昨日は、学生時代の友人とその母、そして愛犬ティディーちゃんが遊びに来てくれました
(以前、藤木シェフに会わせていただいた友人です…)
週間予報を見ながらこの日を決めたのですが・・・昨日は天気予報通りの良い天気
今回のおもてなしは、旦那さんのお料理ではなくて『花と蕎麦と温泉』です。
(一昨日は娘の家のお田植えで少々お疲れモード。我々夫婦の静養も兼ねて…)
…ということで、
『中綱湖の桜』 → 『白馬のカタクリ』 → 『新行のお蕎麦』 → 『大町温泉郷』
花と蕎麦と温泉…といった『旬のお楽しみコース』をご用意いたしました
まずは我が家から車で20分程のところにある、オオヤマザクラ咲く中綱湖へ・・・
こちら、中綱湖の風景・・・

この時期はヘラブナ釣りの釣り人で賑わいます。
ここは、市のシンボル木でもある『オオヤマザクラ』が湖面をピンク色に染めるという名所でもあるので、それぞれお気に入りの撮影スポットに大きな三脚を立てたカメラマンたちでも賑わっている季節です。
湖と桜と釣り人と・・・

田んぼに映る桜もきれい・・・

湖の細波が消えるのを待てば湖面がピンク色に染まったでしょうけど、
まだ先があるということで引き揚げました。
ちょうど良い時期に桜の花を眺められたから、それだけでもう満足です。
湖畔の駐車場に戻って民宿街を眺めると、
黄色い菜の花と満開の桜、そして山では芽吹きが始まって、そこは里の遅い春でした。
山里の遅い春・・・

(右端に見える茶色の部分が、鹿島槍スキー場…)
さて、次は白馬五竜に咲くカタクリの群生地へと向かいます・・・
初めて訪れる、白馬五竜の『カタクリ苑』。
カタクリが咲き乱れ、ヒメギフチョウが舞っているかと思うと、心が弾みます。
五竜カタクリ苑の看板・・・

咲いてましたぁ~、たくさんのカタクリの花・・・

斜面一面に、カタクリの群生です。
連休明けの平日だったせいでしょうか。ほとんど人がいなくて、ひろ~いカタクリの群生地はほぼ貸し切り状態。
(我々4人の他には、二組の方々に出会っただけ…)
山頂にある植物園のお兄さんがカタクリの写真を撮りにきてまして、
ここのカタクリは今がちょうど見頃なのだとおっしゃってました。
(1週間前だとこの半分しか花はなく、1週間後だとほとんど色あせてしまうだろうと…)
それでは、カタクリの咲いている様子をご覧ください・・・
斜面をピンク色に染める、カタクリの花・・・

こちら側の斜面もピンク色・・・

斜面全体がピンク色に染まっていました。
そんな中で、『白花のカタクリ』みっけたぁ~
なんと、10万本に1本の確立でしか出ないと言われる白花カタクリを、
わたくし1株見つけてしまいました。
近くにいた植物園のお兄さんに白花カタクリのことを聞いてみると、
「このたくさんの花の中に、2株だけ白花カタクリが咲いてるんですよ。よく見つけましたねぇ…」
と、お褒めの言葉をいただいちゃった
「えぇーーー、こんなにたくさん咲いてる中に白花はたった2株しかないの?
それを見つけちゃったわたしって、かなりすごくないですかぁ?」
通路から遠く離れた場所に咲いている白花カタクリですから、わたしのコンデジでは目一杯ズームで撮っても、遙か遠くの花。
本当だったら、お花のアップも撮りたかったのだけど、作られた通路以外は足を踏み入れることができないから、それは無理というもの・・・
こちら、わたしが見つけた白花カタクリ・・・

