goo blog サービス終了のお知らせ 

いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

春告花♪

2011年03月16日 | 我が家の花(2011)
このたびの大震災で被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。


今日テレビで、インターネット上での『つぶやき』をいくつか紹介していました。
そのうちのふたつをここでご紹介しましょう・・・


 2歳の息子が独りでシューズを履いて外に出ようとしていた。
  「地震を逮捕しに行く!」とのこと。小さな体に宿る勇気と正義感に力をもらう。
  みなさん、気持ちを強く持って頑張りましょう。


 子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、
  レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。
  店員さんがその子供の背中に向けてかけた、ありがとうございます、という声が震えてました。


テレビでこれらの話しを聞いて、なんだか涙がでてしまいました。
そして、日本の未来は明るいなぁ…と思うわたしでした・・・


一日も早く元気な日本に戻れるよう、頑張らなくてはいけませんね。
(被害を受けることがなかったわたしたちが、まず元気にならなければ…)


さぁー、元気を出してブログ更新です・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


今日は寒い冬にまたまた逆戻り。朝から一日雪


ここ数日の暖かな陽気に誘われて、我が家の庭でも早春の花たちが少しずつ咲き始めてきました。


暖かな地方ではとっくに咲いているであろう早春の花たち・・・
北国では、まだ雪に埋もれているであろう花たち・・・


花の咲く時期は、みんな一緒ではないけれど、
でも、春は必ずやってくるんですね。


我が家の庭の『春告花』は、今年もやっぱり『キクバオウレン(菊葉黄蓮)』でした。
屋敷林の下で、白い可憐な花を咲かせています。


薄暗い場所で咲く花は、まるで森の妖精みたい。


P1340959

(3月14日撮影)


わずかな木漏れ日を浴びながら、一生懸命に花開こうとしています。


P1340955

(3月14日撮影)


周辺にはまだ雪が残っているこの場所で、キクバオウレンにとってはわずかな木漏れ日が、
命を育む優しい光なのでしょうね。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


キクバオウレンに次いで庭で咲き出してきたのが、小さな薄紫色のクロッカス・・・


庭の端にあるこの場所は、雪かきの時にたくさんの雪が積み重ねられるところ。
雪の塊と一緒に、小さな石ころもいっぱい投げ込まれます。
そんな石ころだらけの中から、クロッカスの蕾は次々と顔を出してきました。


P1340921

(3月13日撮影)


クロッカスは、小さくても逞しい花ですね。


お日様が当たると、小さな可愛らしい花をポッと咲かせます。


P1340919_2

P1340929_2

(3月14日撮影)


やっぱりお日様の力はすごい!


昨年は、大きな敷石の下になっていたこの花たち、今年は伸び伸びと咲いてます。
小さくてもその強い生命力には、ホント驚かされます・・・


今年は三つの集団となってたくさん花を咲かせています。


P1340967

(3月14日撮影)


白い首を長く伸ばして、ポッと花開くこの小さなクロッカス。
黄色や白や紫色の他のクロッカスたちよりも、一足早く花を咲かせる春告クロッカスです。


春の優しい光が似合いそうな、可愛らしい花です!


昆虫たちにとっても、春が待ち遠しかったのでしょうね。
小さなクロッカスの花が咲くと、待ってました!…とばかりに蜂たちも嬉しそうにやってきます。


P1340968_2

P1340969_2

(3月14日撮影)


体中黄色くなって、必死で花粉を集めている様子が可愛らしいですね。
蜂は蜜や花粉を花から貰い、体に付いた花粉は他の花にくっつけて花の受粉の手助けをする。


こうして花と昆虫は、お互いに助け合っているのですね!


今日のクロッカスは花をしっかり閉じて、雪を被ってとっても寒そう・・・


今日は『大雪注意報』も出ていました。明日も一日雪予報。
小さなクロッカスたちは、明朝にはすっぽりと雪に埋もれているでしょう。


P1340984_2

P1340979_5

(今日、3月16日撮影)


今日はこんな姿のクロッカス、そのうち雪がとけて日が当たってくれば、
また一斉に花を開きます。


今は冷たい雪の中だけど、負けないで!


庭に咲く春告花を、今年は色んな想いで眺めています・・・

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パエリヤ対決?

