今年の夏は、「セミも鳴かない程の酷暑」だったということのようですね。
これはセミの種類によって違うらしいのですが・・・
クマゼミは気温が高すぎると鳴かなくなり、
アブラゼミは気温が25℃を下回ると鳴かないのだとか。
ミンミンゼミやツクツクボウシは気温に関係なく鳴くそうで、
ヒグラシは気温よりも時間帯が関係していて、日没が近づくと鳴き出すそうです。
網戸に張り付いている、アブラゼミ♪(8月8日)
とにかく暑い夏でした・・・
このブログも長期の夏休みを頂戴してしまいまして、
そろそろ更新しなくては、みなさまに忘れられてしまいそう~
まずは、ジャコウアゲハの三化発生から・・・
心配していた食草のウマノスズクサも見事に復活し、
昨日、ピッカピカのジャコウアゲハ♂が姿を現しました。
三化のジャコウアゲハ♂です♪(8月18日)
(日陰での撮影なので、新鮮さが伝わらないけれど…)
こちらの♀は、たぶん遅く羽化した二化だと思われる♪(8月18日)
(通常、先に♂が羽化してしばらくしてから♀の羽化が始まるのでね…)
食草ウマノスズクサ(タワーとアーチ)の、見事な復活ぶりをご覧ください。
7月13日の、悲惨な様子
8月8日の、復活後の様子
自然ってすごいですね!
幼虫が食べる頃には、こうしてちゃんと復活するのですから・・・
これでなんとか三化へのバトンタッチができました
ウマノスズクサの花もたくさん咲いている♪
ジャコウアゲハの幼虫たちは元気モリモリ~♪
(右の写真、ちょっと近付きすぎたら角を出して怒られちゃった…)
今もまだウマノスズクサの葉がたくさん生い茂っている状態なので、
これから三化の♀が産卵をしても、幼虫が食糧難になることはなさそうです。
このまま越冬蛹まで繋がって、来春の一化発生の希望が持てそう~♪
最後にちょこっとお勉強です・・・(以前のブログ記事のコピペですが…)
《第三化とはなんぞや?…》
その年の最初に出てきた成虫を第一化と呼び、
その後に出てきた成虫を第二化、第三化…と呼びます。
第三化の羽化ということは、
今年3回目の成虫が産まれることを言います。
(3回目の発生とか世代交代ということなのですね…)
アゲハチョウは、春から秋にかけて3~4回世代を繰り返すようです。
そして、お庭訪問した他の蝶も少しだけ・・・
毎年ブロ友さんちで、アフリカン種の大きなマリーゴールドが咲き、
ヒョウモンなどの蝶をたくさん呼んでいるのを拝見してました。
淡いクリーム色のその花も素敵だけど、ヒョウモンが群がる姿が羨ましくて、
いつかは我が家の庭にも…と、毎年お花屋さんで種や苗を探していたのです。
でも、なかなかその花に出会うこともなく・・・
今年はネットで種をお取り寄せして育て、今花盛りを迎えています。
アフリカン種のマリーゴールド、品種名は『ホワイトバニラ』♪
(花径8~10㎝、草丈40~50㎝、中庭や畑花壇で咲いてる…)
この花に、本日初めて蝶の訪問がありました。
ヒョウモンではなく、小さなセセリチョウですが・・・
マリーゴールドで吸蜜中の、イチモンジセセリ♪
(同一個体だけど、嬉しくて3枚も載せちゃった…)
今年は陽気のせいか、かなり早くから咲いていた我が家のブッドレアです。
ようやく吸蜜する蝶の姿を見かけるようになり、
夏眠してた蝶も涼んでいた蝶も、ブッドレアの花へと集まり始めました。
お盆前から姿を見せている、アカタテハ♪(8月11日)
青紫色のブッドレアには、少々くたびれたナミアゲハ♪(8月15日)
こちらはクリスマスローズの葉に止まる、ホシミスジ♪(8月15日)
ピンクブッドレアには、ヒメアカタテハがやってきた♪(8月17日)
番外編で、こちらは蛾のホシホウジャクです♪(8月19日)
今年の夏もまた家を留守にすることが多く、
お庭訪問した蝶との出会いは、例年に比べると極端に少なかったです。
昨日と今日は久し振りに一日中家にいて、久し振りに庭仕事をしました。
これから涼しくなってくると、お庭訪問の蝶も増えてくるでしょう。
秋の楽しみは、なんと言ってもアサギマダラの訪問です。
早々とフジバカマの蕾も見えてきました。
でも雨が少なかったせいか、今年はフジバカマがものすご~く生育不良!
(草丈の高低が、まるでジェットコースターのようです…)
師匠宅のブログによれば、毎日奥様がフジバカマにホースで水やりをされているとか・・・
でもまぁ我が家の場合、今年はそこまで手が回らないから仕方がないかなぁ〜
フジバカマの生育も気になるけれど、今後の天候がもっと気になります。
このまま暑い日が続けばフジバカマの開花が進み、逆にアサギマダラの南下は遅れてしまう!
なんとかフジバカマの開花と、アサギの渡りのタイミングが合いますように…