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いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

水仙とチューリップとムスカリ、みんな一緒に・・・

2010年05月19日 | 我が家の花(2010)
今年はお花が一斉に咲いて、色とりどりの春となりました。


水仙と一緒に、チューリップやムスカリも花盛りとなり、遅かった春が一気にやってきたという感じです。
そんな素敵な春を漫喫しているうちに、季節はもう初夏へと向かっています。


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今年咲いた水仙の花からご覧いただきましょう・・・


最初に『古典的な八重咲き水仙』が咲き出して、そして最後に『口紅水仙』が咲くまでの期間がひと月以上。昨年よりもかなり長く咲いていました。(早春に咲くミニ水仙と香り水仙は別として…)
今年は4月下旬の寒さのお陰でしょうか、長い間水仙の季節を楽しむことができました


畑で咲く水仙たち・・・

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庭で咲く水仙たち・・・

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では、品種別に並べてみましょう・・・


昨年のブログより、少々細かな分類にしてみました。
(正確な分類になっているのかは、定かではありませんが…)


《ラッパ水仙》・・・副花冠が花弁と同じか、それより長い品種

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《大杯(カップ)水仙》・・・副花冠が花弁の3分の1以上あり、花弁より短い品種

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《八重咲き水仙》・・・多弁化になった八重咲き品種

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《バタフライ水仙》・・・副花冠が大きく発達し、3分の1以上が断裂する品種

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《小花水仙》・・・(小さな花を咲かせる品種を集めてみました…)

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《口紅水仙》

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《房咲き水仙》

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《鈴蘭水仙(スノーフレーク)》(水仙の仲間に入れる? 番外編ということで…)

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《香り水仙》(早春の花コーナーで登場済み…)

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《ミニ水仙》(早春の花コーナーで登場済み…)

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わたくしの独断と偏見による分類なんぞもありまして、少々心苦しいのですが・・・
(品種については、スイセン花図鑑というサイトを参考にさせていただきました…)


今年もたくさんの水仙が咲いて、庭や畑を春色に染めてくれました。


今年庭で初めて咲いた水仙がひとつ・・・


こちらに引っ越してくるときに、ご近所の花友達から「引っ越し記念に…」と頂いた水仙。
昨年は咲かなくてガッカリしたのですが、とうとう今年は咲いてくれました。


記念に頂いた水仙・・・(バタフライ水仙↑の一番目に登場している水仙です…)

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可愛らしく咲くこの水仙に、くださったご近所さんの顔が重なります・・・


毎年水仙の季節になると、お互いの庭を行ったり来たりして花を楽しんだものです。
お互いにほしい品種を交換し合ったり、あげたり貰ったり・・・
そんなご近所さんのお陰で、我が家の水仙も年々増えてきたのでした。


ユニークな咲き方をしている水仙もひとつ・・・


スノーフレーク(鈴蘭水仙)の中の1本に、ユニークな咲き方をしているものを発見!


鈴蘭のように咲くから、鈴蘭水仙・・・

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ところが、こんな咲き方の花がひとつ・・・

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花の中までよ~く見えます・・・

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そうそう、このブログではお馴染みのアイリスの丘でも『普通の水仙たち』が春を演出しています。


アイリスの丘にも春がきた・・・

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(向こうに走っているのは、すぐ上にある国営アルプスあづみの公園へ向かう観光バス…)


前の家の裏庭にたくさん咲いていた普通の水仙たち。
処分するのに忍びなく、春先にアイリスの丘を黄色く彩って貰おうと植えておきました。


まだジャーマンアイリスの葉も短く殺風景なこの時期、水仙の黄色が丘に映えてきれいです。
『普通の水仙』もこうして植えてあげると、水仙の時期には立派な主役になりますねぇ~
今年この丘では、チューリップやムスカリも咲いて賑やかな春となりました。


今庭に咲いているのは口紅水仙だけ。他の水仙たちは、花殻を摘んで葉だけの状態です。
これからの時期は、葉が太陽の光をいっぱい浴びて来年美しい花を咲かせる準備なのですね。


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お次は、チューリップ・・・


水仙が花盛りになった頃、時を同じくして今年の春はチューリップも咲き始めてきました。
今年のチューリップは、残念なお話がふたつほど・・・


でもその前に、きれいなチューリップの花もみてやってくださいね。


真っ赤なチューリップ・・・

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(中から、親指姫でも出てきそう…)


今年も咲いた、オレンジ色のチューリップ・・・

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(想い出のチューリップ、今年も咲いてくれてよかったぁ…)


そして、ここに一番大好きな『アプリコットビューティー』という名前の素敵なチューリップが登場するはずだったのに、今年はひとつも花が咲きませんでしたぁ


淋しいから、昨年咲いた画像をペタリ・・・(昨年、4月22日撮影)

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(幻の花となってしまった、アプリコットビューティーです…)


早春に、アプリコットビューティーが植えてある場所で、突然サルスベリの木の剪定作業を始めた人がおりましてね・・・
地べたに重たい大きな脚立をドカーンと置いて、大きな長靴で地面のあちこちを踏みしめながらの作業です。


ここにはわたしの大切な大切なアプリコットビューティーが植えられていて、ネームプレートもいくつか挿してはあるのですよ。
そして、アプリコットビューティーの芽はすでにた~くさん出ていたのですが、そんなことはお構いなしで、大きな長靴でことごとく踏みつけられています。(脚立の下にもチューリップの芽が…)


その現場を目撃してしまったわたしは、
「こんな所にチューリップなんか植えちゃったから、作業がやりにくでしょう…」
と、やんわりとチューリップの芽が伸びていることをアピールしてみたのですが・・・


「大丈夫だぁ~ 今の時期ならまだ芽が出たばかりだから、いくら踏んでもかまわないさ!」
と、娘のお舅さんの返事です。


そんな筈はな~い!


せっかくたくさん出ていた元気そうなアプリコットビューティーの芽だったのに、葉は伸びることなくクシャクシャになって縮こまっちゃって、花芽なんかひとつも付かなかった!


そんなわけで、今年のアプリコットビューティーは、『全滅』してしまいましたぁ


来年も再び同じ事態が起きるような気がするので、しばらくしてから球根を全部掘り上げて『安全な場所』へ待避させようかと思っています。これが、残念なお話第一弾!


そして、残念なお話第二弾は・・・
昨年は揃って咲いていた畑のチューリップ。今年はというと、短足でしかも不揃いに咲いています。


不揃いで咲く、畑のチューリップたち・・・

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(う~ん、これは植え替えした方がよさそうですねぇ~)


この畑は、元たんぼ。少し掘ると下はカチカチの固い土なので、成長を妨げているのでしょうね。
葉が枯れたら全部掘り上げて、高めの畝を作ってもらって、そこへ植え直そうかと思っています。


オランダからきた『想い出のオレンジ色チューリップ』も、原種チューリップを頂いたお礼に昨年数本差し上げてしまったから、ちょっと淋しい花数になってしまったし・・・


そんなこんなで、今年のチューリップの季節は少々『消化不良気味』なのであります・・・


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最後は、ムスカリです・・・


前の家から連れてきたムスカリたちも、今年はそれぞれの定位置で花を咲かせることができました。


こちらに引っ越してくるときの秋、庭を掘り起こしてムスカリの球根をできる限り拾い集めて、
畑やアイリスの丘などに、とりあえずまとめて仮植えです。
そして昨年は、それらのムスカリに色んな役割を果たしてもらうべくあちこちに植え付けました。


雑草対策として、畑の片隅に・・・

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(少々混み合ってますが、雑草が出る余地もない。しめしめ…)


積み石の脇では、アクセントとして彩りを添えて・・・

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(クロッカスからバトンタッチしてムスカリ、花後は遅咲きのチューリップが後方で待機中…)


庭では、グランドカバーのお役目を・・・

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(こぼれ種の忘れな草を、優しく抱えながら咲いてます…)


数年植えっぱなしでも全然平気なムスカリ。手間いらずで、なにかと重宝しています。


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畑に植えられた水仙の季節も終わり、今は葉だけになった水仙のそのすぐ前にグラジオラスが小さな芽を出してきています。
夏になれば、この場所は色とりどりのグラジオラスが今度は主役になる予定。
春の花もそろそろ終盤を迎え、初夏の花へとバトンタッチの季節となりました・・・

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今日はコツバメ、ブルーの幻光も撮れたぁ♪

2010年05月16日 | 自宅周辺の蝶
先日の『ツマキチョウ』に続いて、今日もまたスプリング・エフェメラルと呼ばれる蝶が一匹、
庭にやってきました。
これまた、思いもよらぬ嬉しいできごとで・・・
前ブログに続いて、またまた蝶の話題となりましたぁ


今日出会えたのは、
シジミチョウの『コツバメ』。体長1cm位の小さな妖精です♪


コツバメはシジミチョウの中でも小型の蝶。今日の画像はいつもより大きく貼り付けましょう。
今日ここに登場するコツバメは、同じひとつの個体です。
太陽の光によって翅の色が変わって見えるので、そんなところもお楽しみくださいね!


小さな春の妖精、コツバメ・・・

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このコツバメの裏翅は、地味な枯れ葉色。
だけど、こうして太陽の光を受けてきらきらと銀色に輝いています
翅の一部からは青い光が放たれて、小さいながらもどことなく気品さえ感じさせられる蝶ですね。


この蝶も、ギフチョウやミヤマセセリ、ツマキチョウなどとともに『スプリング・エフェメラル』として愛されている蝶です。
(先日ツマキチョウの名前を調べたときに、コツバメのことも知りました…)


今日の午前中のこと・・・
庭仕事をしているわたしの周りを、小さな黒っぽい蝶が忙しそうに飛び回っています。
「もしかして、コツバメさん?」


とまった瞬間に翅を見ると、やっぱりコツバメでしたぁ


コツバメは、とまっているときは決して翅を開かない蝶。
表翅は藍色のような色だけど、飛翔しているときにしか表翅は見ることができない。


しかも小さい蝶なので、飛翔している写真を撮るのは非情に難しい・・・
写真を撮るどころか、コツバメを目で追いかけるのさえ至難の業。
とにかく素早くて、すぐに見失ってしまうから・・・


コツバメは、長く飛び続けることはできないらしく、すぐに葉や石の上にとまります。
とまって翅を休めて日光浴している様子、これがまたユニークなのです。


日光浴するときに、コツバメは太陽に垂直になるように翅を傾けています。


太陽に向けて、体を傾けての日光浴・・・

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これは、春の陽を十分に受けるために太陽に向けて体を倒しているのですね。


そして、このちっちゃな妖精は、なぜか毛深い!


毛深いコツバメ・・・

P1240015


コツバメがこのように毛深いのは、体温を逃がさないようにということで、早春の寒さに耐えるためなのでしょうね。


あらあら、逆光で撮っちゃったから『黒いコツバメ』になっちゃったぁ・・・


…と、画像をボツにしようとしたとき、よく見ると翅の縁がブルーに光ってる!


早速このブルーの光について調べてみると・・・
これは『縁毛幻光』といって、逆光で撮った場合に縁毛に現れる『ブルーの幻光』のようです。


ブルーの光が、とってもきれい・・・(さらに拡大して見て!)

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このブルーは翅自身の色ではなくて、太陽の光の反射か屈折か何かによって現れる色のようです。
(写真は全部同じ個体だけど、この3枚以外には縁毛にブルーの光は見えないね…)


『縁毛幻光』は・・・
  縁毛と光線の角度を微妙に調節しないと上手く撮影できないようです。
  それと、新鮮な個体でないと縁毛の麟紛が落ちてしまうので、色がきれいに出ないそうです。


わたしの場合は、
「カメラテクニックを巧みに使って撮った…」と言いたいところなのですが、
残念ながらそんなテクニックがあるはずもなく、カメラも旧型のコンパクトデジカメ。


コツバメが葉にとまった瞬間に、
「逆光で真っ黒になろうがどうなろうが、飛ばないうちにとりあえず撮っちゃえ~」
…って、とっさに撮ったのが上(↑)の逆光写真の3枚。


まさか黒くなったコツバメに、このような素敵な現象が映っていたなんて・・・


写真、特にデジカメの場合は、とにかくたくさんシャッターを切っておくものですねぇ~
そんな中には、偶然の産物として思いもよらない『お宝写真』が撮れているかもしれません


先日に続いて今日もまた素敵な蝶との出会いがあり、近頃は庭に出るとつい蝶を探してしまいます。
草取りをしていても、目の前を横切る物体が気になってしかたがない・・・
なかなか集中できず、庭仕事もはかどりません


明日もなにか、素敵な出会いが舞ってる(待ってる)のかなぁ…

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ツマキチョウとの戯れ♪

2010年05月14日 | 自宅周辺の蝶
早春、落葉樹が葉を開く前に姿を現して、落葉樹の葉が開ききる晩春から初夏には姿を隠してしまう植物や動物を総称して『スプリング・エフェメラル』と呼ぶのだそうですね。