2011年03月10日 | 美味しいお店
季節は春へと向かっているのかと思いきや、ここ数日は冬に逆戻りです。
今朝の気温は-6.3℃と真冬並みの寒さ。朝起きると、昨夜の雪で辺りは真っ白でした。
それでも春の雪ですねぇ~
お日様が当たると、雪があっという間にとけてきます。


グルメリポートをひとつアップしてないことに気付きまして・・・
春のお花を登場させる前に、慌てて本日アップです


これはもうだいぶ前のお話になりますが・・・
学生時代の友人がなにやら話があるとのこと。
遠路遙々我が家に来てくれるとのことでしたが、大事なお話は二人だけの方がいいのかなぁ・・・


…ということで、待ち合わせをして知り合いのスペイン料理のお店で、美味しいランチを食べることにしました。
我が家から南へ15分足らず車で走ったところにそのお店、『パンプローナ』はあります。


その日は二人で、パエリヤのランチをいただきました。
(パンプローナさんのお料理は、以前のブログでもご紹介済みですから、本日はさらりと…)


   《前菜》に、      《スープ》に、      そして《サラダ

P1330831_5

P1330836_6

P1330839_7


こちらが《バレンシア風パエリヤ》 

P1330848_5


最後のデザートは、わたし《クレマカタラナ》で友人《リンゴのタルト

P1330853_4

P1330850_2


相変わらずの美味しいランチ、「パンプローナさん、ご馳走さまでしたぁ…」


ランチの後は、我が家で『三時のおやつ』です
(いつものように、旦那さんがおやつを用意して待っててくれましたぁ…)


三時のおやつは、《グレープフルーツのシャーベット》と《マチェドニア

P1330860_2

P1330865


パンプローナさんでお腹いっぱいになってきたわたしと友人ですけど、
やっぱりデザートは別腹なのですねぇ~ 美味しくペロリとたいらげてしまいましたぁ


そして、もうひとつオマケに《マフィン

P1330874_2


このマフィンは、友人の娘さんが我が家へのお土産として焼いてくれたものです。
オレンジとチョコ、二種類のマフィンはとっても美味しく仕上がってました。


友人と二人で、美味しいランチをいただきながらたくさんお喋りをして、
我が家でまたまたいっぱい食べながらお喋りして・・・楽しい一日でした。


突然ですが・・・ここで『パエリヤ対決』です
(…っていうほどのことでもないんだけれど…)


昨年の11月に庭で収穫した『サフラン』を使って、旦那さんが『パエリヤ』を作ってくれました。
作ったのはこれで二度目。
(収穫したサフランの使い道も、一応ご報告しなければ…)
きれいに咲くサフランの花と収穫した乾燥雌しべは、こちらをどうぞ・・・


その前に、この冬ずっとお世話になっている薪ストーブの登場です!
赤々と燃える薪ストーブのおかげで、我々住人たちはそれぞれに心地よい冬を過ごしてきました。
(我々人間さまはもちろん、蘭などの鉢花たちもホウジャクもオツネントンボも…)


朝日が当たる中、赤々と燃える炎で心もほっこり・・・

P1340182


こちら(↑)が、旦那さん自慢の薪ストーブ『アンコール・エヴァーバーン』。今季ブログに初登場。
三度目の冬を迎えて、ようやくこの薪ストーブとも仲良くできるようになりました。
(快適な薪ストーブライフというものは、なかなか手強かったぁ…)


この薪ストーブでは、ストーブクッキングも少しずつ楽しめるようになったかなぁ・・・
(まだまだ本格的なオーブン料理を薪ストーブで…とまではいかないけれど…)


そうそう、今年の超寒い冬も寝るときは湯たんぽひとつでOK
この湯たんぽに入れるお湯は、もちろんストーブの上でグラグラと煮え立っているお湯を使います。
ちっぽけなエコだけど、この小さな積み重ねが大きくなんるのですよね


お話があっちへ行ったりこっちへ来たり・・・それではお話をパエリヤに戻しましょう。


旦那さんが作った『おうちパエリヤ』
(最後の仕上げ写真しかありませんが、ご覧ください…)


薪ストーブの中で、仕上げます・・・

P1330635_2

(魚介を焦がすように薪ストーブの仕上げですって…)


魚介類どっさりの『男の料理』、できあがり!・・・

P1330644

(あれっ? 黄色いご飯がみえないけど…)


パンプローナさんとは似ても似つかない、パエリヤの姿です。
せっかくサフランを使ったのに、黄色いご飯が見あたりませ~ん・・・


これについて旦那さんは、焦がさないためにスープをたくさん入れたのだとか。
(えっーーー? パエリヤは、お焦げが美味しいのにぃ…)
まぁね、魚介類いっぱいのパエリヤで、お味の方は大満足でしたぁ。


この『パエリヤ対決』、
もちろんパンプローナさんに軍配が上がるのは当然のことなのですが、
せっかくサフランがたくさんあるのだから、
冬には薪ストーブの火力を借りて作る『おうちパエリヤ』もいいかなぁ・・・

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスローズの季節♪

2011年03月05日 | 我が家の花(2011)
庭のお花がまだ咲かないのなら、玄関の花があるじゃないか!
…ってことで、今日はクリスマスローズの花を見ていただきましょう・・・


今年は2種類の新しい仲間を迎えて、鉢植えのクリスマスローズが5種類、
それぞれに違った美しさで花を咲かせています。


それぞれに違った顔を持つ、5種類のクリローたち・・・

P1340771_2

P1340750_2


(左の写真、右側の2鉢が新入りクリロー。とりあえず、ポットごと素焼き鉢に入れてある…)


えっ? 寒い信州なのにもう花が咲いてるの?
そう思って不思議に思われるでしょうが・・・


この鉢植えは冬の間玄関内で管理して、暖かいな日中だけ外に出して日向ぼっこさせてきました。
(鉢花は旦那さんの管轄ですが、このクリスマスローズだけはわたしもお手伝い…)
間もなく暖かい日が続くようになれば、一日中外に出してあげられそうです。


クリスマスローズと言えば、高価な花・・・
よそのお宅で咲いているのを、いつも羨ましく眺めていた花でした。


そんなとき、思いがけずにブログ友のmcnjさんからクリスマスローズを送って頂きまして、
我が家でも念願の『クリローライフ』が始まりました


クリスマスローズの鉢植えは、現在5鉢。
(大小の株や赤ちゃん苗もたくさん送って頂いたけど、全部庭や土手に地植えしちゃいました…)
それぞれの花の美しさと、ついでに成長ぶりも見てやってくださいね


まずは、昨年植え替えた3種類の花たち・・・
(植え替えしたばかりなので、昨年よりも背丈が低かったり花の少ない種類もありますが…)


ひとつ目は、清楚な白花

P1340845


     1月18日の花姿       →       今日、3月5日の花姿

P1330595_2

P1340815


ふたつ目は、可愛らしく咲く明るい赤

P1330612


     1月18日の花姿       →       今日、3月5日の花姿

P1330593_2

P1340828_2


花の盛りも終わって、新しい葉が伸びてきたと思っていたら・・・
なんとその葉は、蕾を抱えてましたぁ~


蕾を抱えて伸びてきた新しい葉・・・

P1340817


みっつ目は、シックな暗い赤

P1340513


     1月18日の花姿       →       今日、3月5日の花姿

P1330634

P1340814_2


それぞれの鉢では、新芽が次々と伸び出してきて、中には蕾を抱えている葉もたくさんあります。
花が次々と咲いてきているので、まだまだ長いこと花を楽しむことができそうです。


そして、先月2月10日に送って頂いた2種類の新入りたち・・・
(ダブルの紅白2株を送っていただきました…)


初めての、嬉しいダブル咲き

P1340838


ダブルはやっぱりゴージャス・・・

P1340802


今日のダブルは、こ~んな感じで咲いてる・・・

P1340834


こちらは、セミダブル(?)咲き

P1340847


花と蜜線の色合いも、すごくステキ・・・

P1340826


こちら、今日の様子です・・・

P1340833_2


今年頂いたこの2種類の花たちは、もう少し暖かくなってからポット→鉢へと、
植え替えしてあげる予定です。


初めての挑戦・・・


クリスマスローズはまだ初心者の身でありながら、無謀にも交配と種の採取、
そして種播きにも挑戦してみましたぁ~


昨年は自宅で咲いた鉢花同士を交配させて、『わたしだけのクリロー』の種を採取しました。
(面倒なことや難しいことは全て旦那さん任せ、でもこれは自分でやったのです…)


種採取風景(昨年の5月5日)

P1230600_2

P1230598_2


mcnjさんからも、『ダブル咲きの種』や『特殊なクリローの種』を送っていただいたので、
その種も一緒にポットに播きました。


種播きしたポット(昨年、5月21日)

P1320986


採取した種も送って頂いた種もたくさん余ったので、同じ日に直播きにもしました。
(直播きした方は、数日前にようやく雪がとけて、今現在3本だけ発芽を確認…)


さ~て、ポットに播いたクリスマスローズの種は無事に発芽してくれるのでしょうか・・・
水分を切らさぬようにして、数ヶ月間じっと待ちました。


そして、種を播いてから7ヶ月後・・・


待ちに待ったクリスマスローズの発芽が始まりましたぁ~


初めて3つの発芽を確認(昨年、12月23日)

Hatuga1_2

Hatuga2_2


次々と発芽してきて(1月18日)、やがて双葉の間から本葉もみえてきた(2月19日)

P1330606_2

P1340506_2


本葉も開いて、日々成長し続けてる(今日、3月5日)

P1340794


初めての発芽から二ヶ月以上も経った今も、まだ発芽してくるものもあります。
発芽時期には、随分バラツキがあるものなのですねぇ~


この生まれたばかりの小さな苗たちは、これから一年苗→二年苗へと生長し、
三年苗になると花を咲かせるということらしいですね。


我が家の場合、冬に狭い玄関内ではたくさんの鉢花を管理できないので、これらのちびっ子苗は、
もう少し成長したら一度ポット上げして、来年にはたぶんこのほとんどが地植えになるでしょう。


3年後には、どんな素敵な花との出会いが待っているのでしょうね・・・
『わたしだけの花色』に出会えるかもしれない…と思うと、今からとっても楽しみ♪


昨年は、赤ちゃん苗も地植えにしました


赤ちゃん苗(↓)は、mcnjさんが発芽させてから送ってくださった『三重県生まれの苗』と、
一緒に送られてきた鉢植えの根元から後日我が家で発芽した『信州生まれの苗』たちです。


こちら、地植えしたばかりの赤ちゃん苗(昨年、5月9日)

P1230686


地植えしたこれらのちびっ子苗たちも無事に夏を越し、この冬の寒さにも耐え抜いて、
今、根元からは小さな新芽が顔を出し始めています。
この苗たちの成長も楽しみ♪


まだまだクリローライフ初心者だけど、これから花の種類や品種名などを少しずつ覚えていきたい。
わたしだけのクリスマスローズをたくさん育てて、いつの日か『クリスマスローズの咲く小径』を、
庭のどこかに作ってみたい・・・


一足先に友人から頂いて、昨年花を咲かせた地植えのクリスマスローズは、
地上に花芽が出た状態で数日前まですっぽりと雪に埋もれていました。
昨年花が咲いたのは、4月10日頃。地植えのクリスマスローズの花が見られるのは、
まだまだずっと先のようです。


mcnjさんから頂いて地植えした三年苗のクリスマスローズたちも、今年は庭のあちこちで小さな花芽を付けています。
そちらの花たちに出会うのも、すごく楽しみ♪


春になるのがとっても待ち遠しい・・・


 追記の、お・ま・け ・・・(3月6日追記)


もうひとつ、見ていただきたかったお花がありました。
追記でのアップとなりますが・・・


2月10日に送って頂いた荷物の中には、ダブルのクリスマスローズと一緒に、
『ノースポール』の苗が植えられた大きなポットが、2つ入っていました。


この花は大好きな花で、我が家では玄関前の鉢花としては毎年欠かすことのないお花。
寒い信州での地植えは無理なので、毎年春になってから園芸店で苗を購入して、
鉢植えで楽しんでいるお花です。


