第12期女流王座戦一次予選の一斉対局が7日に行われた。参加女流棋士は56名と多勢で、清水市代女流七段もここから出場している。
結果はすべて転載しないが、注目局の結果をいくつか書くと、1枠は上川香織女流二段が清水女流七段に勝ち、うれしい二次予選進出。なにかの間違いの気もするが、上川女流二段は強いのである。ときどきだが。
5枠は大島綾華女流初段が香川愛生女流四段に勝って勝ち抜け。大島女流初段は昨年度も好成績で、早くも女流初段に昇段したが、ここは香川女流四段が勝たねばならなかった。
大島女流初段は若手棋士から実力を認められており、将来性は十分。本棋戦でも大暴れしてもらいたい。
6枠の田中沙紀女流2級は相川春香女流初段に勝ったが、中村真梨花女流三段に屈した。さすがに女流三段の壁は厚かったが、5割の勝率を維持できれば、昇級できる。
11枠は、堀彩乃女流1級が竹部さゆり女流四段に勝ち、枠抜け。級位者で唯一の勝ち抜けとなった。
堀女流1級は昨年度12勝14敗で、「年度指し分けで女流初段」にあと一歩届かなかった。最終局の内山あや女流1級戦に勝てば昇級だった。
逆にいえば、女流1級に昇級してから、年度5割の成績がなかったということである。とにかく精進するしかない。
14枠は、渡辺弥生女流初段が売り出し中の石本さくら女流二段に勝ち、二次予選進出。
京都大学卒業の山口絵美菜さんはフェードアウトしてしまったが、東京大学2度入学の渡辺女流初段は存在感を示した。勉強だけで結果が出ないのが将棋の難しいところだが、これからも頑張ってもらいたい。
17枠の甲斐智美女流五段VS鈴木環那女流三段戦は、鈴木女流三段の勝ち。鈴木女流三段は甲斐女流五段クラスの強豪に勝っても、当然と思われるようになった。鈴木女流三段は本当に強くなった。早くどこかのタイトル戦に出場してもらいたい。
19枠は矢内絵理子女流五段が昔の名前で勝ち抜け。矢内女流五段が勝っていくと、棋戦が面白くなる。
20枠の渡部愛女流三段は、塚田恵梨花女流初段に敗れた。塚田女流初段も進境著しいが、渡部女流三段は、ここは勝ってほしかったところ。
タイトル戦に登場するには、一歩一歩勝ち進まねばならない。まだまだ先は長いが、勝ち抜いた皆様は頑張ってください。
結果はすべて転載しないが、注目局の結果をいくつか書くと、1枠は上川香織女流二段が清水女流七段に勝ち、うれしい二次予選進出。なにかの間違いの気もするが、上川女流二段は強いのである。ときどきだが。
5枠は大島綾華女流初段が香川愛生女流四段に勝って勝ち抜け。大島女流初段は昨年度も好成績で、早くも女流初段に昇段したが、ここは香川女流四段が勝たねばならなかった。
大島女流初段は若手棋士から実力を認められており、将来性は十分。本棋戦でも大暴れしてもらいたい。
6枠の田中沙紀女流2級は相川春香女流初段に勝ったが、中村真梨花女流三段に屈した。さすがに女流三段の壁は厚かったが、5割の勝率を維持できれば、昇級できる。
11枠は、堀彩乃女流1級が竹部さゆり女流四段に勝ち、枠抜け。級位者で唯一の勝ち抜けとなった。
堀女流1級は昨年度12勝14敗で、「年度指し分けで女流初段」にあと一歩届かなかった。最終局の内山あや女流1級戦に勝てば昇級だった。
逆にいえば、女流1級に昇級してから、年度5割の成績がなかったということである。とにかく精進するしかない。
14枠は、渡辺弥生女流初段が売り出し中の石本さくら女流二段に勝ち、二次予選進出。
京都大学卒業の山口絵美菜さんはフェードアウトしてしまったが、東京大学2度入学の渡辺女流初段は存在感を示した。勉強だけで結果が出ないのが将棋の難しいところだが、これからも頑張ってもらいたい。
17枠の甲斐智美女流五段VS鈴木環那女流三段戦は、鈴木女流三段の勝ち。鈴木女流三段は甲斐女流五段クラスの強豪に勝っても、当然と思われるようになった。鈴木女流三段は本当に強くなった。早くどこかのタイトル戦に出場してもらいたい。
19枠は矢内絵理子女流五段が昔の名前で勝ち抜け。矢内女流五段が勝っていくと、棋戦が面白くなる。
20枠の渡部愛女流三段は、塚田恵梨花女流初段に敗れた。塚田女流初段も進境著しいが、渡部女流三段は、ここは勝ってほしかったところ。
タイトル戦に登場するには、一歩一歩勝ち進まねばならない。まだまだ先は長いが、勝ち抜いた皆様は頑張ってください。