道標はこの様にして建てられている。氷雨そぼ降る中近くに整体院があったので古墳の場所を尋ねに入った。セスドノを尋ねたときも整体院だったが、ここもそこも周りに人が全くいなかったのである。セスドノのときは誰も知らなかったのだがここの人は古墳の所在は知っていた。と言うより、古墳かどうかは知らないが、恐らくはあそこではないかというくらいの知識だったのである。実際興味が無ければ隣にあったところで知る由も無いのはしかたのないことである。
恐らくここにあるであろう場所に行ってみた。「おー、古墳じゃないか」「あー、古墳ですね」二人で又ハモってしまったのである。当然のように看板が立てられているが、これは無くても一見して判る。これが位登古墳である。前方後円墳で、今は後円部を見ている。