街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

城野遺跡

2009-12-17 08:56:44 | 遺跡

 低い雲が我々の頭を押さえつけているが雨を降らせるまでには至っていない。見学者は静かに話しに耳を傾けている。私は何時この遺跡の説明が聞けるのだろうかと思って静かに聞いていたのだが、そうではなくて挨拶にすぎなかった。それでも静聴したあとは皆拍手だった。

 村という単位だったろうに刀が出てきたのである。すぐ側の重留遺跡から出土した広形銅矛とは別の意味があるであろう。刀と矛とでは使用の違いがはっきりしているはずだ。村から国への過渡期にある時代であろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎街道(大町町)

2009-12-17 08:41:09 | 史跡

 土壁の建物はどうも街道筋には似合わないような感がする。やはり漆喰で塗られた白壁が似合うのではないか。
 大屋根で切妻になっているので二階部分にも庇が設けられている。一階部分の庇を支えているように見られる飾りが西洋的で面白い。説明文によると大正時代に手を入れているとのことであるからこの部分がそうかもしれない。

 妻が覗き込んで見ているのだが、なにもそんな所で見ずに正面で見ればいいものをと思った。ただこの建物は個人の所有で今も住んで居られるからと言った言葉がこのような格好になったのかもしれん。彼女の背後に子供が車を止めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする