2011年8月24日のLPSA芝浦サロンで、中倉宏美女流二段に指導対局を受けた私は、引き続きおかわり対局を申し込んだ。おかわり代はかかるが、いまではちょっとできないシステムである。
対局開始。前局は居飛車だったので、本局は三間飛車に振ってみた。振り飛車では四間飛車が好きだが、三間飛車もよく指す。宏美女流二段は穴熊を目指し、私は向かい飛車に振り直した。私がしばし用いる対抗法である。
▲8六歩△同歩▲同角から▲7七角と引いて飛車交換を問う。△8四歩なら▲7五歩から盛り上がるつもりだ。宏美女流二段は気合良く△8八飛成。そして△2二銀とハッチを閉めるが、ここは△7二金と備えられているほうがイヤだった。
第1図以下の指し手。▲8五飛△7一金▲8二歩△6五歩▲同飛△6九飛▲8一歩成△6一金▲8五飛△8九飛成▲7九金
私は囲いの外から▲8五飛と打つ。これが習いある手で、△7一金に▲8二歩と打って桂得が確定した。▲8五飛で▲8二飛は、△7一金▲8五飛成△8二歩で、これでも下手優勢だが、将棋が面白くなくなってしまう。
ただし二度目の▲8五飛では▲7九桂と打ち、次に▲5八銀の飛車殺しを狙うべきだったかもしれない。ただこの順は▲7九桂の働きが今一つで、今の私なら気付いていても打たないかもしれない。
本譜も飛車を詰ませて下手好調。数手進んで第2図。
第2図以下の指し手。▲8三角△9九角成▲5六角成△7四歩▲8二と△5二金▲7二と△5一銀▲8一飛成
以下、103手まで一公の勝ち。
今この局面を見たら▲8二とと指したが、▲8三角があった。実質将棋は、ここで終わっていると思う。
△7四歩の意味が分からないが、以下はと金を活用して、私の勝勢。
「大人のための将棋塾」で教えている石橋幸緒女流四段が来て、
「大沢さん、1手の悪手もないですよねえ」
と言う。
「そうですね。私もヘンな手を指すんじゃないかと期待してたんですけど、アテが外れて」
と、これは宏美女流二段。ここに、LPSAの前代表と現代表が並んだわけだ。
以下103手まで、私の勝ち。この連勝は大きく、ワイン勝負は私の4勝5敗となった。
対局が終って午後8時。他の対局も終わり、ミスター中飛車らは教室を出ていった。宏美女流二段に癒されて、私は満足。私は宏美女流二段を飲みに誘う。しかし応じてくれるはずもなく、「3連勝」とはいかなかった。
対局開始。前局は居飛車だったので、本局は三間飛車に振ってみた。振り飛車では四間飛車が好きだが、三間飛車もよく指す。宏美女流二段は穴熊を目指し、私は向かい飛車に振り直した。私がしばし用いる対抗法である。
▲8六歩△同歩▲同角から▲7七角と引いて飛車交換を問う。△8四歩なら▲7五歩から盛り上がるつもりだ。宏美女流二段は気合良く△8八飛成。そして△2二銀とハッチを閉めるが、ここは△7二金と備えられているほうがイヤだった。
第1図以下の指し手。▲8五飛△7一金▲8二歩△6五歩▲同飛△6九飛▲8一歩成△6一金▲8五飛△8九飛成▲7九金
私は囲いの外から▲8五飛と打つ。これが習いある手で、△7一金に▲8二歩と打って桂得が確定した。▲8五飛で▲8二飛は、△7一金▲8五飛成△8二歩で、これでも下手優勢だが、将棋が面白くなくなってしまう。
ただし二度目の▲8五飛では▲7九桂と打ち、次に▲5八銀の飛車殺しを狙うべきだったかもしれない。ただこの順は▲7九桂の働きが今一つで、今の私なら気付いていても打たないかもしれない。
本譜も飛車を詰ませて下手好調。数手進んで第2図。
第2図以下の指し手。▲8三角△9九角成▲5六角成△7四歩▲8二と△5二金▲7二と△5一銀▲8一飛成
以下、103手まで一公の勝ち。
今この局面を見たら▲8二とと指したが、▲8三角があった。実質将棋は、ここで終わっていると思う。
△7四歩の意味が分からないが、以下はと金を活用して、私の勝勢。
「大人のための将棋塾」で教えている石橋幸緒女流四段が来て、
「大沢さん、1手の悪手もないですよねえ」
と言う。
「そうですね。私もヘンな手を指すんじゃないかと期待してたんですけど、アテが外れて」
と、これは宏美女流二段。ここに、LPSAの前代表と現代表が並んだわけだ。
以下103手まで、私の勝ち。この連勝は大きく、ワイン勝負は私の4勝5敗となった。
対局が終って午後8時。他の対局も終わり、ミスター中飛車らは教室を出ていった。宏美女流二段に癒されて、私は満足。私は宏美女流二段を飲みに誘う。しかし応じてくれるはずもなく、「3連勝」とはいかなかった。