一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

鹿野女流二段は、長唄奏者の小柊に似ている。

2019-11-01 01:24:48 | 似ている
日付変わって今日11月1日は、鹿野圭生女流二段のお誕生日。おめでとうございます。
先週の飯野愛女流初段との食事会で、11月生まれの女流棋士が多い、という話題になったが、その初っ端が鹿野女流二段である。
その鹿野女流二段は、長唄奏者の小柊(こしゅう)に似ていると思う。
これは先日の「第3回大いちょう寄席」のレポートでも触れたので心苦しいが、改めて記す。
小柊は東京在住の画家。大学講師、高校教師を務めるかたわら、1991年から毎年個展を開いている。今年も9月に、銀座で行ったらしい。
小柊の長唄の魅力は、手慣れたバチ捌きと、透明感あふれる声にある。絵画のほうは「グレース技法」による創作方法で、その透明感あふれる色彩が「魔術」と評されているらしいが、どちらも素晴らしい。昔はどこかのミスコンに出ていたのではないか、と勘繰りたくなるほどの美形で、天は二物も三物も与えたのである。
鹿野女流二段と小柊は、顔が似ていると思う。正確には、20年くらい前の鹿野女流二段と、小柊が似ていると思う。

鹿野女流二段が現役を引退したのが2017年3月だから、もう2年半も経ってしまった。
現役時代は目立った戦績はなかったが、女流初段時代の里見香奈女流六冠に勝ったことがある。
私も指導対局を受けたことがあるが、鹿野女流二段の四間飛車に吹っ飛ばされた。実は鹿野女流二段が最強なんじゃないか? と本気で思ったものである。

現在LPSAの関西在住は鹿野女流二段のみであり、その意味でも貴重な存在だ。今後もLPSAのため、姉御肌で頑張ってもらいたい。
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