付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「コップクラフト」 賀東招二

2009-11-30 | ミステリー・推理小説
 竹書房のZ文庫から出ていた『ドラグネット・ミラージュ』が大幅改稿でガガガ文庫に移籍です。名義もきぬたさとしではなく賀東招二になっています。イラストは篠房版も村田版もどちらも巧くて良いと思いますが、村田版のティラナ・エクセディリカはまるまるして可愛くて、ちょっとツンツンの青臭い暴走しがちな女騎士には見えにくいですね。
 異世界と接触し、人的交流が始まる一方で、2つの世界を股にかけた犯罪も発生し始めた時代。サンテレサ市警の敏腕刑事と異世界から来た見習騎士がぶつかり合いながらも協力して捜査するポリスストーリー。
 もうZ文庫で持っているのだけれど、大幅改稿と言われたら買ってしまうんだよなー。

【コップクラフト】【DRAGNET MIRAGE RELOADED】【賀東招二】【村田蓮爾】
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「人外魔境」 小栗虫太郎

2009-11-30 | 冒険小説・旅行記・秘境探検
 一時期は秘境探検小説がマイブームでして、そういうのは最近の流行りではないのであちらこちらで古書店を回るなどしていました。この本もそうして手に入れた1冊。この本は神田神保町だったか名古屋上前津だったか。今ならアマゾンでなんとかなってしまうので便利だけれど、面白みとか意外な出会いとかはないよね。

 世界の各地の秘境で繰り広げられる事件を、主に採集家・折竹孫七が魔境小説作家である「私」に語って聞かせる形で描く連作短編集。

 登場するのは有尾人とか水棲人とか第五類人猿などといった未発見の新生物からボルネオのジャングルから大氷河までの秘境などなど。中でも太平洋の「海の水の漏れる穴」は必見ですね。
 でも、亜人類との遭遇ネタが目立ちます。もうちょっと怪物ネタがあっても良いのに……とわがままを言いたくなりますが、この日常世界に帰還した冒険者の土産話というのが1つのフォーマットになっているんですね。

【人外魔境】【小栗虫太郎】【有尾人】【メールシュトローム】【ボルネオ】
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