巣ごもりばかりでうんざりしていた
雨続きの日々だったが珍しく4月下旬は晴天が一週間ほど続いた
こうはしていられない。思い立ったら吉日、時間はすでに10時をまわっていたが愛車に飛び乗り高速を200km
軽井沢を過ぎて間もなく群馬県南西部に入った、すぐに西部劇のような異様な山塊が次々と現れてきた
妙義インターで下りて山道を南に向かっていく、蛇行する道を高度を上げて行くと妙義神社の入り口、まじかに見る妙義の岩峰に圧倒される
さすが昔からの修験の山だ、上級者にしか登れない尾根はグレートトラバースで見た、私にはとても無理だな
さくらの里に来たのは三度目だ、過去の二回は空振りで桜に出会えなかった
一度は梅が山一面に満開だった、今回はすでに主力は咲き終わっていたが今は「かんざん」が咲き誇っている、それをカラフルなつつじが彩を添える
まずまず間に合った感じがした、天気は曇りがちだが汗ばむ
広い山中ゆえ人影もまばらで、たまに2~3人にすれ違うだけで10人ほどしか会わなかった
駐車場からは蛇行した広い下り道で楽だが、帰りは登りになる
同じ道は嫌なので脇に細い道を見つけて、そっちに入った、ところがここは急な直登だった、ずっと上まで直登が続いている
途中2度休んだ、とても一気には行けない、休んでいたらすぐ横の木の間から鶯の声が響いてきた「近い」 だが姿を見せないのが鶯
まだ練習中なのか「ほーほけ!」、修行が足りんぞ!
1時間ほど山の空気を楽しんで下仁田に向かって下りた。途中寺院が(神社?)があって、巨大な大黒天が見下ろしていた
思わず車を停めて手を合わせた「良いことがありますように」
荒船山の裾野を通って内山トンネルを過ぎて佐久から上信道に乗って帰宅
荒船山は航空母艦の甲板のような長く広く平らな頂上部で、いつ見ても面白い
この国道は秋にはコスモスが数キロにわたって咲き誇る名所で「コスモス街道」と呼ばれている
内山トンネルの西入り口脇から山道に入ると軽井沢まで山中の道でつながっている、一度通ったが途中有料ゲートの関所があって面白かった
長野県の今盛りの花を見に行こうと思ったが、近いけれど周辺の感染状況が悪いので諦めて、遠くここまで来たのだった
下仁田あたりの感染状況は少なく、しかも深い山の中なので安心してやってきたのだった
できれば下仁田のこんにゃくと納豆を求めたかったが、やはり観光地は避けた方が無難、どこにもよらずひたすら走って18時過ぎには着いた
約500kmの日帰りドライブだった
急いでカメラもタブレットも持たず、ガラケー写真なのが残念
2年前くらいに薔薇園と伊香保温泉に行った時に思いました。
いつもながらyottinさまのフットワークの軽さが羨ましいです。
早く自由にどこへでも行ける日がくると良いですね。
妙義山を見るといつもゴジラの背ビレを連想して怖がっています
群馬県は北信越と違い雪も少なく温暖なので花を見に行くにはいいところですね
一日500kmくらいなら高速と下道を併せても平気です
基本的に車を運転するのは大好きなので疲れたことはありません
今は感染指数の低いところをネットで調べて出かけています
長野県も美ヶ原とか広いところは何となく安心ですが、去年の夏は関東の車がいっぱいでした
冬は大雪で完全に巣ごもりだったので、ようやくドライブモードに入ったところです yottin