早いもので、プロ編入試験で合格し、2020年4月に棋士になった折田翔吾四段が、棋士3年目に入った。折田四段はフリークラス在籍なので、あと8年の間に順位戦に参加しないと、強制引退となる。
では簡略だが、折田四段の2年間の成績を見てみよう。
2020年度:●○●○○○●●●○●○○○○●○●○○●(12勝9敗)
2021年度:○●○●○○●●●●○○○○○●○●○●●○○○○「●」●●(15勝13敗)
2年とも5割を越えているから悪くはないが、順位戦参加のためには爆発的な勝利が必要だ。
達成条件はおなじみの「いい所取り20勝10敗」があるが、昨年度は中盤に5連勝があり、いい感じだった。
「●」は今年2月に指された第72回NHK杯予選決勝の澤田真吾七段戦だが、これに勝っていればその時点で「12勝4敗」となり、大いに希望が持てたところだった。
しかしこの対局に負け、さらに2連敗で2021年度をフィニッシュ。現在「いい所取り11勝7敗」なので、20勝10敗には残り「9勝3敗」が必要となる。これは相当厳しい。
ちなみに、プロ編入試験の先輩である瀬川晶司六段と今泉健司五段は、順位戦参加にそれぞれ3年7ヶ月、1年8ヶ月を要した。
折田四段は瀬川六段と今泉五段より若いからまだ期待値は高そうだが、そう簡単に行かないところもある。
すなわち、27歳でフリークラスに降級した熊坂学五段、同・33歳の中尾敏之六段、同・34歳の本間博七段が順位戦に復帰できなかった例もあるからだ。
いずれにしても、アマのときと違い研究時間はいっぱいある。とにかく、一局一局勝っていくしかない。
では簡略だが、折田四段の2年間の成績を見てみよう。
2020年度:●○●○○○●●●○●○○○○●○●○○●(12勝9敗)
2021年度:○●○●○○●●●●○○○○○●○●○●●○○○○「●」●●(15勝13敗)
2年とも5割を越えているから悪くはないが、順位戦参加のためには爆発的な勝利が必要だ。
達成条件はおなじみの「いい所取り20勝10敗」があるが、昨年度は中盤に5連勝があり、いい感じだった。
「●」は今年2月に指された第72回NHK杯予選決勝の澤田真吾七段戦だが、これに勝っていればその時点で「12勝4敗」となり、大いに希望が持てたところだった。
しかしこの対局に負け、さらに2連敗で2021年度をフィニッシュ。現在「いい所取り11勝7敗」なので、20勝10敗には残り「9勝3敗」が必要となる。これは相当厳しい。
ちなみに、プロ編入試験の先輩である瀬川晶司六段と今泉健司五段は、順位戦参加にそれぞれ3年7ヶ月、1年8ヶ月を要した。
折田四段は瀬川六段と今泉五段より若いからまだ期待値は高そうだが、そう簡単に行かないところもある。
すなわち、27歳でフリークラスに降級した熊坂学五段、同・33歳の中尾敏之六段、同・34歳の本間博七段が順位戦に復帰できなかった例もあるからだ。
いずれにしても、アマのときと違い研究時間はいっぱいある。とにかく、一局一局勝っていくしかない。