一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

最近見た夢(2021-06-03、21)

2021-06-25 10:01:58 | 
現在も睡眠中に夢は見ているのだが、内容が不愉快なので、すぐに忘れてしまう。今朝も見たのだが、日常の出来事がオーバーに脚色されたものにすぎず、つまらなかった。登場人物は私のほかに1~2人いたが、その程度の数なら、内容もタカが知れている。
とりあえず、印象に残った夢を2日分、記しておこう。

まず3日に見た夢。
私はどこかを旅行していたんだと思う。
あるにぎやかな場所に洋式便器が置いてあった。といっても囲いは一切なく、便器が壁に張り付いていた。でも私は利用することにした。周りは観光客だらけだったが、仕方なかった。
小便をするのに一応しゃがんだが、便座を上げるかそのままかで迷ってしまった。
場面変わって、ある広場に出た。くつろぎスペースのところは食事処になっていて、その一隅に梅沢富美男がいた。現在は4月で、私は前年12月にも梅沢富美男を見かけたらしかった。私は話し掛ける。
「あのー、梅沢富美男さんですよね? 私、昨年の12月にも山形県で梅沢先生を見かけたことがあるんですよ」
梅沢富美男は笑っていたような気がする。
場面変わって、ある学校のようだった。そこでは何かの催し物か、運動会らしきものが行われることになっていた。
私も参加することになっていたが、その場所が分からない。スタッフ、というか参加者の中にSMAPや幼馴染のアライがいて、アライに場所を聞くと、何となく教えてくれた。
そんなところで、目が覚めた。
起きると、現実の世界に目の前が暗くなった。
毎日を楽しく暮らす。これができない人間は不幸だと思った。

続いてかなり日にちが飛ぶのだが、21日に見た夢。
岩倉具視、そのほかの偉人が出てきた。たぶん前日に観たNHK「青天を衝け」が頭に残っていたからだと思う。

以上である。
きのう、たまたま自分の顔をまじまじと見る機会があったのだが、頭髪がまた一段と後退し、白髪の比率も大幅に上がっているのに愕然とした。3~4年前、履歴書用に顔写真を撮ってもらったときは、もう少し髪がフサフサだった気がする。
この2~3年で庭の桃が急激に枯れてしまったのと同じように、我が頭髪もその役目を終えてしまったようだった。
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「第10回 勝手にマッカラン勝負」途中経過2

2021-06-24 00:37:02 | マッカラン勝負
第29期倉敷藤花戦のトーナメント表をお借りして行っている、「第10回 勝手にマッカラン勝負」の途中経過2である。
1回戦はLPSA女流棋士が2勝5敗だった。そしてこのたび2ヶ月ぶりに、LPSA女流棋士の対局が行われた。では、結果を書こう。

【1回戦】
●渡部愛女流三段VS○相川春香女流初段
●礒谷真帆女流初段VS○野原未蘭女流1級
●上川香織女流二段VS○中村桃子女流初段
○中倉宏美女流二段VS●石高澄恵女流二段
●島井咲緒里女流二段VS○カロリーナ・ステチェンスカ女流初段
●船戸陽子女流三段VS○小高佐季子女流初段
○堀彩乃女流1級VS●斎田晴子女流五段

【2回戦】
●中倉宏美女流二段VS○堀彩乃女流1級(6月22日)

LPSA同士の対局は堀女流1級が勝って3回戦に進出した。これで合計3勝、すなわちLPSAサポーターに3口9,000円(以上)の寄付が決まった。
そして堀女流1級の次の相手は、中井広恵女流六段VS中村桃子女流初段の勝者である。
中井女流六段は体調を崩し入院していたが23日に退院し、自宅で誕生日を迎えられた。中井先生、お誕生日おめでとうございます。
いっぽうの中村女流初段は昇段にマジック「1」なので、もし堀女流1級と当たったら、そのときは女流二段になっている。
堀女流1級にとってどちらも難敵だが、私はどちらが出てきても、堀女流1級ノリである。世間の評価にズレがある女流棋士のひとり、それが堀女流1級だ。ここで勝てばマッカラン勝負継続、負ければ3口で終了となるが、さて。
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また始まったよ木村

