ここ二日程アサギマダラの訪問がなかったので、そろそろアサギの季節も終わりかなぁ…
と、思いきや・・・
雨の降りしきる中、1頭のアサギマダラがフジバカマへやってきました。
今日のブログはアサギ来訪記録のつもりだったけど、もう少し延期だわぁ
…ということで、本日はツマグロヒョウモン特集とまいりましょう・・・
嬉しかったこと、そしてハラハラドキドキしたこと・・・
今日はツマグロヒョウモンとの楽しい戯れがあったり、ちょっとした驚きもありました。
小雨の降る中、蝶を呼ぶ土手のブッドレアに『ツマグロヒョウモンの♀(メス)』がやってきた♪
今年初めての訪問です。
今年初見の、ツマグロヒョウモン♀・・・
翅を閉じての吸蜜姿・・・
こんな格好もしてみせてくれた♪・・・
このツマグロヒョウモンさんは、とってもきれいな個体でした。
実は、9月22日には『ツマグロヒョウモンの♂(オス)』も来てくれたのですよ。
(証拠写真程度ですけど、一応ご覧くださいね…)
フジバカマで吸蜜してる、こちらはツマグロヒョウモン♂・・・
ツマグロヒョウモンの♂と♀とでは、翅の模様がこんなにも違うのですねぇ~
♂は、他のヒョウモンたちとよく似てますね。
♀は翅の先端(褄)が黒いから、すぐにわかる・・・
ツマグロヒョウモンは南国の蝶。
数年前までは、ここ信州でツマグロヒョウモンを見ることはなかったようです。
ところが、近年はこうして庭で出会えるようになったのですね。
嬉しいけれど、やはり手放しでは喜べない現実だと思います・・・
それではまず、今日の嬉しかったことから・・・
もちろんそれは、手乗りツマグロで~す♪
気が付けば、他のブッドレアにもツマグロヒョウモンの♀がいました。
遠くに、もう1頭のツマグロヒョウモン♀が・・・
そこでわたしは考えた
そうだっ! お友だちにご挨拶をさせてみよう・・・
…で、ここで再び手乗りをして貰って、そのまま向こうの花の所まで行ってみました。
(実はこれ、ヤマトシジミを手にのせたままお庭の花巡りをしてた、uke-enさんの真似です)
「こんにちは、もう1頭のツマグロさん! あれっ? お友だちになりたくないの?…」
蝶の世界も人間と同じで、女同士というのは色々とあるのでしょうね
次は、今日ハラハラドキドキしたこと・・・
手乗りしてくれたツマグロヒョウモン♀が、黄色い花のブッドレアにとまっていたときのことです。
そこへ何やら怪しげな蝶影が・・・
この蝶(↑)は、ミドリヒョウモンの♂ですね。
しばらくすると、ふたつの蝶が足元に降りてきました。
どうやらこれは、
ミドリヒョウモンの♂がツマグロヒョウモンの♀への、『誤認求愛行動』のようです。
(誤認逮捕は聞いたことあるけど、誤認求愛だなんて…)
それでは、誤認求愛行動の一部始終を、コマ送りでご覧ください。
(ミドリヒョウモンの♂は、相手が違う種類の蝶だと気付いていないのでしょうか…)
ミドリヒョウモン♂の、誤認求愛行動・・・
ツマグロヒョウモンの♀が、完全に交尾拒否姿勢をとってますね。
これが、交尾拒否姿勢・・・
交尾拒否姿勢とは・・・
一度交尾をしてすでに受精卵を抱えているメスの蝶が、二度目以降の交尾を避けるために、
尾端を高く上げる姿勢で、これをされるとオスはどうやっても交尾できない。
このような交尾拒否姿勢をとられてしまっては、
ミドリヒョウモン♂としては諦めざるを得ませんね。
それでもしつこく、求愛し続けてたけど・・・
必死に求愛していたミドリヒョウモン♂には気の毒なのですが、
異種同士なのでそんなことは許される道理もなく・・・
やがてツマグロヒョウモン♀は解放され、ヨタヨタしながら田んぼの中へと逃げていきました。
(この間、手出しするわけにもいかず、ただハラハラドキドキしながら見てただけ…)
自然界では、思いもよらぬできごとが起こるものなのですねぇ~
自然界での交雑は滅多に起こらないようですけど、
もし起こったとしても交雑個体は生殖能力がなく、一代限りのことが多いそうです。
さてこちらは、ミドリヒョウモンの正常な『求愛行動』です・・・
(三日前、9月27日のことになりますが…)
翅がボロボロに傷んだミドリヒョウモン♂が、やはり翅の傷んだミドリヒョウモン♀に向かって、
盛んにアタックしてました。
こちらは、ミドリヒョウモンの求愛・・・
こんなに必死なのだから、なんとか成就できればいいのになぁ~
…と、密かに思っていたのですが・・・
あらあら、横恋慕?・・・
蝶の世界も人間と同じで、色々あるのですねぇ~
今日は、蝶の恋愛事情を実況を交えながらお伝えしました
と、思いきや・・・
雨の降りしきる中、1頭のアサギマダラがフジバカマへやってきました。
今日のブログはアサギ来訪記録のつもりだったけど、もう少し延期だわぁ
…ということで、本日はツマグロヒョウモン特集とまいりましょう・・・
嬉しかったこと、そしてハラハラドキドキしたこと・・・
今日はツマグロヒョウモンとの楽しい戯れがあったり、ちょっとした驚きもありました。
小雨の降る中、蝶を呼ぶ土手のブッドレアに『ツマグロヒョウモンの♀(メス)』がやってきた♪
今年初めての訪問です。
今年初見の、ツマグロヒョウモン♀・・・
翅を閉じての吸蜜姿・・・
こんな格好もしてみせてくれた♪・・・
このツマグロヒョウモンさんは、とってもきれいな個体でした。
実は、9月22日には『ツマグロヒョウモンの♂(オス)』も来てくれたのですよ。
(証拠写真程度ですけど、一応ご覧くださいね…)
フジバカマで吸蜜してる、こちらはツマグロヒョウモン♂・・・
ツマグロヒョウモンの♂と♀とでは、翅の模様がこんなにも違うのですねぇ~
♂は、他のヒョウモンたちとよく似てますね。
♀は翅の先端(褄)が黒いから、すぐにわかる・・・
ツマグロヒョウモンは南国の蝶。
数年前までは、ここ信州でツマグロヒョウモンを見ることはなかったようです。
ところが、近年はこうして庭で出会えるようになったのですね。
嬉しいけれど、やはり手放しでは喜べない現実だと思います・・・
それではまず、今日の嬉しかったことから・・・
もちろんそれは、手乗りツマグロで~す♪
気が付けば、他のブッドレアにもツマグロヒョウモンの♀がいました。
遠くに、もう1頭のツマグロヒョウモン♀が・・・
そこでわたしは考えた
そうだっ! お友だちにご挨拶をさせてみよう・・・
…で、ここで再び手乗りをして貰って、そのまま向こうの花の所まで行ってみました。
(実はこれ、ヤマトシジミを手にのせたままお庭の花巡りをしてた、uke-enさんの真似です)
「こんにちは、もう1頭のツマグロさん! あれっ? お友だちになりたくないの?…」
蝶の世界も人間と同じで、女同士というのは色々とあるのでしょうね
次は、今日ハラハラドキドキしたこと・・・
手乗りしてくれたツマグロヒョウモン♀が、黄色い花のブッドレアにとまっていたときのことです。
そこへ何やら怪しげな蝶影が・・・
この蝶(↑)は、ミドリヒョウモンの♂ですね。
しばらくすると、ふたつの蝶が足元に降りてきました。
どうやらこれは、
ミドリヒョウモンの♂がツマグロヒョウモンの♀への、『誤認求愛行動』のようです。
(誤認逮捕は聞いたことあるけど、誤認求愛だなんて…)
それでは、誤認求愛行動の一部始終を、コマ送りでご覧ください。
(ミドリヒョウモンの♂は、相手が違う種類の蝶だと気付いていないのでしょうか…)
ミドリヒョウモン♂の、誤認求愛行動・・・
ツマグロヒョウモンの♀が、完全に交尾拒否姿勢をとってますね。
これが、交尾拒否姿勢・・・
交尾拒否姿勢とは・・・
一度交尾をしてすでに受精卵を抱えているメスの蝶が、二度目以降の交尾を避けるために、
尾端を高く上げる姿勢で、これをされるとオスはどうやっても交尾できない。
このような交尾拒否姿勢をとられてしまっては、
ミドリヒョウモン♂としては諦めざるを得ませんね。
それでもしつこく、求愛し続けてたけど・・・
必死に求愛していたミドリヒョウモン♂には気の毒なのですが、
異種同士なのでそんなことは許される道理もなく・・・
やがてツマグロヒョウモン♀は解放され、ヨタヨタしながら田んぼの中へと逃げていきました。
(この間、手出しするわけにもいかず、ただハラハラドキドキしながら見てただけ…)
自然界では、思いもよらぬできごとが起こるものなのですねぇ~
自然界での交雑は滅多に起こらないようですけど、
もし起こったとしても交雑個体は生殖能力がなく、一代限りのことが多いそうです。
さてこちらは、ミドリヒョウモンの正常な『求愛行動』です・・・
(三日前、9月27日のことになりますが…)
翅がボロボロに傷んだミドリヒョウモン♂が、やはり翅の傷んだミドリヒョウモン♀に向かって、
盛んにアタックしてました。
こちらは、ミドリヒョウモンの求愛・・・
こんなに必死なのだから、なんとか成就できればいいのになぁ~
…と、密かに思っていたのですが・・・
あらあら、横恋慕?・・・
蝶の世界も人間と同じで、色々あるのですねぇ~
今日は、蝶の恋愛事情を実況を交えながらお伝えしました