14日夕方、大相撲を見ようとテレビを点けたらNHKEテレをかけてしまった。そこに加藤一二三九段がアニメキャラで出ていたので、ビックリした。声の出演も加藤九段である。
加藤九段、ついにアニメにも進出とは!
向かうところ敵なしである。
◇
最近の将皇との戦いで、印象に残った局面を挙げてみる。
第1図は10月19日に指したもの。先手玉は一手一手なので後手玉を詰ますよりないが、私の実力では詰まなかった。第1図は後手玉の上部が広いので、詰みはないと思う。
第2図は、10月25日の将棋。▲2二銀△同銀▲5一竜から、力づくで詰ました。
第3図は10月26日の将棋で私の勝勢だが、△7八飛に▲2七玉と上がったのがやや軽率で、△1四香と打たれて俄かに危なくなった。
しかし▲1五金(第4図)が妙防で、わずかに詰まない。以下△同香▲同角△3六飛成▲2六銀に、△4一玉▲4三銀で、何とか寄せ切ることができた。
第5図は10日の将棋。△8四桂と打たれて先手玉は一手一手。それで、やぶれかぶれで▲9三角と打った。全然ダメだと思ったが、△9三同桂▲同歩成△同玉▲8五桂△9四玉▲9二飛△9三歩▲同飛成△8五玉▲8六香△7五玉▲9五竜△6四玉▲7五金△5五玉▲6五金△同馬▲6六銀△5六玉▲6五竜△6七玉▲5七銀引△5八玉▲6七角△6九玉▲7八角△同玉▲6八竜△8九玉▲8八金(▲8八竜で詰み)△9九玉▲7九竜△8九銀▲同竜(第6図)、まで詰んでしまった。
途中▲8六香には△7六玉で、後手勝ち。本譜は詰むほうへ詰むほうへ逃げた感じで、緩めてもらった形になった。ソフトにまで情けを掛けられるとは、情けない。
さらに14日の将棋。第7図の▲4一飛がココセ級の悪手で、△7五桂と打たれてシビれた。▲7五同歩は△3二角なので▲8八玉だが、以下△7七飛成▲同桂△8七銀▲同銀△同桂成▲同玉△7八銀▲同玉△6七歩成(第8図)で、トン死してしまった。
ソフトは即詰みが分かると、文字通りノータイムで指してくる。まったく油断もスキもない。
加藤九段、ついにアニメにも進出とは!
向かうところ敵なしである。
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最近の将皇との戦いで、印象に残った局面を挙げてみる。
第1図は10月19日に指したもの。先手玉は一手一手なので後手玉を詰ますよりないが、私の実力では詰まなかった。第1図は後手玉の上部が広いので、詰みはないと思う。
第2図は、10月25日の将棋。▲2二銀△同銀▲5一竜から、力づくで詰ました。
第3図は10月26日の将棋で私の勝勢だが、△7八飛に▲2七玉と上がったのがやや軽率で、△1四香と打たれて俄かに危なくなった。
しかし▲1五金(第4図)が妙防で、わずかに詰まない。以下△同香▲同角△3六飛成▲2六銀に、△4一玉▲4三銀で、何とか寄せ切ることができた。
第5図は10日の将棋。△8四桂と打たれて先手玉は一手一手。それで、やぶれかぶれで▲9三角と打った。全然ダメだと思ったが、△9三同桂▲同歩成△同玉▲8五桂△9四玉▲9二飛△9三歩▲同飛成△8五玉▲8六香△7五玉▲9五竜△6四玉▲7五金△5五玉▲6五金△同馬▲6六銀△5六玉▲6五竜△6七玉▲5七銀引△5八玉▲6七角△6九玉▲7八角△同玉▲6八竜△8九玉▲8八金(▲8八竜で詰み)△9九玉▲7九竜△8九銀▲同竜(第6図)、まで詰んでしまった。
途中▲8六香には△7六玉で、後手勝ち。本譜は詰むほうへ詰むほうへ逃げた感じで、緩めてもらった形になった。ソフトにまで情けを掛けられるとは、情けない。
さらに14日の将棋。第7図の▲4一飛がココセ級の悪手で、△7五桂と打たれてシビれた。▲7五同歩は△3二角なので▲8八玉だが、以下△7七飛成▲同桂△8七銀▲同銀△同桂成▲同玉△7八銀▲同玉△6七歩成(第8図)で、トン死してしまった。
ソフトは即詰みが分かると、文字通りノータイムで指してくる。まったく油断もスキもない。