こちらがお兄さんから教えていただいた、もう1株の白花カタクリ・・・

天気も良くて、花の状態もちょうど見頃だということで・・・
その上、白花カタクリにも出会うことができて、もう最高でした!
(植物園のお兄さんに出会えたことも、ありがたかったです…)
そうそう、お目当てはもうひとつ・・・春の妖精(女神)、『ヒメギフチョウ』でしたね。
(ギフチョウは、蝶のスプリング・エフェメラルの代表格…)
2頭のヒメギフチョウが遠くを飛んでいることは確認できたのですが、写真には撮れず仕舞い・・・
1頭だけ見かけたコツバメの写真は一応撮れたのですが、ものすご~くぼんやりと・・・
…ということで、昨日は蝶の収穫ゼロでした
植物園のお兄さんに、ヒメギフチョウはいないのか尋ねてみると、
「ヒメギフはいるんだけど、広いからどこにいるか見つけるのは大変ですよ…」ですって。
確かにここは広すぎる。そして、ここでは蝶を追いかけられない・・・
登って来る途中、藪の中や土手などあちこちにカタクリのミニ群生が見られたので、
来年はその辺で探した方が、ヒメギフに出会う確立は高いのかもね。
蝶は残念だったけど、
お花のスプリング・エフェメラルたちには出会うことができましたぁ
このカタクリの群生地、斜面の端っこにはショウジョウバカマも咲いています。
ショウジョウバカマ・・・

このショウジョウバカマは、花が終盤なのでこのように赤みがかった色に変化しているのですね。
一瞬、赤花のショウジョウバカマというものがあるんだと思って驚いてしまったのですが、
そうではなかったようです。
(我が家のショウジョウバカマも、今はこのように赤花に変化してますゆえ…)
カタクリの群生地まで登って来る途中にも、あちこちに色んなお花が咲いていました。
枯れ草の中からまるで雑草のごとく、可憐な山野草たちが小さな花をたくさん咲かせています。
青花のキクザキイチゲ・・・



白花のキクザキイチゲ・・・



ニリンソウ・・・



カタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、ニリンソウ。
これぜ~んぶ、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花。春の妖精たちなのです・・・
カタクリの花を楽しんだ後は、少し遅れてのお食事タイム。
事前のリサーチによると、友人の母はお蕎麦が大好きなのだとか・・・
それならば、是非とも新行のお蕎麦を召し上がっていただきましょう。
大町市新行(旧美麻村)にある『麻の館』へご案内・・・
天ざるを注文し、旬の山菜の天ぷらも食べていただきました。
(山菜はコシアブラ、ウド、フキ、ヨモギなど…)
高齢のお母さんも、完食! お蕎麦も山菜の天ぷらも美味しかったと喜んでくれました。
お店の前から眺めた、残雪の北アルプスがとってもきれい・・・
さて、お腹いっぱいになった後は、温泉です。
のんびりと温泉に浸かって、疲れを癒していただきましょう。
温泉に向かう途中、朝ドラ「おひさま」に度々登場する蕎麦畑があります。
毎朝「おひさま」を観てるというお二人に、ロケ地を見ていただきましょう・・・
「おひさま」のロケ地、蕎麦畑をご案内・・・
本来ならばこの時期、一面白い蕎麦畑の代わりに一面黄色い菜の花畑のはずなのですが、
シカの食害に遭ってしまい、今は蕎麦の種を播いた状態なので一面茶色の土だけ。
車から降りて散策するほどのこともないので、車中から眺めていただいて、
ハイ次ぎに行きましょう・・・
大町温泉郷にある『薬師の湯』へご案内・・・
いつもでしたら、我が家お気に入りの温泉、高瀬渓谷にある葛温泉の『かじか』へご案内するのですが、そこは午後3時までという入浴時間の制限がありまして、ちょっと間に合いそうもありません。
…ということで、今回は薬師の湯へご案内することに・・・
ここはスキーシーズンや連休にはかなり混雑する温泉ですが、
やはり連休明けということで入浴客も少なく、ゆったりと入浴タイムを楽しむことができました。
我が家に戻ったのは、4時頃になってしまいました。
遅めのおやつタイムの後は、お庭の散策をしていただきまして、
お気に入りのお花を株分けして、お持ち帰りいただきましょう・・・
(イベリスにイカリソウに翁草に忘れな草等々…)
こうして、友人母娘との楽しい一日がおわりました・・・
穏やかな春の日、旬のお楽しみコースで喜んでいただけたようで、よかったよかった!

(以前、藤木シェフに会わせていただいた友人です…)
週間予報を見ながらこの日を決めたのですが・・・昨日は天気予報通りの良い天気

今回のおもてなしは、旦那さんのお料理ではなくて『花と蕎麦と温泉』です。
(一昨日は娘の家のお田植えで少々お疲れモード。我々夫婦の静養も兼ねて…)
…ということで、
『中綱湖の桜』 → 『白馬のカタクリ』 → 『新行のお蕎麦』 → 『大町温泉郷』
花と蕎麦と温泉…といった『旬のお楽しみコース』をご用意いたしました

まずは我が家から車で20分程のところにある、オオヤマザクラ咲く中綱湖へ・・・
こちら、中綱湖の風景・・・

この時期はヘラブナ釣りの釣り人で賑わいます。
ここは、市のシンボル木でもある『オオヤマザクラ』が湖面をピンク色に染めるという名所でもあるので、それぞれお気に入りの撮影スポットに大きな三脚を立てたカメラマンたちでも賑わっている季節です。
湖と桜と釣り人と・・・

田んぼに映る桜もきれい・・・

湖の細波が消えるのを待てば湖面がピンク色に染まったでしょうけど、
まだ先があるということで引き揚げました。
ちょうど良い時期に桜の花を眺められたから、それだけでもう満足です。
湖畔の駐車場に戻って民宿街を眺めると、
黄色い菜の花と満開の桜、そして山では芽吹きが始まって、そこは里の遅い春でした。
山里の遅い春・・・

(右端に見える茶色の部分が、鹿島槍スキー場…)
さて、次は白馬五竜に咲くカタクリの群生地へと向かいます・・・
初めて訪れる、白馬五竜の『カタクリ苑』。
カタクリが咲き乱れ、ヒメギフチョウが舞っているかと思うと、心が弾みます。
五竜カタクリ苑の看板・・・

咲いてましたぁ~、たくさんのカタクリの花・・・

斜面一面に、カタクリの群生です。
連休明けの平日だったせいでしょうか。ほとんど人がいなくて、ひろ~いカタクリの群生地はほぼ貸し切り状態。
(我々4人の他には、二組の方々に出会っただけ…)
山頂にある植物園のお兄さんがカタクリの写真を撮りにきてまして、
ここのカタクリは今がちょうど見頃なのだとおっしゃってました。
(1週間前だとこの半分しか花はなく、1週間後だとほとんど色あせてしまうだろうと…)
それでは、カタクリの咲いている様子をご覧ください・・・
斜面をピンク色に染める、カタクリの花・・・

こちら側の斜面もピンク色・・・

斜面全体がピンク色に染まっていました。
そんな中で、『白花のカタクリ』みっけたぁ~
なんと、10万本に1本の確立でしか出ないと言われる白花カタクリを、
わたくし1株見つけてしまいました。
近くにいた植物園のお兄さんに白花カタクリのことを聞いてみると、
「このたくさんの花の中に、2株だけ白花カタクリが咲いてるんですよ。よく見つけましたねぇ…」
と、お褒めの言葉をいただいちゃった

「えぇーーー、こんなにたくさん咲いてる中に白花はたった2株しかないの?
それを見つけちゃったわたしって、かなりすごくないですかぁ?」
通路から遠く離れた場所に咲いている白花カタクリですから、わたしのコンデジでは目一杯ズームで撮っても、遙か遠くの花。
本当だったら、お花のアップも撮りたかったのだけど、作られた通路以外は足を踏み入れることができないから、それは無理というもの・・・
こちら、わたしが見つけた白花カタクリ・・・

こちらがお兄さんから教えていただいた、もう1株の白花カタクリ・・・

天気も良くて、花の状態もちょうど見頃だということで・・・
その上、白花カタクリにも出会うことができて、もう最高でした!
(植物園のお兄さんに出会えたことも、ありがたかったです…)
そうそう、お目当てはもうひとつ・・・春の妖精(女神)、『ヒメギフチョウ』でしたね。
(ギフチョウは、蝶のスプリング・エフェメラルの代表格…)
2頭のヒメギフチョウが遠くを飛んでいることは確認できたのですが、写真には撮れず仕舞い・・・
1頭だけ見かけたコツバメの写真は一応撮れたのですが、ものすご~くぼんやりと・・・
…ということで、昨日は蝶の収穫ゼロでした