早春に咲くカタクリやキクザキイチゲや福寿草など、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花たちについては、このブログでも時々話題にしてきました。


今日は花ではなくて、スプリング・エフェメラルと呼ばれる蝶、『ツマキチョウ』のお話。


連休明けから少々体調を崩していたのですが、ようやく昨日から庭仕事ができるようになり、
花の種を蒔いたり、花の移植をしたり、草むしりをしたり・・・
久し振りによく働きましたぁ


そんなわたしへのご褒美かのように、庭で嬉しいできごとが待っていたのです。


早春にしか会うことのできない蝶、『ツマキチョウ』との出会いです♪


昨日、庭いじりをしていたときのこと・・・


ミヤコワスレの蕾に、枯れ葉のようなものが付いているのが気になって、
取り除こうとして近付いてみると、それは枯れ葉ではなくて蛾のようなものでした。


な~んだ、蛾だったのかぁ…

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蝶は好きだけど、蛾は苦手なわたし・・・
そのままそっとしておきましょう。


…と思った次の瞬間、わたしの目は『触角』に釘付け・・・
この触角は蛾ではなくて、間違いなく蝶の触角です。


昨年の夏辺りから蝶に興味を持ったわたし。蝶と蛾の違いは知っていました。


蝶と蛾の違いは・・・
 蝶の触角は先が膨らんだこん棒状になっているが、蛾の触角は先が尖っている。


…というわけで、これはやっぱり蝶です!


こんな迷彩柄のような蝶は初めて。あなたは、どなた?…」

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この不思議な模様のチョウさん、近付いてもじっとしたまま動こうともしません。
迷彩柄の翅を開けば、いったいどんな模様が現れてくるのだろうか・・・
気になって仕方がありません。


ずっと眺めていたけれど、蕾の周りをゆっくりとまわるだけで、翅を開いてもくれません。
…かといって、飛び立とうともする気配も全くなく・・・


だったら、この指とまる?

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(土いじりの最中だったので、指が汚くてお見苦しいけどご勘弁を…)


…と、冗談半分に指を差し出してみると、なんと、この指に止まりましたぁ~
そして、少しだけ翅を開いて見せてくれるようです。


あらぁ~ 翅を開けば、君は白いチョウさんだったのね…」

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わたしの手の上を移動しながら、ゆっくり翅を開いたり閉じたり・・・
よほど気に入ってくれたのか、サービス精神旺盛です。


やがて地面にゆっくりと舞い降りて、翅をきれいに広げてくれました。


なんて可愛らしい蝶でしょう…」

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翅を開いた姿は、モンシロチョウよりもひとまわり小さな蝶でした。
前翅の先端が尖っていて、ミカン色の模様がとってもきれいです。


近くのツツジの木へ、ひらひらと舞っていきました。


こんな姿は、やっぱり蝶だよね…」

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表翅と裏翅がこんなにも違う蝶も、珍しいかも…」

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やっぱりミカン色が、君のチャームポイントかなぁ…」

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ツツジの木でしばらく遊んだチョウさんは、ワスレナグサのところにひらひらと移動しました。


ようやく、花が咲いているところを見つけたね…」

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この可愛らしいチョウさんのお相手もここまで。
この後は、どこでなにをするのやら・・・
我が家の庭で、ゆっくりとくつろいでくださいね!


ミヤコワスレの蕾のところで見つけてから約15分間。
楽しいひとときでした…


家に入って、早速この蝶の名前をネットで検索してみると・・・


この蝶の名は『ツマキチョウ』
 名前の由来はその名の通り、先端、すなわち褄(つま)が黄色いからだそうです。
 でも、先端が黄色い(ミカン色)のは雄だけで、雌に黄色い模様はないです。
 モンシロチョウなどが春から秋まで見られるのに対して、
 ツマキチョウは春の桜の時期しか現れない。
 このため、早春に姿を見せるギフチョウや開花するカタクリととも、
 『スプリング・エフェメラル』と言われているのだそうです。


早春にしか出会うことのできないというツマキチョウ。そんな蝶が我が家の庭にいたなんて・・・
昨日はツマキチョウに出会うことができ、一緒に遊ぶこともできて、素敵な一日となりました。

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ふたつのミニサイズの花たち♪

2010年05月13日 | 我が家の花(2010)
今日は小さな花がふたつ登場。
ミニサイズの水仙・・・・・・・香り水仙『ジョンキル』と、
ミニサイズのチューリップ・・・原種系チューリップ『クルシアナ・シンシア』です。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


最初は、香り水仙『ジョンキル』です・・・


お待たせ致しましたぁ~ ようやく香り水仙『ジョンキル』の登場です


庭の『早春の花コーナー』で、一番最後に咲くのがこの花。
それにしても今年の開花は遅い! 昨年に比べると、2週間近くも遅れての花盛りです。
今頃満開とは・・・これでは、早春の花コーナーに仲間入りさせられませんねぇ


今年はなかなか蕾が上がってこないので、このまま数本の花が咲くだけでジョンキルの季節も終わりなのか…と、少々心配でした。
でも昨年と同じく、たくさんの黄色い花を咲かせてくれて、今はホッとしているところです。


小さな花をたくさん咲かせた、ジョンキル・・・

P1230705


もう季節は早春から春、そしてまもなく初夏へと移り変わっていくというのに、ようやく咲き揃ってくれました。


小さな花だけど、この黄色が鮮明な色なので遠くからでもとても目につきます。
もっとも、この早春の花コーナーに咲いているのは、もうこの黄色い花のジョンキルだけ。
周りに咲いていた早春の花たちは、すっかり葉ばかりになって、来年の花の準備に入っています。


このジョンキルは、葉の形状から『糸葉水仙』とも呼ばれます。


なるほど、糸葉水仙ですね・・・

P1230653


葉が細くて、糸葉です。
葉も細いけど、花も小さくて可愛らしい・・・


この小さな花に顔を近づけると、とっても良い香りがします。
良い香りというよりも、強い香りかなぁ。
いつまでも香りを楽しむことはできないくらいの、強烈な香りです。


やっぱりこの花、香り水仙だわぁ・・・

P1230552


ブログでは香りをお届けできないのがホント残念!


強すぎる程の香りだけど、でも可愛らしい花でしょう。
ジョンキルは、横を向いて花を咲かせます。


横向きで咲いて、とってもチャーミング・・・

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蕾は真っ直ぐに伸びてくるのに、蕾が膨らむ頃には直角に曲がって、
そして真横を向いて花が咲くのです。


前に登場させたミニ水仙のティタティタは、一斉にお日様の方を向いて咲くのですが、
このジョンキルはそれぞれ好き勝ってな向きで咲いてます。


協調性のない、ジョンキルたち・・・

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同じ小さな水仙でも、やはりそれぞれに持っている性格が違うのでしょうねぇ~


香り水仙のジョンキルが咲き終わると、今年の早春の花コーナーも店じまいとなります。


花が終わった後の葉には、これからお日様が栄養をいっぱい与えてくれるでしょう。
それによって、ここに植えられた小さな球根たちも少しずつ成長して、
また来年には可愛らしい花を次々に咲かせて、春を告げてくれるのですね


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


ふたつ目は、小さな原種系チューリップ『クルシアナ・シンシア』・・・


昨年の春先に、裏のおばさんちの庭から頂いてきました。


「この花、どんどん増えちゃって困るのよねぇ…」
「もしよかったら、そっちの邪魔になってるところを抜いていかない?…」


そんなおばさんの言葉に、多少は遠慮しながらも4本のミニチューリップを抜かせてもらいました。


昨年、我が家の庭でヒョロヒョロと頼りなげな姿で咲いたこの花。
今年も芽を出し、昨年よりは力強く育って可愛らしい花を咲かせてくれましたぁ


小さなチューリップ、クルシアナ・シンシア・・・

P1230591


このチューリップ、6枚の花びらのうち内側3枚は黄色くて外側の3枚は赤い色が入ったオシャレな花。ツートンカラーのチューリップです。


ところが花が開くと、あ~ら不思議・・・
レモンイエローのチューリップに大変身です。


咲いてみると、レモンイエローのチューリップ・・・

P1230483


でもね、下から覗けばやっぱり二色のチューリップ。


ほらね、二色でしょ・・・

P1230484

(背丈の低いこのチューリップ、下からの撮影も一苦労なのですよ…)


お日様に当たると花が開いてレモンイエロー一色。
そして夕方には花を閉じて二色に戻るというこの花。


数日その繰り返しを続けているうちに、レモンイエローに赤みがさしてきて、
外側の色が少しずつ主張してきます。
やがてはサーモンピンクへと色が変化していき、そうなるとそろそろ美しく咲いた花も終盤を迎える頃となります。


レモンイエローに、ほんのりと赤みがさしてきた花・・・(5月6日)

P1230660


サーモンピンクのチューリップになっちゃったぁ・・・(今日、5月13日)

P1230786


こんな花色の変化も、また楽しい♪


小さなチューリップのクルシアナ・シンシア、今年は3本だけ花が咲きました。


今年は、3本の花・・・

P1230480


こうして見ると、小さなチューリップでしょう。


あれっ? 昨年たしか4本頂いて、4本咲いたはずだけど?
(とってもか細くて小さな花だったけど、4本咲いたよね…)
しかも、おばさんの言葉によれば「どんどん増えちゃって困る」はずなんだけどなぁ…


今年は1本減って、3本の花しか咲かない!
でも、茎も葉も昨年に比べると太くなってることだし、来年に期待するってことで・・・
(よく見れば、3本の周りには葉だけのものもある。これって、増えてる証拠かも…)


きっと、これから花の本数も「どんどん増える」でしょうね。
楽しみが先にあるってことも、またいいものだわねぇ~


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今日は、ミニサイズのお花の登場でした。


庭や畑で咲いている普通サイズの水仙とチューリップも、そろそろ終盤を迎えようとしています。
今年の水仙の花は長い期間花を咲かせ続けて、きれいな花を充分に楽しませてもらいました。
水仙とチューリップの競演というのも、なかなか見ることができない光景・・・
きっと、4月末に涼しかった気候のせいでしょうね。
今年の春は色とりどりの花が一斉に咲いて、きれいな春になりました。


遅咲きの水仙がまだ開花していないので、その花が咲いたところでまた機会をみて近々アップしてみようかと思っていますが・・・

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三色のイカリソウ咲いたぁ♪

2010年05月11日 | 我が家の花(2010)
今年も『イカリソウ(錨草)』が三色咲き揃いました。


ピンク・・・

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淡紅紫・・・

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白・・・

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この花は、花の形が船の錨に似ているから『イカリソウ(錨草)』と名付けられたのだそうです。
決して『怒り草』ではありませんので、念のため…


呼び名がもうひとつあって・・・その名は、『ヨメトリグサ』ですって。
これは、花言葉が「あなたを捕らえる」ということからそのように呼ばれるのだとか・・・


イカリソウもヨメトリグサという名も、この可愛らしい花たちには合わない気がするけど…


イカリソウは、春になると株元から蕾が上がってきて花が咲き、産毛に包まれた幼い葉が後を追うように伸びてきて、やがて緑色になった葉が花を覆い尽くしてしまいます。


白花のイカリソウで、その様子を見てみましょう。


花が咲き始めて、産毛を付けた葉も出てきた・・・(4月30日)

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花が満開になり、若葉も伸びてきた・・・(5月3日)

P1230435


緑色になった葉が、花に覆い被さってしまった・・・(5月5日)

P1230549


今年のイカリソウは、連休中の好天気に誘われるかのように、あっという間に花の盛りが過ぎてしまいました。
花の時期が終わったイカリソウ、これからの季節にはこんもりと茂った緑の葉が、初夏の気分を誘います。


 今日の、お・ま・け 


今にも泣き出しそうな今日の空模様・・・
そんな日には、心が晴々するようなお花でもお楽しみいただきましょう。


…ということで、ピンクの花をご用意いたしましたぁ~


ピンクの花がきれいです!


足元の花ばかりに気を取られていたのですが、小さな木でも青空の下ピンクの花がきれいに咲いていました。


今年はシャクナゲが花をたくさん付けて、まるで手鞠のように咲いてます。


淡いピンクのシャクナゲ・・・

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(この木の下では、ミヤマエンレイソウやエビネなどが育ってる…)


少し濃いピンクのシャクナゲ・・・

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(こちらのシャクナゲの向こうでは、早春に咲いたキクバオウレンの葉が青々としてきた…)


濃いピンクの、こちら枝垂れ桃・・・

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(この枝垂れ桃、季節外れの移植にも堪えて今年は見事に花を咲かせてくれましたぁ…)


連休中の青空の下、このピンクの花たちがとっても素敵でした・・・

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