送って頂いたノースポールが咲いて、今リビングは一足も二足も早い春を迎えています


ノースポールが咲いて、春で~す・・・

P1340852


この(↑)ひとつのポットの中には、12本もの苗が植えられています。


この花も、暖かくなってきてから鉢植えにしなければ・・・
今年は買うことなく、頂いたたくさんの苗を植えて、いくつもの鉢植えができそうです。
(枝が出てないスマートな苗は短く摘むと、脇芽がたくさん出てひと株でも花いっぱいに…)


今こんなに花が咲いているんだから、夏まで花がもたないのでは?
…そうお思いでしょうが・・・


そんなこと、ありませんよ。
こまめに花殻を摘み取れば次々と蕾が上がってきて、長い期間花を楽しむことができます。
それに背丈が伸びてきたり花盛りが終わった時には、一度短く切り詰めてあげると、
再生されて再びたくさんの蕾を付けるのが、このノースポールの良いところです。


この花だけの鉢植えもいいけれど、他の花との寄せ植えもステキですね。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の我が家の同居人(虫)・・・

2011年03月03日 | 自宅周辺の蝶
今日は、冬に逆戻りしたかのような天気となりました。
朝起きてみれば、真っ白な雪が一面うっすらと・・・
(パウダースノーで、サラサラとしたきれいな雪でした…)
日中は良く晴れていたけれど、冷たい北風小僧がピューピュー吹き荒れていました。


庭からの春の便りにはまだほど遠い信州ですので、今日は昆虫の話題といきましょう・・・
(早春の花が咲き出してしまったら、登場する機会を失ってしまうから…)


我が家のリビングは、時々ブログでもご紹介しているように鉢花がいくつか花を咲かせて、
冬の間は鉢花との同居生活となっております。
でも、同居しているのは鉢花ばかりではありません。
この冬は、なんとなんと『ホシヒメホウジャク』と『オツネントンボ』とも同居生活なのです・・・


今日は、そんな我が家の同居人(虫)をご紹介いたしましょう。


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


まずは、『ホシヒメホウジャク(星姫蜂雀)』から・・・


ホウジャクが静止している姿って、見たことあります?
ホバリングしながら花の蜜を吸っている、あの美しい姿からからは想像もつかないほど、
似ても似つかぬ容姿をしています。


ホバリングしていれば『美しい蝶のよう』に見えるホウジャクだけど、
静止しているホウジャクの姿は『蛾そのもの』です・・・


ホウジャクの美しい姿を知っているからこそ、蛾との同居も拒むことなくできるってもんですわ。
(今回は、ホバリングしている美しい姿ではなく、静止姿しかご覧いただけないのですが…)


一昨年の秋に部屋を訪問してくれたのは、『ホシホウジャク』でした。
(そのときの様子はこちらをご覧になって! ホバリング姿も少しだけ見られます…)


今年のお客さまは、どうやら『ホシヒメホウジャク』のようです。
ホシヒメホウジャクは、成虫で越冬するんですね。知らなかったぁ~


まず最初にホウジャクに気付いたのは、
リビングの鉢花(ストレプトカーパス)の近くで、突然「ブーン」という大きな羽音がして、
よく見れば、ホウジャクの吸蜜している姿がそこにありました。
その時は、写真を撮る間もなくそのままどこかに消えてしまった・・


それから数日経ったバレンタインデーの夜のことです。


入浴中に、またあの時の「ブーン」という大きな羽音が・・・・
なんとまぁー、どこからともなく浴室にホウジャクさんが現れました。
あちこちブンブンと飛び廻っています。


そして、とまりました・・・

P1340397


湯けむりで、デジカメのレンズもすっかり曇ってますねぇ~


その後は、シャワーヘッドにとまって動こうともしません。


困ったなぁ・・・

P1340408


ツルツルしたシャワーヘッドの先端で、よくもまぁ滑り落ちないこと。
つなぎ目や穴に足をかけているのでしょうか?


翌朝になって浴室を覗いてみると、まだシャワーヘッドにしがみついています。
(位置は多少ずれてますね…)


翌朝も全く同じ体勢です・・・

P1340412


それから二日後に、今度は脱衣所の窓辺で発見!
コテッと横たわって、死んだようになっていました。


これって、死んだふり?・・・

P1340483


ちょいと指先で突いてみると、


あらっ、動いた・・・

P1340485


次の瞬間、元気よく「ブーン」と羽音を立てて窓枠に飛び移りました。


なぁーんだ、やっぱり生きてたじゃん・・・

P1340489


その後数日間消息不明だったホウジャクですが、またまたわたしの入浴中に浴室に出没!
いったいどこから?


しかたないから、そのままホウジャクと一緒に入浴タイムを楽しんで・・・
その後浴室のドアを開けてしばらくすると、いつの間にやら姿が見えなくなりました。
あれから、今のところホウジャクさんとは出会っておりません。


ホシヒメホウジャクさんは、今いずこに・・・
(部屋の中にいることは、間違いないと思うけど…)


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


さて、もう一種類の同居人(虫)は『オツネントンボ(越年とんぼ)』・・・


冬になったある日、出窓でなにやら羽音がします。
いつのまに侵入してきたのか、そこには数匹のオツネントンボが飛び廻っていました。


こちらが、オツネントンボ・・・

P1340775


このオツネントンボは、名前のとおり成虫で越年(冬を越す)するイトトンボなのだそうです。


羽音がしないときは、羽を閉じて窓の外に向かってきちんと整列して、身動きしません。


いつも、こんな風に並んでる・・・

P1340777


どうしてこのように整列してるのでしょうねぇ~


日が高くなってくると、リビングの窓辺にもやって来て時々遊んでいます。
リビングの窓辺では、二度ほど愉快な場面に立ち会いました。


愉快な場面その1・・・死んだふり


窓辺で羽ばたいていたオツネントンボに、わたしが接近したときのことです。
オツネントンボが、急にひっくり返ってしまいました。


あれまっ、死んだふりしてる・・・

P1340225


その後オツネントンボがバタバタしたと思ったら、クルリと姿勢を戻して、羽音を立てながら飛び立ちました。


「オツネトンボよ、お前もかっ!」


ホウジャクが死んだふりしてた時と、同じですねぇ~
これは、小さな昆虫が身を守る知恵でしょうか・・・
(わたしはあなたの敵ではないんだけど…)


愉快な場面その2・・・窓レールにハマッタ


オツネントンボの小さな体が、窓ガラスのレールにスッポリとはまっていました。


あらっ、大変!・・・

P1340232


身動きもできずに、わたしを見上げて助けを求めているようだったので、
そっと手でつまみ出して床に置いてあげました。


小さな同居人(虫)たちには、色々と楽しませて貰っています


今日は6匹のオツネントンボが出窓で整列しています。
このトンボたち、一体どこから発生するのでしょうか?


…と不思議でしたが、先日ようやくその謎が解けました。


どうやらこのオツネントンボたちは、外の薪小屋から運び込まれる薪にくっついて、部屋の中に侵入しているもようであります。


その証拠写真がこちら・・・

P1340392_2


この薪には、2匹のオツネントンボが・・・

P1340389_3


侵入経路が判明して以来、オツネントンボがいないかと薪を注意深く見て、見つかれば薪小屋に戻すようにしています。
それでも今なお、部屋の中にはオツネントンボたちがどこからともなくやってきては生息しているのです。


ホウジャクにオツネトンボに・・・
虫が苦手な方は、こんな自然いっぱいの我が家では一日たりとも暮らせませんねぇ~


 今日の、お・ま・け 


春が来る前に冬の動物のお話もしておかねば、季節外れになってしまいます。


雪がたくさん積もると、田んぼの中に一直線に描かれるキツネの足跡。
朝起きて外を眺めると、真っ白なキャンパスに直線で描かれた絵ができあがっています。
きっと夜な夜な、餌を求めて林の中から出て来るのでしょうね。
(キツネの足跡は、昨年のブログでごらんくださいね…)


今年の冬も、キツネを見かけたのだけれど・・・
なんと雪がシンシンと降る日の日中に、遠くの方をトボトボと歩いていました。


遠くを歩いてるキツネ・・・(2月11日撮影)

P1340201_2

P1340204_2


尻尾が太いから、間違いなくこれはキツネですね。


こんな様子をリビングから眺められるという我が家、どんだけ山奥なの?って感じですよねぇ
そんなことないんですよ、ここは民家が立ち並び、田園風景が広がるのどかな人里です・・・

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする