いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

スプリング・エフェメラル、みっけたぁ♪

2011年04月10日 | 我が家の花(2011)
今日は良い天気


ようやく春の妖精(スプリング・エフェメラル)たちが庭に現れました。
それに気付いたのは、4月5日のこと。
現れたといっても蝶ではなくて、お花の妖精ですけど・・・
(まだ花開く前なので、妖精の赤ちゃんとでも申しましょうか…)


お洗濯物を竿に掛けながらふと前方に目をやると、
青花のキクザキイチゲ(菊咲一華)が枯れ葉の中から顔を出していました・・・


青花のキクザキイチゲ・・・

P1350356


この花を頂いたのは、こちらに引っ越して初めて迎えた春でした。
こうして、我が家の庭でポッと咲いてわたしを喜ばせるのは今年で二度目。


木陰が大好きな山野草周辺の落ち葉は、そのままにしてあります。
特に花が終わってしばらくすると地上から姿を消して、土の中で静かに春を迎えるという、
スプリング・エフェメラルたちは枯れ葉のお布団が嬉しいみたい。


…なのでこのキクザキイチゲも、ある日突然枯れ葉の中から青花が現れて、驚かされるのです


その三日後の一昨日、後方に小さな蕾も1個発見!


小さな蕾のキクザキイチゲ、み~っけ・・・

P1350402


どうやら今年も、ふたつの青い妖精が出現するみたいです。うふっ…楽しみ♪


青い花の妖精が現れる頃には、ピンクのショウジョウバカマ(猩々袴)も現れるはず・・・
…と株を覗いてみれば、
やっぱり出てました、ピンクの蕾がひとつ。


ピンクのショウジョウバカマ・・・

P1350334


ショウジョウバカマは花が枯れた後、夏になっても地上の葉は残るので、
他のスプリング・エフェメラルたちとはちょっと違う。(これは例外なのだとか…)


昨年は一輪の花しか咲かなかったこのショウジョウバカマ、嬉しいことに今年はもうひとつ小さな花芽も見えてます。
無事に花が咲いて、ふたつのピンクの妖精が踊るのだろうか・・・こちらも楽しみ♪


もしかしたら、カタクリ(片栗)の蕾もそろそろ上がってきてるかも・・・
(前の家から連れてきた1株のカタクリが、真っ先に咲くはず…)


やっぱり葉が出て、蕾も出てました。
ところがこの1株のカタクリ、大変なことになってます・・・


見て! このカタクリの蕾・・・

P1350339


無残にも虫に食べられちゃってます。
犯人は、いったい何者でしょう・・・


なぜかこのカタクリは、葉が1枚しか出てません。
昨年は2枚の葉を付けて、可憐な花を咲かせてくれたというのに、
いったいどうしたことでしょう・・・


まぁ、自然界ですもの、あんなこともこんなこともありますよねぇ~


周辺には他にも大きな株のカタクリがあちこちで葉を出してきているので、
やがて一斉にピンクの妖精たちも飛び出してくれるでしょう・・・


今日は、庭にちょこっとだけ現れた三種類のスプリング・エフェメラルを見ていただきました。


キクザキイチゲもカタクリも枯れ葉の中、ショウジョウバカマの葉も枯れ葉色・・・
『スプリング・エフェメラル』という割りには、少々地味な色合いの写真ばかりとなってしまいました。こんな姿も、嬉しい春の一場面です・・・


しばらくして可憐な花を咲かせてくれたときには、春らしい姿で再登場させますから、
また見てやってくださいね

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『おひさま』とセリバオウレン♪

2011年04月04日 | 花や蝶を求めて

追記です・・・(2013年3月30日)
本日(2013年3月30日)、セリバオウレンの変種の『ウスギオウレン(薄黄黄蓮)』という花の存在を知り、花を確認したところ、どうやらこの神社に咲く花はそのウスギオウレンではないかと思われます。
この本文中の記事やタイトル、そして2013年3月30日以前の他のブログ記事内の花の名前は変更せず、セリバオウレンのままにしてありますが、ご理解の程よろしくお願いいたします



