『可愛いが いつも正義と 思うなよ』
普通の人には見えないモノが見えてしまう少年・鰹屋広人が、つい拾ってしまった子猫は実は神さまだった。
朝、目を覚ましたら布団の上に裸のネコ耳美少女が座っていて、「そなたの氏神です」と言い張った。そして千人の嫁を授けるから子孫繁栄に励めと言うのだ。
ところが周囲に集まってくるのは、人ならぬものばかりで……。
「よめせんっ!」って何の略かと思ったら「嫁1000人」かいっ!
定番のネタながらしっかり消化していて面白かったけれど、その一方で頑張って詰め込みました!という感じもちらほら。その筆頭が変態部長。周囲が普通の真面目な高校生ばかりなら異彩を放ったであろうけれど、周りが既に常軌を逸した妖怪やら神さまばかりなのでキャラとして埋没しちゃいましたね。騒々しいだけです。もったいない。役作りとしては氏神さえ凌駕する異能を発揮して、逆に妖怪や神さまが普通に見えるくらいパワーアップするしかありません。
登場する料理も単に名前を出しているくらいで描写がまったくないので、「おいしい」と登場人物が言っても、ちっとも美味しそうに思えません。だから、登場人物たちが絆を深めるシーンになるはずのところが、ただの食事風景にしかなっていないのです。
【よめせんっ!】【マサト真希】【ごまさとし】【氏神】【産土神】【天井下がり】【大蛇】【雪女郎】【家守】【みっちゃん】