植物園のお兄さんに、ヒメギフチョウはいないのか尋ねてみると、
「ヒメギフはいるんだけど、広いからどこにいるか見つけるのは大変ですよ…」ですって。
確かにここは広すぎる。そして、ここでは蝶を追いかけられない・・・
登って来る途中、藪の中や土手などあちこちにカタクリのミニ群生が見られたので、
来年はその辺で探した方が、ヒメギフに出会う確立は高いのかもね。
蝶は残念だったけど、
お花のスプリング・エフェメラルたちには出会うことができましたぁ

このカタクリの群生地、斜面の端っこにはショウジョウバカマも咲いています。
ショウジョウバカマ・・・

このショウジョウバカマは、花が終盤なのでこのように赤みがかった色に変化しているのですね。
一瞬、赤花のショウジョウバカマというものがあるんだと思って驚いてしまったのですが、
そうではなかったようです。
(我が家のショウジョウバカマも、今はこのように赤花に変化してますゆえ…)
カタクリの群生地まで登って来る途中にも、あちこちに色んなお花が咲いていました。
枯れ草の中からまるで雑草のごとく、可憐な山野草たちが小さな花をたくさん咲かせています。
青花のキクザキイチゲ・・・



白花のキクザキイチゲ・・・



ニリンソウ・・・



カタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、ニリンソウ。
これぜ~んぶ、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花。春の妖精たちなのです・・・
カタクリの花を楽しんだ後は、少し遅れてのお食事タイム。
事前のリサーチによると、友人の母はお蕎麦が大好きなのだとか・・・
それならば、是非とも新行のお蕎麦を召し上がっていただきましょう。
大町市新行(旧美麻村)にある『麻の館』へご案内・・・
天ざるを注文し、旬の山菜の天ぷらも食べていただきました。
(山菜はコシアブラ、ウド、フキ、ヨモギなど…)
高齢のお母さんも、完食! お蕎麦も山菜の天ぷらも美味しかったと喜んでくれました。
お店の前から眺めた、残雪の北アルプスがとってもきれい・・・
さて、お腹いっぱいになった後は、温泉です。
のんびりと温泉に浸かって、疲れを癒していただきましょう。
温泉に向かう途中、朝ドラ「おひさま」に度々登場する蕎麦畑があります。
毎朝「おひさま」を観てるというお二人に、ロケ地を見ていただきましょう・・・
「おひさま」のロケ地、蕎麦畑をご案内・・・
本来ならばこの時期、一面白い蕎麦畑の代わりに一面黄色い菜の花畑のはずなのですが、
シカの食害に遭ってしまい、今は蕎麦の種を播いた状態なので一面茶色の土だけ。
車から降りて散策するほどのこともないので、車中から眺めていただいて、
ハイ次ぎに行きましょう・・・
大町温泉郷にある『薬師の湯』へご案内・・・
いつもでしたら、我が家お気に入りの温泉、高瀬渓谷にある葛温泉の『かじか』へご案内するのですが、そこは午後3時までという入浴時間の制限がありまして、ちょっと間に合いそうもありません。
…ということで、今回は薬師の湯へご案内することに・・・
ここはスキーシーズンや連休にはかなり混雑する温泉ですが、
やはり連休明けということで入浴客も少なく、ゆったりと入浴タイムを楽しむことができました。
我が家に戻ったのは、4時頃になってしまいました。
遅めのおやつタイムの後は、お庭の散策をしていただきまして、
お気に入りのお花を株分けして、お持ち帰りいただきましょう・・・
(イベリスにイカリソウに翁草に忘れな草等々…)
こうして、友人母娘との楽しい一日がおわりました・・・
穏やかな春の日、旬のお楽しみコースで喜んでいただけたようで、よかったよかった!