2021-06-23 00:07:03 | プライベート
5月31日(月)の深夜からテレビ東京で始まった「シェフは名探偵」。名探偵、といっても大きな事件はなく、フレンチレストランにお客が持ち込む悩みや事件を、お店のシェフ(西島秀俊)が解決していくというものだ。
第1話を見たとき、ややカット割りが忙しないな、とすごくイヤな予感がしたのだがそれは当たりで、監督はあの木村ひさし氏だった。
6月14日の第2話もまあ、見た。脚本は面白く、忙しないカット割りも許容範囲だった。最後のテロップを見たら「木村ひさし」とあり、意外に思ったほどだ。
だが21日放送の第3話は、もうダメだった。開始1、2分後からサブリミナル全開で、あんた1秒間に何回カット割りしてるんだよ、という目まぐるしさ。どこからどう見ても木村ひさし演出である。また私は目が回ってしまった。
私はめまいの病気をぶり返したくないので、このまま映像を見ず会話だけ聴こうかと思ったが、それは正常な視聴姿勢とはいえない。よって私は録画のビデオを止め、そのまま消去した。第3話は映美くららとシルビア・グラブがゲストで面白そうな話だったのだが、やむを得なかった。
何度も同じことを書くが、この演出で、酔わない視聴者がいるのだろうか。なんで木村監督はこういった演出をするのか。いまだに理解できない。
今後もビデオ録画はするが、「サブリミナル」が始まったら消去、落ち着いた演出(つまりほかの監督)なら、そのまま視聴すると思う。
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第92期棋聖戦第2局

2021-06-22 00:32:01 | 男性棋戦
藤井聡太棋聖に渡辺明名人が挑戦する第92期棋聖戦の第1局は、藤井棋聖が勝った。そして第2局は18日(金)に淡路島で行われた。渡辺名人はここを取らないと、相当苦しくなる。
本シリーズは藤井棋聖の対局ゆえ第2局もABEMAで放送があったが、午前9時すぎにチャンネルを合わせると、お隣の麻雀を放送していた。将棋の観戦者が多いと配信枠が足りなくなり、とりあえず麻雀を流していることがあるようだ。
ここで萎えた私は以後も戦況をほとんど確認することなく、夜にABEMAを見たら、藤井棋聖が勝っていた。渡辺名人には悪いが、「やっぱりな」が率直な感想だった。
その後いろいろ情報収集をすると、将棋は藤井棋聖の先手で、角換わりになったらしい。そして藤井棋聖は早い段階から、秒読み(残り数分)になっていたようだ。
藤井棋聖の素晴らしいところは、どの局面でも深い集中力をもって長時間考えることだ。スポンサーとしてはありがたいことだろう。
もっとも渡辺名人は「時間勝負で我に利あり」と進めていたようだ。だが、中盤で金銀交換をしなかった逸機が祟って、その差を挽回できなかったらしい。駒落ちの対局だと、二枚落ちなら○手、角落ちなら○手まで疑問手が指せる、という指針がある。しかし対藤井棋聖になると、1手の疑問手が命取りになるようだ。恐ろしいとしか言いようがない。
終局時の残り時間は、渡辺名人の1分に対し、藤井棋聖は2分。最後は消費時間が逆転しているのが皮肉である。たぶん藤井棋聖は加藤一二三九段と同じで、持ち時間がなくても、正解手は指せるのだ。だが考えるのが楽しくて、つい奥の奥まで掘り下げてしまうのだろう。まったく、こんなスーパーマシンに勝たねばならないのだから、ふつうの棋士は大変だ。
さてこれで渡辺名人は、昨年に続き2連敗となった。そして通算成績も、藤井棋聖の7勝に渡辺名人の1勝となった。これは渡辺名人に限らないが、超一流棋士が、ひとりの棋士にこれだけ勝率が悪くなったのは、初めてではなかろうか。
渡辺名人は最多冠保持者で、現役最強である。だが藤井棋聖の前には、その威光が霞んでしまう。もはや私には、渡辺名人が勝つイメージがまったく見えない。
第3局は沼津市で7月3日(土)に行われるが、どうなるか。
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第80期A級順位戦・羽生九段VS佐藤康九段

2021-06-21 00:05:17 | 男性棋戦
羽生善治九段と佐藤康光九段の対戦成績は、6月7日現在で羽生九段の109勝、佐藤九段の55勝である。タイトル戦は羽生九段の17勝、佐藤九段の4勝。意外な大差だ。
たとえば羽生九段VS森内俊之九段は、138局戦って羽生九段78勝、森内九段60勝。タイトル戦は8勝8敗のイーブンである。よって序列的には羽生>森内>佐藤の順に思えるが、森内九段VS佐藤九段は森内九段33勝、佐藤九段39勝。タイトル戦も佐藤九段の2勝0敗と、佐藤九段は互角以上の成績を残している。
ところが羽生九段にはダブルスコア。当然佐藤九段の逆転負けが多いはずで、そういうことでもないとここまで差が付かない。別の言葉でいえば、相性が悪いのだろう。
直近2局を見てみる。昨年3月6日の第33期竜王戦ランキング戦1組は、終盤、羽生九段の▲3一竜(図)に△4一金とハジけば佐藤九段の優勢だった。

ところが佐藤九段は△4一銀と節約したため、羽生九段に▲9一馬と香を外されて大逆転。先手勝勢となった。
続いて昨年11月23日に行われた、第79期A級順位戦5回戦。後手番佐藤九段が優勢に進めていたが、△7七銀▲同桂(図)に△同とが、タネ駒をなくす疑問手。△7七同とでは△6一金と銀を補充して、後手が勝勢だったようだ。

以下も佐藤九段に勝機があったが、最後は羽生九段が競り勝った。
このように、佐藤九段がボロ負けの将棋は少ないのだが、優勢になっても逆転負けを喫してしまう。このパターン、大山康晴十五世名人と中原誠十六世名人との将棋にも多い。ちなみに、大山VS中原の対戦成績は55勝-107勝。奇しくも羽生VS佐藤戦の162局終了時も、まったく同じスコアだった。
そして6月8日は、第80期A級順位戦1回戦・羽生九段VS佐藤九段の一戦が行われた。
将棋は相矢倉っぽくなったが、先手の佐藤九段が▲6八銀と上がらず▲7七角から▲5九角~▲3七角(▲2六角)の3手角を目指したので、△8五歩のときに▲7七金寄とせざるを得ず、力将棋になった。
この日はABEMAで中継があり、私も時間が許す限り拝見したが、つねに佐藤九段の分がやや悪かった。だが夜戦になり佐藤九段が抜け出し、下図は佐藤九段の勝勢。

▲4二角成に△同玉まで。ここでとりあえずは▲3三歩成と桂を取りながら王手したくなる。以下△3三同玉▲4五桂△同馬(△2四玉は▲3四金△同玉▲3二飛△2四玉▲3三飛成△1四玉▲1五歩まで)▲同金となる。以下△7九銀から▲4五金を抜く手はあるが、脅威の△3六馬を除去できたことが大きい。
ところが佐藤九段は▲8二飛。この王手桂取りもしてみたいところだが、羽生九段がそっと置いた△5二角が妙防で、ABEMAの評価値が逆転した。嗚呼、羽生VS佐藤戦で何度か見た光景である。
ここで▲3三歩成△同玉▲5二飛成は、先手玉が危ないことに加え、後手玉が上に抜ける手もあり、もう後手勝ちなのだろう。
よって佐藤九段は▲8六銀と逃げたが、△7七歩の追撃が厳しい。以下見る間もなく銀矢倉が崩れていき、私は勝負の儚さ、厳しさを思った。
結局130手まで、羽生九段の勝ち。順位8位の羽生九段にとって、この白星スタートはとてつもなく大きかった。
そしてこれで、羽生VS佐藤戦は、110勝-55勝のダブルスコアとなった。ここまで来たら、この2勝-1勝ペースが崩れることはないだろう。まったく、このスコアは棋界七不思議というほかない。
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