきた。さぁーて、もうすぐ完全開花かなぁ…」・・・(20日深夜、1時頃)

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「1時間経ってもまるで変化なし。もう眠くなってきたよぉ~」・・・(20日深夜、2時頃)

P1320221


深夜2時半が過ぎました。もう限界です!
本日はここまで・・・おやすみなさ~い


そして、早朝・・・


「花が完全に開いています…」・・・(20日早朝、6時頃)

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さてさて、今度はいつになったら花が萎むのかを見届けなくては・・・


夜は灯りの下での撮影なので花の色も変わってしまっていたけど、
昼間の写真は実物どおりの色です。美しいお花を見てやってください。


「朝がきたのに、まだきれいに咲いてる…」・・・(20日朝、8時頃)

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「お花の横顔も見てみましょう…」・・・(20日お昼、12時頃)

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横から見るとよくわかるけど、ダラヒーの萼は平らに開くけど花はお椀形に開くのですねぇ~


「もしもし、もう3時ですよ。まだ咲き続けるの?」・・・(20日午後、15時頃)

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「夜になっちゃったのに、まだ萎まないのかなぁ…」・・・(20日夜、22時頃)

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この花は、いったいいつまで咲き続けるのでしょうか・・・


そして二日目、まだ咲いてます・・・(21日、お昼頃)

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三日目、萼が少し閉じてきたけどまだ咲いてる・・・(22日朝、8時頃)

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四日目、花びらの先端が少し変色してきてるけど、まだまだ咲いてる・・・(23日午前、10時頃)

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五日目のお昼頃、とうとう萎んできました・・・・・・(24日、お昼頃)

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こうして、ダラヒーの『一番花』は長い間ずっと花を開いて楽しませてくれました。


そして、バトンタッチするかのように次の蕾が三つ膨らんで、昨夜3輪の花が揃って開花!


今度は一度に3輪の花が開花・・・(昨夜24日、23時頃)

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今回の3輪は、わたしが眠っている間に静かに開花してもらい、今朝花とのご対面・・・


そして今、玄関を覗いてみるとまたひとつ開花の最中


今現在、4輪の花が咲いてます・・・(今夜、23時頃)

P1320410

(手前の花が、只今開花中…)


これからしばらくの間、このダラヒーの甘い香りに包まれた日々が続きそうです・・・


追記です・・・


翌朝の状態です。自然光の中でのお花も見てやってください。


4輪の花開花・・・(26日午前、10時頃)

P1320417


右二つの花は、もうすでに萎みかけています。
一番花は5日間も咲いていたけれど、一度にたくさんの花が咲くと開花時間も短くなるのか?
それとも気温の問題なのか?
ダラヒーって、色んな謎を秘めた神秘的で美しい花です・・・

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サフランとごぼう、ユニークな収穫♪

2010年11月19日 | 我が家の花(2010)
先日の収穫の秋に続いて、今日はユニークな収穫をご覧いただきましょう。


サフランの収穫とごぼうの収穫、はてさて何が飛び出すのやら・・・


まずは美しい花、『サフラン』の収穫から・・・


初夏に、近くの道の駅からサフランの球根を買ってきて植えました。
今年花は無理だろう…と思っていたのですが・・・


サフランの花が咲きましたぁ・・・

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春に咲くクロッカスによく似てますね。
でもクロッカスと違うところは、
秋に咲くということと、もうひとつ、真っ赤な長い雌しべがあるということ。
まだあります・・・・
クロッカスの花色は色々あるけれど、サフランの花色はこの薄紫色だけ。


さて、サフランの花が咲きましたが、この花を収穫してしまうわけではありません。
せっかく咲いた花、じっくりと眺めて楽しみましょう・・・


赤くて長い雌しべがきれいです・・・

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あれ? こっちの花には赤い雌しべがない・・・

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もうおわかりでしょうか。サフランの収穫とは・・・
花を摘むのではなくて、赤い『雌しべ』を摘み取ることなのです。


花が開いたら、赤い雌しべを摘み取り、
そして乾燥させて、色んなお料理の香辛料として使うのですね。


乾燥雌しべ・・・
 「収率が低いため貴重で、1gあたり500~1,000円程度と高価である。」
  だそうです。(ウィキペディアより…)
  たった1gのサフランを作り出すには、300個もの花が必要なんですって。
  だからこそ高価なのだそうです。


こちら、乾燥させた雌しべ・・・

P1320086


摘んだ雌しべを紙コップに入れて、出窓で乾燥させました。
(風で飛んでいかないようにね…


この状態になったら、お料理に使えます。
サフランライスやパエリアやブイヤベースなどのお料理に使うんだと、
旦那さんは張り切っております


『赤い』雌しべを使ったサフランライスやパエリアは、なぜか『黄色い』ご飯・・・
赤い雌しべなのに、なにゆえ黄色?


それはね、
赤い乾燥雌しべを水に入れると黄色い水になり、その水を使って炊いたご飯が、
黄色く色付くからなのです。


乾燥した赤い雌しべをお湯に入れてから30分程経つと、


あ~らふしぎ、黄色いお湯になってきた・・・

P1320164


サフランの名前は、『黄色』を意味するアラビア語の「zafran」からの変化らしいということです。
そして、古代ギリシャでは王族だけが使うことが許された、黄色の染料だったとか・・・


サフランは、高貴なお花なのですねぇ~


次は、ごぼうの収穫です・・・


もう何度もお話していますが、畑の野菜作りは旦那さんの担当。
…なので、野菜を収穫してもこのブログにはほとんどアップしてません。


でも、今回ご紹介するごぼうは、ブログネタにもってこいのユニークな栽培の仕方をしているので、
是非みなさんにも見ていただきましょう…ということになりました


ごぼうは、『滝の川白肌牛蒡』という品種と『サラダ牛蒡』の二種類。
畑の隅っこで、それぞれ小ぢんまりと栽培されています。


それでは、『滝の川白肌牛蒡』の収穫からご覧ください・・・


これが、『滝の川白肌牛蒡』の栽培風景・・・

P1320095


なんと、肥料袋の中で栽培されてます。これは、『袋栽培』と呼ばれる方法のようです。
収穫がユニークというよりも、栽培方法がユニークなのですね


畑があるのに、なぜこのような栽培方法をしているのかといいますと・・・


実はこの畑、昨年までは田んぼだったのです。
土を少し掘れば固い土で、稲の栽培に適した水持ちの良い土壌になっているというわけ。
ごぼうや長芋など、地中に長く伸びて生育する野菜を作ることは、
この畑では困難なわけでして・・・


そこで肥料の空き袋の底を切り取って地上に置き、その中に土を入れてごぼうの種を蒔いたというわけです。


さて、この小さな『袋畑』で栽培されているごぼうは、どんな風に育っているのでしょうね。
ちゃんとごぼうができているのでしょうか・・・


袋を倒して底を覗いてみると、


地中まで伸びて、長く育ったごぼうが見えます・・・

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袋を破って土をほぐし、中を見てみると、


うわぁー、ごぼうができてるぅ・・・

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ふたつの袋畑で、こんなに収穫できましたぁ・・・

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お次は、畑の反対側に置いてある『サラダ牛蒡』の収穫です・・・


こちら、『サラダ牛蒡』の栽培風景・・・

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収穫したサラダごぼうです・・・

P1320129


上(↑)の普通のごぼうより、やや細くて短いサラダごぼうの収穫でした。


来年は、袋畑で長芋栽培にもチャレンジしたいと主人は申しておりますが、
さてさてどうなることやら・・・

コメント (18)
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