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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

いらないものからすてていくんだね 相田みつを

2022年02月16日 10時40分34秒 | どうでもいいこと
『断捨離』が一時話題の言葉になった時があった
新しい人生のために大きな貴重なものさえ捨て去るときが来る
断捨離というとふつう衣類、雑貨を整理するイメージがあるが広義で言えば、土地、家などの固定資産、有り余ったお金など財産の寄付も善意の断捨離
トラバーユも今までの環境の断捨離、仕事から離れるのも断捨離
人間関係の清算も断捨離だ、なんであれ断捨離の後にくるのは新しいものや新しい生き方

そんな日が来るとは思いもしなかったが、次から次へと私を私が棄てていく
『泣いて馬謖を斬る』三国志の有名な逸話、中国にはどれほど貴重であっても切り捨てる強い人間がいる、天下を得るための究極の断捨離
日本人でも豊臣秀吉が利休を殺したのも究極の断捨離だ、織田信長などは戦国時代の国家観の全てを断捨離した革命児だ

この言葉は強烈だ、柔らかいけど噛み砕くと残酷な言葉だ、100%否定する強い言葉『いらないもの』ってなんだ?
『いらないもの』単なる古着ではない、昨日まで着ていた暖かなコートさえ気に入らなければ捨てる

私だって自分自身の70年の人生を棄てた、だいじなものの大部分を
棄てたものは戻らない あきらめるしかない 二度と戻らない
それも自己責任 しかたない

だけど大木は切られても根幹さえ残っていれば、そこから新しい芽がでてきてやがて大きな木に蘇る、別の葉をつけ枝を伸ばす
蘇るために捨て去る、いらなくなったものを捨てるのに様々な理由をつける、でもそれは知らんぷりして理解してあげよう 決別のとき

忘れ去るのも人生の一部だ
死んだと思えば捨て去ったものへの未練も消えるだろう
捨てることが出来なかった弱い心を捨てる勇気、それは今度の事で出来たと思う、臆病故に多くのものを守り抜いたという自負をもって
理解してもらわなくてもいい、所詮人は孤独、一人で生まれ一人で死んでいく
この頃は父だとか亡くなった友だとかの夢をよく見る、それはたいがい調理場で忙しく仕事に追われている自分の夢

新しい生き方を探すのだ 堂々巡りはもういらない 栄光と幸せだった過去を忘れて新しい友と生き方を求める事に専念しよう
あまり人から必要とされなくなったと感じるこの頃、どのみちそれほど長い人生ではない 残る日々を精一杯生きてみよう

すてたものの心は痛み 45年の命を終えてひっそりとした事務室に捨て去られ、置き去りにされた過去の栄光はものを言わず運命に身をゆだねている









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