一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

撮り直しの是非

2019-11-21 00:09:25 | プライベート
沢尻エリカ様の逮捕を受け、芸能界は大わらわだ。最近彼女は大した活動をしてないんじゃないかと思ったらとんでもない。逮捕1日前には我らがIndeedの新CMにも出ていたし、何より来年からは大河ドラマに出演するという。しかも重要な役どころで、第1話から登場するらしい。当然NHKは撮り直しを考えていて、となると大変な手間になるのだ。
大河ドラマといえば今年はピエール瀧、チュートリアル徳井義実の件があり、ボロボロだった。そこへ今回主役級女優の逮捕ときてはこの枠、相当呪われている。
それはともかく、撮り直すにしたって来年の第1回放送までは1ヶ月半しかなく、素人目にもとても間に合わないことが分かる。
そこでいつも思うのだが、いままで撮影した分は、そのまま放送することはできないのだろうか。
いや世間の言わんとすることは分かる。逮捕者をそのまま放送していいのか、という倫理観の問題であろう。
だけど犯罪者をテレビ画面に出したらいけない、という法はないはずだ。
事実、ワイドショーなんかは毎日、沢尻エリカ様の映像を垂れ流しにしている。ニュース番組も似たようなものである。それなのに、収録済のドラマはいけない、という暗黙の了解の意味が分からない。
撮影が間に合わなくなって、第1回が2月か3月からの放送になったとする。じゃあ遅れた分は、来年に回して放送するのか? それとも年間50話だったのを40話とか45話に短縮するのか? 遅れをどこで回収するのだろう。
撮影のメイキングとか見ると、スタッフはいつも精魂込めて作っている。素人目にはこれでOKなんじゃないかと思うもシーンも、撮り直したりする。
つまりここまで撮ったものは、一分の瑕疵もない完成品である。
それを急造で撮り直したって、いい画になるはずがないではないか。とてもスタッフが満足できるとは思えない。
だーかーらー、いままで撮っていた分はそのまま放送すればいいのだ。「出演女優が事件を起こしましたが、そのまま放送いたします」のテロップだけ流せばいいのだ。
これなら撮り直しの費用は発生しないし、放送も予定通り進む。番組だって話題になるし、視聴率だって上がるに違いない。私は大河ドラマは「真田丸」しか観たことがないけれども、エリカ様がそのまま出るなら、第1回から見ようとさえ思うのだ。
エリカ様が誰かを傷つけたということでもない。クスリは犯罪ではあるけれども、被害者がいない分、まだ救いの余地はある。
もうNHKは撮り直しでハラを決めているようだけれども、今後も同じようなことは必ず起きる。その時のためにも、放送続行を盛り込んだ約款作りは必要であろう。
コメント (2)
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