キース・ローマーという作家の作品は、単純明快に面白いです。なにもかもほどほど。SF的な突飛なアイデアがぽんっと出されるけれど、アイデアと設定だけで延々と語られることもなく、普通の人間だけれども諦めることを知らない男が、わけのわからないまま事件の渦中に投げ込まれ、美女や怪人が右往左往する中、無理無茶無謀を通して大団円に向かって猪突猛進する……というのが、自分の思うローマー作品。
大富豪フォスターはもしかしたら不老不死かも知れないという。この記憶を失った男の過去を探るうちに、しがない私立探偵レジョンは宇宙規模の権力闘争に巻き込まれてしまうのだが……。
「このオチでいいのかっ!?」と突っ込みたくなる気もしますが、とにかくアイデアが斬新でプロットが単純明快。翻訳が少ないのが残念。このあたり、今からでも訳してラノベ的に売って売れないかしらね。
【前世再生機】【キース・ローマー】【真鍋博】【ハヤカワ文庫SF】【不死】【肉体交換】【記憶】
大富豪フォスターはもしかしたら不老不死かも知れないという。この記憶を失った男の過去を探るうちに、しがない私立探偵レジョンは宇宙規模の権力闘争に巻き込まれてしまうのだが……。
「このオチでいいのかっ!?」と突っ込みたくなる気もしますが、とにかくアイデアが斬新でプロットが単純明快。翻訳が少ないのが残念。このあたり、今からでも訳してラノベ的に売って売れないかしらね。
【前世再生機】【キース・ローマー】【真鍋博】【ハヤカワ文庫SF】【不死】【肉体交換】【記憶】