それでは、早速マーマレードを作りましょう。(つくりびと…旦那さま、撮影係…わたくし)
本日は、文旦の皮を2玉分使います。
皮がお椀のように、ふたつにスッパリと切れているのがおわかりかしら・・・
これは文旦を食べるときに、付属の『はとのくち』を使ってそのくちばしで皮を剥いたからで~す。
やっぱり『はとのくち』は便利な道具よね・・・
まず皮をよ~く洗って、太めのせん切りにします。
(細かく刻んでもいいけど、男の料理だからここは大胆に…)
皮をせん切りにします・・・
↑ しかし、綺麗な皮だねぇ~
切った皮をたっぷりの水で茹でて、沸騰したら茹でこぼします。これを三回繰り返しましょう。
次は、砂糖を入れて煮詰めます。
汁がなくなるまで、コトコト煮詰めていきます・・・
↑ 部屋中に文旦の良い香りが漂って…う~ん、春の香りだわぁ
汁がなくなってきたら、焦げつかないようにゴムベラでかき混ぜながら煮詰めましょう。
煮詰まってきたら、最後にレモンの絞り汁を少々入れます。
このような状態になったら、火をとめます・・・
↑ あ~ら、いい色になってきたわぁ…
マーマレードができあがったら、熱いうちにビンに詰めましょう。
蓋を閉めたら、ここで15分ほど逆さにしておきます。
暫くビンを逆さにしておきます・・・
↑ん? どうしてビンを逆さにするのかなぁ…
これは、蓋側に入ってしまった空気を殺菌するためですって。
(我が旦那さまながら、色んなことをよく知ってるなぁ~と、ちょっと感心するわたし…)
ハイ、文旦マーマレードの完成で~す・・・
↑ あれっ? ビンが1本だけ違うじゃん! お揃いのビンはなかったの?
そこが男の料理!ビンがお揃いであろうとなかろうと、そんなことはいっこうにかまわないのです。
美味しけりゃあ、それでいいのだぁー・・・ハイ、ごもっともです!
(それでも、3本お揃いなら棚に並べても可愛いのにねぇ~ と、しつこく思うわたし…)
今日は、2個の文旦の皮から3本分のマーマレードができあがりました。
ビンに入りきれなかった分は、早速ベーグルに塗って試食。まぁ、いいお味だこと
オレンジマーマレードと違って、この文旦マーマレードは淡い色も美しい。
さて次は、ほろ苦い『文旦ピール』が食べたいなぁ・・・
(旦那さまに、小声でさりげなく催促しているわたし…)
※ここでちょっと業務連絡を・・・(スーパーのアナウンスじゃないんだから、業務連絡って…)
拝啓 森のこびと様
森のこびとさん、あなたのおかげで『二度美味しい』文旦を味わうことができました。
美味しい春を、本当にありがとう! 春の香りと春の味に、ほっこりとした幸せを感じます。
庭に早春の花が咲いたらすぐにUPして、春のお裾分けをしますから待っててくださいね。
その前に桃の節句に、ご自宅で桜のお花見はいかが…(桃の節句に桜? うふふ…お楽しみに!)
森の中はまだ寒いでしょうね。風邪などひかないようにお過ごしください。(みさと64より)