ウェルズの『透明人間』って、話としてもキャラクターとしても有名なんだけれど、よくよく考えてみると読んだことは一度もなかったりした。なんで急にそんなことを思ったかというとコミック『怪人連盟』(リーグ・オブ・レジェンド)に主役チームとして参加している透明人間が非常に外道で、他人から見えないのを良いことに寄宿の女学生を連続レイプするところから始まって最後の最後まで鬼畜だったから。
そこでデイヴィッド・ロッジの『交換教授』じゃないけれど、「とても有名でみんなが読んでいるけれど、実は自分はまだ読んでいない作品」ってのは機会があったときに読んだ方が良いよね……と『透明人間』を見つけてきました。1967年の第10版で定価140円。昔は本が安かったんだよなあ……。
透明薬を発明したグリッフィン博士はとことんマッドサイエンティストでした。社会的モラルに欠け、自分のため自分の研究のためなら「なにをしても仕方がない」という御方。親の金を盗んで自殺に追いやり、放火し、窃盗し、暴行し、しかもそれを「やむをえないことだったから」といけしゃあしゃあと語る不遜さ。その行動が次第にエスカレートしていくのですが……。
やっぱり外道でした。
【透明人間】【H・G・ウェルズ】【3冊のノート】
そこでデイヴィッド・ロッジの『交換教授』じゃないけれど、「とても有名でみんなが読んでいるけれど、実は自分はまだ読んでいない作品」ってのは機会があったときに読んだ方が良いよね……と『透明人間』を見つけてきました。1967年の第10版で定価140円。昔は本が安かったんだよなあ……。
透明薬を発明したグリッフィン博士はとことんマッドサイエンティストでした。社会的モラルに欠け、自分のため自分の研究のためなら「なにをしても仕方がない」という御方。親の金を盗んで自殺に追いやり、放火し、窃盗し、暴行し、しかもそれを「やむをえないことだったから」といけしゃあしゃあと語る不遜さ。その行動が次第にエスカレートしていくのですが……。
やっぱり外道でした。
【透明人間】【H・G・ウェルズ】【3冊のノート】