いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

オオヤマザクラとカタクリの群生

2011年05月10日 | 花や蝶を求めて
昨日は、学生時代の友人とその母、そして愛犬ティディーちゃんが遊びに来てくれました
(以前、藤木シェフに会わせていただいた友人です…)
週間予報を見ながらこの日を決めたのですが・・・昨日は天気予報通りの良い天気


今回のおもてなしは、旦那さんのお料理ではなくて『花と蕎麦と温泉』です。
(一昨日は娘の家のお田植えで少々お疲れモード。我々夫婦の静養も兼ねて…)


…ということで、
中綱湖の桜』 → 『白馬のカタクリ』 → 『新行のお蕎麦』 → 『大町温泉郷


花と蕎麦と温泉…といった『旬のお楽しみコース』をご用意いたしました


まずは我が家から車で20分程のところにある、オオヤマザクラ咲く中綱湖へ・・・


こちら、中綱湖の風景・・・

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この時期はヘラブナ釣りの釣り人で賑わいます。
ここは、市のシンボル木でもある『オオヤマザクラ』が湖面をピンク色に染めるという名所でもあるので、それぞれお気に入りの撮影スポットに大きな三脚を立てたカメラマンたちでも賑わっている季節です。


湖と桜と釣り人と・・・

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田んぼに映る桜もきれい・・・

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湖の細波が消えるのを待てば湖面がピンク色に染まったでしょうけど、
まだ先があるということで引き揚げました。
ちょうど良い時期に桜の花を眺められたから、それだけでもう満足です。


湖畔の駐車場に戻って民宿街を眺めると、
黄色い菜の花と満開の桜、そして山では芽吹きが始まって、そこは里の遅い春でした。


山里の遅い春・・・

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(右端に見える茶色の部分が、鹿島槍スキー場…)


さて、次は白馬五竜に咲くカタクリの群生地へと向かいます・・・


初めて訪れる、白馬五竜の『カタクリ苑』。
カタクリが咲き乱れ、ヒメギフチョウが舞っているかと思うと、心が弾みます。


五竜カタクリ苑の看板・・・

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咲いてましたぁ~、たくさんのカタクリの花・・・

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斜面一面に、カタクリの群生です。


連休明けの平日だったせいでしょうか。ほとんど人がいなくて、ひろ~いカタクリの群生地はほぼ貸し切り状態。
(我々4人の他には、二組の方々に出会っただけ…)


山頂にある植物園のお兄さんがカタクリの写真を撮りにきてまして、
ここのカタクリは今がちょうど見頃なのだとおっしゃってました。
(1週間前だとこの半分しか花はなく、1週間後だとほとんど色あせてしまうだろうと…)


それでは、カタクリの咲いている様子をご覧ください・・・


斜面をピンク色に染める、カタクリの花・・・

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こちら側の斜面もピンク色・・・

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斜面全体がピンク色に染まっていました。


そんな中で、『白花のカタクリ』みっけたぁ~


なんと、10万本に1本の確立でしか出ないと言われる白花カタクリを、
わたくし1株見つけてしまいました。


近くにいた植物園のお兄さんに白花カタクリのことを聞いてみると、


「このたくさんの花の中に、2株だけ白花カタクリが咲いてるんですよ。よく見つけましたねぇ…」
と、お褒めの言葉をいただいちゃった


「えぇーーー、こんなにたくさん咲いてる中に白花はたった2株しかないの?
 それを見つけちゃったわたしって、かなりすごくないですかぁ?」


通路から遠く離れた場所に咲いている白花カタクリですから、わたしのコンデジでは目一杯ズームで撮っても、遙か遠くの花。
本当だったら、お花のアップも撮りたかったのだけど、作られた通路以外は足を踏み入れることができないから、それは無理というもの・・・


こちら、わたしが見つけた白花カタクリ・・・

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こちらがお兄さんから教えていただいた、もう1株の白花カタクリ・・・

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天気も良くて、花の状態もちょうど見頃だということで・・・
その上、白花カタクリにも出会うことができて、もう最高でした!
(植物園のお兄さんに出会えたことも、ありがたかったです…)


そうそう、お目当てはもうひとつ・・・春の妖精(女神)、『ヒメギフチョウ』でしたね。
(ギフチョウは、蝶のスプリング・エフェメラルの代表格…)


2頭のヒメギフチョウが遠くを飛んでいることは確認できたのですが、写真には撮れず仕舞い・・・
1頭だけ見かけたコツバメの写真は一応撮れたのですが、ものすご~くぼんやりと・・・
…ということで、昨日は蝶の収穫ゼロでした


植物園のお兄さんに、ヒメギフチョウはいないのか尋ねてみると、
「ヒメギフはいるんだけど、広いからどこにいるか見つけるのは大変ですよ…」ですって。
確かにここは広すぎる。そして、ここでは蝶を追いかけられない・・・
登って来る途中、藪の中や土手などあちこちにカタクリのミニ群生が見られたので、
来年はその辺で探した方が、ヒメギフに出会う確立は高いのかもね。


蝶は残念だったけど、
お花のスプリング・エフェメラルたちには出会うことができましたぁ


このカタクリの群生地、斜面の端っこにはショウジョウバカマも咲いています。


ショウジョウバカマ・・・

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このショウジョウバカマは、花が終盤なのでこのように赤みがかった色に変化しているのですね。
一瞬、赤花のショウジョウバカマというものがあるんだと思って驚いてしまったのですが、
そうではなかったようです。
(我が家のショウジョウバカマも、今はこのように赤花に変化してますゆえ…)


カタクリの群生地まで登って来る途中にも、あちこちに色んなお花が咲いていました。
枯れ草の中からまるで雑草のごとく、可憐な山野草たちが小さな花をたくさん咲かせています。


青花のキクザキイチゲ・・・

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白花のキクザキイチゲ・・・

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ニリンソウ・・・

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カタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、ニリンソウ。
これぜ~んぶ、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花。春の妖精たちなのです・・・


カタクリの花を楽しんだ後は、少し遅れてのお食事タイム。


事前のリサーチによると、友人の母はお蕎麦が大好きなのだとか・・・
それならば、是非とも新行のお蕎麦を召し上がっていただきましょう。


大町市新行(旧美麻村)にある『麻の館』へご案内・・・


天ざるを注文し、旬の山菜の天ぷらも食べていただきました。
(山菜はコシアブラ、ウド、フキ、ヨモギなど…)
高齢のお母さんも、完食! お蕎麦も山菜の天ぷらも美味しかったと喜んでくれました。


お店の前から眺めた、残雪の北アルプスがとってもきれい・・・


さて、お腹いっぱいになった後は、温泉です。
のんびりと温泉に浸かって、疲れを癒していただきましょう。


温泉に向かう途中、朝ドラ「おひさま」に度々登場する蕎麦畑があります。
毎朝「おひさま」を観てるというお二人に、ロケ地を見ていただきましょう・・・


「おひさま」のロケ地、蕎麦畑をご案内・・・


本来ならばこの時期、一面白い蕎麦畑の代わりに一面黄色い菜の花畑のはずなのですが、
シカの食害に遭ってしまい、今は蕎麦の種を播いた状態なので一面茶色の土だけ。
車から降りて散策するほどのこともないので、車中から眺めていただいて、
ハイ次ぎに行きましょう・・・


大町温泉郷にある『薬師の湯』へご案内・・・


いつもでしたら、我が家お気に入りの温泉、高瀬渓谷にある葛温泉の『かじか』へご案内するのですが、そこは午後3時までという入浴時間の制限がありまして、ちょっと間に合いそうもありません。


…ということで、今回は薬師の湯へご案内することに・・・
ここはスキーシーズンや連休にはかなり混雑する温泉ですが、
やはり連休明けということで入浴客も少なく、ゆったりと入浴タイムを楽しむことができました。


我が家に戻ったのは、4時頃になってしまいました。
遅めのおやつタイムの後は、お庭の散策をしていただきまして、
お気に入りのお花を株分けして、お持ち帰りいただきましょう・・・
(イベリスにイカリソウに翁草に忘れな草等々…)


こうして、友人母娘との楽しい一日がおわりました・・・
穏やかな春の日、旬のお楽しみコースで喜んでいただけたようで、よかったよかった!

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トラフシジミとコツバメ♪

2011年05月06日 | 自宅周辺の蝶
昨日も今日も、暖かで穏やかな日でした。
こんな日は嬉しい蝶との出会いもあるから、庭での草取り作業も苦にはなりません
(今日もよく頑張りましたぁ~わたし…)


まずは、昨日の嬉しい出会いから・・・


いつものように草取りをしていると、青っぽい蝶が飛んできました。
目の覚めるようなブルーではなくて、藍色のような渋めの青に感じたので、
とまるのをまって翅裏を確認すると・・・


それは、初めて見る『トラフシジミ』でしたぁ~


イカリソウの葉にとまった、トラフシジミ・・・

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これは嬉しい、で・あ・い


少し前に、uke-enさんのブログでこの蝶を拝見し、「わたしも出会ってみたい…」と、
コメントしたばかりです。
(黄色いアブラナにとまったトラフシジミが、とっても可愛らしかった…)


この蝶、名前の由来は・・・
 褐色と白帯の縞模様を虎斑(トラフ)に見立てて、命名されたのだそうです。


トラフシジミは夏にも発生するので、残念ながらスプリング・エフェメラルの仲間ではないんです。
(この時期に発生する春型は、夏型に比べて模様がはっきりとしているのだとか…)


羽化したばかりなのでしょうか、翅がとってもきれい。
トラフシジミがとまったイカリソウの葉も、芽吹いたばかりで初々しい姿です。


春の日の、素敵なワンシーンですね!


ピンクのイカリソウの葉から、今度は白花のイカリソウの葉のところへ移動しました。


このトラフシジミさん、ずいぶん人懐こくって、近付いても全然逃げようとしません。
どうやら、アクロバットを見せてくれるらしいですよ。


それでは、トラフシジミのアクロバットをお楽しみください・・・


「さぁ、いってみようかぁ~」

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「よいっしょっと、よじ登ってぇ~」

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「ハイ、とうりつぅ~」

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「他の枝に移動して、つなわたりぃ~」

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トラフシジミさんのアクロバット、お楽しみいただけたでしょうか


それでは、最後にもう一枚!


「ブルーの幻光~」

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(肝心の幻光部がぼやけてしまったけど…)


翅の縁がブルーに光っているのが、おわかりいただけますか?
これは、逆光で撮った場合に縁毛に現れる『ブルーの幻光』。
このブルーは翅自身の色ではなくて、太陽の光の反射か屈折か何かによって現れる色のようです。


『縁毛幻光』は、
  縁毛と光線の角度を微妙に調節しないと上手く撮影できないようです。?
  それと、新鮮な個体でないと縁毛の麟紛が落ちてしまうので、色がきれいに出ないそうです。


幻光については、昨年たまたまコツバメを逆光で撮ってしまいまして、
そのときにブルーの光に気が付いて、ネットでお勉強しました。


さてさて、こんなに近付いても逃げないトラフシジミさんですから、
もしかして、お約束の「この指と~まれ」ができるかも・・・


トラフシジミにそっと指を近づけてみると、
あらまぁー、この指とまっちゃいましたぁ~


「指の上で、はいポーズ!」

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右指を近付けると、右指に移動してきました。
…が、右指にとまっては撮影ができませ~ん・・・


そこで左の手の平を差し出すと、今度は手の平に移ってくれました。


「カワユイねぇ…」

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もしかしてこのトラフシジミさんは、まだ外敵の怖さを知らないのでしょうか。
わたしにとっては、楽しいひとときでしたが・・・


昨日も今日も、庭にコツバメがやってきました


先日に続き、またまたコツバメの登場です。
先日は、今年の初見ということでしたから、余裕のない撮影となってしまいましたが、
今日は逆光での撮影を試みて、『幻光狙い』です。
(な~んちゃって、プロのようなことを言ってますが…)


その前に、コツバメの美しい翅を再び見ていただきましょう。


カクトラノオの葉とオキナグサの茎の上で、ひとやすみ・・・

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渋い色合いだけど、巧みに描かれた模様も素敵ですねぇ~


それでは、逆光で撮ったコツバメ登場です


ツツジの葉の上で・・・

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オキナグサの花の上で・・・

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少々ぼやけた光だけど、松葉の上で・・・

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翅の縁にブルーの幻光がでているのが、おわかりでしょうか。


逆光で撮った黒いコツバメ。
失敗作かと思いきや、こんな素敵な贈り物があるのですねぇ

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部屋の中で冬を越した鉢花たち♪

2011年05月04日 | 我が家の花(2011)
春の花が次々と咲いて、庭を彩ってきました。
その花たちも、そろそろブログにアップしたいと思うのですが・・・


その前に、
部屋の中にも冬を越して、今が盛りと咲いている鉢花があります。


ひとつ目は、真っ赤な花のアマリリス


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花茎が2本出てきて、こんな花姿・・・

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こちらに引っ越してくるときに知人から、『アマリリスポット』というアマリリス簡易育成セットを頂きました。


こちら、『箱入り娘』のアマリリスです・・・

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『アフロディーテ』と『レッドライオン』という品種、二種類を頂いたのですが、
昨年アフロディーテは消滅してしまいまして、残っているのはこの真っ赤なレッドライオンだけ。


真っ赤なアマリリス、今年で三度目の開花です。


今年も無事に新芽がでてきた・・・(2月26日)

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アマリリスの蕾が開花する様子を、2本目の花茎に咲いた花で見てみましょう・・・


アマリリスは、蕾が膨らんでくると真横に折れ曲がって花を咲かせます。


蕾が膨らむと1本ずつ横に倒れてくる・・・(4月30日)

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ひとつずつ花が開いてきて、最後のひとつが開花・・・(今日、5月4日)

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真上から見るとこ~んな感じ・・・

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そろそろ霜の心配もなくなってきましたので、花が終わったら戸外に出して、そのうちまた鉢から取り出して、畑の隅に植えます。
秋まで畑で過ごしてもらったら球根を掘り上げて鉢上げし、納戸で暗い段ボールに入ったまま眠りにつきます。
そうして、真冬になって球根が目覚めて新芽を出し始める頃、リビングの暖かな場所に連れてきて、春の開花を待つということになりますね。


球根が増えてきたので、来春は2鉢か3鉢になるのでしょうね。


ふたつ目はオレンジ色のクンシラン


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昨年は、ビックリするくらい素晴らしい花を咲かせたクンシランでしたが、鉢が窮屈そうだったので泣く泣く株分けしました。
(友人に二鉢(だったっけかなぁ?)差し上げて、元株ともうひとつの鉢を家に残しました…)


小さな株になってしまったクンシラン、今年は花を諦めていたところ、
な、なんと花芽が付いてきて、もうビックリ!


昨年同様、暖房の届かない玄関で花茎が伸びてくるまで置いて、
その後リビングの陽当たりの良い場所で温々と育ってまいりました。


そして、今年も無事に開花とあいなったわけであります。
(昨年のようにゴージャスな花…とはなりませんでしたが…)


株分けした二鉢のクンシラン・・・

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このクンシランも、知り合いの仏蘭西料理店(松本市のわたすげさん)からの頂き物でして、
こちらは今年で五度目の開花となります。


わたすげさ~ん、
あの時に頂いたクンシラン、まだまだ元気に花を咲かせていますよぉ


 今日の、お・ま・け 


アマリリスやクンシランの花の後ろに、チラチラと見え隠れしている真っ白な胡蝶蘭。
幻の花でも見ているかと思われている方がいらっしゃるといけませんので、
本日再び登場させましょう。


今もまだ花盛りの胡蝶蘭・・・(本日撮影)

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そうです、この胡蝶蘭は2月24日にブログでご紹介した、あの『三年目の胡蝶蘭』です。


1月14日に最初の花が開いて、2月13日に全ての花が咲き揃ったという、あの胡蝶蘭。
そして今日5月4日、まだあの最盛期の状態を保って咲き続けているのです。
満開になってから、二ヶ月半以上もずっと・・・
白いこの花は、幻ではなかったのですよ。


本来ならば、満開になったあとしばらくお花を楽しんでから、切り花にした方がいいらしいのです。
そうすれば、再び花芽が付いてきて二度目の花を咲かせるのだとか・・・
(この胡蝶蘭をくださった方がおっしゃってました…)


でも、我が家では花をずっとそのままにして楽しんでいます。
…が、今日ブログに再び登場させたことを機会に、後ほど切り取ってしまう予定です。
そして今度は、切り花としてしばらくの間楽しませて貰いましょう・・・


来年もまた、美しい花をたくさん咲かせてくれますように…

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ちょうちょう ちょうちょう♪

2011年05月01日 | 自宅周辺の蝶
前ブログに続いて、本日も蝶の話題です。
蝶が4種類なので、こんな歌を本日のタイトルにしてみましたぁ


どこかにお出かけしたわけでもないので、目新しい種類の蝶ではありません。
庭で見かけた、お馴染みの蝶たちです。(すべて4月28日の撮影…)


まずは、再び庭を訪れてくれた『コツバメ』・・・

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よく見ると、前ブログのコツバメとは翅の傷み方が違うので、別個体でしょうね。


それにしても、
枯れ草にとまって茶色い地面を背景にしなくたってねぇ~
これじゃあ、茶色尽くめであまりにも地味な写真になってしまいます。


…と思ったのですが・・・
茶色の濃淡で模様を描いているコツバメの翅が美しく輝いて、
「ここにいるよ…」と教えてくれてますね


足元を飛んでいたので、上から見下ろしたこの日のコツバメは『ブルーの蝶』でした。
先日目の前を通過したコツバメは、『枯れ葉色の蝶』だったのに・・・
蝶の翅は、裏と表とでは色も模様もまったく違うものが多く、度々驚かされます。


こちらも、飛んでる姿はブルーの蝶『ルリシジミ』・・・

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このルリシジミも、わざわざ白っぽい石や白っぽい木の幹にとまらなくてもいいのにね。
これじゃあ、品の良さそうな翅の色が目立ちません・・・


コツバメにしろ、このルリシジミにしろ、やはり小さな蝶が翅を休めるときには、
自分が目立たないような場所を見つけてとまるのでしょうか。
これも一種の『お手軽カモフラージュ』なのかなぁ?


そしてこちら、典型的な春型の『スジグロシロチョウ』・・・

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(この2頭は、同じ個体ではないですね。翅先の丸みも違うし、翅の傷み方も違ってる…)


このスジグロシロチョウは典型的な春型かなぁ…って思いましたので、本日登場させました。


 「スジグロシロチョウの春型の♀は、夏型に比べると黒いスジが目立ち、
  そして♂と比べると翅裏の色が黄色味がかっている」とのこと。


…ということは、これは♀ということになるのでしょうか。
(♀♂の区別は、まだ勉強不足なのでよくわからない…)


左の写真(↑)の蝶・・・
上手に羽化できなかったのでしょうか、左の前翅が可哀想な形をしてました。


上の三つの蝶は、今春生まれですが、


最後は、まだまだ元気で飛んでる越冬蝶の『クジャクチョウ』・・・

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さすがに越冬蝶、翅がもうボロボロですね。
でも、春生まれのフレッシュな蝶に負けずと、このクジャクチョウも元気よく飛び廻っています。


今日はもう風薫る5月。
春遅い信州も間もなく新緑の季節だというのに、まだ元気で飛び廻っているクジャクチョウを見ていると、なんだか励まされる思いがします・・・

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