今日から、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』が始まりました。


ヒロインたちの生きる舞台は、ここ安曇野とそして松本です。
映し出される山や川、一面の白い蕎麦畑や道祖神など、安曇野自慢の風景が盛り沢山。
このドラマを通して、安曇野や松本をじっくりとご覧いただきたいと思います。


さて本日のブログは朝ドラとは関係ありませんが、
地域にある素朴な神社の静まりかえった木立の中で、ひっそりと咲く可憐なお花の話題です。


先日は、我が家の庭で咲く『キクバオウレン(菊葉黄蓮)』を見ていただきましたが、
今日は同じオウレンでも『セリバオウレン(芹葉黄蓮)』です。


P1350312


昨年の復習になりますが、
『キクバオウレン』と『セリバオウレン』の違いは・・・
  キクバオウレンとセリバオウレンは、花では区別がつきにくいらしいです。
  簡単な見分け方は花の名前のとおり、
  葉が『キクの葉』に似ているか、『セリの葉』に似ているかということで判断できそうですね。


?庭のキクバオウレンの葉(左) と 神社のセリバオウレンの葉(右)・・・

P1220434_2

P1220424_2


(キクバオウレン:葉は1回3出複葉、セリバオウレン:葉は2回3出複葉)


歩いて数分のところにあるこの神社の杉木立の下に、セリバオウレンは咲いています。
一昨年初めてこの場所のセリバオウレンに気付いたときには、花がすでに終盤だったけど、
昨年に続いて、今年も満開に咲く花がわたしを出迎えてくれました。


そこには、たくさんの可憐なセリバオウレンの花が、辺り一面に咲き乱れています。
今朝『おひさま』で登場した白い蕎麦畑には負けるけど、まるで薄暗い森の中のお花畑のよう・・・


神社に咲くセリバオウレンの群生・・・

P1350307

(左側にも、ずっと奥まで広がって咲いてる…)


ここで咲くセリバオウレンは、白い花やピンクがかった花。そして黄色い花やレモンイエローの花。
咲く様も花色もそれぞれ微妙に違って、様々な雰囲気を持つ花に心を惹きつけられます。


可憐に咲く白い花・・・

P1350213


ちょっぴりピンク色に染まった花・・・

P1350290


木漏れ日を浴びて、黄色く輝いてる花・・・

P1350220


優しげに咲く、レモンイエローの花・・・

P1350275


そしてこちら、まだ幼子のようです・・・

P1350294


微妙に違った色合いで咲くこれらの花々は、花が開く状態による違いなのでしょうか・・・
それとも、花それぞれの持つ個性でもあるのでしょうか・・・


そして、我が家に咲いてるキクバオウレンと同じく、
ここのセリバオウレンの花にも、雄花と両性花が咲いていました。


雄しべだけを持つ《雄花》・・・

P1350249_2


中央に雌しべ、周囲に雄しべが広がる《両性花》・・・

P1350286_2


神社には雄花と両性花しか見あたりませんでした。雌花を探したけれど・・・なかった
我が家の庭には、昨年はキクバオウレンの雄花、雌花、両性花が咲いていたので、
雄花、雌花、両性花の違いについてはそちらをご覧くださいね。


つい数日前までこの場所は雪に覆われていたので、まだ花の時期には少し早すぎるかなぁ…
と思って出かけたのですが・・・
今年は一番良い状態のときに、セリバオウレンの花を見ることができたようです。


さてさて、神社の杉木立を抜けると、


そこには風が当たらない日だまりになっている場所があります。
昨年セリバオウレンを眺めた後に、その場所で越冬蝶のキタテハに出会ったのだけれど・・・


やっぱりいました、でもクジャクチョウ!


土を掘り起こしてある場所があり、そこによくとまります。
お日さまで温められた土が、きっと暖かいのでしょうね。


土の上で日向ぼっこ・・・

P1350321


この写真、トリミングしてないですよ。こんなに近付いても逃げません。
どうやらわたし、お友だちとして認めてもらえたのかなぁ?


今日も朝から良い天気
あたたかな『おひさま』が、花や蝶に「春がきたよ…」と告げてます。


春ですねぇ~


わたしたちも『おひさま』から元気を貰って、
さぁー、次の一歩を踏み出しましょう・・・

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする